マルクス・マンリウス・カピトリヌス

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マルクス・マンリウス・カピトリヌスラテン語: Marcus Manlius Capitolinus, 生没年不詳)は、共和政ローマ紀元前392年執政官をつとめた人物。

伝承によると、紀元前390年アッリアの戦い後ローマはブレンヌス率いるガリア人に包囲され、敵がカピトルの丘をよじ登ろうしていた時、マンリウスは聖なるあひるが鳴くのを耳にして目覚め、その場に急行、敵をなぎ倒したと言う。「カピトリヌス」の名はその時の功績によるものとテオドール・モムゼンは考えている。

そして数年後、彼は元老院で議員たちが公金を横領していると告発していた時、あるケントゥリオが債務により牢につながれているのを目にして、自らの懐の金で彼を解放し、また貧しい債務者のために自らの土地を手放したという。しかしながら彼は王に近い権力を手に入れようとしたということで告発され、彼の救ったカピトルの丘がもはや見えないところで民会が延期されると民会でも非難された。