ウルトラQの登場怪獣

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ペギラから転送)
移動先: 案内検索

ウルトラQの登場怪獣(ウルトラキューのとうじょうかいじゅう)は、1966年(昭和41年)にTBS系で放映された、円谷特技プロダクション特撮テレビ番組ウルトラQ』に登場する怪獣宇宙人、その他の架空生物・物体の詳細を記述する。

名称や数値などは資料により異なる。本項目ではBlu-ray/DVD『総天然色ウルトラQ』での表記[1][2]を基準とする。並び順は登場話数順。

本作の後番組『ウルトラマン』に登場する怪獣も多い。

目次

古代怪獣 ゴメス[編集]

第1話「ゴメスを倒せ!」に登場。

原始怪鳥 リトラ[編集]

第1話「ゴメスを倒せ!」に登場。

巨大猿 ゴロー[編集]

第2話「五郎とゴロー」に登場。別名は資料によって巨大猿と記述しているものと[1][3][4][5][6][7]巨猿と記述しているもの[8][9][10]がある。英字表記はGORO[3][8][10][5][6]

幼いころに両親を亡くして野猿と共に育ったために人間と話せない聾者で、村人からは「エテキチ」と呼ばれる猿きちがいの青年五郎に懐いていたクモザルが、旧日本軍の体力増強剤青葉くるみを大量に食べた結果、甲状腺ホルモンのバランスが破壊されて巨大化した。伊豆の山中や淡島の海上ロープウェーに出現したことで、大騒動となる。後に、ゴローに与えるために農作物を盗んで村人によるリンチを経て警察に逮捕された五郎を求めて街に彷徨い出るが、警察の発砲がきっかけで暴れ出す。毎日新報の関デスクの提案で、五郎はゴローをイーリアン島に送るために釈放され、ゴローは五郎から与えられた好物の牛乳に仕込まれた眠り薬で眠らされる。

イーリアン島では日本兵が所持していた青葉くるみを食べ、ゴローと同様に巨大化したと思われる大猿が暮らしている。こちらの大猿は、豊富な食糧や島民たちの理解により友好的な関係を築いている。

  • スーツアクター:福留幸夫[8][5]
  • 着ぐるみは東宝映画『キングコング対ゴジラ』で作られたキングコングの改造[11][1][12][13][5][6]。顔は新調され、尻尾が付けられた[12][5][注釈 2]。この後、この胴体は同じく東宝映画『キングコングの逆襲』のプール撮影用のコングに使われた[6]
  • 五郎との交流シーンでは、実物大の手のモデルも使用されている[11][12][5]
  • 本編では眠り薬入りであることを教えられず、自らが与えた牛乳により眠らされたゴローに対する五郎の心の絶叫(五郎は言葉を発せないため)で終わっているが、『ぼくら』昭和40年10月号に連載された絵物語では横浜港でイーリアン島行きの貨物船上の五郎とゴローを万城目たちが見送るという後日談が加えられている。
  • シナリオでは「ヘリプロン結晶G」によって巨大化したという設定であり[15]、撮影もこの通りに収録された[5]。しかし、その後に武田薬品がスポンサーとなったことで薬品を原因とすることが忌避され、設定を「青葉くるみ」に変更して一部の撮影とアフレコがやり直された[5][16]。「ヘリプロン結晶G」バージョンの映像は映像ソフトに特典として収録されている[17]。資料によっては、青葉くるみにヘリプロン結晶Gが含まれているものと記述している[1][8][6]
  • 解説にあるように、イーリアン島には同様の過程で巨大化した猿が生息しており、島民と共存している。この猿は写真が1枚のみ劇中に登場し、着ぐるみもゴローと同一。コロタン文庫『ウルトラ怪獣500』(小学館、ISBN 4092810415)49頁や『円谷プロ全怪獣図鑑』[7]ではイーリアン島の大猿として掲載されている。
  • 第2クールの企画案には、「ゴロー対スペースモンスター(ガラモン)」のタイトルでガラモンと戦うプロットが存在する。
  • 『総天然色ウルトラQ』では、当時の獣系の着ぐるみにはクマの毛皮が用いられていることから、ヒグマの毛皮を使用しているとの推測で着色された[1][6]。放送当時の人工着色によるブロマイドも参考にされた[1][18]
  • その他の作品に登場するゴロー
    • 中城健の漫画版『ウルトラQ』では、「ヘリプロン結晶G」の語句がそのまま用いられているうえ、その効果にも時間制限があり、眠らされたゴローはまもなく元のサイズに戻るとされた。また、五郎もテレビ本編と異なり少年として描かれている。
    • ビデオ『ウルトラマンのすべて!』(バンダイビジュアル)では、科学特捜隊が創設されることになった理由としてゴローの映像を見せている。
    • ウルトラゾーン』第5話のミニコーナー「怪獣漫才」では、M1号と共にM1ゴローズというコンビを組み、怪獣消しゴムによる漫才を披露する[19]

