ホテルニューアカオ
ホテルニューアカオ(Hotel New Akao)とは、静岡県熱海市にあるホテルであり、その運営企業[1]。錦ヶ浦から南方の曽我・曽我浦(そがうら)にかけて広大な敷地を擁し、複数のホテル・施設から成る「アカオリゾート公国」(Akao Resort Dukedom)という名のリゾートエリアを形成している。
アカオリゾート公国[編集]
ホテルニューアカオ[編集]
1973年(昭和48年)開業。鉄筋20階建、客室250室。
「錦ヶ浦トンネル」東方の旧道、明治時代のトンネル「観魚洞隧道」を抜けた先にある錦ヶ浦の北東部、崖から海上にかけてに立地。
1978年(昭和53年)、ホテル内にオーシャンビューレストラン「メインダイニング錦」開業。
- 主な施設
- 17階 - ロビー、ガーデンロビー(屋外)、ショップ曙
- 15階 - サロンド錦鱗(きんりん)、黒潮
- 2階 - メインダイニング錦、ラウンジ「アビース」、朝市サンレモ市場、ショッピングコーナー、卓球コーナー、ゲームコーナー
- 1階 - カラオケルーム、アカオ温泉街「にぎわい横丁」、ダンスホール、レンタルドレス海雅、スパリウム波音、オーシャンプール(屋外)
ロイヤルウイング[編集]
1994年(平成6年)開業。鉄筋12階建、客室100室。
ニューアカオ南西の崖上、山上の熱海城・熱海秘宝館付近の道路へまたがる形で立地。
展望ラウンジ「ロイヤルラウンジ」、フレンチレストラン「ボヌール」、和食レストラン「舞扇」。
スパリウムニシキ[編集]
2018年(平成30年)開業。
ニューアカオ南西、ロイヤルウイング東向の崖「錦崎庭園」に立地。
宿泊者専用スパ。
花の妖精[編集]
一般客にも開放されている錦ヶ浦南方のオーシャンビューカフェ。「伊豆一の絶景カフェ」を謳う。
「錦ヶ浦トンネル」東方のホテルエリアから南進し、駐車場を挟んだ「曽我浦トンネル」東方の旧道脇崖「扇崎庭園」内に立地。
アカオビーチリゾート[編集]
1982年(昭和57年)に「ビーチリゾート曽我浦」として開業。
2017年(平成29年)4月29日にアウトドア施設「Outdoor Village SOGAURA」(アウトドアビレッジ曽我浦)開業。
アカオハーブ&ローズガーデン[編集]
1988年(昭和63年) に「曽我森林自然園」として開業。
曽我の山中の東京ドーム13個分の敷地に、12種類のテーマ別の庭園が点在[2]。
園内の南方奥の山中には「曽我浅間神社」が所在。
2017年(平成29年)9月19日に隈研吾設計のカフェ「COEDA HOUSE」(コエダハウス)開業。
歴史[編集]
- 1954年(昭和29年)3月 - 創業者・赤尾蔵之助が赤尾旅館の営業開始[3][4]。
- 1961年(昭和36年) - 赤尾ホテル営業開始[3][4]。
- 1963年(昭和38年) - 錦ヶ浦の用地取得[3]。
- 1970年(昭和45年)6月 - 株式会社ホテルニューアカオ設立[1]。
- 1973年(昭和48年)1月 - ホテルニューアカオ営業開始[3][4]。
- 1978年(昭和53年) - 「メインダイニング錦」完成[3][4]。
- 1982年(昭和57年) - ビーチリゾート曽我浦(現・アカオビーチリゾート)営業開始[3][4]。
- 1988年(昭和63年) - 曽我森林自然園(現・アカオハーブ&ローズガーデン)営業開始[3][4]。
- 1994年(平成6年)10月 - ロイヤルウイング営業開始[3][4]。
- 2002年(平成14年)3月 - アカオリゾート公国発足[3][4]。
- 2017年(平成29年)
- 4月29日 - アカオビーチリゾート内「Outdoor Village SOGAURA」(アウトドアビレッジ曽我浦)営業開始。
- 9月19日 - アカオハーブ&ローズガーデン内「COEDA HOUSE」(コエダハウス)営業開始[2]。
- 2018年(平成30年)4月1日 - スパリウムニシキ営業開始。
脚注・出典[編集]
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
座標: 北緯35度5分11.2秒 東経139度4分53.7秒 / 北緯35.086444度 東経139.081583度