Horizon Zero Dawn

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Horizon Zero Dawn
ホライゾン ゼロ ドーン
ジャンル オープンワールドアクションRPG
対応機種 PlayStation 4(Pro対応)
開発元 ゲリラゲームズ
発売元 ソニー・インタラクティブエンタテインメント
人数 1人
メディア BD-ROM
ダウンロード販売
発売日 アメリカ合衆国の旗2017年2月28日
日本の旗2017年3月2日
対象年齢 CEROD(17才以上対象)
コンテンツ
アイコン
暴力[1]
エンジン DECIMA
売上本数 世界 760万本[2]
その他 初回限定版、デジタル初回限定版あり
テンプレートを表示

Horizon Zero Dawn』(ホライゾン ゼロ ドーン)は、ゲリラゲームズが開発し、ソニー・インタラクティブエンタテインメントより2017年3月2日に発売されたPlayStation 4用ゲームソフト。

概要[編集]

オープンワールド型のアクションRPG。開発はゲリラゲームズが担当し、完成までには6年を要している。

PlayStation 4 Proにも対応しており、4K画質でプレイ可能。

人類の文明が崩壊してから1000年後、世界は動物を模した機械生命体が闊歩しており、人類は原始的な狩猟をする生活に戻ってしまった。主人公は女性のハンター・アーロイとなって、機械獣を狩りながら、自身の出生の秘密や、この世界の真実に迫る。アーロイは機械獣をオーバーライド(ハッキング)することで、機械獣に乗って移動したり、一緒に戦わせたりすることができる[3]

通常版の他に初回限定版が発売される。限定版にはアートブック、PS4用のオリジナルテーマとゲーム内で使用できるアイテム3種類が同梱される。PlayStation Storeでのダウンロード販売も行われ、こちらでの限定版は「デジタル初回限定版」となる。

日本ゲーム大賞のフューチャー部門受賞[4]。世界累計での売り上げ本数は760万本に達し[5]、ゲリラゲームズのゲームとしては最も売れたゲームとなった。

システム[編集]

狩り(戦闘)[編集]

