マリア (小ヤコブとヨセの母)

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マリア(小ヤコブとヨセの母)は新約聖書に登場し、マグダラのマリアらとともにイエス磔刑の場を見守り、安息日が明ける日の早朝に墓を訪ねた女性たちのうちの一人。

共観福音書中の登場箇所によって、ヤコブとヨセフの母小ヤコブとヨセの母ヤコブの母など複数の呼び方で呼ばれているが(いずれも新共同訳)、これらは文脈から同一人物と思われる。ヨハネによる福音書にはこれらの呼び方では登場しないが、十字架の下に居た3人のマリアのうちの、イエスの母マリアと同一人物と考えられたり、イエスの母マリアの姉妹であるクロパの妻マリアと同一人物と考えられることがある[要出典]

「小ヤコブ」や「ヨセ」またはヨセフがどの人物であるかは定かでない。十二使徒の中に同名が2人居るヤコブの一人は「ゼベダイの子」、もう一人は「アルファイの子」とされている。イエスの兄弟が「ヤコブ、ヨセ、ユダ、シモン」(マルコ伝6章3節)、「ヤコブ、ヨセフ、…」(マタイ伝13章55節)とある。これをイエスの実の兄弟とすれば「小ヤコブとヨセの母」はすなわちイエスの母マリアと考えられ、イエスの従兄弟あるいはヨセフの連れ子と解釈すればイエスの母マリアの(義理である可能性も含めて)姉妹とも考えられる[要出典]マリア (クロパの妻)の項参照)。

南フランスの説話では、その後マグダラのマリアらとともにサント=マリー=ド=ラ=メールに漂着し、サロメ(マリア・サロメ)や召使サラと一生そこに暮らしたという。この説話ではマリア・ヤコベの名で呼ばれている。[要出典]

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