ボクサー (サイモン&ガーファンクルの曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search
ボクサー
サイモン&ガーファンクルシングル
初出アルバム『明日に架ける橋
B面 ベイビー・ドライバー
リリース
規格 7インチ・シングル
ジャンル フォークロック
時間
レーベル コロムビア・レコード
作詞・作曲 ポール・サイモン
プロデュース ロイ・ハリーポール・サイモンアート・ガーファンクル
チャート最高順位
サイモン&ガーファンクル シングル 年表
ミセス・ロビンソン
b/w
旧友
(1968年4月)
ボクサー
b/w
ベイビー・ドライバー
(1969年3月)
明日に架ける橋
b/w
キープ・ザ・カスタマー・サティスファイド
(1970年1月)
ミュージックビデオ
「The Boxer」 - YouTube
テンプレートを表示

ボクサー」(原題: The Boxer)は、サイモン&ガーファンクル1969年に発表した楽曲。

ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500(2010年版)では106位にランクされている[2]

概要[編集]

1969年3月21日、シングル曲として発表された[1]。B面は「ベイビー・ドライバー」。

録音には100時間以上が費やされたと言われており、ナッシュビルニューヨーク市にあるコロムビア・レコードのスタジオで製作された。またボーカルの一部はニューヨーク市のセント・ポール教会で録音された[3]。バス・ハーモニカはチャーリー・マッコイの演奏[4]

同年5月17日付のビルボード・Hot 100で7位を記録し[5]1970年1月26日発売のアルバム『明日に架ける橋』に収録された。

時に本作品は、ボブ・ディランに対するあてこすりではないかと言われることがある(ディランは19歳のとき、故郷のミネソタ州ダルースからニューヨークに出た)[6][7]。ポール・サイモンはこの噂を否定し次のように述べている。

「僕はその頃聖書を読んでいた。だから "workman's wages" とか "seeking out the poorer quarters" といった言葉はそこから生まれたんだと思うよ。この歌は聖書的であると同時に、僕自身についての歌だと思う」[8]

さて当のボブ・ディランは、1970年6月に発表したアルバム『セルフ・ポートレイト』の中で本作品をカバーしており、念入りに多重録音によるハーモニーまで行っているが、その意図についてのディラン自身のコメントは発せられていない。

サイモンの1974年のライブ・アルバム『ライヴ・ライミン』にも収録されている。

失われた歌詞[編集]

本作品には「失われた歌詞」と呼ばれるパートがある。1969年11月のツアー(『ライヴ1969』に収録)に始まり、1973年~74年のポールのソロ・ツアー(『ライヴ・ライミン』収録)でも1981年のセントラル・パーク・コンサートでも披露されたが、スタジオ・バージョンのみ含まれていない歌詞が存在する。そのためこれは、作詞の段階でもともとあった部分だと考えられている。該当箇所は以下のとおり。

Now the years are rolling by me
They are rockin' evenly
I am older than I once was
And younger than I'll be; that's not unusual.
No, it isn't strange
After changes upon changes
We are more or less the same
After changes we are more or less the same

備考[編集]

この作品は日本のフォークソングに大きな影響を与えている(かぐや姫の「赤ちょうちん」、吉田拓郎の「結婚しようよ」)[要出典]

脚注[編集]