ポルトガル系アフリカ人

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ポルトガル系アフリカ人
Luso-africanos
ポルトガルの旗アンゴラの旗南アフリカ共和国の旗モザンビークの旗


ミア・コウトジョゼ・エドゥアルド・アグアルーザマリーザウェイン・フェレイラ
代表的なポルトガル系アフリカ人
総人口
731,228人[1]
居住地域
アフリカ
アンゴラの旗 アンゴラ94,767人
南アフリカ共和国の旗 南アフリカ共和国300,000人
モザンビークの旗 モザンビーク20,413人
その他のアフリカ8,965人
言語
ポルトガル語英語アフリカーンス語
宗教
カトリック
関連する民族
ポルトガル人ブラジル人ガリシア人アフリカ人

ポルトガル系アフリカ人(ポルトガル語: Luso-africanos)とは、アフリカで生まれたか、アフリカに恒久的に居住しているポルトガル人のことである(アフリカ系ポルトガル人と混同してはならない)。ポルトガル系アフリカ人が最も多く居住する国は南アフリカであり(約100万人を数える)、ナミビアとポルトガル語圏アフリカ諸国(アンゴラカーボ・ヴェルデギニア=ビサウモザンビークサン=トメ・イ・プリンシペ)にも重要なマイノリティとして居住している。

ギニア=ビサウは1974年に独立し、残りのポルトガル植民地も1975年に独立した。このため、多くのポルトガル系居住者はポルトガルに帰国し、そこで彼等はretornadosと呼ばれた。一部はアンゴラやモザンビークから南アフリカマラウイナミビアジンバブエブラジルアメリカ合衆国に向かった。

ポルトガル語諸国共同体が1996年に創設されると、一部のポルトガル人と多くのポルトガル系ブラジル人が経済的、教育的な目的でポルトガル語圏アフリカ諸国に向かった。彼等の一部はその地を永住の地と認めた。

多くのポルトガル系アフリカ人はポルトガル系南アフリカ人であり、主にポルトガルのマデイラ諸島からの直接移民に起源を持つ。

著名な人物[編集]

脚註[編集]

関連項目[編集]