マイケル・ギブンズ

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マイケル・ギブンズ
Mychal Givens
ボルチモア・オリオールズ #60
Mychal Givens (28549596314).jpg
2016年8月22日
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 フロリダ州タンパ
生年月日 (1990-05-13) 1990年5月13日(27歳)
身長
体重
6' 0" =約182.9 cm
210 lb =約95.3 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2009年 ドラフト2巡目(全体54位)でボルチモア・オリオールズから指名
初出場 2015年6月24日ボストン・レッドソックス
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
派遣歴
国際大会
代表チーム アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国代表
WBC 2017年
獲得メダル
男子 野球
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ワールド・ベースボール・クラシック
2017 野球

マイケル・アントニオ・ギブンズ (Mychal Antonio Givens, 1990年5月13日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州タンパ出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。現在は、MLBボルチモア・オリオールズに所属している。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

フロリダ州・タンパのヘンリー・B・プラント高校在学中は投手内野手の兼任であった。2007年にはU-18アメリカ合衆国代表にも選出されている[1]。中学・高校時代は彼の名前は全米に知られており、高校時は投手として78イニングを投げ、8勝4敗、防御率1.71、113奪三振、打者として打率.374、4本塁打、31打点の記録を残している[2]

プロ入りとオリオールズ時代[編集]

2009年のドラフトでボルチモア・オリオールズから2巡目全体54番目で指名された[2][3]。ギブンズはオクラホマ州立大学には進学せず、80万ドルの契約金でオリオールズと契約した[4]。オリオールズはギブンズを遊撃手として育成することにした[5]

2010年はA級サウス・アトランティックリーグデルマーバ・ショアバーズでプレー中に親指を捻挫し、打率.222で終わる[6]。この怪我は手術を必要とした[5]

2011年、デルマーバに戻ったが打率.195で、ショートシーズンAクラスのニューヨーク・ペンリーグアバディーン・アイアンバーズに降格した[7]

オフにはオーストラリアン・ベースボールリーグに参加し、パース・ヒートに所属した。同年のABLオールスターゲームにも選出された。

2012年はA級デルマーバで打率.243であった[8]

2013年のシーズン前に、オリオールズはギブンズに投手転向を打診する[2][5][8]。2013年はデルマーバで40イニングを投げ、36奪三振、防御率4.22を記録した[2][9]

2014年は、A+級カロライナリーグフレデリック・キーズでプレーし、1勝2敗、防御率3.24であった[5]。シーズン後にアリゾナ・フォールリーググレンデール・デザートドッグスでプレーした.[10]

2015年は、AA級イースタンリーグボウイ・ベイソックスで開幕を迎え、3勝1敗12セーブ、防御率1.60、39回1/3を投げ54奪三振を記録し、6月20日にメジャー契約を結び25人ロースター入りした[11]。メジャーデビューを果たしたのは6月24日の対ボストン・レッドソックス戦で、3番手としてマウンドに登り1.0イニングを無安打・無失点・1奪三振に抑えた[12]。その後は出番を増やし、最終的には22試合にリリーフ登板。防御率1.80・2勝無敗・投球イニング数を大幅に上回る38奪三振 (奪三振率11.4) という好成績をマークした。

2016年は、リリーフ陣の主力として66試合に登板した。防御率3.61・8勝2敗という成績に加え、74.2イニングで96個の三振を奪って奪三振率11.6を記録。ただ、与四球率は4.3と、前年の1.8と比べて悪化した。オフの12月7日に第4回WBCアメリカ合衆国代表への参加の意思を表明した[13]

2017年開幕前の2月9日に第4回WBCのアメリカ合衆国代表に選出された[14]3月22日の決勝プエルトリコ戦に勝利し、初の優勝を果たした[15]。迎えたレギュラーシーズンでは69試合に登板し、8勝1敗・防御率2.75を記録。与四球率が2.9に改善され、奪三振率も3年連続で10.0超えを果たすなどリリーフとして更なる成長を見せた。

選手としての特徴[編集]

サイドスローから、最速98.1mph(約158km/h)・平均94mph(約151km/h)のフォーシームと、平均85mph(約137km/h)のスライダーを中心に使用し、その他に平均85mph(約137km/h)のチェンジアップも使う。
メジャー通算の対右被OPSは.511なのに対し、対左被OPSは.875と、サイドアームということもあり左打者を苦手としている[16]

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2015 BAL 22 0 0 0 0 2 0 0 4 1.000 117 30.0 20 1 6 0 1 38 0 0 7 6 1.80 0.87
2016 66 0 0 0 0 8 2 0 13 .800 313 74.2 59 6 36 2 6 96 3 0 28 26 3.13 1.27
2017 69 0 0 0 0 8 1 0 21 .889 315 78.2 57 10 25 1 5 88 2 0 24 24 2.75 1.04
通算:3年 157 0 0 0 0 18 3 0 38 .857 745 183.1 136 17 67 3 12 222 5 0 59 56 2.75 1.11
  • 2017年度シーズン終了時

背番号[編集]

  • 60 (2015年 - )

代表歴[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Panther picked for national team”. sptimes.com. 2014年11月19日閲覧。
  2. ^ a b c d Former Plant standout Givens makes his pitch for the big leagues”. Tampa Bay Times. 2014年11月19日閲覧。
  3. ^ Florida high school sports – Plant's Mychal Givens remains unsigned, plans to know future with Orioles soon”. tampabay.com. 2014年11月19日閲覧。
  4. ^ Florida high school sports – Plant's Mychal Givens signs pro deal with Baltimore Orioles”. tampabay.com. 2014年11月19日閲覧。
  5. ^ a b c d Orioles' 2009 second-round pick Mychal Givens has new life as converted reliever”. Baltimore Sun. 2014年11月19日閲覧。
  6. ^ Baltimore Orioles prospect Mychal Givens, team officials remain optimistic after injury”. Tampa Bay Times. 2014年11月19日閲覧。
  7. ^ Mychal Givens – Orioles minor leaguer Givens likely will be converted to mound – Baltimore Sun”. Baltimore Sun. 2014年11月19日閲覧。
  8. ^ a b Steve Melewski: Mound move: Mychal Givens isn't an infielder anymore”. MASNsports. 2014年11月19日閲覧。
  9. ^ Steve Melewski: The move to the mound is looking good for Mychal Givens (plus remembering Paul Blair)”. MASNsports. 2014年11月19日閲覧。
  10. ^ Dariel Alvarez. six other Orioles minor leaguers to play in Arizona Fall League”. tribunedigital-baltimoresun. 2015年6月20日閲覧。
  11. ^ Orioles promote Mychal Givens to major leagues”. Comcast SportsNet Baltimore. 2015年6月20日閲覧。
  12. ^ June 24, 2015 BAL VS BOS - Baseball-Reference.com (英語) . 2015年10月5日閲覧。
  13. ^ Givens reportedly commits to WBC (updated) MASN (英語) (2016年12月7日) 2017年1月10日閲覧
  14. ^ USA Baseball Announces 2017 World Baseball Classic Roster Archived 2017年2月12日, at the Wayback Machine. USABaseball.com: The Official Site of USA Baseball (英語) (2017年2月9日) 2017年3月16日閲覧
  15. ^ American Beauty: USA dominates PR in final World Baseball Classic (英語) (2017年3月22日) 2017年3月23日閲覧
  16. ^ FanGraphs

関連項目[編集]

外部リンク[編集]