マット・サイス

マット・サイス
*Matt Thaiss*
ロサンゼルス・エンゼルス #21
	2019年8月4日
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	ニュージャージー州オーシャン郡ジャクソン・タウンシップ（英語版）
生年月日	1995年5月6日（28歳）
身長; 体重	6' 0" ＝約182.9 cm; 215 lb ＝約97.5 kg
選手情報
投球・打席	右投左打
ポジション	捕手、一塁手、三塁手
プロ入り	2016年 MLBドラフト1巡目（全体16位）
初出場	2019年7月3日
年俸	$740,000（2023年）
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	ジャクソン・メモリアル高等学校（英語版）; バージニア大学; ロサンゼルス・エンゼルス (2019 - );
	この表について

この記事の項目名には以下のような表記揺れがあります。

マット・タイス

マシュー・ケビン・サイス（Matthew Kevin Thaiss, 1995年 5月6日 - ）は、アメリカ合衆国ニュージャージー州オーシャン郡ジャクソン・タウンシップ（英語版）出身のプロ野球選手（捕手）。右投左打。MLBのロサンゼルス・エンゼルス所属。

メディアによっては「タイス」と表記されることもある。

経歴[編集]

2013年のMLBドラフト32巡目（全体953位）でボストン・レッドソックスから指名されたが、この時は契約せずにバージニア大学へ進学した。

2016年のMLBドラフト1巡目（全体16位）でロサンゼルス・エンゼルスから指名され^[2]、プロ入り。アマチュア時代は捕手を務めていたが、プロ入り後は打力を活かすために一塁手にコンバートされた。契約後、傘下のパイオニアリーグのルーキー級オレム・オウルズ（英語版）でプロデビュー。A級バーリントン・ビーズ（英語版）でもプレーし、2球団合計で67試合に出場して打率.292、6本塁打、43打点、3盗塁を記録した。

2017年はA+級インランド・エンパイア・シックスティシクサーズ（英語版）とAA級モービル・ベイベアーズでプレーし、2球団合計で133試合に出場して打率.274、9本塁打、73打点、8盗塁を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、スコッツデール・スコーピオンズに所属した。

2018年はAA級モービルとAAA級ソルトレイク・ビーズでプレーし、2球団合計で125試合に出場して打率.280、16本塁打、76打点、8盗塁を記録した。

2019年は開幕をAAA級ソルトレイク・ビーズで迎えた。7月3日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りすると^[3]、同日のテキサス・レンジャーズ戦にて「7番・三塁手」で先発出場してメジャーデビュー（この試合は3打数1安打）^[4]。この年メジャーでは53試合に出場して打率.211、8本塁打、23打点を記録した。

2020年はメジャーで8試合にのみ出場し、打率.143、出塁率.280、長打率.286、OPS.566にとどまった。

2021年も開幕をAAA級ソルトレイクで迎えた。7月28日にメジャーに昇格するが、メジャーではわずか2試合の出場にとどまり、8月2日にAAA級ソルトレイクに降格した。このとき、チームの事情により一塁手からプロ入り前のポジションである捕手にコンバートされている。9月30日、この年の先発を終えたジャンソン・ジャンクと入れ替わりでメジャー昇格した。監督のジョー・マドンはメジャー昇格後もサイスを内野手ではなく捕手として出場させる方針を示した。

2022年は40人枠内の選手としてスプリングトレーニングに参加したが、3月30日にAAA級ソルトレイクに配属され、マイナーで開幕を迎えることとなった。8月にメジャーに昇格し、控えの捕手兼控えの内野手としてシーズン終了まで出場を続けた。

2023年からそれまで着けていた背番号12を新加入のハンター・レンフローが着用することになったため、背番号が21に変更となった。この年の開幕ロースター入りをベテラン捕手のマックス・スタッシやルーキー捕手のローガン・オーハッピーらと争っていたが、サイスのマイナーオプションが切れていることに加えスタッシが臀部の張りが原因で故障者リスト入りしたことに伴い、キャリア初の開幕ロースター入りを果たした。

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

年度	球団	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	本塁打	塁打	打点	盗塁	犠飛	四球	敬遠	死球	三振	併殺打	打率	出塁率	長打率	O P S
2019	LAA	53	164	147	17	31	7	8	62	23	0	0	17	0	0	52	4	.211	.293	.422	.714
2020		8	25	21	3	3	0	1	6	1	0	0	4	0	0	8	1	.143	.280	.286	.566
2021		3	8	7	1	1	0	0	1	0	0	0	1	0	0	1	0	.143	.250	.143	.393
2022		29	81	69	9	15	1	2	22	8	1	1	11	1	0	24	2	.217	.321	.319	.640
2023		95	307	262	32	56	6	9	89	31	2	3	36	1	6	83	4	.214	.319	.340	.659
MLB：5年		188	585	506	62	106	14	20	180	63	3	4	69	2	6	168	11	.209	.309	.356	.665

2023年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]

