ペルシャの市場にて

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ペルシャの市場にて』(ぺるしゃのいちばにて In a Persian Market)は、イギリスの作曲家アルバート・ケテルビー1920年に作曲した管弦楽による情景音楽作品。

概要[編集]

ケテルビーの作品中でも最も有名な曲であり、情感あふれる曲想はクラシック音楽入門の小品として多くの人に親しまれる。

1920年、当時放送局のディレクターを担当していたケテルビーが、とある番組の穴埋めのために急遽作曲したともいわれるが、中東の大国ペルシャの市場の風景が、出入りするラクダの隊商や蛇使い、占い師、物乞いなどを思わせる曲のモチーフによってノスタルジックに表現されている。

曲の内容[編集]

砂漠から近づいて来るキャラバン(隊商)が街の市場(スーク)に到着する序奏部に始まり、男声合唱による「バクシーシ、バクシーシ」という物乞いの声など市場の喧騒を表した展開部を経て、曲は一転、部族長の妃をイメージしたともいわれる哀愁に満ちた印象的な旋律の高まりによってクライマックスを迎える。その後、このテーマを繰り返しながら、再び砂漠の彼方に去って行くキャラバンを表現するモチーフによって静かに曲は終わる。演奏時間は約6分ほどである。

この曲には元々男声合唱が含まれるが、合唱がない場合もあり、あるいはオーケストラ楽員が歌って演奏されることもある。

合唱付きバージョンの録音の例