マット・シルビントン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
マット・シルビントン Portal:陸上競技
Matt Shirvington 20040819.jpg
2000年
選手情報
ラテン文字 Matthew "Matt" Shirvington
国籍 オーストラリアの旗 オーストラリア
競技 トラック競技短距離走
種目 60m, 100m, 200m
生年月日 1978年10月25日(36歳)
出身地 オーストラリアの旗 ニューサウスウェールズ州シドニー
身長 183cm
体重 80kg
成績
オリンピック 100m 準決勝2組5着 (2000年
200m 2次予選棄権 (2000年)
4x100mR 準決勝失格 (2000年)
世界選手権 100m 準決勝2組6着 (2001年
200m 2次予選1組7着 (1999年
4x100mR 3位 (2001年)
地域大会決勝 コモンウェルスゲームズ
100m 4位 (1998年
200m 6位 (1998年)
4x100mR 3位 (1998年)
国内大会決勝 オーストラリア選手権
100m 優勝 (1998年 - 2002年)
200m 2位 (1998年)
自己ベスト
60m 6秒52 (1999年) オセアニア記録
100m 10秒03 (1998年)
200m 20秒45 (1998年)
編集 テンプレートのヘルプを表示する

マット・シルビントン(Matthew "Matt" Shirvington、1978年10月25日 ‐ )は、オーストラリアの男子陸上競技選手。専門は短距離走で、60m(室内)の自己ベストは6秒52のオセアニア記録保持者、100mの自己ベストは10秒03の元オセアニア記録保持者。2001年エドモントン世界選手権4×100mリレーの銅メダリストである。

シルビントンは19歳の若さで10秒0台を複数回記録した最初の白人選手ということもあり[1]、白人選手として初めて10秒の壁を破ることが期待された。しかし、その後は10秒0台を数回記録するものの、9秒台を記録することはできなかった。白人選手初の9秒台は2010年にフランス人クリストフ・ルメートルが達成した。

経歴[編集]

1997年[編集]

  • 10月、100mで10秒29(+1.2m/s)を記録し、ジュニアオセアニア新記録を樹立した[2]

1998年[編集]

1999年[編集]

  • 3月、世界室内選手権に出場。60mの予選で6秒52のオセアニア新記録を樹立すると[8]、準決勝は6秒53を記録して2着に入り[9]、この種目ではオーストラリア男子初の決勝に進出した[10]。決勝では再び6秒52のオセアニア記録をマークしたが、3着のジェイソン・ガードナーと0秒06差の4着に終わりメダルを逃した[11]
  • 8月、世界選手権に出場。100mで準決勝まで進出した。準決勝では同組のフランク・フレデリクスフレディ・マヨラが棄権したため6人だけのスタートになった。4着までに入れば決勝に進出することができ、もしも決勝に進出すると、オーストラリア人としては1983年大会Paul Narracott以来、史上2人目となる世界選手権同種目でのファイナリスト誕生だったが、シルビントンは2回フライングをして失格になってしまった[12][13]

2000年[編集]

  • 9月、オリンピックに出場。100mでは前年の世界選手権に続いて準決勝に進出した。しかし、準決勝2組に入ったシルビントンは4位のアジズ・ザカリと0秒10差の5着に終わり、またしても決勝進出はならなかった[14]

2001年[編集]

  • 3月、世界室内選手権に出場。60mで2大会連続の決勝に進出するが、4位のフレディ・マヨラと同タイムの5位に終わった[15]
  • 8月、世界選手権に出場。100mでは前大会に続き準決勝に進出するが、準決勝2組の7着に終わった。4×100mリレーでは、予選と準決勝は第1走、決勝では第4走を務めて4位になった[16]。しかし、優勝したアメリカのリレーメンバーだったティム・モンゴメリが2005年にドーピング問題でメダルを剥奪されたため、オーストラリアが繰上げで銅メダルを獲得した[17]
  • 9月、グッドウィルゲームズに出場。100mで10秒30を記録し、4位のアジズ・ザカリと同タイム着差ありで銅メダルを獲得した。4×100mリレーでも第1走を務めて銅メダルを獲得した[18]

2002年[編集]

自己ベスト[編集]

種目 記録 年月日 場所 備考
屋外
100m 10秒03 (-0.1m/s) 1998年9月17日 マレーシアの旗 クアラルンプール オセアニア歴代2位(元オセアニア記録)
オーストラリア歴代2位(元オーストラリア記録)
200m 20秒45 (+1.9m/s) 1998年8月10日 オーストラリアの旗 シドニー
室内
60m 6秒52 1999年3月7日 日本の旗 前橋 オセアニア記録