概要
戦闘では、フォーカスで敵を分析して行動や弱点を把握できる。機械獣はオーバーライド(ハッキング)する事で味方にでき、一部の機械獣は騎乗して移動できる。
アーロイはレベルアップしても直接的な能力の上昇はないため(HP上昇とスキルポイントが獲得できる)、小型の機械獣に囲まれるだけでも危険である。そのため、様々な効果を持つ武器や罠を駆使して機械獣を狩る事になる。
自然を利用して姿を隠し、ステルスアクションを駆使する事で遠間から武装や耐久力を削る・罠で姿を見せずに被害を与える・同士討ちを引き起こす・相手に気付かれないように一体ずつ葬っていくなど戦略の幅が広がる。
撃破されたキャラクターは、ローディングを経るまでフィールドに放置される。撃破後の人間を含むキャラのパーツは実際に離れていなくても本体から切り離された扱いになると、オブジェクトと同一扱いとなって不自然な動作になってしまう時がある。
難易度が上昇すると各属性の与ダメージやステルス性能が下がり、こちらの被ダメージや店でのアイテム購入金額が増大する。
ステルスアクション
しゃがみや自然の利用によって自分の姿を隠し、気づかれないまま移動できる。しゃがみ状態では移動速度が落ちてダッシュもできなくなるものの、歩行音が抑えて草むらに姿も隠すことができる。姿を隠して気づかれていない状態であれば、レーダーによるスキャンを受けない限り発見されない。ただし、隠れていても接触されれば気づかれ、レーダーを持つ機械獣にスキャンされると気づかれてしまう。また、隠れる所を見られてしまうと気づかれないままでも射撃などで牽制される。
石を投げて音を立てるなど、自身の気配を晒しておびき寄せる事もできる。「静かなる俊足」や「地をはう姿勢」など敵に気づかれにくくなるスキルは多く、「ルアーコール」は最も視野の中央に近い敵を1体をおびき寄せることもできる。
視界に捉えられたり音を聞かれたり、攻撃した瞬間を他の敵に視認されても気づかれてしまう。そのため、周辺を巡回する敵の動きをフォーカスで見極める必要がある。
不審に思われると敵の頭上に白いマーク・姿を捕らえられると警戒を表す黄色のマーク・完全に発見されると赤いマークが表示される。発見されるとそれぞれに設定された行動を取るようになり、距離を取って姿を隠せば諦めて平常時の行動に戻る。
ダメージを与えた場合は見つかっていなくても警戒レベルが上昇し、特に本体や弱点部位などダメージが大きい部位への攻撃ほど警戒されやすい。逆に、装甲部分は一撃では黄色のマーカーにもならない場合もある。
サイレントストライク
自分に気付いていない敵に大ダメージを与えるスキル。人間や小型の機械獣なら一撃で破壊できる。精鋭や重装備の人間には上位のスキルが必要になり、中型以上の機械獣には大ダメージで終わる。
無音で攻撃を仕掛けるため視認されなければ別の敵に気づかれないが、攻撃のモーションが長く草むらの中でも完全なステルス状態にはならないので周囲を確認する必要がある。「真上からの一撃」や「真下からの一撃」などアーロイの位置が変化したスキルもある。
攻撃
アーロイは固定の近接武器である槍・最大4つまで装備しておくことができる射撃武器・罠や回復薬などアイテムを駆使して戦う。
槍の攻撃方法は2つあり、R1で素早く行われて装甲にダメージを与えられる弱攻撃、R2で出が遅いが小型の敵をダウンさせることができる強攻撃ができる。また、スキルを獲得していると、特定の条件でR1を押すことでサイレントストライクのような特殊攻撃を行うことができる。
射撃武器はL1を押しながら右スティックで武器及び弾の種類を選択できる。L2で構えて、R2を押し続けることで弦などを引いて射撃体勢となり、R2を離すことで射出する。R2を押す長さによって命中精度や距離などが変化する。
また、狙っている最中にR3を押すとズームして一定時間スローモーションになる。
DLCにて、ヴァージャという女性が作った「ストームブリンガー」「フォージファイア」「霜の槍」という特殊な武器を入手することができる。それぞれヴァージャのクエストで、スロット追加に加えて威力強化・機能追加などが施される。
  • 弓:基本装備。威力は低いが操作性と連射性が高い「狩人の弓」、連射はできないが命中精度が高い「長弓」、与えるダメージは低いが属性攻撃で弱点を狙える「戦弓」の3つがある。また、「ダブルショット」や「トリプルショット」によって2本から3本の矢を同時に撃ち出せる(この場合、個別に命中判定が発生する)。
  • スリング:広範囲に威力のある爆弾を投擲するスリングショット。連射はできず、発射された爆弾は放物線を描くため射程が短い。属性ダメージを与えられる「スリング」、物理ダメージを与える「ブラストスリング」がある。爆音によってアーロイの居場所がばれてしまう危険性があり、逆に爆音で注意を引くこともできる。
  • キャスター:ワイヤーやロープを括り付けたアンカーを射出する。地面や壁にワイヤーアンカーを撃ち込んでトラップを作る「トラップキャスター」、機械獣に直接アンカーを撃ち込んで動きを止める「ロープキャスター」がある。「罠の解除」によって罠やトラップワイヤーを回収して再利用できる。
  • ラトラー:複数のボルトを一度に発射するボルト銃。敵との距離が離れると、ボルト弾が散ってしまうので近距離で扱う必要がある。命中精度は低く、複数のボルト弾を当てるためヘッドショットや属性効果が効きやすい。
  • 破砕砲:強力な空気圧を発生させて機械獣の部品を切断する。攻撃力を持たず射程も短いが、広範囲の部品を剥がす事ができる。改造は不可能で、店で売っておらず1種類しか存在しない。
  • 罠:地面に設置する罠。基本的には気づかれない。効果範囲内の対象を一時的に麻痺させるがダメージは与えない「雷の罠」、近づくと爆発して効果範囲内の対象にダメージを与える「衝撃の罠」、ダメージを受けると爆発する「衝撃爆弾の罠」がある。
  • 重火器:敵が装備している武器で、破砕で切断する事で使用できる。威力は高く、中型の機械獣なら瞬時に破壊できる。移動速度は遅くなり、弾薬は補給ができない。
  • ヴァージャの武器:DLCで入手できる3種の武器。クエストを進める事で完成する。
武器・衣装・アイテムにはレアリティが設定されており、 アイコンの色で判断することができる。
衣服を装備するとアーロイの外見が変化し、防御力や属性ステータスが上昇する。同じ名前の衣服でも(軽)(中)(重)と分けられている。基本的に装備している衣服でイベントは進む。
武器と衣服には改造アイテムを装着するスロットがあり、セットして性能を強化することができる。レアリティが高い武器や衣服ほどステータスは高く、改造アイテムの空きスロットも多い。改造アイテムは一度付けると外せないが、「細工師」によって付け外しが可能になる。
素材・武器・衣服・矢弾の上限は、動物素材を消費して何段階か増加させることができる。
同じ武器を複数持ち、それぞれに異なる改造パーツをつけることで状況に応じて使い分ける事もできる。
フィールドに設置されている丸太の罠を利用することができる。小型から中型の機械獣を一撃で撃破できるほどの威力を持つ。
アイテム
薬草は何種類かあり、フィールドに生えている。動物の肉を素材とする回復薬に比べると手軽に使用できるが、回復に時間がかかる。また、回復薬は定量で回復するが、薬草は割合で回復する。
矢弾(やだま)
矢や爆弾といった射撃武器の弾。武器は上位バージョンになるほど使用できる矢弾の種類が増える。
有限であり、素材を消費して作成する必要がある。矢弾は様々な種類があり、それぞれ必要な素材が異なっている。
部位
機械獣は基本的に本体・装甲・弱点部位の3つが存在しており、そのいずれに攻撃を与えるかによってダメージが違う。
弱点部位に当てることで大ダメージを与える事ができ、破砕や属性ダメージによって広範囲の爆発を発生させる事ができる。
弱点部位へのダメージは通常の物理ダメージの他に破砕属性ダメージによってその部位を破壊や切断して機能停止させることができる。また、一部のパーツは重火器としては使用可能。
破砕ダメージによって切断した部位や破壊せずに終わった部位は、その機械獣の破壊後に素材として回収することができる(切断したパーツは破壊した辺りに転がっている)。
破砕ダメージは装甲を剥ぎ取る役割もあり、装甲を剥ぐことでその下にある本体にダメージを与えやすくなり、隠された弱点への攻撃が可能となる。また、大型の機械獣は装甲がある部分にはロープキャスターのアンカーが刺さらない。
人間の敵も部位が存在しており、ヘッドショットに成功すると大ダメージを与えて倒すことができる。
属性ダメージ
火炎・氷結・電撃・穢れの4つの属性が存在しており、穢れを除いて機械獣や部位ごとに弱点が決まっている。
属性ダメージが蓄積すると状態異常が発生するようになる。炎上では継続ダメージ、氷結ではダメージの倍加、電撃ではマヒ状態になる。穢れは人間の場合は継続ダメージ、機械獣の場合は敵味方見境なく襲いかかる混乱状態となる。なお、属性ダメージは蓄積段階であれば重複するが、発生する状態異常は重複せず後から別の状態異常が発生すると上書きされる。属性ダメージは与えてから時間が経つと一気に減少してしまうため、立て続けに当てる必要がある。
属性ダメージは爆弾や罠によるものと矢によるものがあり、矢の場合はブレイズキャニスターや動力源に対応する属性の矢で射抜けば、数秒後に暴発させて大ダメージとともに状態異常を確実に引き起こせる(耐性の有無は関係なし)。また、この暴発は範囲ダメージであり、攻撃対象ほどではないが同じように周辺の機械獣にもダメージを与えることができる。
特殊なケースとして気絶状態がある。ダメージを与えているとランダムで発生する他、ロープキャスターのランクと機械獣の種類に応じたロープを撃ち込むことで発生させることができる。また、与ダメージによって継続時間は短くなる。他の状態異常と重複しないが、炎上はそのダメージで継続時間が減少してしまうため相性が悪い。
スキル
レベルアップやクエストの達成によって獲得できるポイントを使いスキルを習得できる。あくまで各行動の補助効果がメインとなっており、ステータスを強化するものはない。
スキルは狩人・義勇・知識という3つの系統があり、それぞれ12個存在する。スキルはツリー状になっており、前の枝にあるスキルを習得しないと次のスキルが習得できない。
DLCによる追加シナリオを導入すると、系統「流浪」が追加される。数は8個。
  • 狩人:敵に気づかれにくくなり、ストライク系の攻撃が増えるなどアクション寄りのスキル。
  • 義勇:一度に撃てる矢の本数を増やしたり、クリティカルヒットのダメージを上げるなど攻撃寄りのスキル。
  • 知識:資源や部品をより多く採集し、改造アイテムや罠を回収して再利用できるなどアイテム寄りのスキル。
  • 流浪:オーバーライドした機械獣の修理、乗りながら行うアクションなどオーバーライド寄りのスキル。
オーバーライド
機械獣のコアにアクセスしてコントロールを奪うシステム。メインクエストを進めるとオーバーライドできるようになる。
戦闘状態に入ってないか麻痺や気絶した機械獣に接近し、△ボタンの長押しする事で使用する。成功後は一定時間を経たないと使用できない。
オーバーライドするには時間が必要になるため、他の機械獣に気付かれないように注意が必要。
オーバーライドした機械獣は戦闘状態でも瞳が青いままで、フォーカスには「友好的な機械」と表示される。ただし、一定以上攻撃するとオーバーライドが解除されてしまう。
クエストなどで撃破を求められている機械獣をオーバーライドしても倒した扱いにはならない。
機械獣の種類によって「戦闘」と「騎乗」が存在している。どちらであっても、敵の機械獣はオーバーライドされた個体も攻撃するようになる。
  • 戦闘:中型から大型の機械獣は周囲の機械獣へ攻撃を仕掛けるようになる。時間制限があるが、スキルで無期限にできる。
  • 騎乗:△ボタンで背中に乗り移動できる。ステルスアクションはできない。騎乗中はその機械獣による攻撃ができ、走行中なら体当たりできる。セーブ&ロードでもオーバーライド状態は継続し、時間制限もない。
野生動物
フィールドには機械獣の他に野生動物がおり、これらも狩ることができる。動物はアーロイに気づくと逃げるため、気づかれないように攻撃しなければならない(特にガチョウは飛んで逃げるため、気づかれてしまうと攻撃が困難)。
動物からは各種アイテムの所持数上限の拡張素材や回復アイテムやワープアイテムの素材などが入手できる。DLCで種類が追加された。
NPC
フィールドにはアーロイだけでなく、他の狩人や一般人がいることもある。
これらの人物も機械獣の攻撃対象になっており、手を貸すことができる(盗賊は除く)。
NPCにもHPが設定されており、何度も攻撃されてしまうと死亡してしまう。機械獣を殲滅すると生存者からお礼を受け取れる。死体を漁って資源を得ることも可能。

探索[編集]

