ボンバーガール (ゲーム)

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ボンバーガール
BOMBER GIRL
ジャンル アクションゲームMOBA
対応機種 アーケードゲーム
発売元 コナミアミューズメント
人数 8人
発売日 2018年8月30日
デバイス スティック+4ボタン
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ボンバーガール』 (BOMBER GIRL)コナミアミューズメントから発売され、2018年8月30日より稼働を開始したアーケードゲーム。

ハドソンを吸収合併したコナミデジタルエンタテインメント(コナミアミューズメントのグループ企業)が権利を継承した『ボンバーマン』を大幅に派生させた対戦協力型のアクションゲーム。本作は各陣営の拠点を攻める内容となっており、登場キャラクターが全員「ボンバーガール」と呼ばれる少女のキャラクターであるのが特徴。負けた(倒した)キャラクターの服が破れる一枚絵が表示され、軽度ではあるが脱衣ゲーム要素がある(後に帯による部分的な自主規制が入った)。

コナミの作品をベースとしたコラボも各種実施されている。

2017年2月に開催されたジャパンアミューズメントエキスポ(以下JAEPO)2017で発表された[1]

ゲームシステム[編集]

本作は、「ボンバーマンシリーズ」の基本システムすなわち下記の内容をベースにしている。

  • 爆風で破壊可能な「ソフトブロック」、破壊不可能な「ハードブロック」、そしてソフトブロックに隠されたパワーアップアイテムが存在する。
  • 設置した爆弾は一定時間後爆発して、十字に爆風が広がる。爆風の大きさは取得したパワーアップアイテムに依存する。
  • キャラクターのパワーアップ要素は、爆風の大きさ・同時に設置できる爆弾の数・移動速度の3つ。
  • 設置した爆弾は動かすことができない(※例外あり)
  • 爆風は、ブロックに当たると貫通せずそこで止まる(※例外あり)
  • プレイヤーは爆弾を設置しながら、ソフトブロックを破壊しつつアイテムを回収してパワーアップする
  • 爆弾やブロックを飛び越したりすり抜けることはできない(※例外あり)

これを4対4のオンライン協力対戦型ゲームとしてルールやシステムを拡張したアクションゲームである。例外ありの部分は、キャラ毎の「スキル」の存在のためである。

一方踏襲されていない内容、特にこれまでの作品と大きく違う部分は次の通りとなる。

  • 勝利条件。「最後まで生き残ったプレイヤー」ではなく「拠点を破壊したチーム」または「拠点に多くダメージを与えたチーム」が勝利となる。
  • 倒されたプレイヤーは、「敗者として終了までゲームからリムーブ」ではなく「5秒間一時的にゲームからリムーブされた後、復帰地点から再開」となる。
  • そのため「みそボン」は存在しない。
  • キャラクターは所定のライフ(HP)があり爆風を受けてもダメージを受けるが「即死」にはならない。ダメージにより残りHPが0以下になると倒される。
  • 味方や自身の爆弾による爆風を受けた場合はその場で一定時間動けなくなる(スタン)。ダメージは、敵からの爆弾や攻撃のみで受ける。
  • 引き継がれていないアイテムがある。例えば「ドクロ」アイテムは本作に存在しない。
  • 残り時間が少なくなる(60秒)なると、BGMのテンポは上がるがマップが狭くなるなどの早期決着を促す仕掛けは発生しない。
  • マップはプレイヤーで選択できず、一定のラインナップからランダムで選択される。マップのラインナップは一定期間で更新・追加される。

4対4の敵味方2チームに分かれ、自分のベースを破壊される前に、敵のベースを破壊することがゲームの目的となる[2]。本作ではMOBAの要素を取り入れ、アタッカー、ボマー、シューターといった能力スタイル、チームレベル(および経験値)や特殊スキル、リスポーン先となる拠点、ベース前を守るゲートといたものを実装している。

自分のチームのボム及び爆風は青で表示される。敵チームのボム及び爆風は赤で表示され、これに当たるとダメージを受ける。敵の攻撃スキルによってもダメージを受ける。HPが0になると服が破けたダメージイラストが表示され、5秒後に自チームのリスポーン地点から復活する。

