ポケットモンスター ReBURST

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ポケットモンスター RéBURST』(ポケットモンスター リバースト[1])は『週刊少年サンデー』(小学館)2011年15号から2012年45号まで連載された少年漫画作品。

概要[編集]

『週刊少年サンデー』史上初のポケモン漫画作品。企画自体は連載開始の3年前から既に進行していた[2]。第1話は『月刊コロコロコミック』2011年4月号にも掲載された。全77話。単行本は全8巻。

従来のポケモンを題材した作品とは異なり、ポケモンバトルではなく「ポケモンと融合した人間同士のバトル」をメインとしている。このような作風になったのは、編集部の間で「サンデーで連載する以上、既存のポケモンの延長では無意味」、「少年誌の伝統として主人公が自ら血と汗を流す必要がある」との合意があったため[2]

登場するポケモンは全て[3]、当時最新作だった『ブラック・ホワイト』で新たに登場したイッシュ地方のポケモン(所謂第五世代)となっている。それ以外のポケモンは使用許諾が同時に下りず、連載終盤まで交渉を続けたが[4]実現しなかった。

作者は田村光久、シナリオ協力は楠出尽。この楠出は素性不明の人物であり、本作より前に一切の活動実績がなくプロフィールも公表されていない(覆面作家[5]。なお連載当初は役割が異なり、田村が作画担当、楠出がシナリオ担当だった[2]。現在の役割になったのは単行本2巻(連載時は第10話)以降である。とはいえ、その後は田村が中心となって物語を考えていたわけではなく、例えばBHS編連載時には、急遽26人以上のキャラクターデザインを手がけるように上から指示を受けている[6]

評価[編集]

田村は連載終盤に「ポケモンという人気作品を題材にし、なおかつ本編と大きく異なる世界を描くことに、反発が生まれるのは予想できていた。話題になったのは成功だったが、我々の力不足ゆえにそれを味方につけることはできなかった」と、本作に対する評価が厳しいものであったことを間接的に語っている[7]

ストーリー[編集]

舞台はポケモンが存在する世界。とある小さな里でリョウガは父とアルカデスを探す旅を始める。

登場人物[編集]

リョウガとその仲間[編集]

リョウガ
主人公で、父の下へと旅に出ることを夢見ている少年。頭にヘッドギアを被っており、「無理」「ダメ」などといった否定的な言葉は嫌い、反発せずにはいられない性格だが、ポケモンについての知識も低く、作物栽培も下手である反面、とてつもない馬鹿力を持つ。また、恋愛に対しては非常に鈍感で、ミルトやラグの好意に全然気づいていない。レンドと出会うまではゼクロムと一心同体になっておらず、力も完全に引き出せていなかったがアルカデスとなったフロードに敗北し、意識を取り戻した後にゼクロムの特徴である尻尾まで生えており、力も引き出せるようになった。最終話では上記の性格は変わっていないものの、無理でないという根拠を示すようになった。
ミルト
ヒロインで、ポケモンの調査をしている美少女。バルジーナを所持しており、ポケモンの知識はかなりあるようで、リョウガに助言する場面が多い。力試しテスト中のリョウガと知り合い、リョウガのBURSTを目撃したことから成り行きで付きまとっている。その後、冒険が進むうちにリョウガに好意を持っているような節があり、終盤で遂にリョウガへの好意を自ら認めた。
何らかの組織に所属しており(作者のイメージでは保護団体あるいは自警団[8])、そこにジェイクという先輩がいるが、最後まで詳しく語られることはなかった。
ヤッピー
世界一を目指そうとする、ジャーナリストの男。ヤナップそっくりな外見(よくヤナップに間違えられる)とは裏腹に本性は自分の目的や身の安全の為ならば仲間をも簡単に裏切ったり自分だけ逃げたりする狡賢い性格のお調子者。また、光の羅針盤を売り飛ばそうとしたりBHSの優勝賞金の欲しさにリョウガに参加を促すなど金銭にがめつい一面もある。リョウガのBURSTをスクープにしようとするも失敗に終わり、リョウガの計らいで旅に同行する。その後、冒険が進むうちにリョウガ達と友情が芽生えていき、ゲルブの誘いを後悔しながら断るなど、精神面が成長した。
カルタ
アギルダーのBURST戦士で、丁寧な物腰の忍者のような少年。病に苦しむ村人たちを助けるための薬を買うためにBHSに参加、第2回戦でリョウガと意気投合し、2人で3回戦にコマを進めるものの、自身はドカンに敗れる。しかし、リョウガが賞金を譲ってくれたため薬を買うことができた。その後、心身ともに成長し(特に身長に関してはリョウガたちが見違えるくらい急激に伸びていた)、リョウガ達の旅に同行した。
ラグ
チョロネコのBURST戦士。初めはリョウガたちを狙っていたが魅了能力が通じないリョウガに興味(と好意)を持ち、旅に同行した。