移動
本作では多少の出っ張りがあれば足場にすることができ、崖を登って広範囲を自由に移動できる。
足場すらない場所であっても、とっかかりが設けられている場合があり、掴んで移動することができるようになっている。
とっかかりはフォーカスに反応しないため目で見つけるしかないが、基本的に周囲と違う色になっているため注意すれば発見することができる。
とっかかりの付近にはロープが括り付けられた木が生えていることが多い。この枝に近寄り△ボタンを押すことで安全に降下することができる。逆に、高所にこういう枝が見える場合は周辺にとっかかりがある。
移動方法は通常の走行に加え、しゃがみとダッシュがある。ダッシュ中に□ボタンを押すとスライディングをし、そのまましゃがみ体勢になる。基本的に、移動速度と移動時の音の大きさは比例する。
時間や天気の概念も存在しており、活動したりファストトラベルをしたりすると変化していく。
フォーカス
アーロイの右側頭部に装着された髪飾りのような小型端末。射撃武器を構えてない状態でR3を押すことでフォーカスによるスキャンモードに移行する。
スキャンモードでは移動速度が大幅に低下してしまうが、効果範囲内にいる機械獣や野生動物の場所を遮蔽物を無視して把握したりそこにいた人物が残した痕跡を追跡したりが可能。
機械獣を中心に捉えると、初めて遭遇した敵であればそのデータが記録され、攻撃できる部位が黄色く表示されるようになる(スキャンモードを解除しても一定時間は継続する)。
マップ
マップには様々なアイコンが表示されている。選択したクエストへのルートも表示してくれる(まっすぐ突き進む最短ルートではなく道をたどる)。また、任意の場所にマーカーをセットすることができる。
ファストトラベルパックがあれば、発見済みのたき火を選択してワープすることができる。
マップの情報はトールネックへのオーバーライドで入手できるが、全てのポイントが把握できるわけではなく、近づいて初めて発見できるポイントもある。
セーブ
セーブには手動・オート・クイックの3つの種類が存在する。
オートセーブはクエストの発生・進展・終了時やファストトラベル後などに実行される。このデータはクイックセーブと兼用であり、ある程度遡ってデータをキープしておける。
クエスト
様々な目標。複数のクエストを同時に進めることもできる。メインクエスト・サイドクエスト・サブクエストなどに別れる。依頼者には「!」マークが表示される。
クエスト画面で一つを選択することができ、そのクエストは次の目標地点がどこでどういう道のりで行けば到達できるのかが表示される。
クエストを完遂することで、アイテム・経験値・スキルポイントを獲得することができる。なお、達成期限はない。
クエストの途中で選択肢が発生する場合があり、その内容次第では結末に差が出る時もある。
新しい武器を入手すると「その武器で一定回数決まったアクションを行う」というクエストの体裁でチュートリアルが発生するが、これだけは選択状態にしておかないとカウントされない。
特定の場所を発見するとクエストとして登録されるものがある。なお、それぞれ初クリア及び完遂することでトロフィーが獲得できる。
狩場
弓矢のマークで表示される。各狩場に3つの試練が存在している。
番人の提示する条件を、いかに早く達成するかによって評価が異なる。朝の太陽・昼の太陽・灼熱の太陽のランクがあり、最上位である灼熱の太陽を3つ全てで獲得することで完遂となる。
行う試練を選択後、機械獣がいる場所に向かってロープを降ることで開始となる。条件さえ満たせれば、その過程で使用される武器の種類は問わない。
なお、ターゲットとなる機械獣は試練用に用意されたとかではなく普通に野良なので、条件を達成しても残る機械獣に襲撃される場合もある。
盗賊の野営地
髑髏マークで表示される施設。人間タイプの敵である「盗賊」が占拠している拠点。
壁や見張り台、警報といった侵入者を阻む仕掛けに加え、内部には10人以上の盗賊がいるため、正面から挑むと危険なエリア。
警報を破壊してない状態で盗賊に発見されるとアーロイの襲来を知らされてしまい、全ての盗賊が臨戦態勢となってステルスでの戦闘が困難になる。警報を破壊してしまえば、少なくとも野営地全体に知らされることはない。
盗賊を殲滅すると拠点として開放され、商人やたき火などが使用可能となる。
なお、盗賊は野営地だけでなく、フィールドをランダムでうろついている場合がある。また、盗賊以外の敵に占拠された施設もあるが、こちらは殲滅しても開放されない。
穢れ地帯
禍ツ機という凶暴化した個体に占拠されたエリア。×が描かれた□のマーク。
そのエリアにいる全ての機械獣を撃破することで浄化され、そこには禍ツ機は出現しなくなる。
禍ツ機がいたとしてもそこが穢れ地帯という訳ではなく、基本的に別のクエストの敵であるため、それを撃破することで出現しなくなる。
機械炉
主に「Λ」の形をしたマークで表示される施設。場所によって正確なマークは異なる。機械獣の生産拠点で、内部にはウォッチャーなどの機械獣がおり、殲滅していくことになる。
多くの機械炉は入り口が封鎖状態になっており、いかにして侵入するかが最初の課題となる。
侵入するとクリアするまで脱出不可能となるが、進行状況が細分化されているためオートセーブされる。
内部には回復アイテムになるキノコや攻撃することで発生する蒸気で身を隠せる排気ダクト、アイテムボックスなどがあり、ある程度は地上と同じように活動できる。
最奥部で生産されている中型から大型の機械獣がボスである。周囲には隠れる場所がほとんどなく危険な戦いとなるが、事前に罠を張ることができる。
ボスを倒すとコアをオーバーライドでき、対応した機械獣をオーバーライドできるようになる。クリア後は自動で入り口まで移動する。
一か所だけ、機械獣ではなく人間に占拠された場所があり、やや攻略の方向性が異なっている。
トールネック
キリンの形のマークで表示される機械獣。ある程度の範囲をずっと周回している。
非常に巨大な機械獣で、周辺を闊歩して各種マップ情報を収集しており、これをオーバーライドすることで周辺の情報を入手することができる。
コアは頭頂部にあるためそのままではアクセスすることが不可能であり、まずトールネックの活動範囲内で背中周りの足場に乗れそうな場所を見つけ出す必要がある。
背中の辺りに飛び乗れたら、スキャンによって足場にできそうなパーツを見つけて飛び移っていく。個体によって足場となるパーツの配置が異なっており、フォーカスで飛び移るべき場所を探す必要がある。
オーバーライド後にはロープで降下することができるが、この際に衝撃波が放たれて周囲の敵に大ダメージを与える。
他のトールネックと連絡を取っているのか、その大まかな場所の情報を知ることができる。
収集アイテム
フィールド上に配置された貴重品。ヴァンテージ・鉄の花・古の器・バヌークの像の4種類がある。
ヴァンテージ以外はいくつかの数で一括りになっており、カージャ族の首都「メリディアン」にて、アイテムと交換できる。いずれも3セット存在している。ヴァンテージは近くに物資が入った箱があり、これが報酬といえる。
メインクエストを進めると商人から地図を買うことができ、それによって位置を知ることができる。ただし、あまりフォーカスでは探知できないため、あとは自力で見つけ出す必要がある。高所に隠されている場合があり、とっかかりを探し出して登らないといけない。
なお、ヴァンテージは作中で過去に開発された記録装置の一つ、鉄の花は自然発生する鉄でできた花、古の器は旧文明で使われていたコップ類、バヌークの像は木製の獣を模した像である。
DLCにて、顔料・動物の像・碧の宝石の3種が追加された。上記のアイテムと違い、交換の仕方がそれぞれ異なっている。
データポイント
旧人類の遺物や書類などをフォーカスでスキャンすることで内容を取得することができる。データポイントとしてスキャンできるものは、その辺りに六角形のホログラフが表示されている
データポイントは世界観の把握などに重要であるが、多くの場合は必須ではない。
発見するとオートセーブされ、メニューの項目に登録される。発見時に音声などを再生するタイプは、一部だけ再生している場合があり、全文はメニューからテキストとして確認できる。
マップには表示されないが、画面上部には立方体のマークとして表示されるようになっている(表示されないものもある)。
フォトモード
OPTIONボタンで選択できる項目の一つで、静止した状態でカメラの位置や角度、焦点などまさにカメラのような様々な調整を施すことができる。
SHAREボタンによるスクリーンショットを取ることに特化したモードであり、アップデートによりこのモード中にアーロイにポーズをとらせたりもできるようになった。逆に、アーロイを消すことも可能。

