マルクグラビア科
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| マルクグラビア科 | |||||||||||||||||||||
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| 分類(APG IV) | |||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||
| Marcgraviaceae Bercht. & J.Presl[1] | |||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||
| マルクグラビア科 | |||||||||||||||||||||
| 属 | |||||||||||||||||||||
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本文参照 |
マルクグラビア科[2](マルクグラビアか、Marcgraviaceae、マルクグラウィア科[3]、マルクグラヴィア科などとも表記される)は、ツツジ目の科。
特徴
[編集]地上で発芽後、林間によじ登り、やがて地面との結びつきを失う半着生植物が多いが、つる性のままのものや、低木または小高木になるものもある。葉は単葉、革質で全縁、幼木では対生するが、成木では螺旋状につき、ふつう葉柄がある。花には特徴的な苞葉が発達し、嚢状、巾着状など様々な形状で、花のつき方とともに属の特徴ともなっている。この苞葉には蜜腺があり、蝶やハチドリなどの送粉者を誘引する。花は両性花で、萼片、花弁とも4–5枚。雄しべは3–40本で、雌しべに花柱は無い。果実は丸い肉質の蒴果で、多数の小さな種子を含む。種子は赤色の果肉に包まれ、鳥が食べることにより散布される[3]。
分類、分布と生育環境
[編集]中南米の熱帯域および西インド諸島に7属130種ほどか分布し、湿った低地の森林から雲霧林に生育する[3]。POWOでは以下7属を認めている[4]。
- Marcgravia L. マルクグラビア属(62種)花柄は輪生し、花は輪の中央に向かって咲く。輪の中央には長い嚢状の苞葉がある
- Marcgraviastrum (Wittm. ex Szyszył.) de Roon & S.Dressler(15種)
- Norantea Aubl. ノランテア属(1種) - ノランテア・ギアネンシス 苞葉は橙赤色で柄があり下垂する。花は小さく、長い総状花序につく
- Ruyschia Jacq.(10種)
- Sarcopera Bedell(8種)
- Schwartzia Vell.(20種)
- Souroubea Aubl.(20種)苞葉は赤く、3裂しY字形、下部の管状部分に蜜腺がある
脚注
[編集]- ^ Angiosperm Phylogeny Group (2009). “An update of the Angiosperm Phylogeny Group classification for the orders and families of flowering plants: APG III”. Botanical Journal of the Linnean Society. 161 (2): 105–121. doi:10.1111/j.1095-8339.2009.00996.x. hdl:10654/18083.
- ^ (日本インドア・グリーン協会 2020, p. 236)
- ^ a b c (グレーシ 1997, pp. 171–172)
- ^ “Marcgraviaceae Bercht. & J.Presl” (英語). Plants of the World Online. Kew Science. 2025年12月8日閲覧。
参考文献
[編集]- グレーシ, キャロール(1997年)「マルクグラウィア科」。岩槻邦男、ほか(編)『朝日百科 植物の世界』7巻、東京: 朝日新聞社、171–172頁。ISBN 978-4-02-380010-6。
- 日本インドア・グリーン協会(2020年)「マルクグラビア科 ノランテア属」『熱帯植物図鑑』東京都文京区: 誠文堂新光社。ISBN 978-4-416-91885-2。
外部リンク
[編集]- ツツジ目/マルクグラビア科 基礎生物学研究所
- マルクグラビア科 Marcgraviaceae 日本の植物たち
- おすすめ情報令和2年1月24日 マルクグラビア レクティフロラ 京都府立植物園