グレートガベル(GG)[編集]

フロード
GGの首領で、キリキザンレシラムのBURST戦士だが、実はハリルの故郷の村を滅ぼして彼の父を殺したと同時にキャロラの故郷の村も滅ぼした張本人で、左腕には当時ハリルに負わされた傷を持つ。性格は圧倒的な力を持っているためか、誰をも震え上がらせるほどの気迫を持つ。また、敗れたハリルに対して「力がないのは本当に悲しいものだ」と涙を流しながら見下したり、自分に尽くしてきたゲルブをあっさり始末するなど非道そのものである。かつては市長であるカレードを父に持っていたがデロンから数々の嫌がらせを受けても暴力を嫌って復讐さえも行おうとしなかった父に代わり、父のお守りであるレシラムのBURSTハートを自身の手で使用してデロンを殺害するもデロンの息子の報復によって父を殺されてしまう。その後、BURSTして戦いを挑むも返り討ちに遭い、この出来事が原因で「誰もが恐れて復讐心や反抗心を抱かせないほどの圧倒的な力があれば争いは生まれない=自分以外の人間を消滅させればいい」という歪んだ考えに至り、大きな力を渇望していったことが終盤で明かされている。その後はGGを結成し、一度は自身の計画のために動き出すもアルカデスとなったガリュウとの死闘の末に倒される。しかし、それでも諦めることなく、本来の姿だった老人から捕獲した大量のポケモンから抽出したエネルギーを取り込んで青年の姿にまで若返り、再び大きな力を手にしようと動き出す。また、BHSを開催する一方で、自身も出場者に紛れこんで参加、3回戦でキャロラを倒す。準決勝にてハリルと対戦し、自分の正体を明かして彼を倒す。決勝ではリョウガと戦い、キリキザンの能力で追い詰めるも相討ちとなった。その後、エネルギーでパワーアップし、キリキザンを切り捨ててレシラムのBURST戦士となってハリル達やカルタ達を圧倒し、後にアルカデスとなってレシラムまでも切り捨てた後にリョウガを圧倒するがポケモンたちからのエネルギーを受け取ったリョウガによって逆転敗北し、BURSTが解けた状態でリョウガと戦うも最後はアルカデスの力を使いきって石化する。石像は管理人によって管理されることになった。
ゲルブ
GGの幹部で、フロードの執事的存在。フロードに心酔しており、手足となって働くが終盤でそのフロードによって望む新世界には不要とあっさり切り捨てられた上、始末される。
ルーカム
自称GGナンバー1の美の貴公子で、ハリルに近い身長と見られるズルッグのBURST戦士。BHS終了後はカルタと村へ行って着く橋の前でミルトを騙して捕まえ、ミルトと大会で得たBURSTハートを交換するよう求めて戦いになるがリョウガに一蹴される。その後、怒りに任せてカルタの故郷の村を襲撃するも進化したカルタに敗れた。

七戦騎[編集]

