ポートハーコート国際空港
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ポートハーコート国際空港 Port Harcourt International Airport | |||||||
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IATA: PHC - ICAO: DNPO | |||||||
概要 | |||||||
国・地域 | ナイジェリア連邦共和国 | ||||||
所在地 | オマグワ | ||||||
母都市 | ポートハーコート | ||||||
種類 | 民間 | ||||||
運営者 | ナイジェリア連邦空港庁 (FAAN) | ||||||
拠点航空会社 | チャンチャンギ航空 | ||||||
標高 | 27 m (87 ft) | ||||||
座標 | 北緯5度00分55秒 東経6度56分58秒 / 北緯5.01528度 東経6.94944度 | ||||||
地図 | |||||||
ポートハーコート国際空港の位置 | |||||||
滑走路 | |||||||
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統計(2012年) | |||||||
旅客数 | 1,256,854人 | ||||||
リスト | |||||||
空港の一覧 |
ポートハーコート国際空港(ポートハーコートこくさいくうこう、英語:Port Harcourt International Airport)は、ナイジェリア連邦共和国のリバーズ州州都ポートハーコート近郊のオマグワにある国際空港。1ターミナルを国際線と国内線で分けて運用している。2012年には125万人の旅客数を取り扱い、ナイジェリア国内で3番目の規模の空港。
改修工事が予定されていた本空港は2006年8月17日に電気を原因にした火災が発生し、翌日の18日にナイジェリア連邦空港庁は緊急改修のために空港を閉鎖した。国内線はサム・ムバクウェ空港(オウェリ)、アカヌ・イビアム国際空港(エヌグ)、マーガレット・エクポ国際空港(カラバル)に、国際線はンナムディ・アジキウェ国際空港(アブジャ)、ムルタラ・モハンマド国際空港(ラゴス)に振り替えられた。火災による改修作業は2007年1月に開始され、同年8月に終了する予定だった。しかし、6月に技術者の安全性確保のために延期が発表され、2007年12月に一部再開港された。2008年の第1四半期まで日中のみの運用に限られていた。この改修によって計器着陸装置のカテゴリIIIに対応した。
就航航空会社と就航都市
[編集]国際線
[編集]航空会社 | 就航地 |
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エア・ピース | ドゥアラ国際空港(ドゥアラ)[4] |
クロノス航空 | マラボ国際空港(マラボ)[5] |
カタール航空 | ドーハ国際空港(ドーハ)[6] |
ルフトハンザドイツ航空 | フランクフルト空港(フランクフルト)[7] |
国内線
[編集]航空会社 | 就航地 |
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エア・ピース | ンナムディ・アジキウェ国際空港(アブジャ)、ムルタラ・モハンマド国際空港(ラゴス) |
エアロ・コントラクターズ | ンナムディ・アジキウェ国際空港(アブジャ)、ムルタラ・モハンマド国際空港(ラゴス) |
アリクエア | ンナムディ・アジキウェ国際空港(アブジャ)、ムルタラ・モハンマド国際空港(ラゴス) |
ダナ・エア | ンナムディ・アジキウェ国際空港(アブジャ)、ムルタラ・モハンマド国際空港(ラゴス) |
マックス・エア | ンナムディ・アジキウェ国際空港(アブジャ) |
グリーンアフリカ航空 | ンナムディ・アジキウェ国際空港(アブジャ)、ムルタラ・モハンマド国際空港(ラゴス) |
アイボム・エア | ンナムディ・アジキウェ国際空港(アブジャ)、ムルタラ・モハンマド国際空港(ラゴス) |
ユナイテッド・ナイジェリア航空 | ンナムディ・アジキウェ国際空港(アブジャ)、ムルタラ・モハンマド国際空港(ラゴス) |
バリュージェット | ムルタラ・モハンマド国際空港(ラゴス) |
貨物
[編集]航空会社 | 就航地 |
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エールフランス・カーゴ | パリ=シャルル・ド・ゴール空港(パリ) |
AVカーゴ・アビエーション | リエージュ空港(リエージュ) |
ノルディック・グローバル航空 | オステンド/ブルージュ |
統計
[編集]年 | 旅客数 |
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2008 | 868,458 |
2009 | 1,081,587 |
2010 | 1,211,810 |
2011 | 1,206,492 |
2012 | 1,256,854 |
事件・事故
[編集]- 1996年12月17日、MK航空のルクセンブルクから飛行してきたDC-8-55Fが着陸する際に木に当たり滑走路手前で着陸し炎上。4人の乗員は全員無事だった[9]。
- 2001年11月27日、MK航空のボーイング747-200Fが悪天候の中着陸に失敗し、乗員1名が死亡した[10]。ナイジェリア航空省は民間航空事故レポート(FMA/AIPB/389)を作成し、その中でパイロットは2000フィート以下の高度でオートパイロットを会社の規定とは違う、通常ではない使い方をしたと発表された[11]。
- 2005年12月27日、首都アブジャのンナムディ・アジキウェ国際空港から飛行してきたソソリソ航空1145便が着陸に失敗し墜落。110人の乗員、乗客のうち2人の生還者以外死亡した。
脚注
[編集]- ^ Federal Airports Authority of Nigeria (FAAN): Port Harcourt International Airport
- ^ DNPOの空港情報 - World Aero Data (2006年10月時点のデータ) 出典:DAFIF.
- ^ PHCの空港情報 - Great Circle Mapper. 出典:DAFIF.
- ^ https://www.flightradar24.com/data/flights/p47538
- ^ https://www.radarbox.com/data/flights/c8798/2029329192
- ^ https://www.radarbox.com/data/flights/qr1434/2027606917
- ^ https://www.radarbox.com/data/flights/lh566/2026935788
- ^ Statistics from Federal Airports Authority of Nigeria Archived 2008年3月24日, at the Wayback Machine.
- ^ Accident Synopsis 17 December 1996 Archived 2010年8月11日, at the Wayback Machine. AirDisaster.com
- ^ Accident Synopsis 27 November 2001 Archived 2014年3月1日, at the Wayback Machine. AirDisaster.com
- ^ Transportation Safety Board. “Reduced Power at Take-off and, Collision with Terrain, MK Airlines Limited, Boeing 747-244SF 9G-MKJ, Halifax International Airport, Nova Scotia. Report Number A04H0004”. p. 50. 8 September 2010閲覧。