ボブ・ブライアン

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ボブ・ブライアン Tennis pictogram.svg
Bob Bryan at the 2009 Wimbledon Championships 01.jpg
ボブ・ブライアン
基本情報
ラテン文字名 Bob Bryan
フルネーム Robert Charles Bryan
愛称 ボブ
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 同・カリフォルニア州カマリロ
生年月日 (1978-04-29) 1978年4月29日(38歳)
身長 193cm
体重 88kg
利き手
バックハンド 片手打ち
ツアー経歴
デビュー年 1998年
ツアー通算 112勝
シングルス 0勝
ダブルス 112勝
4大大会最高成績・シングルス
全英 2回戦(2001)
全米 2回戦(1998)
4大大会最高成績・ダブルス
全豪 優勝(2006・07・09-11・13)
全仏 優勝(2003・13)
全英 優勝(2006・11・13)
全米 優勝(2005・08・10・12・14)
優勝回数 16(豪6・仏2・英3・米5)
4大大会最高成績・混合ダブルス
全豪 ベスト8(2002・05-07)
全仏 優勝(2008・09)
全英 優勝(2008)
全米 優勝(2003・04・06・10)
優勝回数 7(仏2・英1・米4)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 116位(2000年11月13日)
ダブルス 1位(2003年9月8日)
獲得メダル
男子 テニス
オリンピック
2012 ロンドン ダブルス
2008 北京 ダブルス
2016年7月18日現在

ボブ・ブライアンBob Charles Bryan, 1978年4月29日 - )は、アメリカカリフォルニア州カマリロ出身の男子プロテニス選手。身長193cm、体重88kg。左利き。双子の兄弟であるマイク・ブライアンとともに「ブライアン兄弟」のダブルスとして活動。兄弟2人ともシングルスにはほとんど出場せず、ダブルスのみに活動を絞っている。

ダブルスでのキャリアゴールデンスラム達成者。ATPツアーで史上初のダブルス100勝を挙げている

来歴[編集]

1978年4月29日にアメリカカリフォルニア州カマリロで双子の兄弟が誕生した時、ロバート・チャールズは双子の弟として2分後に生まれた。ブライアン兄弟は両親ともにテニスのコーチで、双子の兄弟は2歳の頃から両親にテニスを学んだ。2人の兄弟は早くから、トーナメントのシングルスで「兄弟対決」を両親に禁じられてきたという。2人とも1997年から1998年の2年間スタンフォード大学に在学し、NCAA主催のテニス大会で活躍した。ボブは1998年にNCAAで男子シングルス、マイクとのダブルス、スタンフォード大学団体優勝の3冠獲得を達成し、この年からプロテニス選手に転向した。2001年から双子の兄弟のペアはATPツアーで優勝できる力をつけ、この年に年間4勝を挙げる。

2003年全仏オープン男子ダブルスで、2人は4大大会男子ダブルス部門で初優勝を達成し、決勝で連覇を狙ったエフゲニー・カフェルニコフロシア)&ポール・ハーフース組(オランダ)を 7-6, 6-3 で破った。同年に全米オープンでもダブルス決勝に進んだが、トッド・ウッドブリッジオーストラリア)&ヨナス・ビョルクマンスウェーデン)組に 7-5, 0-6, 5-7 の逆転で敗れて準優勝になり、年間2冠獲得を逃している。この年は男子テニス年間最終戦「テニス・マスターズ・カップ」のダブルス部門でも、フランスペアのファブリス・サントロ&ミカエル・ロドラ組を破って初優勝を飾った。しかし、2004年全豪オープン男子ダブルス決勝では、サントロ&ロドラ組に 6-7, 3-6 で敗れている。2人は2004年アテネ五輪アメリカ代表選手にも選ばれたが、ここでは準々決勝でチリ代表のニコラス・マスー&フェルナンド・ゴンサレス組に敗退した。全米オープンは3回戦敗退に終わったが、テニス・マスターズ・カップで大会2連覇がある。