GGの中でも特に強いとされている幹部級の戦士。総じて強力な力の持ち主だが、最終的に7人中5人が組織に反旗を翻している。

ハリル
ゾロアゾロアークのBURST戦士の少年。キャロラとはGG所属当初から出会い、両親を失って悲しみにくれる彼女を励まして、以降は彼女の事は大事に思っている。幼い頃にアルカデス(実際はフロード)によって故郷の村と父を失い、フロードの讒言によりアルカデスに復讐を目論んでいる。戦闘能力はリョウガを上回る他、リョウガのBURSTを不完全と判断した。初戦では実力差でリョウガに圧勝し、「アルカデスに関わるな」と言い残し、去って行った。BHSでは準決勝でフロードから真実を聞かされて動揺し、怒りのままに挑むも敗退した。BHS終了後はGGを脱退し、フロードに復讐するためにキャロラと共に修行の旅に出た。その後、三闘将との戦いでリョウガ達を助け勝利し、GG本部に乗り込むもレシラムにBURSTしたフロードの前に敗れ、後にフロードに捕らえられたポケモンたちによってキャロラと共に助け出されて生還を果たす。リョウガとフロードとの決戦後は再び仲間と共に旅立つリョウガをキャロラと共に見届け、リョウガを越えるために再び強くなることを誓う。
キャロラ
エンブオーのBURST戦士。非常に小柄だが、食いしん坊な性格で特にフルーツが好物。ハリルより年下の少女でありながら冷酷な表情や言動を見せることもあるがハリルの事を慕っている。ハリルと同じくフロードによって故郷を失い、両親も殺されている。ボスには忠実らしく、後述のボスからの命令でハリルが奪ったリョウガのBURSTハートをミルトに返却していた。BHSでの3回戦にて人間やポケモンを苦しめていくGGに疑問を抱き始めハリルにGGを脱退しようと呼びかけるが、それを聞いていたフロードに敗れてしまう。BHS終了後はハリルに付いて行く形でGGを脱退し、後にフロードの前に現れるもハリル共々敗北した。リョウガとフロードとの決戦後はハリルと共に旅立つリョウガを見届けた。
ヒルグレイツ
ドリュウズのBURST戦士。ハイテンションな性格をしている。ゼラブル山の山頂でリョウガと対決するも敗れ、BURSTハートを失う。七戦騎の中では唯一、命令に背くことも反旗を翻すこともなく任務を忠実に遂行した人物である。
ゼンガイ
アバゴーラのBURST戦士。相手の背後から不意打ちをしたり、動けない相手を追い討ちをかけるなど目的のためには姑息な手段を平気で行う卑劣漢。BHSに参加するため、ボスの命令に背いてレンドの持つオリジナルのBURSTハートを狙ったがゼクロムと一心同体となったリョウガに圧倒され、BURSTハートを狙った理由を明かした後道場の子供たちを人質にとろうとするが、リョウガに吹っ飛ばされてしまう。
ギキャン / ルコフ / トガ
それぞれクリムガン、バルジーナ、シビルドンのBURST戦士。扱いの悪さに不満を持ち3人揃って謀反を起こすが、三闘将に敗れる。

三闘将[編集]

フロードが秘密裏に育て上げた戦闘用の3人組。七戦騎ですらその存在を知らされていなかった。その戦闘力は七戦騎を遥かに凌ぐ。

アム
コバルオンのBURST戦士の少年。リョウガと戦い、圧倒的な力を見せつけるが弱点を突かれて敗北した。
ロビー
ビリシオンのBURST戦士の女性で、三闘将の紅一点。ガンクとの連携技で、ハリルを追い詰めるが進化したハリルに敗れる。
ガンク
テラキオンのBURST戦士の筋肉質の男性。ロビーと共にハリルを追い詰めるが進化したハリルによってロビー共々敗れる。

リョウガたちの関係者[編集]