ソフトブロックを破壊すると時折「EXP」と書かれたアイテムが出現する。これを入手することでチームのレベルが上昇し、様々なスキルが使用可能になる。使用できるスキルはキャラクターによって異なっており、遠距離攻撃が得意なキャラ、回復ができるキャラなどがある。そのほかにも火力アップ・ボム数アップ・走力アップアイテムなどがあるが、上限数はキャラクターにより異なる。

筐体には縦長のメイン画面、タッチパネル形式のコントロールパネル、操作スティックと各種ボタン、コンパネ上部に拠点破壊時に使用する起爆ボタンが設置されている。メイン画面上の液晶画面には斜め上から見下ろしたクォータービュー形式の3D画面が表示され、メイン画面上部では遠くまで見渡せ、下部ではプレイヤーキャラクターを起点にほぼ真上の視点で見えるようになっている。またメイン画面下部には、チャットログのほか、スキルの使用可否の状況やチームゲージといったゲームの基本情報やパラメータが表示されている。コントロールパネルはステージ全体のミニマップが表示されており、チャット用のボタンやベースに帰還するボタンもここに設置されている。ボムの設置、スキル1、スキル2のボタンもここに設置されており、使用できるスキルが表示されるようになっている。起爆ボタンは敵のタワーもしくはベースの耐久ゲージが0になると押せるようになる。

時間内にベースを破壊したチームの勝利。時間切れの場合はベース・タワーなどの残り耐久度が多い方が勝利で、それも同じ場合は引き分け。

キャラクター[編集]

プレイアブルキャラクターは「ボンバーガール」と呼ばれている。ゲストキャラ(コナミの他作品から登場するキャラ)を含めた全員に共通する特徴として、メインビジュアルでは導火線あるいは尻尾から火花が飛び散っている。

初期状態で使用可能なのはシロ、モモコ、エメラ、オレンの4人で、パプルはプレイごとにたまるスタンプを完成させることで、それ以外はバトル終了後のボンバーガチャで当たれば使用可能になる(ロケテストで使用可能にした場合は製品版に引き継がれた)。

誕生日は稼働開始後に公表されたが、ゲストキャラの誕生日は公表されていない。

ボマー[編集]

攻撃役。ボムを多数設置でき豊富なボムスキルでソフトブロックの破壊や高威力のボムで施設破壊に長ける。一方攻撃手段はボムしかない為防衛や敵ガール、敵サポーターを倒すのは苦手。

シロ(声:東山奈央)誕生日:4月6日
白いセーラー服を着たボンバーガール。ボンバーマンシリーズの主人公である「白ボンバーマン(白ボン)」をモチーフにしたキャラクターで、髪飾りやボンボリをモチーフにしたサイドテールなど白ボンの意匠が見られる。
これまでのボンバーマンに近い感覚で操作できるとっつきやすさを持つ一方、ソフトブロック破壊力の高さと豊富なバリエーションを持ったスキルを持つため奥深さも持つ。
藤崎詩織(声:金月真美)誕生日:未公表[3]
元(モチーフ)は『ときめきメモリアル』(ボンバーマンシリーズと直接の関連はない)のメインヒロイン。
「詩織をモチーフにしたボンバーガール」なので厳密には詩織本人ではないが、声は詩織役の金月真美が演じている。他のボマーと違い一発で大火力のボム技が無い一方味方に完全無敵を付与できるため、味方前衛との連携が重要になる。
クロ(声:高橋李依)誕生日:9月6日
黒いブレザーを着たボンバーガール。「黒ボンバーマン(黒ボン)」をモチーフにしたキャラクターで、髪飾りやボンボリをモチーフにしたサイドテールなど黒ボンの意匠が見られる。
シロと比較して威力に特化して拠点破壊力が高いため一発逆転力が強い一方、ソフトブロック破壊はボマー内ではやや苦手な特性を持つ。
グレイ(声:大和田仁美)誕生日:1月8日
2019/3/20から追加されたキャラ。灰色のジャンパーを着たボンバーガール。ボンバーマンシリーズに登場する「MAX(マックス)」をモチーフにしたキャラクターで、髪飾りなどにマックスの意匠が見られる。
全般的にはシロとクロの中間の特性を持つが、彼女固有の能力として電撃を伴うボムはハードブロックの向こうに存在する相手やブロックを攻撃することができる。一方ボムを動かすスキルは覚えないため、ボムによる隘路の封鎖を崩すのは苦手でかつボムに囲まれると脱出する術に乏しい。