2005年のシーズンに、ボブとマイクはすべての4大大会で男子ダブルス決勝に進出した。全豪オープン全仏オープンウィンブルドンの3大会連続で準優勝止まりだった2人だが、全米オープンで4大大会ダブルス2勝目を達成する。2006年ウィンブルドンまで、2人は「7大会連続」で4大大会ダブルス決勝に出場した。全豪オープン決勝ではリーンダー・パエスインド)&マルティン・ダムチェコ)組を 4-6, 6-3, 6-4 で破って4大大会3勝目を獲得したが、全仏オープンではマックス・ミルヌイベラルーシ)&ヨナス・ビョルクマン組に敗れ、2年連続の準優勝で止まった。ウィンブルドンではファブリス・サントロフランス)&ネナド・ジモニッチ(当時セルビア・モンテネグロ国籍)組を 6-3, 4-6, 6-4, 6-2 で破り、男子テニス界では史上6組目となる「同一ペアによるキャリア・グランドスラム」を達成した。

2007年全豪オープン男子ダブルス優勝後、ボブとマイクはしばらく好成績が減った時期もあるが、2008年北京五輪で男子ダブルスの銅メダルを獲得する。それから、2人は2008年全米オープン2009年全豪オープンに連続優勝した。2009年3月6日-8日に行われたデビスカップ「ワールドグループ」1回戦で、アメリカはスイスを4勝1敗で下した。ブライアン兄弟はダブルス戦で、スイス・チームのスタニスラス・ワウリンカ&イブ・アレグロ組を 6-3, 6-4, 3-6, 7-6 で破り、デビスカップのアメリカ代表チームとして15勝目を挙げた。こうして2人はデ杯米国チームの「ベスト・ダブルス・チーム」になり、それまでの米国ダブルス歴代1位タイだったジョン・マッケンロー&ピーター・フレミング組(14勝1敗)とウィルマー・アリソン&ジョン・バン・リン組(14勝2敗)組を抜いた。

2012年7月のロンドン五輪男子ダブルス決勝でボブとマイクはフランスのジョー=ウィルフリード・ツォンガ&ミカエル・ロドラ組を 6–4, 7–6(2) で破り金メダルを獲得しキャリアゴールデンスラムを達成した。2012年全米オープン男子ダブルス決勝でリーンダー・パエス&ラデク・ステパネク組を 6-3, 6-4 で破り4大大会通算12勝目を挙げた。同一ペアとしてはウッディーズの11勝を更新しオープン化以降では1位になった。

ボブ・ブライアンは混合ダブルスでは、全米オープン2003年2004年2006年2010年に4勝がある。パートナーはそれぞれ異なり、2003年カタリナ・スレボトニク2004年ベラ・ズボナレワとペアを組んで優勝した。2006年の全米混合ダブルスでは、ボブは49歳のマルチナ・ナブラチロワとペアを組み、決勝でマルティン・ダム&クベタ・ペシュケ(ともにチェコ)組を 6-2, 6-3 で破って優勝し、ナブラチロワは現役最後の試合で“有終の美”を飾った。2010年リーゼル・フーバーとペアを組んで4度目の優勝に輝いた。

2008年、ボブは混合ダブルスで全仏オープンウィンブルドンを連続制覇した。パートナーは全仏オープンがビクトリア・アザレンカベラルーシ)で、ウィンブルドンはサマンサ・ストーサーオーストラリア)であった。ウィンブルドンの混合ダブルス決勝では、ボブとマイクがネットをはさんで戦い、ボブとストーサーのコンビはマイクとカタリナ・スレボトニクスロベニア)組を下した。

2010年全米オープン混合ダブルスにてリーゼル・フーバーとペアを組み優勝。全米混合優勝4回は歴代1位タイ記録となった。

2012年12月デビスカップで欠場。マイクがマーディ・フィッシュとペアを組み出場したため、2003年8月以来となるボブとマイクのランキングが異なることになり、2011年11月から続いていた世界ランキング1位記録が途切れた。

