マルゲリータ (ピッツァ)

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マルゲリータ

マルゲリータは、イタリア料理ピザ(ピッツァ)の種類の1つで、ナポリピッツァの代表でもある。トマトソースの上に、具材としてモッツァレラチーズバジルの葉を載せたもの。イタリア語ではpizza Margheritaといい、そのままピッツァ(ピザ)・マルゲリータと呼ぶことも多い。

逸話[編集]

マルゲリータ王妃(1888年)

1889年ウンベルト1世とその王妃マルゲリータナポリを訪れた際、当時最高のピッツァ職人と目されたラファエレ・エスポジト英語版(Rafaele Esposito)にピッツァを作らせた。その1つがバジリコの緑、モッツァレラチーズの白、トマトソースの赤をイタリアの国旗に見立てたもので、王妃が大変に気に入ったとされる。エスポジトはこのことを自身のピッツェリア「ピエトロ・エ・バスタ・コジ」(Pietro e Basta Così)の宣伝に用いており、いまでもそのピッツェリア(ピッツェリア・ブランディ Pizzeria Brandiと改名している)には王室からの書簡が飾られている[1]

この逸話から、この時がマルゲリータの発明であり、その名はイタリア王妃マルゲリータ・ディ・サヴォイア=ジェノヴァに由来すると信じられている。ただしマルゲリータの具材は、19世紀を通してナポリで一般的なものであり、少なくともエスポジトの発明品ではないと考えられる。Angelo Forgioneによれば、トマトソースの上にスライスしたモッツァレラを花びらの様に並べ、バジルの葉を添えれば、それはマルゲリータの名に値したと思われる[2]

脚注[編集]

  1. ^ Arthur Schwartz (1998). Naples at Table: Cooking in Campania. p. 68. ISBN 9780060182618. 
  2. ^ Angelo Forgione (2013). Made in Naples. Magenes. pp. 194-195. ISBN 978-88-6649-039-5. 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]