火星怪獣 ナメゴン[編集]

第3話「宇宙からの贈りもの」に登場。英字表記はNAMEGON[3][8][10][20][6]

ナメクジ似た姿の怪獣[1][22][21][6][注釈 4]。半年前に打ち上げられて火星へ到達した後に消息を絶ち、失敗に終わったと思われていた探査機が、突然地球に帰還し、その中からは球状の宝石のような物体が2個発見されるが、それはナメゴンの卵であった。卵は宇宙開発局の金庫に保管されたが、金塊と誤解したギャング2人のうち1人に奪われる。そのうち1個は、万城目とギャングの格闘を経てセスナ機で逃亡したギャングが向かった離島・大蔵島の温泉熱で孵化し、眼から人間を硬直死させる怪光線[1][3][22][4][21][10][20][6][7]を放ってギャングを殺害する。その後は万城目らにも迫ったところで海に落ちて溶解したため、塩分が弱点であることが判明する。

もう1個は万城目とギャングの格闘中に落ちた際、状況を知らない一平に拾われてチェーンを付けられ、ネックレスとして由利子に与えられる。一ノ谷博士の邸宅でナメゴンの関する会話の途中で由利子がコーヒーを作っていた時、コーヒーを温めていたアルコールランプの火に反応して巨大化し、万城目に投げ捨てられた邸宅の庭で孵化する。ドラマはそこで一ノ谷博士が本多助手に「塩水を用意しろ」と命じて終わるが、「次に火星から送られてくる怪獣は、海水を飲んでますます巨大になり、強靭になる恐るべき怪物に違いない」という趣旨のナレーションが付される。

一ノ谷博士は「火星人が地球人のやみくもな宇宙開発に対する警告の意味でナメゴンを送り込んだ」と推測する。

  • 劇中では単に「火星怪獣」と呼称している。
  • 鳴き声は東宝怪獣のバラゴンの流用[20]
  • 造型は佐々木明[23]。造形物は大小2種類造られた[22]。移動ギミックは東宝映画モスラ対ゴジラ』『三大怪獣 地球最大の決戦』の幼虫モスラのもの(ミニチュア自走用の車両を内蔵して自走)が流用されている[20]。撮影用プロップのうち、眼球部分のみ現存している[1]
  • 終盤での卵が膨らむシーンは風船で表現された[20]
  • 『総天然色ウルトラQ』では、着色された資料やカラー写真が残っていなかったため、現存する目玉に付着していた塗料や実際のナメクジの色をもとに着色された[1][6]。放送当時のソノシートのイラストなども参考にされた[1][18]
  • 最初期に制作された第3話はTBSでの検討用素材としても用いられ、ナメゴンが好評であったため作品全体が怪獣路線になったとされる[6][14]

その他の作品に登場するナメゴン[編集]

  • ウルトラマンメビウス』第22話で名前のみ登場。物語の時代から5年前(2001年ごろ)に火星に出現し、バン・ヒロトの母親を殺害している。
  • 映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では、百体怪獣ベリュドラの右腕を構成する怪獣の1体となっている[24]
  • NINTENDO64ソフト『PDウルトラマンバトルコレクション64』に、プレイヤーキャラクターの1体として登場。体色は灰色ではなく水色。最初は「素早さ」が極端に遅いが、育成することで対応可能。覚える技は「溶解液」など。フィールドで「遊ぶ」コマンドを実行すると、目玉で太鼓を叩く。
  • ウルトラゾーン』第9話のミニコーナー「怪獣漫才」では、モングラーとのコンビ「n&m's」で漫才を行う[19]。第10話のアイキャッチでは、水族館でオットセイと共にショーを行う姿が描かれている[25]

巨大植物 ジュラン(マンモスフラワー)[編集]