ガリュウ
リョウガの父で、ポケモンを悪用する者を取り締まる集団の一員(レンド曰く「リーダー格」)であり、ゼクロムとも仲良くなるほど、ポケモンに好かれている。リョウガが幼い頃にある目的(GG壊滅)で旅立ち、集団を率いてずっとグレートガベルを追っていたがそのグレートガベルが勢力を増していくことや諦めかけた集団を救うために自らがアルカデスになることを決意し、集団を離れた(その際に仲間であるサビンに息子のリョウガをアルカデスの元へ行くことを止めるように頼んでいた)。その後、アルカデスの力を継承し、死闘の末に相打ちになりながらもフロードを倒したが力を使い果たしたことで役目を終える。石化後は管理人によってずっと管理されていたが、後にフロードに触れられ、力を譲渡した後に粉微塵となって死亡した。
アルカデス
リョウガにとって「師匠でもあり、家族でもある」存在で、世界中を旅しながら悪人達と戦っているらしいが正体は強大な力そのもので、力を受け継いだ者は全17タイプを持つポケモンにBURSTする最強のBURST戦士になれる。しかし、役目を果たした(力を使いきった)場合はその代償として石像となる。元々は古から存在し、様々な人物から受け継がれており、前任のアルカデスの力を受け継いだガリュウが石化した後にフロードに受け継がれたがリョウガの戦いの中で石化、現在のアルカデスとして管理人に管理されることになった。
ハルナ
リョウガの母。行方不明になったリョウガの父の影響で、リョウガの旅立ちをとても心配していたが終盤ではリョウガの言葉を信じるようになった。
レンド
ガントルのBURST戦士で、ヤッピーが光の羅針盤で探し当てた中年の男であり、ガリュウと同じ集団に所属していた故にガリュウの事を良く知る人物でもあるが現在は道場の師範で、家族を大事にしている。豪快かつ気さくな性格だが、師範としての厳しさも併せ持っている。BURST戦士の意識をBURSTハート内の空間に送り込む力を持つ。リョウガに修行を与え、ゼクロムと一体化させた。その後、ゼクロムと一体化したリョウガと戦うが途中でゼンガイの不意打ちを受けて倒れる。リョウガとゼンガイの対決後は持ち前のタフさで復活し、後に自らのBURSTハートをリョウガに託した。
サビン
シンボラーのBURST戦士で、ガリュウと同じ集団に所属していた人物。ガリュウの頼みでアルカデスの居場所へ行こうとするリョウガを止めるために立ち塞がり、カルタとラグを倒す。その後、リョウガを追い詰めたがリョウガの強い意志に影響され、自らのBURSTハートをリョウガに託した。

BHS参加者[編集]

ラビネ
オーベムのBURST戦士で、リョウガが旅の途中で出会った大道芸人。戦いは厳しいものだと割り切ってBHSに参加しているが、自身は戦闘に参加せず相手が疲労困憊したところを狙うなど狡賢い性格をしており、肉弾戦もあまり得意ではない。3回戦でリョウガとハリルとの激戦を観戦後、リョウガに「ハリルに負けた」と嘘を吹き込むが彼に意気込んだ際に振りかぶった手に当たり気絶した。BHS終了後はドカンとともにBURSTハートを持ち逃げしようとしたヤッピーを制裁していた。
バッツ
ゴルーグのBURST戦士で、肉体系の青年。2回戦でルリマルに敗北した。
ドカン
ダストダスのBURST戦士で、横暴な性格をした大柄な青年。また、自身の技で動けなくなった相手を徹底的に痛めつけるなどサディスティックな一面も見せる。3回戦でカルタを下すが彼をバカにしたためにリョウガの逆鱗に触れてしまい、接戦の末に倒される。一人称は当初は「ボク」だったが、リョウガに倒されてからは「オレ」に変わっている。
ルリマル
ブルンゲルのBURST戦士で、扇子を所持し、着物を着た女性。3回戦でシンに敗北してからは、彼に対して好意を抱くようになった。
ラッシュ
デスカーンのBURST戦士で、所々に包帯を巻いている青年。2回戦では運悪くハリルと当たってしまい、制限時間に焦ってハリルを攻撃してスイッチの重石にしようと試みるが、返り討ちに遭い自身がスイッチの重石にされた。作中では慇懃無礼になったり荒っぽくなったり、「ワタシ」から「オレ」に変わるなど口調・一人称がころころ変わっていた。
ローレン
ツンベアーのBURST戦士で、目が隠れるほどの前髪が特徴の老人。2回戦でキャロラに敗北した。
ユーロー
ウォーグルのBURST戦士で、頭にバンダナを巻いた好青年。2回戦でラビネに敗北した。
シン
コジョンドのBURST戦士で、己の力を試すためにBHSに参加した武道家の青年。準決勝でリョウガと互角の戦闘を繰り広げるもルリマルの声援が原因で集中力が乱れていたこともあり敗北。その後、強くなるためには自分のためではなく誰かのためであることに気づき、リョウガを激励した。
ギザイル
ギギアルのBURST戦士で、狂気に歪んだ表情をした青年。戦闘になると「ヒャハー」と奇声を上げる。2回戦でシンに敗北した。
アフロン
バッフロンのBURST戦士で、アフロヘアーが特徴の青年。かなりの自信家で、BHS1回戦を突破した際自分こそが優勝すると豪語していたが2回戦でフロードに敗北し、彼の恐ろしさを目の当たりにする。
ピッケ
エモンガのBURST戦士で、エモンガ風の髪型と服を着た少女。2回戦でドカンに敗北した。

