マリオ・スタニッチ

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マリオ・スタニッチ
名前
ラテン文字 Mario Stanić
基本情報
国籍 クロアチアの旗 クロアチア
生年月日 (1972-04-10) 1972年4月10日(51歳)
出身地 ユーゴスラビア社会主義連邦共和国の旗 サラエヴォ
身長 183cm
体重 79kg
選手情報
ポジション OH / FW
利き足 右足
ユース
ユーゴスラビア社会主義連邦共和国の旗 ジェリェズニチャル
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1988-1992 ユーゴスラビア社会主義連邦共和国の旗 ジェリェズニチャル 63 (12)
1992-1993 クロアチアの旗 クロアチア・ザグレブ 26 (11)
1993-1994 スペインの旗 スポルティング・ヒホン 34 (7)
1994-1995 ポルトガルの旗 ベンフィカ 14 (5)
1995-1996 ベルギーの旗 クラブ・ブルッヘ 37 (27)
1996-2000 イタリアの旗 パルマ 77 (19)
2000-2004 イングランドの旗 チェルシー 59 (7)
代表歴
1991 ユーゴスラビア社会主義連邦共和国の旗 ユーゴスラビア 2 (0)
1993 クロアチアの旗 クロアチア U-21 3 (0)
1995-2003 クロアチアの旗 クロアチア 49 (7)
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

マリオ・スタニッチMario Stanić, 1972年4月10日- )は、ユーゴスラビア(現ボスニア・ヘルツェゴビナ)・サラエヴォ出身の元サッカー選手。元クロアチア代表、元ユーゴスラビア代表。現役時代のポジションは攻撃的ミッドフィルダー及びフォワード

経歴[編集]

クラブ[編集]

地元のFKジェリェズニチャル・サラエヴォでキャリアを始めて以降、1991年にはユーゴスラビア代表で初出場を飾るなど旧ユーゴスラビアの中で最も才能ある若手選手の1人として考えられていたが、1992年にサラエヴォ包囲が開始されたためクロアチアへ渡り、クロアチア・ザグレブと契約した。1季後にスポルティング・デ・ヒホン、さらに1季後にSLベンフィカとプレイするクラブと国を変更していき、1995年にクラブ・ブルッヘと契約すると、同1995-96シーズンに20得点を挙げ得点王に輝いた。翌シーズンもジュピラーリーグで7試合7得点と驚異的な得点力を見せていった。1996年後期にフィオレンティーナとの争奪戦を制した、パルマFCが獲得した[1]。FWとして契約したものの、ここでは中盤の右サイドで起用された[1]ACミラン戦での決勝点となった移籍後初ゴールを挙げ、監督解任がほぼ決定していたカルロ・アンチェロッティを解任から救った[1]。4季の在籍中で1999年にコッパ・イタリアスーペルコッパ・イタリアーナ1998-99獲得に中心選手として貢献した。

チェルシー[編集]

2000年6月28日に移籍金580万ポンドチェルシーFCと契約。これは、ジャンルカ・ヴィアッリ監督の下で獲得されたジミー・フロイド・ハッセルバインクエイドゥル・グジョンセンに次ぐ3番目の補強となった[2]。膝の怪我により2004年に引退した。2000年8月のウェストハム・ユナイテッドFC戦(ホーム4-2勝利)でリーグ戦初出場を飾ると、35ヤードの距離から決めるなど2得点を挙げる[3] 活躍を見せ、さらにBBCが編集・放送するマッチ・オブ・ザ・デイシーズン最優秀得点に選出された[4]。このように素晴らしいスタートを切ったものの、その後は定期的な背中の痛み[5] と深刻な膝の怪我により2004年7月10日に現役引退を表明した[6]

代表[編集]

1995年9月にUEFA EURO '96予選エストニア戦(7-1勝利)でクロアチア代表初出場を飾り[7]UEFA EURO '96でも3試合に出場。1998 FIFAワールドカップでは、ジャマイカ戦(3-1勝利)でクロアチア代表史上初となるFIFAワールドカップでの初得点を挙げ[8]、準々決勝のドイツ戦(3-0勝利)でロベルト・ヤルニの先制点をアシストするなど中心選手として全7試合に出場し[9]、3位入賞に貢献した。2002 FIFAワールドカップでのチームはグループリーグ敗退に終わり、スタニッは2試合に途中出場。2003年4月にスウェーデンとの親善試合にハーフタイムから途中出場したのが代表最後の試合となり、5月27日に代表引退を表明した[7]。代表では通算試合7得点[9]

タイトル[編集]

クラブ
クラブ・ブルッヘ
パルマFC
チェルシーFC
個人
ジュピラーリーグ得点王 : 1995-96

脚注[編集]

  1. ^ a b c Mario Stanic, il 'Mandzukic ante-litteram': a Parma cambiò la carriera di Ancelotti”. GOAL (2021年6月8日). 2023年8月31日閲覧。
  2. ^ "Chelsea sign Croatian star"
  3. ^ "Stanic brace sinks Hammers"
  4. ^ "Super Mario arrives"
  5. ^ "Stanic seeking help"
  6. ^ "スタニッチが現役引退を表明"
  7. ^ a b "スタニッチがクロアチア代表から引退"
  8. ^ "Jamaica 1-3 Croatia" Archived 2009年6月19日, at the Wayback Machine. FIFA.com
  9. ^ a b Stanic”. Croatian Football Federation. 2022年3月1日閲覧。

外部リンク[編集]