登場人物[編集]

アーロイ
声 - 高垣彩陽[6] / 幼少期 - 久野美咲
本作の主人公。弓矢や槍を武器として使い、機械の獣を狩る女性ハンター。ぶっきらぼうな言動が目立つが、基本的には優しい性格で歩み寄る者を拒絶しない。一方で、話し相手がロストしかいなかったこともあり、コミュニケーションに問題がある一面も見せる。
「ノラ」という部族の人間であるが、生まれながらに異端者として部族の人間と話すことすら禁じられており、同じく異端者であった壮年の男性「ロスト」に育てられた。ただし、長老の一人「ティルサ」を始めとして部族内でも彼女を一方的に異端者として扱うのを良しない者もいる。
幼少時に自分の出自に疑問を持ち、その答えを得るために最高成績を出せば望みのものが与えられるというノラ族の試練に挑むことを目指す。同時期に迷い込んだ鉄の遺跡で発見した小型端末「フォーカス」を身に着けている。
生まれつき異端者として部族の人間から離れて生きたため、ノラ族が尊ぶ掟に関して無頓着(ノラ族は基本的に異端者でも可能な限り掟には従う)。ノラ族が忌避する古代技術が眠る「鉄の遺跡」を遊び場のように育っており、ある程度であれば技術的な用語も理解することができる。
試練を最高成績で突破するもカルト集団「エクリプス」による襲撃を受け、数多くの犠牲者の中で何とか生き残る。この生還を経て、ティルサから自分の出自を知らされ、その謎と襲撃してきた集団の正体を探るために聖域の外での活動が許された「天命の使者」となる(異端者と違い、聖域の出入りが許されている)。
任命後に襲来してきた機械獣「コラプター」が装備していた他の機械を操る装置を回収しており、これを槍に括り付けることによって「オーバーライド」が可能となっている。
彼女が異端者である理由は明言されないが、おそらくは禁足地である「大いなる母」の内部に一人放置されていたという出生のためだと思われる。
ロスト
声 - 立木文彦
アーロイの養父。ノラ族の異端者であり、彼を知る者からはなぜ異端者になったのかを不思議がられるが、その理由を話すことはない。
出自に悩むアーロイに試練を突破すれば部族の一員として迎えられることを教え、10年に及ぶ厳しい修行を通して自然の中で生きる術をアーロイに伝える。
本心からアーロイを大切に思っており、彼女が試練を突破したあと、異端者である自分との交流が仇になることを見越して身を隠そうと考えていた。
試練の直後にノラ族を襲撃したエクリプスの首領・ヘリスからアーロイを救出、奮戦するが敗北。身を挺してアーロイを爆弾の爆発から守り、遺体は粉々となってしまう。その後は自宅近くに建てられた墓に訪問することができる。
ティルサ/ランスラ/ジェザ
ノラ族の3人の大長老。
ティルサは心情を配慮し、時には掟に従わないことも良しとする柔軟な気質。生まれながらの異端者であるアーロイに名付ける許可を与えたり大長老しか入れない山の中に案内したりもした。
ランスラは掟に固執して非常に頭が固い。加えてアーロイのことは鉄の悪魔を父としているなど、悪魔の使いのような扱いをしている。
ジェザは二人に比べて発言が少ないため、細かいスタンスは不明。少なくともランスラほどアーロイを危険視はしていない。
ヘリス
カルト集団「エクリプス」のトップに位置するシャドウ・カージャの戦士。狂王ジランに仕えていた頃から「サンの死神」と呼ばれており、彼の殺害を免れたものはいなかった。
ハデスの命令を受けてエクリプスを率いノラ族を襲撃する。アーロイを倒し、儀式的な殺害を試みようとした隙にロストの妨害を受けるも、ロストとアーロイを爆弾で殺そうとした。
自身の戦闘能力を神の加護によるものと感じていたが、アーロイの殺害に失敗したことで疑念を持つようになる。その後はアーロイを捕縛することに成功し、かつての失敗やアーロイによる戦士の死は神の試練だったと確信する。しかし、結局は儀式的な手段にこだわったせいで取り逃がしてしまう。
オーリン
オセラムの男性。フォーカスをつけたトレジャーハンター。彼のフォーカスは別のネットワークに接続されており、何かしらのプロテクトが施されている。
試練の前日にアーロイと出会い、会話中にフォーカスに異常が発生していたが、それはハデスがアーロイの存在を検知したことによるものだった。このことから、アーロイはオーリンをエクリプスを手引きした裏切り者だと判断して追跡する。妻子を持ち、エクリプスに協力したのも家族を人質に取られていたためであった。
フォーカスを通して聞いたハデスの声は、とてつもなく冷たく恐ろしいものだったという。
エレンド
オセラムの男性。オーリンと共にカージャからの特使の護衛としてやってきていた。精鋭部隊「ヴァンガード」のメンバーで、隊長であるエルサの弟。
アーロイがカージャの首都メリディアンを訪れた際は、エルサが死体で発見されたことでヴァンガードの隊長となる。門番に通行止めを食らっていたアーロイに通行許可を与え、裏切り者の疑いがあるオーリンの家まで案内する。
アーロイが追跡を得意としているという噂を聞いていたため、オーリンの家を調べた後にエルサ殺害の実行犯であるシャドウ・カージャを見つけ出してほしいと頼む。
ソナ
ノラの義勇団の団長。勇猛な女性。子供が二人登場する。厳格な性格で息子・ヴァールが自分の命令に反して合流してきた際は叱責するも、最終的には合流を許している。彼女の発見後は、襲撃者の拠点を逆に襲い殲滅する。
息子のヴァールは義勇兵であり、襲撃者の追撃をしていたが、母親の命令で門を守っていた。アーロイに襲撃者の追撃から戻ってこない母親の捜索を依頼し、後に合流する。
娘のヴァーラはアーロイが試練を受ける際に宿舎で話しかけてくれた女性で、アーロイも彼女なら友達になれそうと語っている。しかし、エクリプスの猛攻で命を落とした。
アヴァード
カージャ族のトップである「サン王」の地位にいる男性。アーロイの噂を知り、メリディアンを訪れた彼女に行方不明となったエルサの捜索を依頼する。
父親だった先王ジランの「赤の動乱」に耐えかね、オセラム族の義賊であったエルサ達に協力を取り付け、ジランを倒すことに成功する。
父親のカージャ至上主義と懇意としたエルサに影響され、即位後は純血のカージャ族にのみ認められていた権利を放棄した。
ジラン
アヴァードの父親にして先代のサン王。故人。
当初はまともな国政を営んでいたが(カージャに偏重してはいた)、凶暴化する機械獣への対処で心を病み、太陽神を自称してノラやオセラムの生贄を求めるようになる。被害妄想に取りつかれており、自身を批判した息子さえ処刑の対象として見せ物にする暴君だった。ただし、亡くなったヘリスの家族を王家と同じ場所に葬ることを許すなど、完全に正気を失ったわけではない。
デルヴァール
オセラム族の族長であるが、今はオセラムから抹殺命令が出されるほどに憎まれている。非常に狡猾で、部族から差し向けられた刺客たちから生き延びていた。
ジランを憎み殺害を企んでいたが、その計画はカージャの民すら対象に含まれていたため、エルサ達に排斥された。ジランが倒れてもカージャへの憎悪は衰えず、王とその民を虐殺しようと企んでいる。
旧文明にも理解を持っており、音波によって人間の動きを封じる装置を作成している。また、録音装置も修復しており、そこに残された音声から家族がいた事が伺える。
エレンドの姉・エルサがシャドウ・カージャに殺されたように偽装し、上記の装置で動きを封じて幽閉して拷問していた。さらに、大量のブレイズを使ってメリディアンを大火に包み、その様をアヴァードに見せつけ殺害する計画を立てていた。
アーロイによってエルサ殺害の痕跡から真相を突き止められてしまい計画を妨害される。アヴァードと護衛の動きを止める所までは成功するが、アーロイの襲撃を受けて敗北する。その後はオセラムとカージャの交渉のために殺さずに捕縛された。
サイレンス
バヌーク族の男性。好奇心の強い合理主義者であり、知識を得るために余計な感情などは考慮しない。
突然アーロイのフォーカスに通信を入れ、エクリプスの持つフォーカスを無効化するなど彼らに挑むアーロイをサポートするが、姿を現さず真意も不明であるため彼女から怪しまれている。彼もエクリプスに追われており、ヘリスや大祭司バハヴァスとも面識がある。
DLCでは、本編では触れられなかった彼の過去が明かされる。バヌーク族に彼のことを聞こうとすると不機嫌な顔をされる。

