赤坂BLITZ
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画像提供依頼:マイナビBLITZ赤坂時代の外観の画像提供をお願いします。(2019年3月) |
マイナビBLITZ赤坂 Mynavi BLITZ AKASAKA | |
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情報 | |
正式名称 | 赤坂BLITZ |
旧名称 |
赤坂BLITZ (1996年4月-2003年9月、2008年3月-2017年10月) |
開館 | 2008年3月20日 |
開館公演 | KREVA ベスト of 赤坂 |
閉館 | 2020年9月22日 |
最終公演 | (実施されず) |
収容人員 | 1,418人 |
用途 | コンサート |
旧用途 | コンサート |
運営 | TBSテレビ |
所在地 | 東京都港区赤坂5-3-2 赤坂サカス内 |
位置 | 北緯35度40分21.1秒 東経139度44分7.1秒 / 北緯35.672528度 東経139.735306度座標: 北緯35度40分21.1秒 東経139度44分7.1秒 / 北緯35.672528度 東経139.735306度 |
外部リンク | BLITZ |
特記事項 |
略歴 1996年:赤坂BLITZ開業 2003年:再開発により一時閉鎖 2008年:現施設開業 2017年:ネーミングライツにより「マイナビBLITZ赤坂」となる |
赤坂BLITZ(あかさかブリッツ、英語:Akasaka BLITZ)は、かつて東京都港区赤坂・赤坂サカス内に存在したTBSテレビ運営のライブハウスである。2017年11月1日マイナビが施設命名権(ネーミングライツ)を取得したことにより、同日から呼称を「マイナビBLITZ赤坂」としていた[1]。
旧施設は1996年にオープンしたが、2003年をもって再開発計画のため閉鎖、その5年後の2008年3月20日に復活させた。
2019年1月30日、TBSテレビの持株会社であるTBSホールディングスが発表した「赤坂エンタテインメント・シティ構想」の概要で、2020年9月22日をもってライブハウスとしての営業を終了し、BLITZ全体としても24年の歴史に幕を下ろした。今後は観覧機能付きの収録スタジオになる。[2][3]。
概要[編集]
旧施設は 1996年4月16日、東京放送(現・TBSホールディングス)の現放送センター移転に伴い、旧テレビ局舎・鉄塔跡地に開設された。2000年にSHIBUYA-AXがオープンするまでは都内で唯一の1,500人 - 2,000人規模のライブハウスであり、日本国内外の約2,000組(2003年9月時点)に渡るアーティストが頻繁に利用していた[4][5]、。旧施設の杮落しはMr.Bigであり[5]、邦楽としては同26日に電気グルーヴが公演を行ったのが最初となる[6]。2003年9月5日、Dragon Ashの公演をもって「TBS赤坂五丁目再開発計画」(現・赤坂サカスプロジェクト)により閉鎖した[4][5][7]。
2004年11月14日、赤坂BLITZの移転施設として横浜BLITZがオープンした。
2008年3月20日、赤坂サカス内の旧赤坂BLITZとほぼ同じ位置に赤坂ACTシアターと併設される形で新築・再オープンした。位置的にはTBS放送センターと赤坂Bizタワーに挟まれる形になる。杮落し公演はKREVAが行った[5]。なお、横浜BLITZは併存して運営されていたが、2013年10月14日をもって閉鎖となった[8]。2009年4月には東京放送の持株会社化(東京放送ホールディングス)にともない、運営がTBSテレビに移行した。
2017年11月1日、マイナビの施設命名権(ネーミングライツ)取得により、呼称を「マイナビBLITZ赤坂」に変更。
公演は主に音楽関連が開催されているが、他に舞台[9]・落語[10]・試写会[11]・プロレス興行など行われている。TBSテレビ『キングオブコント』準決勝もここで開催される。AKB48選抜総選挙の第1回大会を開催したのがこの劇場である。また、TBSグループの施設として特徴的な事業では、TBSテレビで『筑紫哲也 NEWS23』のキャスターを長年務めた筑紫哲也の1周忌記念のシンポジウムとミニライブ[12][13]、TBSホールディングスの株主総会[14]、TBSラジオの広告代理店向け説明会[15]などが開催されている。2016年度の年間稼働日数は313日、年間動員数は約44万人に及ぶ。
TBSグループの劇場施設は、赤坂BLITZ、TBS赤坂ACTシアター、IHIステージアラウンド東京の3か所である。
閉館発表に前後して新型コロナウイルス感染症の蔓延が発生し、有観客での公演が事実上不可能となる。予定されていた多くの公演が延期・中止のまま、2020年9月に予定通り閉館を迎えた。さよなら公演なども行われなかった。
閉館後の2020年9月26日には『お笑いの日』の一部コーナーで使われている。
施設[編集]
- 収容人数は、オールスタンディングで1,418人(1F:1147人・2F:固定席/可動席:120人、スタンディング:151人)、オールシーティングで604人(1階484人、2階120人)。
- 1階スタンディング席最前列に入れる人数は、22 - 23人。
- なお、旧施設(1996年 - 2003年)の収容人数は、1,944人(1Fスタンディング1,700人、2F座席244席)であった[16]。
- 最寄駅は、東京メトロ千代田線「赤坂駅」、銀座線・丸ノ内線「赤坂見附駅」、銀座線・南北線「溜池山王駅」[17]。
脚注[編集]
- ^ 「赤坂BLITZ」ネーミングライツ(命名権)を取得
- ^ “赤坂BLITZが再開発で収録スタジオに ライブハウス営業は終了へ”. Jタウンネット(livedoor news) (2019年2月12日). 2019年2月12日閲覧。
- ^ “マイナビBLITZ赤坂、ライブの聖地が9月22日で閉館 。「いい思い出しかないよ!!」SNSで惜しむ声相次ぐ”. ORICON NEWS (2020年5月2日). 2020年5月2日閲覧。
- ^ a b 旧赤坂BLITZ公式サイト(インターネット・アーカイブ)
- ^ a b c d “赤坂BLITZ復活の杮落としは、KREVA”. BARKS. ジャパンミュージックネットワークス. (2008年1月23日) 2017年12月25日閲覧。
- ^ ““ライブの聖地”赤坂BLITZ、9月22日で閉館”. 日刊スポーツ (2020年5月2日). 2020年5月2日閲覧。
- ^ Dragon Ash、全国ツアー開催 OOPS! 2003年6月4日
- ^ “BLITZ”. 2013年7月3日閲覧。
- ^ 一例:TAKAHIROプロデュース「SIX DOORS」 - ZAK Corporation
- ^ 一例:赤坂BLITZ寄席LIVE - BS-TBS
- ^ 一例:2001年12月23日「Soundtrack」完成披露試写会
- ^ “筑紫哲也さん逝去から1周年 シンポジウム&ミニライブ”. TBSテレビ. 2020年5月2日閲覧。
- ^ “Cocco、宮沢和史らが筑紫哲也を偲んでライブ”. 音楽ナタリー (2009年11月9日). 2020年5月4日閲覧。
- ^ “第92期定時株主総会招集ご通知”. 東京放送ホールディングス. 2020年5月5日閲覧。
- ^ “2月5日(水)赤江珠緒×博多大吉”. TBSラジオ たまむすび (2014年2月5日). 2020年5月5日閲覧。
- ^ LIVE HOUSE 江戸川大学 マス・コミュニケーション学科、イベントホール情報-関東-/赤坂BLITZ、会場案内(東京都)/赤坂BLITZ
- ^ “マイナビ BLITZ AKASAKA”. BLITZ AKASAKA. 2018年3月9日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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