その他[編集]

ポリーヌ
BHSの実況に雇われた巨乳の女性で、手持ちはタブンネスワンナ。終盤でテレビリポーターを勤めている時にアルカデスとなったフロードと再会、世界滅亡の瞬間までを強制的に実況中継させられてしまうが結局はフロードからBHSの実況の時も含めての報酬は貰えなかった。
管理人
アルカデスの石像を守り続けている人物。棍棒を武器として使用し、凛々としていて掴み所がなく冷静沈着だが、実力はかなりのものである。リョウガにアルカデスにふさわしいかどうかを試すために試練を与え、自分が有利になるフィールドで彼を日々苦戦させたが最終的に戦いの中で成長し試練を達成したリョウガを見て、合格を与えた。その後、現れたフロードに襲い掛かるも棍棒を折られあっさり敗れてしまった。リョウガとフロードとの決戦後はポリーヌを助けリョウガの前に現れ、彼に光の羅針盤を渡した後に石化したフロードを抱えて元の場所に帰って行った。
ダンゲ
ルルラ
カレード
フロードの父親で、常にレシラムのBURSTハートをお守りとして持っている。フロードと違って暴力を暴力でやり返そうとはせず、また復讐をすることも嫌い、説得だけで物事を解決しようとするなど、平和主義な性格である。デロンから様々な嫌がらせを受けていたため、その事にキレたフロードがデロンを倒したことで激昂した彼の息子の報復によって殺される。
デロン
カレードに恨みを持つ事務所の社長。色々と悪事を働いていたがカレードの権力によって阻止される。そのため、彼に恨みを抱いて様々な嫌がらせをしたがその事に激昂し、レシラムのBURST戦士となったフロードによって殺された。

ポケモン[編集]

ゼクロム
威風堂々とした性格をしている、伝説のポケモン。ガリュウに力を貸すため、二度と元には戻れないことを承知した上で、自らの意思でBURSTハートに封印された。

用語[編集]