主要大会成績[編集]

大会 場所 種目 結果 記録 備考
1998 IAAFワールドカップ ヨハネスブルグ 100m 5位 10秒07 (-0.2) オセアニア記録
4x100mR 5位 38秒78 (4走) オセアニア(オーストラリア)代表
1998 コモンウェルスゲームズ クアラルンプール 100m 4位 10秒03 (-0.1) オセアニア記録
200m 6位 20秒53 (-0.2)
4x100mR 3位 38秒69 (4走) 予選は3走
1999 世界室内選手権 前橋 60m 4位 6秒52 オセアニア記録(予選で同タイムを記録)
オーストラリア男子初のファイナリスト[10]
1999 世界選手権 セビリア 100m 準決勝 DQ 不正スタート
200m 2次予選 20秒67 (+0.2)
4x100mR 予選 DQ (4走)
2000 オリンピック シドニー 100m 準決勝 10秒26 (+0.2)
200m 2次予選 DNS
4x100mR 準決勝 DQ (1走)
2001 世界室内選手権 リスボン 60m 5位 6秒55
2001 世界選手権 エドモントン 100m 準決勝 10秒32 (-1.7)
4x100mR 3位 38秒83 (4走) 予選と準決勝は1走
2001 グッドウィルゲームズ ブリスベン 100m 3位 10秒30 (-0.3)
4x100mR 3位 39秒12 (1走)
2003 世界選手権 パリ 100m 2次予選 10秒28 (+0.6)
4x100mR 準決勝 38秒90 (1走)
2005 世界選手権 ヘルシンキ 4x100mR 予選 38秒65 (4走) 1組4着(決勝進出[19]
2006 コモンウェルスゲームズ メルボルン 4x100mR 決勝 DNF (4走)
2007 世界選手権 大阪 4x100mR 予選 38秒73 (1走)

脚注[編集]

  1. ^ Matt: Marist NS 100m maestro - The Catholic Weekly 2013年10月18日閲覧
  2. ^ OCEANIA RECORDS (PDF) - Oceania Athletics Association 2013年10月18日閲覧
  3. ^ Official Result - IAAF 2013年10月18日閲覧
  4. ^ AREA TOP 10 LISTS (PDF) - 1st IAAF/VTB BANK CONTINENTAL CUP IAAF STATISTICS HANDBOOK SPLIT 2010 2013年11月2日閲覧
  5. ^ Matt Shirvington. - GIRL.com.au 2013年10月18日閲覧
  6. ^ a b Official results 2013年10月18日閲覧
  7. ^ Official web of the 7th IAAF World Indoor Championships in Athletics - IAAF 2013年10月18日閲覧
  8. ^ Official Result - IAAF 2013年10月18日閲覧
  9. ^ Official Result - IAAF 2014年6月3日閲覧
  10. ^ a b 女子は1987年大会でDianne Holdenが決勝に進出している
  11. ^ Official Result - IAAF 2013年10月18日閲覧
  12. ^ Reports THE 7th WORLD CHAMPIONSHIPS IN ATHLETICS - IAAF 2013年10月18日閲覧
  13. ^ Official Result - IAAF 2013年10月18日閲覧
  14. ^ Official Result - IAAF 2013年10月18日閲覧
  15. ^ Official Result - IAAF 2013年10月18日閲覧
  16. ^ Official Result - IAAF 2013年10月18日閲覧
  17. ^ Aussie sprinters to receive belated bronze - ABC NEWS 2013年10月18日閲覧
  18. ^ Athletics - Men's 100 Meter - Final Results - Goodwill Games 2013年10月18日閲覧
  19. ^ 予選のみ出場。オーストラリアは決勝で38秒32の5位

外部リンク[編集]

記録
先代:
ニュージーランドの旗 オーガスティン・ンケティア英語版
(6秒59)
室内60mオセアニア記録保持者
(6秒52)

1999年3月7日 -
次代:
未定
先代:
ニュージーランドの旗 オーガスティン・ンケティア
(10秒11)
100mオセアニア記録保持者
(10秒07 - 10秒03)

1998年9月11日 - 2003年5月5日
次代:
オーストラリアの旗 パトリック・ジョンソン
(9秒93)
先代:
ダミアン・マーシュ英語版
(10秒13)
100mオーストラリア記録保持者
(10秒07 - 10秒03)

1998年9月11日 - 2003年5月5日
次代:
パトリック・ジョンソン
(9秒93)