マイク・ナポリ

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マイク・ナポリ
Mike Napoli
クリーブランド・インディアンス #26
Mike Napoli on July 26, 2013.jpg
レッドソックス時代(2013年7月26日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 フロリダ州ハリウッド
生年月日 1981年10月31日(34歳)
身長
体重
6' 0" =約182.9 cm
220 lb =約99.8 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 一塁手捕手
プロ入り 2000年 ドラフト17巡目(全体500位)でアナハイム・エンゼルスから指名
初出場 2006年5月4日
年俸 $7,000,000(2016年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

マイケル・アンソニー・ナポリMichael Anthony "Mike" Napoli, 1981年10月31日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州ハリウッド出身のプロ野球選手一塁手)。右投右打。MLBクリーブランド・インディアンスに所属。

経歴[編集]

エンゼルス時代[編集]

2000年MLBドラフト17巡目(全体500位)でアナハイム・エンゼルスから指名を受け、6月21日にプロ入り。

プロ7年目となる2006年5月4日にメジャーデビューを果たした。デビュー戦で史上92人目となる初打席初本塁打を放ち、その後も11打席連続出塁を記録。そのまま、正捕手の座を奪取した。7月下旬まで打率3割台を維持していたものの、シーズン終盤に極度の打撃不振に陥った。それでも99試合で16本塁打を放つ、素晴らしいパワーを見せ付けた。

2007年は開幕からフル出場し、前年を超える成績を期待されていたが、最終的にはいずれも2006年を下回る10本塁打・34打点という数字に終わってしまった。

2008年は、MLBシーズン試合数の半数以下である78試合の出場で20本塁打を放ち、長打率.586を記録。

2009年は、出場試合数が大幅に増加し、本塁打も2年連続で20の大台を超えた。

2010年ケンドリス・モラレスの故障以降、一塁手として起用された。最終的に、打率は5年間のメジャーリーグ生活で下から2番目の.238という数字に終わったが、自己最多の26本塁打・68打点を記録し、初めて規定打席に到達するなど、実り多きシーズンであった。これで、本塁打は3年連続で20本以上の数字を残している。また、2010年シーズン終了時点で通算92本塁打であり、100本塁打まであと8本に迫った。

レンジャーズ時代[編集]

2011年1月21日バーノン・ウェルズとのトレードで、フアン・リベラとともにトロント・ブルージェイズに移籍した[2]が、その僅か4日後の1月25日に今度はフランク・フランシスコとのトレードでテキサス・レンジャーズに移籍した[3]。レンジャーズでは自慢の打撃力に磨きがかかり、故障による離脱がありながらも自身初の3割、30本塁打を達成。OPSは1.046と捕手としては驚異的な数字を記録した。課題であった守備でも、守備防御点がメジャー1年目以来のプラスを記録するなど攻守で充実したシーズンとなった。

2012年は、オールスターに初めて選出された[4]。オフの10月29日FAとなった。レンジャーズは1330万ドルのクオリファイング・オファーを提示したが、11月2日に拒否した[5]

レッドソックス時代[編集]

2012年12月3日ボストン・レッドソックスと3年総額3900万ドルの契約に合意と報じられた[6]が、身体検査で股関節に懸念点が見つかったため、正式契約が保留となっていた[7]2013年[[1月22日]に1年契約で合意した[8]

2013年はキャリアで初めて捕手を守らず一塁での出場に専念し、キャリアハイとなる92打点をあげ主軸としてチームのワールドシリーズ制覇に貢献した。10月31日にFAとなり、12月6日に2年総額3200万ドルで再契約[9]12月12日に球団が正式発表した[10]

2014年も開幕から正一塁手として43試合に出場していたが、4月15日シカゴ・ホワイトソックス戦で左手薬指を負傷。翌日の試合は欠場したものの、17日の試合から怪我を押しての出場を続けていた。だが、5月25日に15日間の故障者リスト入りした[11]。シーズン全体では、一塁手ないし指名打者として119試合に出場したが、打率.248・17本塁打・55打点に終わった。得点圏では打率.170と打てず、6年連続で20発以上放っていた本塁打も20本未満に終わるなど、不本意なシーズンとなった。一方、前年比-20試合で自己最高の78四球を選び、選球眼に磨きがかかった。

2015年、引き続き一塁のレギュラーを務めて98試合に出場し、本塁打こそ13本放ったものの、打率.207・99三振と打撃不振に苦しんだ。一方、守備面ではまずまずの働きを見せており、96試合で守りに就いて6失策守備率.993・DRS + 2という成績をマークした。

レンジャーズ復帰[編集]

2015年8月7日ウェイバー公示を経て金銭+後日発表の選手とのトレードにより、古巣・レンジャーズへ移籍した[12][13]。レンジャーズ復帰1号弾は、ナポリにとっての通算200号本塁打であった。移籍後は打撃の調子を取り戻し、35試合で打率.295・OPS0.908という好成績で、持ち前の打力で貢献した。守備では一塁手以外に、キャリアで初めて外野(左翼手)も11試合で守った。なお、レッドソックスとの通算では、133試合の出場で打率.224・18本塁打・50打点・3盗塁という成績だった。同年11月2日にFAとなった[14]

インディアンス時代[編集]

2016年1月5日クリーブランド・インディアンスと1年契約を結んだ[15]