BURST(バースト)
BURSTハートを使う事で宝石に封じ込まれたポケモンと融合する能力。変身後の姿と能力は融合したポケモンと酷似しているが姿のベースは変身する人間側に合わせられ、人格も人間側のみが表面化されており、タイプの相性もそのまま引き継ぐため、組み合わせにより優劣が生じる場合もある(しかし、BURST戦士同士の実力差があり過ぎると相性も全く無意味となる)。しかし、相当の鍛錬が無ければ変身できない上、変身できたとしても融合したポケモンと心を通わせなければ存分に力を引き出せない。また、変身中は使用者と融合したポケモンの両者にかなりの負荷が掛かる為に長時間の変身は不可だが、アルカデスのみ変身を解く事無く別のポケモンに変身可能である。また、BURSTすることができる者のことを「BURST戦士」と呼んでおり、リョウガや七戦騎の他にも多くのBURST戦士が存在している。
BURST戦士が使用する技はポケモンの「わざ」とは異なり、全て本作独自のものである(中にはポケモンの「わざ」の能力を応用したものも存在する)。特に、漢字四文字の造語にカタカナのルビを振って特殊な読み方をさせるものが多い。逆に作中で描写された従来のポケモンの「わざ」は、「いとをはく」(第5話でデンチュラが使用)と「サイコキネシス」(第21話でユニランが使用)の2つだけ。
BURSTハート
BURST戦士が変身する際に使用する、ポケモン1匹が封印されている宝石で、従来のモンスターボールとは対を成すもの。使用する際は宝石をはめる装置に付けて起動し、使うには使用者の鍛錬が問われ、適性の無い者は命を落とす可能性も伴う。また、一度封印されたポケモンは壊れるまで二度と外に出ることは出来ず、内部は広大な異空間となっており、BURST戦士の意識だけが入れる。グレートガベルはほとんどのBURSTハートを開発しているがリョウガのBURSTハートは父が遺したもので、「本物(オリジナル)」と分類され、この「本物(オリジナル)」はGG製のそれとは異なり、より強力な力を引き出すことができる他、「本物(オリジナル)」はフロードが若返る前の少年時代の頃から存在していた。後半になるにつれて装置の存在は薄れていき、装置なし・衣服なしでも変身可能になっていった。
グレートガベル
本作における悪の組織で、通称GG。七戦騎と呼ばれる猛者達がいる他、さまざまな街に部隊を設置しており、ポケモンのエネルギーを吸い出す研究をしている。また、七戦騎よりも強い三闘将と呼ばれる者達がいるが七戦騎達には知らされていなかった。中盤から終盤にかけてリョウガ達と激戦を繰り広げ、後にハリルとキャロラが脱退し、また多くの幹部も倒され、最後には首領で、アルカデスとなったフロードがリョウガとの戦いで石化したことでついに壊滅した。
試しの儀(ためしのぎ)
ポケモンと共に旅立てるかどうかを確かめる為の試験。ポケモン知識筆記テスト、作物栽培テスト、力試しテストといった3つのテストに挑戦し、結果によって得点が与えられ、合格するには合計240点以上取る必要がある。リョウガは力試しテストにて巨大な岩を運んできたことにより他の2つのテストの不足分を大きくカバーして合格した。
光の羅針盤
リョウガ達がカラクダで手に入れた石盤。最初は何も無い石だったがリョウガのBURSTハートに反応し、本来の姿を現したことでBURSTハートをはめる為の窪みを6つ持ち、BURST戦士を探し当てる能力を発揮した。また、ハリルの発言からBURSTハートを6つはめる事で所有者をアルカデスに導くといわれている。
BHS(バーストハートサバイバル)
本物のBURSTハートの所有者のみが参加可能な大会。優勝者には10億円の大金と参加者全員のBURSTハートが送られる。そのため、脱落者のBURSTハートは没収される。上記のメンバーに加え、リョウガ・ハリル・キャロラの3人が参加しているが、実は主催者はGGの首領であるフロードで、目的は参加者全員のBURSTハートを集めることだったと判明した。

地理[編集]

時護りの里(ときまもりのさと)
リョウガの故郷。試しの儀に合格することでポケモンと共に旅立つことが許される。
マドロシティ
リョウガとミルトが最初に訪れる街。グレートガベルの部隊に占拠されていたが、リョウガによって部隊は壊滅した。
ゼラブル山
銀の雫を咲かす、壁のように切り立った山。「悪魔の大皿(デビルズプレート)」という難所に加え、山の周りの乱気流もあり、例え大人でも無事に帰れる保証は無いといわれている。
カラクダ
様々が人が集まる、店が立ち並ぶ街。

単行本[編集]

  1. ISBN 978-4091232007 2011年7月15日発売
  2. ISBN 978-4091233370 2011年10月18日発売
  3. ISBN 978-4091235374 2012年1月18日発売
  4. ISBN 978-4091236494 2012年4月18日発売
  5. ISBN 978-4091237057 2012年6月18日発売
  6. ISBN 978-4091238108 2012年9月18日発売
  7. ISBN 978-4091238870 2012年10月18日発売
  8. ISBN 978-4091240071 2012年11月16日発売

脚注[編集]

  1. ^ 本来「é」(アーキュート・アクセント付きのe)は「エ」と発音させるために用いるものであるため、通常「Ré」を「リ」と発音することはない。
  2. ^ a b c コミックナタリー - Power Push 週刊少年サンデー 2013年4月6日閲覧
  3. ^ 唯一の例外として、1巻70ページにミルトのイメージではあるがピカチュウが描かれている。
  4. ^ 田村光久のTwitterにおける発言より(2012年5月31日)
  5. ^ 単行本巻頭の作者のコメントも全て田村が1人で担当している。
  6. ^ 単行本3巻巻頭の作者のコメントより
  7. ^ 田村光久のTwitterにおける発言より(2012年9月14日)
  8. ^ 田村光久のTwitterにおける発言より(2012年10月10日)

外部リンク[編集]