ボリュームライセンス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

ボリュームライセンスvolume licenseVL)は、あるソフトウェア製品について、複数台数のパーソナルコンピュータでの使用権(ソフトウェアライセンス)を付与して販売する形態である。

主に企業団体といった、複数台のパソコンを保有する組織を対象とした販売形態のため、コーポレートライセンスサイトライセンスとも呼ばれる。

概要[編集]

一般の店舗や販売業者で扱われている、通常のリテール版ソフトウェア(パッケージ)販売では、原則として、購入した製品一本につき一台のパソコン(クライアント機)にのみインストールできる内容のライセンスで販売される。

これに対して、ボリュームライセンスでは、一つのメディアから複数台数のパソコンに購入したソフトウェアをインストールできるライセンス内容になっている。

特徴としては、次のようなものがある。

  • 複数台のパソコンにインストールされるソフトの種類やバージョンを一つの契約で統一できる。
  • 多くの場合、パソコン一台当たりの料金は、通常のパッケージ販売よりも安い。
  • インストール用のメディアとマニュアルは、一つしか付属されない。
  • パソコンの台数が増加した場合など、必要に応じてライセンス数の追加が可能な場合もある。
  • ソフトがインストールされている個々のパソコン(ライセンス数)の管理が煩雑となる。

主な例[編集]

パソコンをある程度以上(10台程度から数千台規模以上)保有する企業や官公庁学校で使用するオペレーティングシステムや各種アプリケーションソフトウェアオフィススイートウイルス対策ソフトなど)を一つに統一して導入する場合に使用される。

オークションなどでの問題[編集]

オークションサイトなどで売られている格安プロダクトキーなどで、ボリュームライセンスのものが使われていたりするが、 少なくともマイクロソフト製品においてはライセンス違反商品であり、ほかのソフトウェア会社の製品でも手口の違いこそあれ大抵はライセンス違反である。

外部リンク[編集]