ポゼッサー

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ポゼッサー
Possessor
監督 ブランドン・クローネンバーグ
脚本 ブランドン・クローネンバーグ
製作 フレイジャー・アッシュ
ニヴ・フィッチマン
ケヴィン・クリクスト
アンドリュー・スターク
製作総指揮 デイヴ・ビショップ
ゲイリー・ハミルトン
ライアン・ハミルトン
デヴィッド・U・リー
エイドリアン・ラヴ
ヴァイシャーリー・ミストリ
ダニエル・ネグレ
トニー・ローマン
ノア・シーガル
スティーヴン・スクイランテ
サイモン・ウィリアムズ
イン・イェ
出演者 アンドレア・ライズボロー
クリストファー・アボット
ロッシフ・サザーランド
タペンス・ミドルトン
音楽 ジム・ウィリアムズ
撮影 カリム・ハッセン
編集 マシュー・ハンナム
製作会社 ロンバス・メディア
ルック・フィルムズ
配給 カナダの旗エレベーション・ピクチャーズ
イギリスの旗シグネチャー・エンターテインメント
公開 カナダの旗2020年10月2日
イギリスの旗2020年11月27日
日本の旗2022年3月4日[1]
上映時間 103分[2]
製作国 イギリスの旗 イギリス
カナダの旗 カナダ
言語 英語
興行収入 世界の旗$715,100[3]
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ポゼッサー』(原題:Possessor)は2020年に公開されたイギリスカナダ合作のホラー映画である。監督はブランドン・クローネンバーグ、主演はアンドレア・ライズボローが務めた。

概略[編集]

ターシャ・ヴォスはプロの殺し屋であった。彼女が所属する組織が使う殺害手法は特殊なものであり、特殊な装置を使って別人の肉体に意識を転送し、その人物を操って標的を殺すというものであった。ターシャの殺し屋としての技量は一級品だったが、罪の意識が彼女を苦しめていた。疎遠になっていた夫(マイケル)や息子(アイラ)との関係を修復しようにも、そんな精神状態ではどうにもならなかった。

そんなある日、ターシャは上司のガーダーからIT企業の社長(ジョン)とその娘(エヴァ)を暗殺するよう命じられた。組織はエヴァの恋人、コリンを拉致して彼の肉体にターシャの意識を転送した。手際よくエヴァを殺害したターシャだったが、ここで誰もが予想していなかった事態が発生した。コリンの意識が突然覚醒し、ターシャから肉体のコントロールを奪還したのである。

キャスト[編集]

製作[編集]

2018年5月13日、アンドレア・ライズボローとクリストファー・アボットがブランドン・クローネンバーグ監督の新作映画に出演することになったと報じられた[4]2019年2月10日、ジェニファー・ジェイソン・リー、ショーン・ビーン、ステイシー・マーティンの起用が発表された(マーティンは結局出演しなかった)[5]。4月9日、本作の主要撮影がカナダのオンタリオ州で始まり、同年5月14日に終了した[6]。2020年10月2日、レイクショア・レコーズが本作のサウンドトラックを発売した[7]

公開・マーケティング[編集]

2018年11月2日、ウェル・ゴー・USAエンターテインメントが本作の全米配給権を獲得したとの報道があった[8]。2019年5月16日、本作の劇中写真が初めて公開された[9]。2020年1月25日、本作はサンダンス映画祭でプレミア上映された[10]。3月27日、ウェル・ゴー・USAエンターテインメントは本作のDVD販売に専念し、アメリカでの配給はネオンが担当することになったと報じられた[11]。9月1日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[12]。10月31日、第33回東京国際映画祭で本作の上映が行われた[13]

評価[編集]

本作は批評家から高く評価されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには130件のレビューがあり、批評家支持率は92%、平均点は10点満点で7.66点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「ブランドン・クローネンバーグ監督はその独特な世界観を一層洗練させた。監督は『ポゼッサー』の突拍子もない設定を駆使し、観客に上質のスリルを提供している。」となっている[14]。また、Metacriticには23件のレビューがあり、加重平均値は72/100となっている[15]

出典[編集]

  1. ^ “第三者の脳に入り込んでの遠隔殺人システム描く ブランドン・クローネンバーグ「ポゼッサー」3月4日公開”. 映画.com. (2021年12月20日). https://eiga.com/news/20211220/3/ 2022年3月29日閲覧。 
  2. ^ ポゼッサー”. 映画.com. 2020年10月30日閲覧。
  3. ^ Possessor (2020)”. The Numbers. 2020年10月30日閲覧。
  4. ^ Andrea Riseborough & Christopher Abbott To Star In Brandon Cronenberg Thriller ‘Possessor’”. Deadline.com (2018年5月13日). 2020年10月30日閲覧。
  5. ^ Berlin: Sean Bean, Jennifer Jason Leigh, Stacy Martin Board Sci-Fi Thriller 'Possessor'”. Hollywood Reporter (2019年2月10日). 2020年10月30日閲覧。
  6. ^ Possessor”. Prodution List. 2020年10月30日閲覧。
  7. ^ ‘Possessor’ Soundtrack Album Details”. Film Music Reporter (2020年9月25日). 2020年10月30日閲覧。
  8. ^ Well Go USA Pre-Buys Andrea Riseborough-Christopher Abbot Sci-Fi ‘Possessor’ — AFM”. Deadline.com (2018年11月2日). 2020年10月30日閲覧。
  9. ^ Cannes First Look: Christopher Abbott in Brandon Cronenberg's Sci-Fi Thriller 'Possessor' (Exclusive)”. Hollywood Reporter (2019年5月16日). 2020年10月30日閲覧。
  10. ^ Sundance Unveils Female-Powered Lineup Featuring Taylor Swift, Gloria Steinem, Abortion Road Trip Drama”. Hollywood Reporter (2019年12月4日). 2020年10月30日閲覧。
  11. ^ Brandon Cronenberg Sci-Fi Thriller ‘Possessor’ Acquired By Neon”. Deadline.com (2020年3月27日). 2020年10月30日閲覧。
  12. ^ POSSESSOR UNCUT Trailer - In Theaters & Select Drive Ins October 2”. YouTube (2020年9月1日). 2020年10月30日閲覧。
  13. ^ ポゼッサー”. 東京国際映画祭. 2020年11月1日閲覧。
  14. ^ Possessor”. Rotten Tomatoes. 2020年10月30日閲覧。
  15. ^ Possessor Uncut (2020)”. Metacritic. 2020年10月30日閲覧。

外部リンク[編集]