マクシミリアン・ニク

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マクシミリアン・ニク
名前
ラテン文字 Maximilian Nicu
基本情報
国籍  ルーマニア
生年月日 (1982-11-25) 1982年11月25日(41歳)
出身地 ドイツの旗 プリーン・アム・キームゼードイツ語版
身長 185cm
選手情報
ポジション MF
ユース
1988-1994 TuSプリーン・アム・キームゼー
1994-1997 TSV1860ローゼンハイム
1997-2002 SpVggウンターハヒング
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2001-2003 ドイツの旗 SpVggウンターハヒングII 54 (9)
2002-2004 ドイツの旗 SpVggウンターハヒング 23 (2)
2004 ドイツの旗 FCロートヴァイス・エアフルト 13 (0)
2005-2006 ドイツの旗 SVヴェーエン 48 (20)
2006-2007 ドイツの旗 SVヴァッカー・ブルクハウゼン 31 (4)
2007-2008 ドイツの旗 SVヴェーエン 32 (6)
2008-2010 ドイツの旗 ヘルタ・ベルリン 43 (3)
2010-2012 ドイツの旗 SCフライブルク 27 (0)
2012-2013 ドイツの旗 TSV1860ミュンヘン 25 (0)
2014 ルーマニアの旗 FCウニヴェルシタテア・クルジュ 8 (2)
2014-2015 キプロスの旗 アリス・リマソールFC 7 (0)
2015 ドイツの旗 SVエルフェアスベルク 18 (1)
2015-2018 ドイツの旗 SpVggウンターハヒング 69 (7)
2019- ドイツの旗 TuSプリーン・アム・キームゼー 4 (2)
代表歴
2009 ルーマニアの旗 ルーマニア 3 (0)
監督歴
2018- ドイツの旗 TuSプリーン・アム・キームゼー
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

マクシミリアン・ニク(Maximilian Nicu、1982年11月25日 - )は、ドイツバイエルン州ローゼンハイム出身でルーマニア国籍のサッカー選手、指導者。元ルーマニア代表。ポジションはミッドフィールダー

経歴[編集]

クラブ[編集]

共産主義政権のルーマニアからドイツに移住した両親の下[1]バイエルン州プリーン・アム・キームゼードイツ語版で生まれた[2]

2002年、SpVggウンターハヒングで選手としてのキャリアを始めると、FCロートヴァイス・エアフルトSVヴェーエンSVヴァッカー・ブルクハウゼンなどのクラブを渡り歩いた[2]

2007年にブンデスリーガ2部に昇格したばかりのSVヴェーエン・ヴィースバーデンに移籍[3]。6得点11アシストをあげる活躍でチームの2部残留に貢献した[3]

2008年夏、ブンデスリーガヘルタ・ベルリンがニクの獲得に関心を示し、30万ユーロの金額で移籍[3]。7月31日のUEFAカップ予選のFCニストル・オタチ英語版戦でデビュー[4]。8月17日のアイントラハト・フランクフルト戦でリーグデビューを果たした[5]リュシアン・ファーヴル監督の下で2シーズンに渡りプレーし、最初のシーズンはリーグ戦の優勝争いに加わるなど4位でシーズンを終えたが、翌2009-10シーズンに2部リーグに降格した[1]

2010年7月、移籍金ゼロでSCフライブルクへ移籍した[6][7]。その後、TSV1860ミュンヘン、母国のFCウニヴェルシタテア・クルジュ、キプロスのアリス・リマソールなど複数のクラブを渡り歩いた後、2018年に古巣のウンターハヒングで実質的なキャリアを終えた[1]

代表[編集]

2009年、自身の出身地であるドイツではなく、両親の出身地であるルーマニア代表としてプレーすることを決め、同年3月17日にルーマニアの市民権を取得[2]。4月1日のオーストリア代表戦で代表デビューした[1]。その後、ヴィクトル・ピツルカの下で3試合に出場したのに留まり、ピツルカの後任のラズヴァン・ルチェスクの下で招集されることはなかった[1]

引退後[編集]

引退後は故郷のTuSプリーン・アム・キームゼーで選手兼任監督を務めており、2021年6月の時点で公式戦4試合に出場している[8]。このほか、スポーツ専門の動画配信サービス・DAZNの解説者を務めている[1]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f „Die Mischung bei Hertha BSC hat einfach genial gepasst“”. Tagesspiegel (2021年3月29日). 2021年6月20日閲覧。
  2. ^ a b c Maximilian Nicu a devenit cetăţean român”. Mediafax.ro (2009年3月20日). 2015年12月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年6月20日閲覧。
  3. ^ a b c Maximilian Nicu - er ergibt sich von selbst”. Tagesspiegel (2009年2月26日). 2021年6月20日閲覧。
  4. ^ Schwache Berliner nach 0:0 gegen Otaci in zweiter Runde”. FAZ.NET (2008年7月31日). 2021年6月20日閲覧。
  5. ^ Eintracht Frankfurt - Hertha BSC, 0:2, Bundesliga 2008/2009”. DFB Datencenter. 2021年6月20日閲覧。
  6. ^ Freiburg verpflichtet Nicu”. Bundesliga. 2021年6月20日閲覧。
  7. ^ Maximilian Nicu kommt zum SC Freiburg”. fudder.de (2010年7月2日). 2021年6月20日閲覧。
  8. ^ Maximilian Nicu”. Prien am Chiemsee. 2021年6月20日閲覧。