凍てついた大地[編集]

オーリア
バヌークのシャーマンである女性。かつてイエローストーンと呼ばれていた地域にある「狭間」と呼ばれる場所に住む。
そこに現在の居を構える「ウェラック」の族長と雷鳴の頂という場所の調査に向かった際、問題を起こして以降行方不明となったらしい。
かつてジランが引き起こした赤の動乱で捉えられ、バヌークとしての力を利用されていた過去がある。後に逃げ出し、放浪していた時に助けてくれた「魂」を強く慕っている。
アラターク
ウェラックの族長。狭間にすんでいる。「霜の槍」の持ち主。複数あるのか、アーロイに渡された後も所有している。
勇猛な戦士だが頭が固く排他的。バヌークらしい性格といえる。
尚、今DLCをクリアすると本編の最終戦に駆けつけてくれる。
「魂」
正式名称は「シアン」。オーリアの隠れ家にて、その声を聞くことができる。電子音声のようだが、機械的ではなく感情の存在を感じ取れる。
実はファイアブレイクというプロジェクトに関与する存在であるが、何らかの干渉によって自由を奪われている様子。オーリアが声を聞いたのは4年前が最後となっている。

機械獣[編集]

動物や昆虫、恐竜などの外観をしたマシーン。様々な種類があり、広大な大自然の中で本物の動物のように存在している[7]。その破片は「シャード」と呼ばれ、矢の素材として使われる他に資源として通貨のように扱われる。