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2006 LAA 99 325 268 47 61 13 0 16 122 42 2 3 0 1 51 0 5 90 2 .228 .360 .455 .815
2007 75 263 219 40 54 11 1 10 97 34 5 2 1 5 33 2 5 63 5 .247 .351 .443 .794
2008 78 274 227 39 62 9 1 20 133 49 7 3 1 6 35 5 5 70 3 .273 .374 .586 .960
2009 114 432 382 60 104 22 1 20 188 56 3 3 0 3 40 1 7 103 6 .272 .350 .492 .842
2010 140 510 453 60 108 24 1 26 212 68 4 2 0 4 42 2 11 137 15 .238 .316 .468 .784
2011 TEX 113 432 369 72 118 25 0 30 233 75 4 2 0 2 58 2 3 85 10 .320 .414 .631 1.046
2012 108 417 352 53 80 9 2 24 165 56 1 0 0 2 56 5 7 125 9 .227 .343 .469 .812
2013 BOS 139 578 498 79 129 38 2 23 240 92 1 1 0 1 73 3 6 187 15 .259 .360 .482 .842
2014 119 500 415 49 103 20 0 17 174 55 3 2 0 3 78 3 4 133 12 .248 .370 .419 .789
2015 98 378 329 37 68 18 1 13 127 40 3 1 0 1 45 2 3 99 10 .207 .307 .386 .693
TEX 35 91 78 9 23 2 0 5 40 10 0 2 0 0 12 1 1 19 1 .295 .396 .513 .908
'15計 133 469 407 46 91 20 1 18 167 50 3 3 0 1 57 3 4 118 11 .224 .324 .410 .734
通算:10年 1118 4200 3590 545 910 191 9 204 1731 577 33 21 2 28 523 26 57 1111 88 .253 .355 .482 .837
  • 2015年度シーズン終了時

獲得タイトル・表彰・記録[編集]

背番号[編集]

  • 44 (2006年 - 2010年)
  • 25 (2011年 - 2012年、2015年途中 - 同年終了)
  • 12 (2013年 - 2015年途中)
  • 26 (2016年 - )

脚注[編集]

  1. ^ Mike Napoli Contract, Salary Cap Details & Breakdowns” (英語). 2016年1月6日閲覧。
  2. ^ “Blue Jays trade Wells for Napoli, Rivera” (英語) (プレスリリース), MLB.com (Toronto Blue Jays), (2011年1月21日), http://toronto.bluejays.mlb.com/news/press_releases/press_release.jsp?ymd=20110121&content_id=16480104&vkey=pr_tor&fext=.jsp&c_id=tor 2016年1月6日閲覧。 
  3. ^ “Texas Rangers Acquire Catcher-First Baseman Mike Napoli from Toronto for Pitcher Frank Francisco and Cash Considerations” (英語) (プレスリリース), MLB.com (Texas Rangers), (2011年1月25日), http://texas.rangers.mlb.com/news/press_releases/press_release.jsp?ymd=20110125&content_id=16499100&vkey=pr_tex&fext=.jsp&c_id=tex 2016年1月6日閲覧。 
  4. ^ 2012 All-Star Game rosters”. MLB.com. 2016年1月6日閲覧。
  5. ^ T.R. Sullivan (2012年11月2日). “Hamilton receives qualifying offer, Napoli does not” (英語). MLB.com. 2016年1月6日閲覧。
  6. ^ Ian Browne (2012年12月3日). “Napoli, Red Sox agree to three-year contract” (英語). MLB.com. 2016年1月6日閲覧。
  7. ^ National writer: Mike Napoli's hip the cause of Red Sox's consternation; questions mounting about deal” (英語). The Dallas Morning News (2012年12月22日). 2016年1月6日閲覧。
  8. ^ “Red Sox Sign 1B Mike Napoli to One-Year Contract” (英語) (プレスリリース), MLB.com (Boston Red Sox), (2013年1月22日), http://m.redsox.mlb.com/news/article/41094646 2016年1月6日閲覧。 
  9. ^ Ian Browne (2012年12月12日). “Veteran slugger Napoli set to return to Red Sox” (英語). MLB.com. 2016年1月6日閲覧。
  10. ^ “Red Sox retain first baseman Mike Napoli; slugger and Red Sox agree to a two-year contract” (英語) (プレスリリース), MLB.com (Boston Red Sox), (2013年12月12日), http://m.redsox.mlb.com/news/article/64644024 2016年1月6日閲覧。 
  11. ^ “Red Sox recall right-handed pitcher Brandon Workman from Triple-A Pawtucket” (英語) (プレスリリース), MLB.com (Boston Red Sox), (2014年5月25日), http://m.redsox.mlb.com/news/article/76751546 2016年1月6日閲覧。 
  12. ^ Mike Axisa (2015年8月7日). “Rangers bring back Mike Napoli in trade with Red Sox” (英語). CBS Sports (CBS Interactive). http://www.cbssports.com/mlb/eye-on-baseball/25263263/report-rangers-bring-back-mike-napoli-in-trade-with-red-sox 2016年1月6日閲覧。 
  13. ^ “ナポリがレンジャーズ復帰=米大リーグ”. 時事通信社. (2015年8月8日). http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_date2&k=2015080800162 2016年1月6日閲覧。 
  14. ^ Transactions | texasrangers.com” (英語). MLB.com (2015年11月2日). 2016年1月6日閲覧。
  15. ^ Jordan Bastian (2016年1月5日). “Napoli inks deal to supply power at first base” (英語). MLB.com. 2016年1月6日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]