マッシミリアーノ・ダメリーニ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
マッシミリアーノ・ダメリーニ
Massimiliano Damerini
生誕 1951年
イタリアの旗 イタリア
職業 作曲家ピアニスト

マッシミリアーノ・ダメリーニ(Massimiliano Damerini, 1951年 - )は、イタリアピアニスト作曲家

略歴[編集]

アルフレド・テイとマルタ・デル・ヴェッキョに師事。数多くの国際コンクールに出場したことについては本人が触れているが、その概要は不明である。すでに1970年代からサルヴァトーレ・シャリーノに絶賛されていたが、頭角を現したのは1980年代に入って作曲よりもピアノ演奏中心に活動をシフトしてからである。ヘルムート・ラッヘンマンの「終止音」のソリストに迎えられ、初演が大成功に終わったことから、彼の国際的な活動の幅が増え始める。

1990年代にはダルムシュタット夏季現代音楽講習会の講師にたびたび招かれ、受講生に指導を行っていることで知られている。現在は母国のイタリアに戻ってピアノの教鞭をとり続けている。南ドイツ新聞から「ポリーニミケランジェリと並ぶ三大巨匠」と称えられた。

作品数は多くないが、ピアノ作品を中心に作曲活動も年一作あるかないかのペースで続けている。

レパートリー[編集]

サルヴァトーレ・シャリーノのピアノ作品を完全にクリアしたピアニストは、彼とニコラス・ハッジスの二人しかいない。現代音楽に限らず、ヤナーチェクでは辛口の解釈によるタッチを聞かせるかと思うと、ショパン子守歌ではペダルを多用したべた甘の音色で攻めたり、守備範囲の広いピアニストでもある。小柄な体格から手はそれほど大きくないが、非常に音質がクリアであり、福井県越前市へ来演した時も「粗末なピアノにもかかわらず、音の明晰度は録音と変わらなかった」と伝えられている。