マキシム・インテグレーテッド
| 種類 | 公開会社 |
|---|---|
| 市場情報 |
NASDAQ: MXIM NASDAQ-100 |
| 本社所在地 |
カリフォルニア州サンノゼ |
| 設立 | 1983年 |
| 業種 | 半導体 |
| 売上高 | 24億8,000万米ドル(2018年度) |
| 純利益 | 4億6,700万米ドル(2018年度) |
| 純資産 | 19億3,100万米ドル(2018年度) |
| 総資産 | 44億5,200万米ドル(2018年度) |
| 従業員数 | 7,150人 |
| 外部リンク | www.maximintegrated.com (英語) |
マキシム・インテグレーテッド (Maxim Integrated)は、アナログおよびミックスドシグナル半導体製品を設計、製造、販売している米国系の株式会社である。
マキシム・インテグレーテッドは、工業、通信、民生、コンピューティングの各市場向けに集積回路(IC)を開発しています。同社はカリフォルニア州サンノゼに本社を置き、デザインセンター、製造施設、営業所を全世界に展開している。2018会計年度、マキシム・インテグレーテッドの売上高は24億8,000万ドル、社員数は7,150人、世界全体の顧客数は35,000社であった。マキシム・インテグレーテッドはFortune 1000企業であり、同社の株式はNASDAQ-100株式市場指数の構成銘柄になっている。2018年12月に、S&P 500に加えられる。
歴史[編集]
マキシムは1983年4月に設立された。当初の9人のチームメンバーは、半導体の設計と販売に関するさまざまな経験を持っていた。設立チームには、1960年代以来の業界の草分けであるJack Gifford、ICの販売と流通の先駆者であるFred Beck、ゼネラル・エレクトリックの1982年度サイエンティスト・オブ・ザ・イヤーを受賞したDave Bingham、ウェハの技術と製造に関する先駆者であるSteve Combs、同じくCMOSアナログマイクロチップ設計の先駆者でゼネラル・エレクトリックの1982年度サイエンティスト・オブ・ザ・イヤーを受賞したLee Evans、最初の内部補償型オペアンプ回路を発明したDave Fullagar、これもCMOSマイクロチップ設計の先駆者であるRoger Fuller、初期のマイクロプロセッサ制御半導体試験システムの開発責任者だったRich Hood、およびアナログスイッチおよびマルチプレクサに関する主要技術の父として知られるDick Wilenkenが含まれていた。2ページの事業計画書に基づき、彼らはベンチャーキャピタルから900万ドルを集め、会社を設立した。1年目に、マキシムは24のセカンドソース製品を開発した。その後、マキシムは差別化を高めより多くの収益をもたらす独自製品を設計した。
1985年、業界の賞を受賞し、数十年にわたる技術革新のスタートとなった最初の独自製品であるMAX600が業界に対して発表された。マキシムは、MAX232という新製品の成功によって1987会計年度に初の黒字化を達成し、1988年の株式公開以後は毎年黒字を計上してきた。年間売上高は1998会計年度に5億ドルに達し、2011会計年度は総計24億7000万ドルを超えた。2005年に、マキシム・インテグレーテッドはFortune 100企業となった。3年後、同社は最高技術室を設置し、その後の2年間にわたって特許の件数が50%増加した。2010年、同社は300mmウェハを使用した初のアナログ製品を出荷した。
買収[編集]
- 1990年:カリフォルニア州サニーベールで最初のウェハファブを買収。
- 1994年:オレゴン州ビーバートンでTektronixの半導体部門を買収し、無線RFや光ファイバ製品向けに高速バイポーラプロセスを獲得。
- 1997年:カリフォルニア州サンノゼでIC Worksから追加のウェハファブを買収し、ファブ能力を増強。
- 2001年:テキサス州ダラスでDallas Semiconductorを買収し、デジタルおよびミックスドシグナルCMOS設計の専門技術のほか、追加のウェハファブを獲得。
- 2003年:テキサス州サンアントニオでPhilipsからサブマイクロメーターCMOSファブを買収し、製造能力を増強するとともに0.25マイクロメーターレベルのプロセスに対応。
