ホラアナライオン

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ホラアナライオン
生息年代: 新生代第四紀更新世中期~後期、0.7–0.011 Ma
ホラアナライオン
ホラアナライオンの全身骨格
地質時代
約70万-11,000年前
新生代第四紀更新世中期~後期)
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
亜綱 : 獣亜綱 Theria
下綱 : 真獣下綱 Eutheria
上目 : ローラシア獣上目 Laurasiatheria
: 食肉目(ネコ目) Carnivora
亜目 : ネコ亜目 Feliformia
: ネコ科 Felidae
亜科 : ヒョウ亜科 Pantherinae
: ヒョウ属 Panthera
: ホラアナライオン P. spelaea
学名
Panthera spelaea
Goldfuss, 1810
シノニム
  • Panthera leo spelaea
    M. Boule & L. De Villeneuve, 1927
  • Panthera leo vereshchagini
    Baryshnikov & Boeskorov, 2001
和名
ホラアナライオン
ドウクツライオン
英名
Cave lion
European cave lion

ホラアナライオンまたはドウクツライオン(学名 : Panthera spelaea)は、既に絶滅したネコ科の大型肉食動物更新世に生息していた。現生種であるライオン Panthera leo亜種[1] (Panthera leo spelaea) とされる場合もある[2]

概要[編集]

スペイン以西のユーラシア大陸 - 北アメリカ大陸アラスカユーコン)まで分布していた[1]

ドイツのジークスドルフの近くで発見されたオスの骨格は身長2.1 m、肩高1.2 mに測定され、現在のライオンと同じ大きさであった。

現生のライオンよりやや大きく、たてがみや尾の先の毛は無かったであろうと言われており、クロマニヨン人などの壁画などにもそのような姿で描かれている。しかし、近縁であるヨーロッパホラアナライオンはたてがみを有する。洞窟内および広い草原で行動していたとされ[3]、乾燥し、比較的寒冷な環境を好んでいたようである。

骨の同位体分析はホラアナライオンの主な獲物は野生ウマバイソン、シカ(オオツノジカトナカイなど)、マンモスケブカサイホラアナグマなどの幼い子などの大型哺乳類であったことを示唆している。

冷凍保存された個体の発見[編集]

洞窟壁画に描かれたホラアナライオンの群れ。
ショーヴェ洞窟(フランス・アルデシュ県)の壁画レプリカ。

2015年10月と2017年に、ロシア連邦シベリアの永久凍土で、冷凍状態のホラアナライオンの子供が合計3頭発見された[3][4]。先史時代のネコ科動物が、このような良好な状態で発見されたことは例になく、ホラアナライオンおよびその他ネコ科動物に係る今後の研究の発展が期待されている。また、2018年にも北極シベリアの川の近くでホラアナライオンの子どもが見つかっている[5]

脚注[編集]

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  1. ^ a b ライオン進化の歴史を解明、絶滅種をゲノム解析で 絶滅したホラアナライオン、バーバリーライオンなど20頭を調査」『ナショナルジオグラフィック日経BP、2020年5月9日。2020年10月16日閲覧。オリジナルの2020年10月16日時点におけるアーカイブ。
  2. ^ Joachim Burger (3 2004). “Molecular phylogeny of the extinct cave lion Panthera leo spelaea”. Molecular Phylogenetics and Evolution (Academic Press) 30 (3): 841–849. doi:10.1016/j.ympev.2003.07.020. PMID 15012963. 
  3. ^ a b シベリアで氷河期の絶滅ライオン見つかる 永久凍土から凍結状態で、保存状態はきわめて良好」『ナショナルジオグラフィック』日経BP、2015年11月2日。2020年10月16日閲覧。オリジナルの2020年10月16日時点におけるアーカイブ。
  4. ^ シベリアの凍土から1万年前の絶滅ライオン 日露チームが発見」『産経新聞産業経済新聞社、2017年11月16日。2020年10月16日閲覧。オリジナルの2020年10月16日時点におけるアーカイブ。
  5. ^ 1万年前のライオン?氷漬けで発見 シベリアの永久凍土朝日新聞デジタル、2019年6月3日付(2019年6月3日access)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]