ポエトリーリーディング

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ポエトリーリーディング (英語: poetry reading) は、主に詩人が自作のを読み上げることを指すが、広義には詩を朗読するアート形態そのものをさす。ラップミュージックにのせて詩を読んだり、ビートボックスとコラボレーションして詩を読んだりという形態もある。

アメリカ合衆国ニューヨークを中心にした東部においては、1950年代以降、ジャック・ケルアックアレン・ギンズバーグに代表されるビートニクスと称される詩人のシンプルな朗読形態がポエトリーリーディングの主流であり、マンハッタンローワー・イースト・サイドにあるセント・マークス教会やニューヨリカン・ポエトリーカフェ等では、職業詩人の他、一般人が社会や個人へ向けて自作の詩を詠む姿が見られる。一方、アメリカ西部からヨーロッパにおいては、演出を凝らした形態のものも見受けられる。

日本においては、1960年代以降に白石かずこ谷川俊太郎吉増剛造等のビートニクスの影響を受けた詩人が、音楽家との生演奏とのコラボレーションで活動した。1990年代後半以降は「詩のボクシング」が現代詩にムーブメントを起こした。ニューヨークでデビュー後パリで活動し現地のレーベルからポエトリーリーディングのCD(日英仏語)も出している千葉節子が、音楽以外に演劇的なパフォーマンスの要素を取り入れた独自のアーティスティックなスタイルを通してポエトリーリーディングを総合芸術へ高めた。2000年代以降は、ラッパー出身の狐火ロックバンド出身の松永天馬など、ミュージシャンからポエトリーリーディングへと進出する例が増え始めている。

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