ボンバーマン (PCエンジン)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ボンバーマン
ジャンル アクションゲーム
対応機種 PCエンジン
開発元 ハドソン
発売元 ハドソン
人数 1人(ノーマルゲーム)
2~5人(バトルゲーム)
メディア HuCARD
発売日 1990年12月7日
テンプレートを表示

ボンバーマン』(BOMBER MAN)は、1990年12月7日ハドソンから発売されたPCエンジンアクションゲーム。シリーズ初のPCエンジンタイトルである。またシリーズで初めてプレイヤー5人での対戦が可能になった作品として知られるが、対戦モード自体を搭載したのはゲームボーイの『ボンバーボーイ』が先である。

ノーマルゲーム[編集]

一人用のゲームモード。タイトル画面で「GAME START」を選ぶとこのモードが始まる。ゲームシステム自体は初代ボンバーマン(以下、「ファミコン版」と表記する)とほぼ同じであるが、ラウンド制になっており、各ラウンドの最終ステージにボスが存在するようになった。またファミコン版のステージは横スクロールのもののみであったが、本作では1画面分のステージや縦スクロールのステージも存在する。

ゲームストーリー[編集]

三森博士によって造られたブラックボンバーマンは悪の心を持ってしまい、遂には博士の娘である理沙をさらってしまった。理沙を助けるべくホワイトボンバーマンは山や川を越え、ブラックボンバーマンの居城である機械城へと向かうのだった。

ラウンド構成[編集]

全8ラウンド。各ラウンドにはそれぞれ8つのステージがあり、8ステージ目にはボスが待ち構えている。

  • ラウンド1 - 国境の壁
  • ラウンド2 - 岩山
  • ラウンド3 -
  • ラウンド4 -
  • ラウンド5 - 溶岩洞
  • ラウンド6 - 城内1
  • ラウンド7 - 城内2
  • ラウンド8 - 機械城内(最終ラウンド)

敵キャラクター[編集]

一部の敵は説明書イラスト付きで紹介されており、これらの他にも多数の敵が登場する。一度の爆発で複数の敵を倒すと獲得スコアが上昇するシステムは本作でも健在。ちなみに本作のボスキャラは説明書には「ボス」と明記されておらず、「最終ステージの恐怖」と書かれている。

バロム
ファミコン版から引き続き登場の風船形の敵。本作ではブロックに当たった時以外方向転換することがなくなり、倒しやすくなった。ラウンド1と8のほか、後述のバトルゲームにも登場する。
ボヨン
丸い目玉と縦長の口が特徴で、伸び縮みしながら移動する。序盤から終盤まで、あらゆるラウンドに登場する。
ナガチャム
帽子をかぶった幽霊のような敵。ラウンド6に登場。
シャシャキン
カモノハシを思わせる口が特徴。ラウンド3に登場。
オジン
ボヨンに似た姿だが色は黄色で、歯を剥き出しにしたような表情をしている。ラウンド7に登場。
パース
ファミコン版から引き続き登場。トラの顔のような敵で、ファミコン版と同じく最速クラスのスピードで的確に追いかけてくる。序盤から終盤まで、あらゆるラウンドに登場する。
ポンタン
ファミコン版から引き続き登場の円盤状の敵。こちらも性能はファミコン版に準じており、ソフトブロックをすり抜けながら猛スピードで追いかけてくる。ラウンド8の後半のほか、全ステージでタイムオーバーになった時にも登場する。
コンドリア
ファミコン版から引き続き登場のスライム状の敵。やはり性能はファミコン版に準じており、ソフトブロックをすり抜けて移動する。本作ではバトルゲームにのみ登場する。
アーロン
ボス級のキャラクター。ラウンド1と3に登場する。通常の敵キャラサイズの胴体が連なったヘビ状体型の敵。攻撃手段は体当たりのみだが、時おり怒り顔になって移動速度が速くなる。耐久力は2だが、1回目のダメージを体全体に与えるまでは2回目のダメージを与えられない。なお、ボスステージにはソフトブロックが全く無いが、敵を全滅させれば何も無いところに出口が出現する。
バブルズ
ボス級のキャラクター。ラウンド2と5に登場する。「親」と「子」がいて、どちらも体当たりで攻撃してくる。耐久力は親が3で子が1となっており、親を放っておくと子を産み出したり産み出した子とフォーメーションを組んで迫ってきたりする。
ワープマン
ボス級のキャラクター。ラウンド4と6に登場する。
デルピョー
ボス級のキャラクターとともに登場する敵。ラウンド1と4に登場する。
スピッドファイヤー
ボス級のキャラクター。ラウンド7に登場する。

バトルゲーム[編集]

対戦モード。タイトル画面で「BATTLE」を選ぶと開始。PCエンジン版3作品共通の特徴として、マルチタップを用いることで最大5人までの対戦が可能なことが挙げられる。本作品ではまだコンピューターとの対戦はできず、5人未満での対戦の際はノーマルモードにも登場する敵キャラが登場する。アイテムも「火力アップ」と「爆弾数アップ」の2つだけで、プレッシャーブロックも存在しない。また、取ると様々な効果があり、他のプレーヤーに重なることでその効果を伝染させることができる「ドクロアイテム」は有無を選択できる。

マルチタップではなくPCエンジンGTを使用して対戦する『バトル通信』というモードもある。こちらは2人対戦。

開発者[編集]

  • ベーシック ゲーム デザイナー - <Shinichi Nakamoto 中本 伸一
  • ゲームディレクター - <Shigeki Fujiwara 藤原 茂樹
  • ゲームデザイナー - <Tsukasa Kuwahara 桑原 司>
  • メインプログラマー - <Atsuo Nagata 永田 淳夫>
  • サブプログラマー - <Wrecker Muroya 室屋 勇治>
  • グラフィックデザイナー - <Hideyuki Ogra 小倉 英之><Mika Sasaki 佐々木 みか>
  • ミュージックコンポーザー - <Jun Chikuma 竹間 ジュン
  • サウンドプログラマー - <Keita Hoshi 星 恵太>

他機種への移植[編集]

X68000版
PCエンジン版はシャープX68000にも移植されシステムソフト1991年に発売した。こちらは対戦モードが最大4人で、音源の違いはあるものの音楽やグラフィック、ゲームシステムともほぼ同じ内容となっている。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]