マルコム・ターンブル

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マルコム・ブライ・ターンブル
Malcolm Bligh Turnbull
Ash Carter and Malcolm Turnbull at the Pentagon 2016 03 (cropped).jpg
生年月日 1954年10月24日(61歳)
出生地 オーストラリアの旗 オーストラリアシドニー
出身校 シドニー大学
オックスフォード大学
所属政党 自由党
配偶者 ルーシー・ヒューズ

在任期間 2015年9月15日 -
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マルコム・ブライ・ターンブル(英語:Malcolm Bligh Turnbull1954年10月24日 - )は、オーストラリア政治家。第29代オーストラリア連邦首相オーストラリア自由党党首。

人物[ソースを編集]

2004年10月、シドニーの東部郊外のウェントワース選挙区 (Division of Wentworth) から下院議員に選出された。

政界に入る前は法廷弁護士投資銀行家オーストラリア共和制運動 (Australian Republican Movement) のリーダーだった。

2007年11月の連邦選挙で与党保守連合が敗北したとき、環境大臣 (Federal Minister for Environment and Water Resources; 環境水資源の連邦大臣) であった。

2007年12月、ジョン・ハワード引退後の党首選挙でブレンダン・ネルソンに僅差で敗れ、保守連合の財政スポークスマン(影の内閣財務大臣)となった。

2008年9月、党首選挙にてネルソンを破り自由党党首に就任。翌2009年、党首選挙でトニー・アボットに党首の座を譲ったものの小差であり、国民の間での支持率は高いままだった[1]。2013年9月に発足したアボット政権では通信大臣に就任。

2015年になってアボットの経済政策や指導力に対する疑問が高まり、首相や与党の支持率は低下していた[2]。これを政権奪取の好機と見たターンブルは、アボットに対して退陣を迫り[3]、通信大臣を辞任。代わりに党首選挙を実施するようアボットに要求し、9月14日に実施された選挙に54対44で勝利。自由党党首に返り咲き[1]、翌15日に首相に就任した[4]

2015年12月、来日。

政策・主張[ソースを編集]

所属するオーストラリア自由党保守系の政党であるが、ターンブル自身はリベラル派であるとされており、本人も2015年の党首選挙後の会見の中で「本当の意味でのリベラルな政府を目指す」と述べている[5]

オーストラリアにおける共和制導入を支持しており[6]、アボット前首相が復活させた「ナイト」と「デイム」の称号についても時代遅れであるとして授与の廃止を発表した[7]

家族・親族[ソースを編集]

息子は、中国政府のアドバイザーとして活躍していた中国共産党党員結婚している[8]

出典[ソースを編集]

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  1. ^ a b “豪新首相にターンブル氏 党首選を買って出たアボット氏敗れる、内閣刷新へ”. 産経新聞. (2015年9月14日). http://www.sankei.com/world/news/150914/wor1509140035-n1.html 2015年9月14日閲覧。 
  2. ^ “求心力低下の豪アボット首相、内閣改造観測を否定”. ロイター (ロイター). (2015年9月11日). http://jp.reuters.com/article/2015/09/11/australia-politics-idJPL4N11H1NG20150911 2015年9月14日閲覧。 
  3. ^ “豪与党自由党が14日に党首選、アボット首相再選に自信”. ロイター (ロイター). (2015年9月14日). http://jp.reuters.com/article/2015/09/14/australia-politics-election-abbott-idJPKCN0RE0TB20150914 2015年9月14日閲覧。 
  4. ^ “オーストラリア ターンブル首相が就任”. NHK. (2015年9月15日). https://www.nhk.or.jp/news/html/20150915/k10010235471000.html 2015年9月15日閲覧。 
  5. ^ “豪首相交代 対日関係の行方に注目”. NHK. (2015年9月15日). http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150915/k10010234681000.html 2015年9月15日閲覧。 
  6. ^ “豪首相、ナイトの爵位廃止 前首相の復活決定覆す”. 日本経済新聞. (2015年11月2日). http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM02H4Q_S5A101C1FF8000/ 2015年11月16日閲覧。 
  7. ^ “ナイトの称号、「時代遅れ」で廃止に オーストラリア”. CNN Japan. (2015年11月3日). http://www.cnn.co.jp/world/35072902.html 2015年11月16日閲覧。 
  8. ^ 「豪新首相、バランス外交へ――前政権の『親日』修正どこまで」『日本経済新聞』46557号、日本経済新聞社、2015年9月27日、15面。

外部リンク[ソースを編集]

公職
先代:
トニー・アボット
オーストラリアの旗 オーストラリア連邦首相
第29代:2015年 -
次代:
(現職)
党職
先代:
ブレンダン・ネルソン英語版
トニー・アボット
オーストラリア自由党党首
第14代:2008年 - 2009年
第16代:2015年 -
次代:
トニー・アボット
(現職)