第4話「マンモスフラワー」に登場。別名は資料によって巨大植物と記述しているものと[1][3][22][26][6][7]古代植物と記述しているもの[8][27][10]がある。『ウルトラ怪獣大全集』ではマンモスフラワー・ジュランと記述している[4]。英字表記はJURAN[3][8][10][26][6]

かつて古代に咲いていた巨大な吸血植物。「マンモスフラワー」とも呼ばれる。皇居の堀やビルの地下で大蛇のような巨大なが暴れ、まもなく丸の内のビル街に巨大なとなって姿を現す。根は人の血を吸い[3][22][8][27][10][26][6][7]、花からは毒性の花粉[1][22][4][8][27][10][26][6][7]が撒かれる。空から炭酸ガス固定剤を投下され、また根は火炎放射で焼かれ、枯れたところで物語は終わる。

  • 劇中ではジュランと呼ばれず、ただ単にマンモスフラワーと呼ばれる。『ウルトラマン ベストブック』では侏蘭という表記も用いている[8]
  • マンモスフラワーは木槿(ムクゲ)をモデルにしているといわれている[28]
  • 造形には開米栄三[29]佐々木明[23]が、それぞれの関与を証言している。根の造形物は、本編用と特撮用とで形状が異なっている[26]
  • 皇居の堀にジュランの根が浮かぶシーンは東宝の大プールで撮影され、一部のシーンでは実景と合成された[26]
  • 開花のシーンは作画合成によるもの[26]。監修の円谷英二はこの描写に最もこだわり、特技監督の川上景司に何度もリテイクを命じたという[26][14]
  • マンモスフラワーは、企画書ではアンモニア水で、準備稿ではアンモニア水と「植物中のH2Oを強力に分解する特殊薬品」によって退治される描写であったが[30][注釈 6]、決定稿の段階で完成作品同様に火炎放射器と炭酸ガス固定剤に改められた。炭酸ガス固定剤は、監督・共同脚本の梶田興治の提案によるもの[26][14]
  • 準備稿・決定稿共に、事件から1か月後、再建中の東京広告社ビルがマンモスフラワーの球根が腐ったために大陥没するシーンでエンディングとなるが、本編ではカットされた。この結末は、「ぼくら」1965年3月号所収の絵物語で再現されている[31]
  • 『総天然色ウルトラQ』では、カラー写真が存在しなかったため、美術を担当した佐々木明が後年に描いた絵画が参考にされた[1][6]。特撮ではさまざまな撮影技法を使い分けていたことからカラー化すると違和感が強くなるため、全体を望遠レンズで撮ったような黒みがかった色としている[6]

『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』に登場するジュラン[編集]

ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』第2話「五人目のクルー」に登場。

  • 身長:100メートル[32]
  • 体重:3千トン[32]

惑星ボリスに突如出現する。ピンク色の綺麗な花を咲かせている。毒花粉でZAPクルーのヒュウガとオキを襲うが、リトラのシトロネラアシッドを浴びて枯れる。

  • 本作ではオキにジュランと呼ばれている。

冷凍怪獣 ペギラ[編集]

第5話「ペギラが来た!」、第14話「東京氷河期」に登場。英字表記はPEGUILA[3][33][10][34][6]

南極に生息する怪獣。大国同士の核実験の放射能の影響でペンギンが突然変異したと言われており[注釈 8]、同様の1対の翼(フリッパー)と直立した形態を有する。アザラシに似た顔を持ち、半分閉じたような目と2本の牙、頭から生えた小さな角が特徴。黒煙を吹きながら飛行し、武器としてマイナス130度の冷凍光線[1][3][36][4][15][10][34][6][7]を吐くが、その際には反重力現象が起こり、あらゆる物体が舞い上がる。非常脱出の際の飛行速度は、マッハ80以上にもなる。

第5話では、本編の3年前に南極の観測所を氷結させ、野村隊員を凍死させている。南極のから取れる物質ペギミンHが弱点であることがわかり、それを搭載した気象観測ロケットで迎撃されると、黒煙を吹きながらどこかへ飛び去る。

第14話では、南極が原子力発電所の事故で温暖化して生存に適さない温度となったため、北極へ向かう途中に東京で休憩したと万城目に推測される。周囲を極低温に氷結させて自衛隊も返り討ちにし、東京を破壊する。元零戦のパイロットであった浮浪者の沢村照男の操縦するセスナ機の体当たりで、爆薬を混合したペギミンHを浴びてどこかへ逃げ去る。鳴き声は第5話から変更されている。