アタッカー[編集]

攻撃役。足が速く相手や施設を直接攻撃できるスキルが豊富な切り込み役。サポーターの除去も得意なためゲートを壊してしまえばベース侵入もスムーズに行いやすい。一方、体力は低くボムの性能は低めでソフトブロック破壊は苦手。攻撃スキルの無敵時間を駆使し、立ち回りで如何に長時間敵地を侵略し続け撤退させられないかがポイントとなる。

オレン(声:中村桜)誕生日:4月14日
オレンジ色の迷彩柄のヘソ出しルックに身を包んだボンバーガール。アイパッチをしている。
デフォルトキャラとしてはクセはあるものの、ブロックやボムを飛び越したりすり抜けて攻撃するスキルを持つため速攻力が高い。また自分自身のHPを回復するスキルを持つため、HPの少なさの割には立ち回りによっては長く敵地を侵略し続けることも可能。
ウルシ(声:加藤英美里)誕生日:11月13日
紅白の和服を着て目を仮面で隠しているボンバーガール。スキルで姿を完全に隠して移動ができる。時間経過かボム設置またはスキル使用、攻撃を受けると解除される。
ボマーのような一発で大きいダメージは与えられないが、攻撃回数で施設に大きいダメージを与えることができるのも強み。
セピア・ベルモンド(セピア)(声:佐藤聡美)誕生日:6月12日
2018/12/27から追加されたキャラ。『悪魔城ドラキュラ』シリーズ(ボンバーマンシリーズと直接の関連はない)のベルモンド家の血を引くボンバーガール。
ベルモンド家伝統の鞭や手持ちのチェーンソーによる直接攻撃のリーチに長ける。またアタッカーとしては例外的に足は遅めだが体力は高いため他の二人より強引な攻めがやりやすい。
アサギ(声:長江里加)誕生日:6月23日
2019/12/25から追加されたキャラ。名前や外観の通り新選組をモチーフにしており、髪の毛は浅葱色でボブカットの後ろ髪の先端が白になったダンダラ模様になっている。狼の尻尾と耳を持つ壬生狼族のボンバーガール。魔剣「大念動波剣」(『月風魔伝』に登場する剣と同じ名前だが、同作とボンバーマンシリーズと直接の関連はない)を操る正義感の強い警察官。元・神撰組三番隊組長。
スキルを相手に当てるとHP吸収ができるが、回復に若干時間差がある。


シューター[編集]

防衛役。離れた地点やブロックを挟んだ敵を狙撃するスキルを持っている。すべての射撃スキルは施設に当てるとダメージが半減するため基本的に攻め込んできた相手を倒すために使用する。体力と走力は低めでボムは火力が強く設置個数は少なめ。

エメラ(声:日笠陽子)誕生日:5月24日
エメラルドグリーンのボディーをした戦闘用のボンバーガール。メイド用にカスタマイズされ、エプロンをしている。
尖った部分は少ないが連射、射程重視、高火力射撃による援護とそれぞれを使い分けられかつ弾の発射にも癖が少ないため使いやすく、オールラウンダー的な特性を持つ。
パプル(声:藤田茜)誕生日:10月4日
紫と白のボーダーの服を着たボンバーガール。左目が赤、右目が青のオッドアイになっている。イラストにはセイジャ(声は未公表)が一緒に居るが、バトル中は背中の羽根や弓矢に変化する。
敵を射るとダメージと短時間の速度ダウンを付与、味方や自陣施設を射ると回復と速度アップ(速度アップは味方キャラのみ)する弓矢を使う。その弾の特性上、混戦やベース防衛は苦手。
爆ボンバーマン2』に登場する「聖邪の天使」をモチーフにしたキャラクター。
ツガル(声:釘宮理恵)誕生日:未公表
元(本来のモチーフ)は『beatmania IIDX』の菱宮津軽で、『武装神姫』(いずれもボンバーマンシリーズと直接の関連はない)のサンタ型ツガルがモチーフとなっている。
直線的で射程距離も非常に長い射撃スキルで狙撃に長ける一方、発射時はごく短時間足が止まるため接近戦は苦手。またシューターとしては速度上昇の限界値が少し高く施設攻撃のダメージも他シューターと比較すると出しやすいため、前衛の援護に貢献しやすい。
パステル(声:椎名へきる)誕生日:未公表
2019/7/11から追加されたキャラ。元(モチーフ)は『ツインビー』シリーズの2P機ウインビーのパイロット(ボンバーマンシリーズと直接の関連はない)。
射撃スキルは手持ちの拳銃またはウインビーによる攻撃で、いずれも連打はできないものの一発が重い。

