マイケル・グリーン (物理学者)

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マイケル・ボリス・グリーン: Michael Boris Green1946年5月22日 - )は、イギリス物理学者で、弦理論研究者である。ケンブリッジ大学にて、応用数学および理論物理学の教授をつとめている。1967年ケンブリッジ大学にて学士号を取得後、1970年に同大学にて博士号を取得した。

弦理論の黎明期において理論の構築に貢献した。特に、1984年にジョン・シュワルツとともにタイプI超弦理論がアノマリーのない無矛盾な理論であることを示したことは、第1次ストリング革命のきっかけとなった。

米制作のドキュメンタリー番組「美しき大宇宙」(原題:The Elegant Universe英語版)にも出演している。

1989年王立協会フェロー選出。2009年スティーヴン・ホーキングからケンブリッジ大学のルーカス教授職を引き継ぎ、2015年までの6年間務めた。

受賞歴[編集]

関連項目[編集]