ポルトアレグレ地下鉄

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ポルトアレグレ地下鉄
Metrô de Porto Alegre
Trensurb - logo.png
ポルトアレグレ地下鉄
ポルトアレグレ地下鉄
基本情報
ブラジルの旗 ブラジル
所在地 ポルトアレグレ
種類 ラピッド・トランジット
開業 1985年3月2日
運営者 Trensurb
詳細情報
総延長距離 43.4 km
路線数 2路線(メトロ空港連絡線含む)
駅数 24駅(メトロ空港連絡線含む)
1日利用者数 175,000
保有車両数 42
軌間 1,600 mm
電化方式 架空電車線方式
最高速度 90 km/h
路線図
路線図
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ポルトアレグレ地下鉄(ポルトガル語: Metrô de Porto Alegre)は、ブラジルリオグランデ・ド・スル州の州都であるポルト・アレグレ市と、その郊外を走る通勤用の電化鉄道である。地下区間が無いことから地下鉄の名称を省き、ポルトアレグレ・メトロとも呼ばれる。

路線図

概要[編集]

ブラジル連邦政府とリオグランデ・ド・スル州が共同で設立したTrensurb(ポルトアレグレ都市内鉄道会社)という公企業により運営されている。一般には地下鉄と解釈されているが、路線は全線、地平にあるか高架構造であり、現状では地下区間は存在しない。営業している路線は都市鉄道としては現在のところ1号線の1路線のみであり、路線延長は43.4 km、数は22駅である。1日あたり17万人が利用する。それに加え、2013年8月21日には1号線の駅とサルガド・フィーリョ国際空港を結ぶ新交通システムとしてメトロ-アエロポルト連絡線が0.8㎞、2駅で開通した[1]

路線[編集]

路線名 種類 開業年 距離 駅数 区間
1号線 都市鉄道 1985年 43.4 km 22 Mercado ↔ Novo Hamburgo
2号線 地下鉄 計画中 19 km 16 Sarandi ↔ Azenha
メトロ空港連絡線 新交通システム 2013年 0.8 km 2 Trensurb ↔ Infraero

1号線[編集]

ポルト・アレグレの都心と、郊外のカノアス市、サンレオポルド市などとを結ぶポルトアレグレ地下鉄1号線は1980年に着工された。このルートは国道BR-116号線の渋滞を緩和するために選択された。この地下鉄1号線はポルトアレグレの都心の中央公共市場の近くのメルカード駅からサプカイア駅までが1985年5月2日に開通した。1997年11月にはウニシノス駅まで延長された。ウニシノス駅からはサンレオポルド駅までは高架区間を含んでおり、2ヶ月間の試乗期間を経て2000年11月に延伸開業した。さらに、2012年7月3日にSanto Afonso駅まで、2014年5月8日にはノヴォ・アンブルゴ市のNovo Hamburgo駅までの区間が延伸開業した。

線路複線軌間は1600mm(広軌)、電化方式は直流3000V架空線式、レールAREA115ポンド(57kg/m)、枕木はコンクリート製のバイブロック式、最小曲線半径166m、最大カント量160mm、最急勾配2.5%である。

2号線[編集]

計画中路線。総延長19㎞のうち16㎞が地下区間の地下鉄となる予定。

メトロ空港連絡線[編集]

2013年8月21日に暫定開業。2014年5月7日に正式開業。隣接した空港までを結ぶ新交通システム路線で、1号線の空港駅に接続している。

車両[編集]

ポルトアレグレ地下鉄100系電車
ポルトアレグレ地下鉄100系電車(2002年、メルカード駅にて)
ポルトアレグレ地下鉄100系電車
(2002年、メルカード駅にて)
基本情報
製造所 日本車輌製造日立製作所川崎重工業
主要諸元
編成 4両編成25本(100両)
軌間 1,600 mm
電気方式 直流3,000V 架空電車線方式
最高運転速度 90 km/h
起動加速度 2.8 km/h/s
編成定員 1,000人
車両定員 先頭車240(座席54)人
中間車260(座席60)人
車両重量 先頭車58.3t
中間車43.5t(RA車)/43.0t
編成重量 203.1t
全長 22,760(車体長22,000) mm
全幅 2,998 mm
全高 4,400 mm
台車 インダイレクトマウント空気バネ台車・ウィングバネ式
先頭車ND316形
中間車ND316T形
主電動機 直流直巻電動機 315kW
駆動方式 吊り掛け駆動方式
編成出力 2,520kW
制御装置 抵抗制御
制動装置 電磁自動ブレーキ
保安装置 車内信号閉塞式/ATC(自動列車制御装置)
備考 冷房は運転室に有り
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営業車両の100系はMA車(制御電動車)+RA車(中間付随車)+RB車(中間付随車)+MB車(制御電動車)の4両編成からなるステンレス鋼車体を持つ電車である。三井物産を主幹事とする日本連合企業体の手により1984年に全25編成が製作され、輸出された。内訳は日本車輌製造が11編成、日立製作所が8編成、川崎重工業が6編成である。ピーク時には最大19編成が使用され、最小運転時隔は4分である。電車は機能上は最大12両連結まで可能だが、プラットフォームの長さは190mであり、また現在のところ列車はすべて4両編成である。

車両の冷房装置運転室にのみ設置され、車体屋上には抵抗器と換気グリルが設置されているほか、両先頭車にはZ形パンタグラフが2基ずつ搭載されている。側窓上部にはルーバーが設けられている。側扉は片側4扉で、車体長手方向で見た場合、線対称になっていない(窓1つ分位置がずれている)。座席は主にプラスチック製のロングシートで、扉間には一方向き固定クロスシートが千鳥に配置されている。客室と運転室との間の仕切りにはドアが無いほか、車両間の貫通ドアは内開きとなっている。

2014年には新車両としてアルストムブラジルのアルストム9000シリーズが導入されている。


ギャラリー[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Porto Alegre Metro 路線図(英語)

参考文献[編集]

  • 鉄道史資料保存会『日車の車両史 図面集-戦後産業車両/輸出車両編』(1999年)ISBN 4-88540-104-6
  • 交友社『蒸気機関車から超高速車両まで -写真でみる兵庫工場90年の鉄道車両製造史-』(1996年)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]