ペペロ
ペペロ(빼빼로、pepero)は、韓国ロッテが発売しているスナック菓子である。
日本では1986年から一時期、CGCジャパンを通じて加盟するスーパーマーケットで販売を行なっていた[1]。その後、一部のコリアタウンなど、韓国系のスーパーマーケットなどでしか販売されていなかったが、2014年には日本向けにパッケージを変更した『ペペロスティック』として日本のロッテによる輸入品がローソンストア100系列を中心に流通しているほか、『チョコプレッツェル』として再びCGCジャパンが加盟するスーパーマーケットで売られるようになった。
概要[編集]
韓国ではメジャーなスナック菓子であるが、見た目・風味・さらにはパッケージデザインともに江崎グリコが発売しているポッキーと瓜二つである。しかもペペロが発売されたのが1983年なのに対しポッキーが発売されたのが1966年であることから、日韓双方から「ペペロはポッキーのコピー商品ではないか」との疑惑が常に持たれており[2][3]、韓国の新聞であるハンギョレでもこの問題を取り上げている[4]が、製造元の韓国ロッテ広報は否定している。また、「高麗人参ペペロ」などポッキーに由来しない独自の商品もある。2014年からEXOのサブユニットEXO-Kが、広告モデルを務めている[5]。 なお、ポッキーが韓国内で正式発売されたのは、2013年からである(発売は、江崎グリコとヘテ製菓食品との合弁会社グリコヘテ)。
ペペロデー[編集]
韓国では11月11日にペペロデー(ペペロの日)という、友人同士でペペロを交換し合うイベントがある。ペペロデーの由来は1993年頃に慶尚南道(韓国ロッテのサイト[6]では1994年頃の釜山)の女子中学生が、数字の「1」がペペロの形に似ていることから「ペペロのようにスリムになりなさい」という意味で交換し始めたとされる(ただし、販促のための作り話という説もある[要出典])。その後韓国の大企業であるロッテが率先して宣伝を行なった結果、韓国ではバレンタインデーやホワイトデーに匹敵するほどの一大イベントとなっている。
特に、2011年11月11日のペペロデーは、「ミレニアム・ペペロデー(밀레니엄 빼빼로데이)」と称して大規模な宣伝がなされ、高額商品なども発売された[7]。
日本でも、同じく形が数字の「1」に似ていることから、11月11日をポッキー&プリッツの日と江崎グリコにより定められている(平成11年に制定。そのため、初のポッキー&プリッツの日は平成11年11月11日である)。しかし、イベントというよりは記念日であり、韓国におけるペペロデーと比較するとひっそりとしたものである。
販売差し止め訴訟[編集]
2014年にペペロの高級版として発売された「プレミア ペペロ」の箱の形やデザインがグリコのポッキーの高級版である「バトンドール」のものと酷似しているとして、韓国の裁判所に販売の差し止めを求める訴訟を起こされた[8][9]。
2015年8月23日、ソウル中央地方裁判所は「包装箱の各面の配色や正面にチョコレート菓子を配置した点など両社の全体的なデザインは極めて似ている」「双方は競争関係にあり、今後ポッキーが(韓国内で)販売する可能性が高い点などを考慮すれば特許を侵害している可能性がある」としてロッテ側敗訴の判決を下した[10][11]。
商品一覧[編集]
現在確認がとれる商品は以下の通り。
関連項目[編集]
- 韓国の知的財産権問題
- シルクロードレボリューション ‐ ゲーム内で行なわれたイベントのアイテムとしてペペロが登場している。
脚注[編集]
- ^ 『日経流通新聞』1986年2月13日付、5頁。
- ^ On Pepero Day, a Japanese Rival Lurks The Wall Street Journal, Nov 11, 2013
- ^ Pocky maker claims Korean snack ripped off its packaging design, and it’s hard to disagree Casey Baseel, Rocket News 24, Feb 4, 2015
- ^ セウカンもペペロも「類似品」だった
- ^ “ロッテ製菓ペペロ、人気グループ「EXO-K」登場の3Dホログラム映像公開”. wowkorea.jp (2016年6月27日). 2017年9月18日閲覧。
- ^ http://www.pepero.co.kr/pepero/culture/culture.jsp 韓国ロッテのペペロサイト
- ^ 빼빼로데이 '천년' vs '백년'..네티즌 논란
- ^ “【ビジネスの裏側】韓国で“ポッキー”めぐる甘くない対決…グリコがロッテを提訴(1/3ページ)”. 産経WEST. (2015年1月28日)
- ^ “【漂流本線日本海】韓国発、グリモリ事件 パクり商品続々”. ZAKZAK. (2015年2月6日)
- ^ ロッテ製菓がデザイン盗用、ソウル地裁で江崎グリコに勝訴判決ハンギョレ日本語版 2015年8月24日
- ^ “ロッテ製菓のペペロ・プレミア、日本製品模倣の判決”. 中央日報. (2015年8月24日)