ウォッチャー
大きなモノアイを頭部にもつ小型の機械獣。巡回タイプであり、他の機械獣の群れに混じって周囲を偵察している。アーロイを発見すると周囲に知らせて、自身は率先して襲いかかってくる。が弱点。眼から光弾を発射する強化個体もあり、「赤眼のウォッチャー」と呼称される。
最も弱い機械獣であり、破壊された個体が路上に転がっている。
ストライダー
のような外見の機械獣。草食性でアーロイを視認すると逃げる(襲いかかってくる場合もある)。オーバーライドすることで騎乗することができる。
腰のあたりに「ブレイズキャニスター」を搭載しているが、それを使用した攻撃はしない。
グレイザー
トナカイのような外見の機械獣。草食性ですぐに逃げる。4つもキャニスターを搭載しているが、ストライダー同様それを使用した攻撃はしてこない。
スクラッパー
ハイエナのような外見の機械獣。削岩機のような口部をもつ四足歩行型の機械獣。機械の残骸を漁っており、機械獣の残骸があると貪りにやってくる。肩部にレーダーを搭載し、隠れていても発見されてしまうことがある。
ブロードヘッド
バッファローのような外見の機械獣。オーバーライドすることで騎乗することができる。
ランスホーン
鹿のようなような外見の機械獣。草食性でアーロイを視認すると逃げる。
ロングレッグ
ダチョウのような外見の機械獣。胸部のコンカッションサックから音波を発生させたり、翼から爆風を発生させて攻撃してくる。
トランプラー
野牛のような外見の機械獣。岩を転がしたり突進で攻撃するほか、接近すると強力な爆炎を放出する。
中型の械獣獣で複数体で行動していることが多く、正面から挑むと不利。背中に動力部を複数搭載しているので、雷の矢で暴発させることで安全に攻められる。腹部のユニットを破壊されると別の状態異常で上書きされるまで永続に炎上する(破壊後は放置すれば勝手に死ぬ)という弱点が存在している。
ソウトゥース
トラのような外見の機械獣。俊敏な動きで接近し、爪や牙で襲い掛かってくる。移動の際に特徴的な音を発しているので、視界にいなくても分かりやすい。10年前から出現するようになったらしい。
中型以上の機械獣の中でも弱点が腹部の装甲に隠されたブレイズキャニスターのみとダメージを与えづらい。しかし、近接攻撃しかできないため罠にかけやすく、状態異常に耐性がない。そのため、正面から挑むと厄介だが、罠にかければ逆に相手をしやすい。
シェルウォーカー
ヤドカリのような外見の機械獣。貴重な資源コンテナを背負っており、「歩く宝箱」のような存在。事前に切り離しておかないと簡単に壊れてしまう。
発電装置を搭載し、右手で電撃フックや、ホーミング性能のある電撃弾を飛ばして攻撃しつつ、左手でエネルギーシールドを展開して身を守る。とりわけ右手から繰り出される連続攻撃は、瞬く間にアーロイの命を奪い去りかねない危険な攻撃。
なお、シェルウォーカーは落としたコンテナから中身が奪われていたとしても気にせず回収する。
ベロウバック
巨大なサックを背負った二足歩行型の機械獣。サックに可燃液を詰めた「炎のベロウバック」、冷却液を詰めた「氷のベロウバック」が存在する。いずれも口から火炎、あるいは冷気を放出して攻撃してくる。
サックを破壊すると大爆発して周囲に中身をばら撒く。元々は対応する属性に耐性を持っているが、これによる状態異常は受ける。
チャージャー
のような外見の機械獣。オーバーライドすることで騎乗することができる。
ストーカー
ヒョウのような外見の機械獣。肩部のステルスジェネレーターで姿を消し、周囲にばら撒いた地雷やセンサーに引っかかったところを襲撃してくる。さらに、遠距離から攻撃できる武器を搭載しており、切断してもラヴェジャーと違って重火器として使用することもできない。姿を消している間はフォーカスでも見つからないが、完全には姿を消すことができないため近くで見ると居場所が分かる。
電撃に弱いため、雷系の罠で動きを止めるのが効果的。また、センサーはランプが赤く点滅しており目立つ。これが見つかったということは近くにストーカーがいるということであり、あえて反応させておびき寄せることも可能。
グリントホーク
鳥型の機械獣。機械の残骸を見つけるとハゲタカのように漁る。突進や冷気をばら撒いて攻撃してくる。
空を飛んでいるため、罠やオーバーライドなどの接近を必要とする攻撃は当てづらく、さらに複数体で襲いかかってくる。ただし、火炎に耐性がないため、近づいてきたときに炎上させてしまえば楽に落とせる。
コラプター
地中から発掘された古代の遺物。ブリンが言うには、このタイプは他の機械獣とは異なる存在である様子。
四足歩行し、背中には尻尾状のマニピュレータが装備されている。他の機械獣をオーバーライドし「禍ツ機」と呼ばれる暴走状態に変えることができる。
近距離では跳躍からのボディプレスやマニピュレータで攻撃する。遠距離では頭部のランチャーからミサイルを飛ばす他、マニピュレータで岩を掘り起こして投げつけることもある。加えて、後述するように元々偵察機であるため、機動力が高く弱点破壊も楽ではない。ボディの耐熱性が低いため、火炎攻撃を与えると弱点のコアを露出する。なおコラプターをオーバーライドすることは不可能。サンダージョーほどの耐久力は持たない。また、偵察機らしくうろついていることが多いため、進行方向にトラップキャスターの「爆裂のワイヤー」を大量に張り巡らせておけば安全に破壊できる。
正式名称は「FAS-ACA3スカラベ」。FAS社が開発した自律型偵察機で、あらゆる地形での高速偵察に対応し、自律型の中でも世界最高レベルの生存率を誇っていた。周囲の生命体を燃料に加工する「緊急バイオマス転換システム」、敵の無人兵器を自らのネットワークに取り込む電子戦機能、様々な機能を持つマニピュレーター・アームにより360度の対応から類似のチャリオットラインモデルの外科修復まで行うとされる。
ラヴェジャー
トラのような外見の機械獣。ソウトゥースに似ているが、こちらは背部に電磁射出速射砲「ラヴェジャー砲」を搭載しており、遠距離でも高い火力を発揮する。ラヴェジャー砲は切断すると重火器として使用できる。
アーロイの目線では、重武装したソウトゥースらしい。
スナップモウ
クロコダイルのような外見の機械獣。水辺に棲息しており、水中では俊敏に動ける。近距離では大きな口で噛みついて、距離を離すと冷気弾を放出して攻撃してくる。
炎に弱いが、水中にいる状態だと炎の矢などで着火させづらい。
ロックブレイカー
モグラのような外見の機械獣。素早く地面に潜り、音に反応して地中から襲ってくる。遠距離では岩を吐き出して攻撃する。地面に潜っている間は探知は不可能だが、炎上状態であれば炎のエフェクトで位置が分かる。
手足を破壊すると地面に潜れなくなってしまうが、4つ全て破壊しなければならない上にどれだけ破壊しても突進攻撃は止められない。さらに、本作での切り札に近いロープキャスターも、行動を止めるまでに地面に潜られると強制解除されてしまう。
作中で交戦させる機会は全くないもののサンダージョーさえ対応できる要素がほとんどない地上最強の個体であるが、その特性ゆえに活動範囲が非常に限られる。
ベヒーモス
サイのような外見の機械獣。草食性だがアーロイを見つけると岩投げや電撃の頭突きで攻撃する。電磁力で岩を浮かせて周囲に漂わせる事もできる。腹部にはシェルウォーカーと同じく資源の入ったコンテナを持つ。
決まった群生地がほとんどなく、ロングレッグなどを伴ってフィールドを移動し続ける(マップ画面で「群れ」と表示され、時間経過で移動する)。
サンダージョー
ティラノサウルスのような外見の巨大な機械獣。その巨体を生かしたタックルや、頭部には機関砲とレーザー砲、背部には爆発性の円盤状砲弾を射出する「ディスクランチャー」が搭載されており、どの距離からも高い威力を発揮する。さらにレーダーも搭載しているため、隠れていても発見されることがある。また、中型の機械獣とは一線を画するほどの耐久力を有する。
ディスクランチャーは取り外せば重火器として使用できる。サンダージョーが放ったディスクから放たれる青いレーザーは接触してもダメージはない。アーロイが使う際はその機能は失われており、直接狙う必要がある。
弱点は首の付け根にある心臓部と額部分で、装甲版を剥がせば狙い撃つことができる。また、腹にブレイズキャニスター、尻尾の内側に動力炉を搭載しているため、うまく当てるのは困難である。
ブリン曰く、この機械獣は当初は存在せず、狩人たちとの戦いが行われるようになってから生み出されたらしい。
ストームバード
タカのような外見の機械獣。大きな翼で空を飛び、電撃を降らせて攻撃する。
空を飛ぶ・耐久力も高い・弱点である属性キャニスターが背部にあるため狙いづらいため相手をしづらい。ただし、時折近くでホバリングしてくるため、その時にロープキャスターなどで動きを止めて下ろしてやれば背部への攻撃が可能となる。
デスブリンガー
遺跡から発掘された古代の機動兵器。
速射砲やグレネードランチャーなどの重火器を多数搭載し、凄まじい火力を誇る。胴体も高い耐久性をもつが、熱や電撃に弱く、これらの攻撃を浴びせるとオーバーヒートを起こして弱点のコアや冷却ユニットなどを露出してしまう。オーバーライド不可能。
正式名称は「FAS-FSP5ケペシュ」。主力となる武器に高い汎用性を持ち、予算や問題解決の統計データに合わせた武器を配置できるとされる。バイオマス転換システムで拡張緊急操作が可能。マルチリニアターゲット処理により脅威分析と法的検証を同時に行い、スワームのネットワークに従属させることで、無人戦闘が可能になる。有事の際の切り札として販売されていた。
終盤に登場するが、装備している機関銃は「エクリプス」が使用していることがある。
トールネック
キリンのように首の長い機械獣。監視役のため移動する情報端末のようなもの。オーバーライドすることで、周囲の地形や機械獣の分布を知ることができる。
非常に鈍重で人間に無反応だが、踏まれればダメージを受ける。破壊は不可能。
禍ツ機
穢れによって凶暴化した個体。体から赤黒い穢れをまき散らしており、接触するだけでダメージを受けてしまう。図鑑上では全ての機械獣をまとめてこの扱いとなっている。
凶暴化してはいるが、元々の行動パターンは継承しており、戦闘にならない限りは普段と変わらない。
個体ごとの弱点などはそのままなのに加えて、炎によるダメージに弱くなっている。ただし、例外なくオーバーライド不可。
鉄の悪魔
ノラ族の伝承で女神に封じられたとされる存在。触手のようなアームとマップから残骸が確認できるほどの巨大兵器。作中では交戦しない。
正式名称は「FAS-BOR7ホルス」。「ホルス級タイタン」と呼ばれ、タイタンフレームと称される機械の一種らしいが、他にタイタンフレームが登場しないため具体的な定義は不明。有機物から転換した部品を使って他のFAS製品の補給・修理・製造まで可能な機動拠点。
スコーチャー
DLCで追加された個体。「狭間」で最初に出会う新型の機械獣。機敏な動きに加えて火炎攻撃を得意とする。
フロストクロー/ファイアクロー
DLCで追加された個体。のような外見の機械獣。スクラッパーなどと同様に、機械の残骸を貪る習性を持つ。両肩と腹部に容器を有している。属性を帯びさせた岩塊の投擲や地面から氷や炎の柱を発生させる。
よく動くので弱点に攻撃が当てづらく、堅牢さ・凶暴さに加えて巨体に見合わない機敏さを持つ。しかし、3つの容器全てを破壊すると無期限の状態異常を引き起こすというトランプラー同様の致命的弱点を有している。
ファイアクローは後期型の個体であり、エリアに出没しているのはもっぱらフロストクローとなっている。
デーモン
狭間の各所で発生している凶暴化した個体の総称。スキャンすると紫の輪郭で表示される。性能が強化されている上に、禍ツ機と異なり属性ダメージ全般に耐性を持つ強敵。オーバーライド不可。
制御塔
木のような外見。一切の攻撃能力を持たないが、範囲内の機械に対して、通常の個体であれば回復しオーバーライド体であれば無期限の麻痺を行うパルスを放射している。
パルスの放射時に出現する冷却装置を破壊するか根元まで近寄ってオーバーライドする事で無力化できる。クエストは発生しないがトールネックのような特殊な撃破対象であり、一度制圧すれば復活しない。

