ボルサリーノ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search

ボルサリーノイタリア語: Borsalino)は、イタリアアレッサンドリアに本社を置く帽子メーカー及びブランドである。

企業概要[編集]

ボルサリーノ製ソフト帽

1857年ジュゼッペ・ボルサリーノにより創業。創業150周年を経た今日でも、今世紀初頭の機械と木製型を使った職人の手作りである。

中折れ帽(ソフト帽)やパナマ帽が有名だが、チロル・ハットハンチング帽ベレー帽のほか、サファリ帽ヘルメットバイク専用)、それ以外にもスカーフネクタイ手袋を製造している。また意外なところでは自転車も製造している。

製造拠点がフランスに近いこともあり、後述の映画『ボルサリーノ』はその影響を受けて制作されたことでも知られる[誰によって?]

日本ではイタリアでつくられた製品と国内メーカーがライセンスを得た製品の2種類が扱われており、主に野球帽やベレー帽の類に国内メーカー製造のものが多い。ソフト帽は、国内製造のものよりも本国製造のものが主流になっている。

日本におけるボルサリーノブランドのインポート商品の輸入、販売と同ブランドのライセンス事業は、ボルサリーノジャパンが行っている。また、日本の帽子ライセンス製品の生産・販売は、中央帽子株式会社が行っている。

2015年3月に入り、それまで潜在的に指摘されていた、イタリアのボルサリーノ社の倒産の危険性が、確実にほぼ倒産は秒読みの状態である、とイタリアで大々的に報じられて問題になっている。2015年3月の時点では金融融資機関などに貸付金の放棄を求める形での再生を考えていると報じられているが、債権団はそれに同意していないため、同社が倒産するかどうかは予断を許さない状況となっている。なお、このイタリアでのボルサリーノ社の倒産危機については日本では一切、報道されていない[1][2][3]

2017年12月18日に破産手続きを行ったと報道された[1]。2016年以来ブランドの活動を管理してきたHaeres Equita社は、将来のコレクションの生産、流通および販売を継続し、すべての雇用を維持し、アレッサンドリア(ピエモント)の生産拠点を維持すると確約した[2]。 

日本でのイメージ[編集]

1969年昭和44年)に、アラン・ドロンジャン・ポール・ベルモンドの2人が出演した映画『ボルサリーノ』で有名になった。よくソフト・ハットのことを「ボルサリーノ帽」と呼ぶことがある。正確にはボルサリーノ社が、柔らかい(ソフトな)フェルト帽を販売するまでは、紳士帽子は堅く固めた製品であり、ソフトな帽子を初めて販売した事で、ソフト帽の代名詞となっている。

また真島昌利のソロデビューシングル、「アンダルシアに憧れて」(1989年平成元年)10月21日)の歌詞中に2回登場する。

2018年8月25日より開店した、香取慎吾祐真朋樹による有名ブランドとコラボした衣料・雑貨を扱うブティック「JANTJE_ONTEMBAAR」(ヤンチェ・オンテンバール)にて、ボルサリーノのとコラボした帽子が販売されている [3]

出典[編集]

  1. ^ yahooニュース
  2. ^ “Borsalino, l’attività continua”. La società di Philippe Camperio conferma la volontà di andare avantiLa Stampa, 18/12/2017
  3. ^ “[https://style.nikkei.com/article/DGXMZO34556050U8A820C1000000?channel=DF260920172950 慎吾さんのブティック 25日開店! 独自ブランド扱う]”. 有NIKKEI STYLE. 日経BP社date=2018-08-24. 2018年9月2日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]