2014年全米オープン男子ダブルスで優勝。グランドスラム合計優勝回数23はトッド・ウッドブリッジに並んで歴代3位タイ記録。

2014年10月、上海マスターズ2回戦にてブライアン兄弟での通算900勝を達成。同大会初優勝した事でキャリアゴールデン・マスターズ(マスターズ9大会すべて制覇)を達成した。

ダブルス記録[編集]

※オープン化以降

世界ランキング1位最長記録
世界ランキング1位連続記録
2013年2月25日から更新中
最多年間最終ランキング1位
連続年間最終ランキング1位記録
2009年から
グランドスラム優勝「16」
グランドスラム決勝進出「27」
キャリアゴールデンスラム達成
キャリアゴールデンマスターズ達成

4大大会ダブルス優勝[編集]

  • 全豪オープン 男子ダブルス:6勝(2006年・2007年・2009年~2011年・2013年) [男子ダブルス準優勝2度:2004年・2005年]
  • 全仏オープン 男子ダブルス:2勝(2003年・2013年)/混合ダブルス:2勝(2008年・2009年) [男子ダブルス準優勝2度:2005年・2006年]
  • ウィンブルドン 男子ダブルス:3勝(2006年・2011年・2013年)/混合ダブルス:1勝(2008年) [男子ダブルス準優勝1度:2005年]
  • 全米オープン 男子ダブルス:5勝(2005年・2008年・2010年・2012年・2014年)/混合ダブルス:4勝(2003年・2004年・2006年・2010年) [男子ダブルス準優勝1度:2003年]

4大大会ダブルス成績[編集]

略語の説明
W  F  SF QF #R RR Q# LQ A WG Z# PO SF-B S G NMS NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加
WG=デビスカップワールドグループ, Z#=デビスカップ地域ゾーン, PO=デビスカッププレーオフ, SF-B=オリンピック銅メダル, S=オリンピック銀メダル, G=オリンピック金メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, NH=開催なし.

大会 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 SR
全豪オープン A A A A A 1R 1R QF 3R F F W W QF W W W F W 3R 3R 6 / 15
全仏オープン A A A A 2R 2R 2R QF W SF F F QF QF SF 2R SF F W QF 2 / 16
ウィンブルドン A A A A 3R 1R SF SF QF 3R F W F SF F QF W SF W F 3 / 16
全米オープン 1R 1R 1R 1R 1R QF 2R SF F 3R W 3R QF W SF W 1R W SF W 5 / 20

混合ダブルス[編集]

大会 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 SR W–L
全豪オープン A A A QF 1R 1R QF QF QF A A 2R 2R A QF A 0 / 9 12–9
全仏オープン 2R QF A SF QF QF A SF QF W W A A 1R A A 2 / 10 25–8
ウィンブルドン QF 1R QF QF 2R SF 2R F 3R W QF 2R QF SF A 3R 1 / 15 37–14
全米オープン A A 1R F W W QF W 2R A A W 2R 2R A A 4 / 10 29–6
W–L 4–2 3–2 3–2 12–4 8–3 10–3 4–3 14–3 6–4 11–0 7–1 7–2 5–3 4–3 2–1 2–1 7 / 44 102–37

混合ダブルス優勝パートナー[編集]

世界ランキング[編集]

※年間最終ダブルスランキング

1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014
順位 64 59 23 8 2 4 1 1 1 3 1 1 1 2 1 1

男子ダブルス生涯グランドスラム達成ペア[編集]

外部リンク[編集]

記録
先代:
アメリカ合衆国の旗 ジョン・マッケンロー
世界ランキング1位最長記録
(with アメリカ合衆国の旗 マイク・ブライアン)

2011年12月12日 – 2012年12月5日
次代:
アメリカ合衆国の旗 マイク・ブライアン