- 2007年:テキサス州アービングでAtmelから0.18マイクロメーターファブを買収し、ファブ能力を約2倍に増強。
- 2007年:コロラド州コロラドスプリングスでVitesse Semiconductorのストレージ製品部門を買収し、シリアルATA (SATA)、シリアル接続SCSI (SAS)、およびエンクロージャ管理製品を製品ポートフォリオに追加。
- 2008年:カリフォルニア州サンタクララでMobilygenを買収し、H.264ビデオ圧縮技術をポートフォリオに追加。
- 2009年:フランスのラ・シオタに本社を置くInnova Cardを買収し、金融取引端末の半導体市場に進出。
- 2009年:Zilog, Inc.から2つの製品ラインを買収。シングルチップソリューションのZataraファミリを備えたセキュアトランザクション製品ラインと、Zilogのワイヤレスコントロール製品ラインのハードウェア部分を買収。後者のラインのCrimzonや標準的なIRソリューションは汎用リモート制御の分野で普及。
- 2010年:非公開企業のTeridian Semiconductor Corporationを現金約3億1,500万ドルで買収。Teridianはカリフォルニア州アーバインにあったファブレス半導体企業で、スマートメーター市場にシステムオンチップ(SoC)を供給。
- 2010年:英国ケンブリッジに本社を置くソフトウェア企業、Trinity Convergence Limitedの技術と人材を獲得。Trinityは、Skypeテレビ会議を液晶テレビ市場に送り出したエコシステムの一部。
- 2010年:光トランシーバチップのサプライヤ、Phyworksを買収し、ブロードバンド通信市場に進出。
- 2011年:独自のセンサーや微小電気機械システム(MEMS)ソリューションを開発する半導体企業、SensorDynamicsを買収。
- 2012年:LTEアプリケーション向けチップを開発するファブレスRFチップ企業、Genasic Design Systems Ltd.を買収。
- 2013年:エンタープライズ、クラウドコンピューティング、通信、およびネットワーキング市場向け高集積ソリューションを開発する企業Volterra Semiconductorを買収。
- 2018年:Icron Technologiesを買収。
製品[編集]
マキシムは、アナログ、ミックスドシグナル、高周波、デジタルの高集積回路を設計、製造、および販売している。同社の製品ポートフォリオには、自動車、産業、医療、通信、モバイル民生、コンピューティングの各市場に対応したカテゴリが含まれる。マキシムの製品ラインは次のとおり。1-WireおよびiButtonデバイス、アンプとコンパレータ、アナログスイッチとマルチプレクサ、オーディオ/ビデオ、車載用デバイス、クロック生成および分配、アナログ-デジタルコンバータ、デジタル-アナログコンバータ、デジタルポテンショメータ、アナログフィルタ、高周波ASIC、ホットスワップとパワースイッチング、インタフェースとインターコネクト、メモリ(揮発性、不揮発性、多機能)、マイクロコントローラ、軍事/航空宇宙用デバイス、オプトエレクトロニクス、バッテリおよび電源管理、電力線ネットワーキング、保護と絶縁、リアルタイムクロック、リファレンスデザイン、ストレージ製品、マイクロプロセッサ監視回路、T/Eキャリアとパケット化通信、温度管理、電圧リファレンス、無線、RF、およびケーブル。
主な製品群[編集]
- データコンバータ
- インタフェース回路
- RFワイヤレス回路
- クロックおよび発振器
- バッテリ管理回路
- 光ファイバートランシーバー
- マイクロコントローラ
- オペアンプ
- 電源管理回路
- T/Eキャリアトランシーバー
- スイッチおよびマルチプレクサ
- センサ
- 電圧リファレンス
- 自動認識
- 1-Wire
外部リンク[編集]
- Maxim Integrated Products, Inc. (英語)
- マキシム・ジャパン株式会社 (日本語)
- マキシム・インテグレーテッド (@MaximJapan) - Twitter
- マキシム・ジャパンブログ (日本語)