ブロッカー[編集]

防衛役。ソフトブロックを生成するスキルを持っている。体力は4ロール中最高。ベースの防御固めはもちろん、敵の侵攻の妨害役も兼ねており唯一復帰ポイント潰しができるため敵の攻めを遅らせることができる。地味ながら非常に重要な役割。

モモコ(声:井澤詩織)誕生日:3月3日
ピンクのロリータ風の衣装を着たボンバーガール。ランドセルにはボンバーマンの敵キャラのアクセサリをぶら下げ、手にはM24型柄付手榴弾風のステッキを持っている。
ブロック生成力の高さと施設や味方の回復スキルを持った後衛のスタンダード的な特性だが、直接攻撃やブロック生成以外の妨害スキルに乏しいため敵にベースに入られると追い払うのは苦手。
レウィシア・アクアブルー(アクア)(声:大空直美)誕生日:8月1日
青い髪のボンバーガール。ゲーム中やメディアなどほとんどの場合フルネームではなく略称である「アクア」が使用される。
ブロック生成力はモモコに一歩引くが、強力なサポーターを召喚したり、敵を問答無用でスタート地点まで追い払うことができるため道中の妨害やベース内防衛でも活躍できる。
サターンボンバーマンファイト!!』に登場する[4]「レウィシア(レウィシア・ラル・ヘブンケール)」をモチーフにしたキャラクター。
グリムアロエ(声:長谷優里奈)誕生日:未公表
2018/9/12から追加されたキャラ。元(モチーフ)は『クイズマジックアカデミー』(QMA)のグリム・アロエ(ボンバーマンシリーズと直接の関連はない)。また、QMAと異なり名前表記に「・」がない。
ブロックは直接生成できず、代わりに敵味方問わずボムをブロックに変換するためテクニカルな部分があるが、他のブロッカーより柔軟なブロック生成ができる。また妨害も得意で特に敵ボマーの超強力なボムを出されてもブロッカーの中で唯一不発にさせることができる。
パイン(声:悠木碧)誕生日:3月14日
2019/10/24から追加されたキャラ。黄色のロリータ風の衣装を着たボンバーガール。ランドセルにはボンバーマンの敵キャラの「パース」をモチーフにしたデザインのランドセルを背負っている。手にはM24型柄付手榴弾風のステッキを持っているが、こちらは爆弾部分を複数括り付けたものがモチーフとなっている。
スキルや特性はほぼモモコに準じるがブロック生成は一回で4つブロックを生成できるがチャージ時間とモーションがやや長く、回復スキルは逆にモーションが短いといった相違点がある。

その他[編集]

ナビゲーションのキャラ(声:未公表)誕生日:未公表
ゲームのナビゲーションに登場するキャラ。外観はボンバーマンシリーズに登場する「ハニー」に似ているが関連性および本作における名前や素性などキャラクターに関わる情報は一切不明。
公式Twitter漫画やゲーム内で2頭身キャラとして登場するときはKONAMI社員(制作スタッフ)の代役というアイコン的な役割も担っており、そのときは「スタッフ」と書かれた襷を巻いていることがある。

脚注・出典[編集]

外部リンク[編集]