ホナルーチ・ブギ

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ホナルーチ・ブギ
モット・ザ・フープルシングル
初出アルバム『革命
B面 ローズ
リリース
規格 7" シングル
録音 1973年
ジャンル グラムロックポップ
時間
レーベル コロムビア・レコード
作詞・作曲 イアン・ハンター
プロデュース モット・ザ・フープル
モット・ザ・フープル シングル 年表
スウィート・ジェーン
(1972)
ホナルーチ・ブギ
(1973)
メンフィスからの道
(1973)
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ホナルーチ・ブギ」(原題: Honaloochie Boogie)は、モット・ザ・フープルがリリースしたシングルである。このシングルは、バンドに突破口を開いたシングル「すべての若き野郎ども」を引き継ぐ作品となった。このシングルの全英シングルチャートにおける最高位は1973年7月の第12位である[1]。ボーカリストのイアン・ハンターによる作詞作曲であり、グループのレギュラーメンバーの他、ここではロキシー・ミュージックアンディ・マッケイがテノールサクソフォーンビル・プライスモーグポール・バックマスターPaul Buckmaster)がチェロで特別参加した。

「ホナルーチ」(Honaloochie)という言葉はイアン・ハンターによる造語である[2]。この言葉に意味はない[3][4]

チャック・ベリーの受容と影響[編集]

ビートルズストーンズ等をも含めロック音楽に影響を及ぼした「ロックンロールの創始者」ともいわれるチャック・ベリーについて言及する当該楽曲の作者イアン・ハンターもまたチャック・ベリーを好んでいたことが2017年のインタビューで語られた。ハンターは、「チャック・ベリーのような伝統的なロックを愛していると思われるあなたは、モット・ザ・フープルで活動する前、どんな音楽をやっていたのか」という主旨の問いに次のように答えた[5]

I was in various semi-pro bands before Mott the Hoople. I played bass with Freddie Fingers Lee (the English Jerry Lee Lewis) Billy Fury and Mike Berry. My favorite artists were Little Richard, Jerry Lee Lewis and Chuck Berry.

和訳: 私はモット・ザ・フープルの前、様々なセミプロバンドにいました。私はベースをやっていて、フレディー・フィンガーズ・リー (英国版ジェリー・リー・ルイス)、ビリー・フューリー、マイク・ベリーと組んでいました。私の特別好きなアーティストはリトル・リチャードジェリー・リー・ルイス、チャック・ベリーでした。

解散危機のモット・ザ・フープルに「すべての若き野郎ども」を提供したデヴィッド・ボウイ は「すべての若き野郎ども」の後続作品として「ドライヴ・インの土曜日」をモット・ザ・フープルに提供しようと打診したが、「ホナルーチ・ブギ」が好調であったためモット・ザ・フープルはそれを断った[6]。ボウイは「ドライヴ・インの土曜日」をボウイの楽曲としてグラムロック時代の1973年にシングルリリースし、シングルB面にチャック・ベリーの「アラウンド・アンド・アラウンド」(1958年)をカバーした楽曲「ラウンド・アンド・ラウンド」が収録された。

カバー[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Roberts 2006, p. 381
  2. ^ Honaloochie Boogie by Mott the Hoople”. Songfacts.com. 2016年1月28日閲覧。
  3. ^ The Horse's Mouth: Issue #6 - August 7, 2000”. The Official Ian Hunter Website. 2016年1月28日閲覧。
  4. ^ The Horse's Mouth: Issue #34 - August 18, 2003”. The Official Ian Hunter Website. 2016年1月28日閲覧。
  5. ^ INTERVIEW: Ian Hunter seminal Rock Star – Mott the Hoople”. Herald de Paris et Cie (2017年1月10日). 2017年3月20日閲覧。
  6. ^ Pegg 2016
  7. ^ もしくは「老子道徳経 第七十章」ないし「陶淵明 擬古詩九首 其五」。

参考文献[編集]

外部リンク[編集]