捕手守備

年度	球団	捕手（C）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率	捕逸	企図数	許盗塁	盗塁刺	阻止率
2022	LAA	14	96	3	0	0	1.000	0	8	5	3	.375
2023	LAA	82	596	14	8	0	.987	2	41	34	7	.171
MLB		96	692	17	8	0	.989	2	49	39	10	.204

内野守備

年度	球団	一塁（1B）						二塁（2B）						三塁（3B）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
2019	LAA	13	80	5	0	2	1.000	-						43	16	54	7	5	.909
2020		2	14	1	0	2	1.000	1	0	3	1	0	.750	1	0	0	0	0	----
2021		2	17	1	0	0	1.000	-						-
2022		11	57	3	0	4	1.000	-						3	2	3	0	1	1.000
2023		3	18	0	0	1	1.000	-						-
MLB		31	186	10	0	9	1.000	1	0	3	1	0	.750	47	18	57	7	6	.915

左翼守備

年度	球団	左翼（LF）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
2020	LAA	1	1	0	0	0	1.000
MLB		1	1	0	0	0	1.000

2023年度シーズン終了時

背番号[編集]

23（2019年 - 2021年）

脚注[編集]

^ “Matt Thaiss Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2023年4月16日閲覧。
^ Alden Gonzalez (2016年6月9日). “Angels pick Virginia catcher Thaiss at No. 16” (英語). MLB.com. 2019年11月9日閲覧。
^ Steve Adams (2019年7月3日). “Angels To Promote Matt Thaiss” (英語). MLB Trade Rumors. 2019年11月9日閲覧。
^ “Los Angeles Angels at Texas Rangers Box Score, July 3, 2019” (英語). Baseball-Reference.com. 2019年11月9日閲覧。

外部リンク[編集]

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
Matt Thaiss stats MiLB.com （英語）
Matt Thaiss (@Matt_Thaiss) - X（旧Twitter）

この項目は、野球選手に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（PJ野球選手/P野球）。

[1] “Matt Thaiss Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2023年4月16日閲覧。

[2] Alden Gonzalez (2016年6月9日). “Angels pick Virginia catcher Thaiss at No. 16” (英語). MLB.com. 2019年11月9日閲覧。

[3] Steve Adams (2019年7月3日). “Angels To Promote Matt Thaiss” (英語). MLB Trade Rumors. 2019年11月9日閲覧。

[4] “Los Angeles Angels at Texas Rangers Box Score, July 3, 2019” (英語). Baseball-Reference.com. 2019年11月9日閲覧。

[1]

[2]

[3]

[4]

年度	球団	左翼（LF）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
2020	LAA	1	1	0	0	0	1.000
MLB		1	1	0	0	0	1.000

表話編歴ロサンゼルス・エンゼルスロースター
投手	31 タイラー・アンダーソン 40 サム・バックマン（故障者リスト） 71 ケルビン・カセレス（英語版） 47 グリフィン・キャニング 90 アダム・シンバー 67 ホセ・シスネロ 58 デービス・ダニエル（英語版） 48 リード・デトマーズ 53 カルロス・エステベス 41 カーソン・フルマー 66 ルイス・ガルシア 46 ジミー・ハーゲット 44 ベン・ジョイス 64 ジャック・コチャノビッチ（英語版） 62 ビクター・メデロス（英語版） 55 マット・ムーア 65 ホセ・キハダ（故障者リスト） 78 ケニー・ローゼンバーグ 43 パトリック・サンドバル 63 チェイス・シルセス（故障者リスト） 59 ホセ・ソリアーノ 24 ロバート・スティーブンソン（故障者リスト） 61 ハンター・ストリックランド 54 ホセ・スアレス 60 アンドリュー・ワンツ 49 ギレルモ・ズニガ（故障者リスト）
捕手	14 ローガン・オーハッピー 21 マット・サイス
内野手	23 ブランドン・ドルーリー 9 ザック・ネト 19 カイレン・パリス 6 アンソニー・レンドン 2 ルイス・レンヒフォ 22 ミゲル・サノ 18 ノーラン・シャヌエル 38 マイケル・ステファニック（故障者リスト）
外野手	39 ジョーディン・アダムス 7 ジョー・アデル 12 アーロン・ヒックス 16 ミッキー・モニアック 27 マイク・トラウト 3 テイラー・ウォード
監督・コーチ	37 ロン・ワシントン（監督） 81 レイ・モンゴメリー（英語版）（ベンチコーチ） 82 ジョニー・ワシントン（英語版）（打撃コーチ） 84 バリー・エンライト（英語版）（投手コーチ） 88 ボー・ポーター（一塁コーチ） 85 エリック・ヤング・シニア（三塁コーチ） 86 スティーブ・カーセイ（ブルペンコーチ） 89 ライアン・ゴインズ（内野守備コーチ） 83 ティム・レイカー（英語版）（攻撃コーディネイター） 87 ジェリー・ナロン（捕手コーチ） 80 ジェイソン・ニックス（アシスタント） 95 ティム・バス（アシスタント） 93 ジェイソン・ブラウン（英語版）（ブルペン捕手） 91 マイク・アッシュマン（打撃投手）
公式サイト（英語）より　40人ロースター　監督・コーチ一覧　2024年4月11日更新