用語[編集]

機械獣
「機械炉」によって製造される人類の敵。しかし、昔は攻撃的ではなかった。
高度な技術によって作り出されるその部品は貴重品として取引される。とりわけ「シャード(『破片』の意)」は作中でお金のように使われている。シャードは鏃にも使われており、これによって弓矢という原始的な武器でも機械獣にダメージを与えることができる。
動物を模したものが大半を占め、それに沿った行動をとっている。ただし、攻撃的な機械獣は人間の気配を察知すると襲いかかってくる。
ちなみに、血に当たる物質は人間にとっては有毒であり、飲むと幻覚が見えてしまう。ただし、サンダージョーが製造された件など知り得ない情報を見聞きするなど、ただの幻覚ではないようである。
機械炉をオーバーライドすることで、ヘファイストスから人間を動植物の脅威として抹殺するようにオーバーライドが施されたことが分かる。
特定のパルスによって機械獣の行動を操作することができ、とりわけ呼び寄せる装置は「ルアー」と呼ばれており、それなりに数が発見されている。
ブレイズ
機械獣に搭載されている蛍光色をした可燃性の液体。これを入れた容器はブレイズキャニスターと呼ばれる。どのように生成されるかは不明。
熱に反応して爆発するという危険な液体であり、燃料や起爆剤として武器の生成に用いられる。ただし、直近で別のキャニスターが爆発しても誘爆しないなど、爆発や振動には反応しない。
これを武器として炎を放ってくる機械獣もいるが、ただ搭載しているだけの個体も多いため燃料として使われていると思われる。対に位置する素材は「冷却剤」となっている。
オーバーライド
いわゆるクラッキング。仕組みを理解していないアーロイに使われている。フォーカスとリンクしているらしく、トールネックや機械炉のコアなど情報取得するとフォーカスも起動する。また、コラプターの「穢れ」もオーバーライドの一種である。
機械獣は個体によって製造される機械炉が異なっているらしく、異なる機械炉の機械獣にオーバーライドするには、その機械炉のコアにアクセスして情報を取得する必要がある。
オーバーライドを受けた機械は青く光る太いケーブルが生えてアーロイに忠実になる。機械炉にある端末にアクセスすることでケーブルを足場にすることもできる。
ノラ族
女神「大いなる母」を信仰する部族。ノラ族は山岳を女神に見立て、部族はその加護を受けていると考えている。ノラ族の「義勇兵」によって危険な機械獣が排除された「安息の地」と呼ばれる山岳地帯に住む。集落ごとに30人の長老が存在しており、それを束ねる3人の大長老がいる。長老になるためには孫ができる必要がある。結婚には長老の許可が必要。
ノラ族の掟を破り部族から追放された者は「異端者」と呼ばれる。犯した罪の重さによって追放の期間は異なり、異端者は他者と言葉を交わす事を禁じられる(掟の詳細は不明)。ただし、以前より掟は緩くなっているらしい。
ノラ族の試練に合格した者は義勇兵となり、部族を守る任務に就く。この試験で最高成績を出せば望みのものが与えられるとされる。また、義勇兵になれば異端者でも部族の一員として扱われる。
ノラはカージャを信仰心のない不届き者と嫌っており、カージャはノラを未開の蛮族と見下しているなど反りが合わない。
カージャ族
太陽を崇拝する部族。王族は太陽の化身とされる「サン王」「天照(てんしょう)」と呼ばれる。希望や救いといったポジティブな概念には光、死や裏切りといったネガティブな概念には闇にまつわる言葉を当てる。女性の戦士は歓迎されない。
アヴァードがジランを討ったが、現在でも「赤の動乱」の確執がある。アヴァードは人の改心を信じており、戦犯などは追放や収監だけで済ませ、追放者は「シャドウ・カージャ」と呼ばれる。また、アヴァードの統治するカージャの民は「サン・カージャ」と呼ばれる。上位の武器はカージャ製、最上位の武器がシャドウ・カージャ製であるため、シャドウ・カージャの方が技術力が高い様子。
祖先はノラ族だったが、鉄の遺跡で「古の葉」を見つけたことを咎められて追放された(おそらくフォーカスの事)。しかし、古の葉のもたらす情報で「祈りの塔」がある場所や古代技術を知り、現在の規模まで発展した。なお、古の葉は既に壊れてしまったらしい。
なお、カージャの文書をスキャンすると「記号」というカテゴリに割り当てられるため、ノラとは使用する文字が異なっていると思われる。
メリディアン
サン王が治めるカージャ族の首都。メサとも呼ばれる。壮麗な宮殿「太陽宮」を中心に様々な建物が広がっている。
赤の動乱
第13代サン王・ジランの起こした戦争。機械の暴走を収めるため、他の部族を太陽への生贄に捧げればいいという妄執に取りつかれて周辺の部族に攻め込み虐殺を繰り返した。次男であるアヴァードがオセラム族と共に反乱を起こしてジランを倒し、アヴァードが第14代サン王となりメリディアンを治めている。
エクリプス
「ハデス」を神として崇めるカルト集団であり、シャドウ・カージャの主勢力。
ジランを支持した司祭や戦士が主となっており、自身らの扱いを不当として現在もメリディアンを奪還しようと考えている。ジランの行いに対して肯定的なものもいるが、立場上やむを得ずに協力する者もいる。
コラプターを拠点防衛の戦力とし、デスブリンガーの機関銃で武装した兵士もいるなど高い戦力を持つ。
オセラム族
鍛冶や工芸を得意とする部族。傭兵として活躍することも多い。北の「クレイム」からやってきた。クレイムでは投票によって代表者を決定し議論を行う選挙制度が設けられている。しかし、罵り合いに発展して三日三晩かけても決まらないこともある。女性の鍛冶師は歓迎されない。
ノラと共に赤の動乱で多大な被害を受けたため、カージャとの折り合いは悪い。しかし、アヴァードがオセラムと協力して戦うなどノラよりは柔軟である。
ヴァンガード
オセラム族で構成されるメリディアンの傭兵部隊。アヴァードと共に戦ったエルサが隊長であり、サン王と親しい。エルサの失踪後は弟のエレンドが隊長になった。
バヌーク族
シャーマニズムを主とする部族で、機械にも魂があると信じている。機械の頭部を加工して頭にかぶり、体に青く光るチューブが埋め込まれている。「バン・アー」なる土地からやってきている(オーロラが見られるらしいので、極北地帯と思われる)。
グレイザーらしき像を加工し、山の高所に安置している。ちなみに、安置してある場所の周辺にはマーキングされている。これは、かつて無実の罪で追放されたバヌークの偉人によるものらしい。
岸壁に絵を描いているが、これは芸術ではなくメッセージであるという。そのため、新しい絵を描くことはほとんどなく、伝承されたものを描いている。
その性質は徹底的な実力主義かつ個人主義。一人で全てを解決することを是とし、他人が手を貸すことを好まず、罵ることはあっても感謝することはほとんどないという。バン・アーから滅多に出てこないが、それも過酷な環境から逃げ出したというバヌークにとって屈辱的な扱いを忌避してのものである。
血縁という概念も薄く、「ウェラック」という集団単位で活動する(族長もウェラックごとに存在する)。他にも、機械から部品を剥ぐことはシャーマンの担当となっている。
ホロ技術
旧人類が使用していた技術。ARとホログラフィを合わせたようなもので、フォーカスを通してみることでホログラフが浮かび上がり、それに触れることでゲートの解放などの操作ができる。ホロによる施錠はホロロックと呼ばれる。
ファロ・オートソリューション(FAS)
アメリカの多国籍企業。あらゆるジャンルのロボットの製造を手がけ、軍事および防衛分野を基幹事業としていた。
2033年にテオドール・“テッド”・ファロによって創業され、当初は複数の先進的なロボットを試作開発して注目を集めたものの、当時の業界大手が支配する市場への参入には失敗した。その後、2038年に発売した浮遊型パーソナルサービター「@lfred」シリーズが驚異的な売上を記録したことでFASは初めてフォーチュンの50位以内に入った。2040年台にはエリザベト・ソベック率いる同社の環境改善事業が業界1位に躍り出たことで、収益が3倍に増加した。2049年には世界各地での無公害化と気候改善の実績により、FASに対する全世界の支持率が90%を突破し、テッド・ファロは「世界を救った男」として称えられた。しかし、FASの評価額を世界一たらしめたのは2040年台終盤に同社が軍事産業分野で頭角を現したためであり、株式の時価総額は最高で23兆米ドルを記録していた。2055年には自動化軍用プラットホーム市場の占有率が61%となり、計353の国家・超国家組織・企業体と契約を締結していた。2063年の時点でFASは10年連続で収入・利益の両方でフォーチュンの1位にランク付けされており、世界記録になったと設定されている。
スワーム
FASによる自律型完全自動兵器の軍団。「チャリオット・ライン」「平和維持機」とも呼ばれていた。
強力な電子戦機能や生物資源を燃料に変換するバイオマス転換機構、自己複製すら可能な自動修復機能など当時でも破格の性能を有し、兵器の無人化が進む世界中の軍や企業で採用されていた。
ファロの災禍
東南アジアでの異常行動を皮切りに世界各地でスワームが暴走。クラッキングによる緊急停止を試みるも、FAS社長であるファロの意向で非常アクセス用のバックドアまで排除した上で軍用以上の暗号化が施されていたため失敗。主力の無人兵器は電子戦機能で制御を奪われ、有人兵器や歩兵部隊は圧倒的な物量で押し潰され、どれだけ破壊しても自己複製でそれ以上に増殖し、あらゆる動植物を燃料として食い尽くしながら侵攻を続ける災禍と化した。
プロジェクト:ゼロ・ドーン
「ファロの災禍」への対策としてエリザベト・ソベック博士が行った計画。世界にはスワームを停止させる計画と公表されていたが、実際は完全自動テラフォーミングシステムの開発。このままでは16ヶ月で地球上の動植物はスワームに食い尽くされ、暗号解読が完了する50年後にスワームを停止させたとしても、岩の塊と化した地球環境が回復するまで現人類を存続させる事は不可能と結論付けられた。そこで、スワームの機能停止から自然環境の再生、そして人間を含めた動植物の復活、文明の復興までを自己判断で遂行できる高度なAIを作り出す事となった。なお、作られたテーマソングの評判は悪かった模様。
カージャの領地にある「導きの塔」は副次機能である「ミネルヴァ」によって解読・生成されたスワーム停止プログラムを送信するため、同じく副次機能である「ヘファイストス」によって作り出された通信設備である。
不屈の勝利作戦
合衆国統合参謀本部議長のへレス将軍が立案した、プロジェクト:ゼロ・ドーン完了までの時間稼ぎを目的とする軍事作戦。
人的損害やインフラへの被害を度外視した遅滞戦術により「市民を肉挽き機に掛ける」と表現される程の膨大な犠牲を出すも、ガイアの完成と主要施設の封鎖が完了するまでスワームの侵攻を遅らせる事に成功した。
ガイア
エリザベト・ソベックとプロジェクト:ゼロ・ドーンの参加者が開発したAI。それぞれの機能に特化した9つの副次機能が存在する。20年程前(3020年8月26日)にガイア・プライムの施設が発信元の不明なデータを受信し、副次機能は自我を持つ独立体へと変化した。
謎のデータを受信し、覚醒したハデスはテラフォーミングシステムを支配して「地球上の生命を53.8日後に消去するように」と言う命令を送ろうとする。ガイアはハデスの暴走を止めるためにガイア・プライムの反応炉をオーバーロードして自爆を実行したが、テラフォーミングシステムを制御する中央統制知能が無ければ計画が破綻してしまう。そこで、冷凍ストレージ内の遺伝子素材を用いるよう「ゆりかご施設」に命じ、エリザベト・ソベックのクローンであるアーロイを生み出した。その遺伝子情報からアーロイは他の施設を自由に出入りでき、そこにある技術を使いシステムを再構築して自身をリブートする事を望んでいた。しかし、自爆を実行したことに対抗してハデスは自分を束縛しているコードを解くウイルスを放出し、ゆりかご施設にあるアルファ・レジストリを破壊してしまう。このままではドアを開けてメッセージを見る事はできないが、エリザベトに不可能は無いと信じ、ガイア・プライムにあるコントロールルームのマスターオーバーライドを見つけるようメッセージを残す。最後の言葉は「もう一度、あなたの声を...。」だった。
ミネルヴァ(MINERVA)
機械のプログラムを解読し、停止させるコードを生成する。
ヘファイストス(HEPHAESTUS)
テラフォーミングに必要な機械を生産する。「導きの塔」・機械獣・機械炉などを設計した。
新人類を脅威と認識し、機械炉に侵入して攻撃的な機械獣を作らせていた。
アイテール(AETHER)
大気を浄化する。
ポセイドン(POSEIDON)
海洋を浄化する。
デメテル(DEMETER)
植物を再生する。
アルテミス(ARTEMIS)
生物圏を再生する。トム・パエクが担当した。
エレウシス(ELEUTHIA)
人類の再生と初期保育をする。サミナ・エバジが担当した。
アポロ(APOLLO)
旧人類のデータベース管理と新人類を教育する。
ハデス(HADES)
地球の環境が適切ではない時、ガイアのテラフォーミングシステムを掌握して工程を逆行させる。「絶滅プロトコル」「権限剥奪プロトコル」とも呼ばれる。トラビス・テイトが担当した。
エクリプスを支配する存在。アーロイの存在をオーリンのフォーカスを通して知った際、「システムが脅威を検知」と通知してヘリスらに殺害命令を出した。
大いなる母
ノラの信仰する女神。同時に聖地である「母の源」にある山の中を指す。この山の中には、掟により大長老しか入ることはできない。
中にはホロロックの扉など、機械文明の残滓を見られる。最奥部には機械炉と同じような三角形の扉が存在しており、アーロイはそこに捨てられていたらしい。機械を忌避するノラ族だが、大いなる母の声(電子アナウンス)を聞くと平伏する。
近づいたアーロイをスキャンし、遺伝子からエリザベト・ソベックとの99.47%の合致を認めるも、アルファ・レジストリが破損していたことでエラーとなる。そこで、アーロイはその修復(ティルサ曰く「穢れの浄化」)を目的として天命の使者に任命された。
その正体は、プロジェクト:ゼロ・ドーンで建造された人類再生施設「ゆりかご施設」の1つ。新人類の始祖はここの人工子宮で誕生し、成長と共にテラフォーミングと文明復興に必要な教育を施されるはずだった。しかし、ファロによってデータベースを管理するアポロが消去されたため、教育がなされないままテラフォーミングされた世界へ解き放たれる事となった。

出典[編集]

外部リンク[編集]