  • スーツアクター:清野幸弘[33](クレジットは清野弘幸[34]
  • 特殊美術・成田亨と怪獣造形・高山良策のコンビが手がけた初のウルトラ怪獣[36][34][16]井上泰幸による初稿デザインに成田が手を加え[34][37][16]、修正稿では成田のこだわりで翼全体が鳥のような羽根に覆われていたが、造型上は妥協して初稿と同様、ラテックスによる1枚羽根の形となった[38]。初稿にも修正稿にも描かれていない頭の角は、着ぐるみの造型時に高山によって取り付けられたものである[36][39]。身体のイボは高山が造形した時点では存在しておらず、現場でつけられたとされる[6]。1990年代に他のウルトラ怪獣とともにイベント展示用ロボットとして製作された際には、デザイン画に存在した羽(フリッパー)の羽毛のモールドが初めて表現された。
  • 劇中では確認しづらいが、着ぐるみには産毛が生えている。この毛は麻の繊維の白毛をゴム糊に塗って乾かないうちに着ぐるみを叩き、毛羽立たせたものである。[要出典]
  • 着ぐるみは本作での使用後、高山によって『ウルトラマン』に登場するチャンドラーへ改造された[36]。チャンドラーのスーツアクターも同じく清野が務めている[40]
  • ペギラとチャンドラーの相似について公式設定は存在しないため、さまざまな解釈が非公式に記述されている。
    • 大伴昌司による『ウルトラ怪獣入門』(小学館、1971年)132頁では「他人の空似」と解説されている。
    • 学年誌などではペギラとチャンドラーは兄弟怪獣と設定され、ペギラが兄、チャンドラーが弟とされている[41]
    • このうち兄弟説と亜種説は『週刊ウルトラマンオフィシャルデータファイル』の項目にも記載されている[要ページ番号]
  • ペギミンHは、第2話のヘリプロン結晶Gや第8話のラゼリー・B・ワンと異なり「怪獣を倒すいい薬」であることから、スポンサー判断による変更はなかった[34]
  • 黒煙を出して飛ぶ描写は監督の野長瀬三摩地の提案によるもの[34]
  • 冷凍光線はガスで表現された[34]
  • 『総天然色ウルトラQ』では、放送当時の雑誌『ぼくら』に掲載されたカラー写真が参考にされた[1][6]

『レッドマン』に登場するペギラ[編集]

特撮テレビ番組『レッドマン』第12、14、57、80、81、85、89、91 - 93、101、104、106、107話に登場。

着ぐるみはアトラクション用。第80、81、101、104、106、107話には別タイプの着ぐるみが登場するが、こちらはチャンドラーからペギラへ戻されたオリジナルである。長期間アトラクションで酷使されたために劣化が激しく、特徴的な瞼もなくなり、グレー系の色に再塗装されていたが、『レッドマン』登場時にはアトラク用と同じく濃い色に白い斑点という体色になった。

その他の作品におけるペギラ[編集]

  • ウルトラファイト』第196話「怪獣死体置場」では、円谷プロの着ぐるみ倉庫に吊り下げられていることが確認できる。
  • ウルトラマンティガ』第49話「ウルトラの星」では、ダイゴが『ウルトラQ』制作中の世界にタイムスリップしてきた形で「ペギラが来た!」の撮影風景が再現されている。
  • ウルトラマンメビウス』第21話では、怪獣墓場を漂う姿が見られる。
  • ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』では、第1話でレイのゴモラに倒されて自らの冷凍液で氷漬けになった姿が見られる[注釈 9]。また、同話でオキが作っていたチャンドラーの骨格標本をクマノはペギラと間違えるが、これはチャンドラーがペギラの改造であることを基にしている。
  • 映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では、ベリュドラの首を構成する怪獣の1体となっている[24]
  • 映画『ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士VS大怪獣軍団』では、人類が怪獣と戦っていた頃の怪獣としてゾフィーに紹介される。映像は『Q』第5話からのみ流用し、ペギミンHで撃退されたことになっている。鳴き声は第14話のものである。
  • ウルトラゾーン』第15話の特撮ドラマ「東京ジュラ紀(後編)」では、「アカンバロの瞳」の力によって東京に現れたことが語られているが、画面には登場しない。第12話のアイキャッチでは、スケートをしている姿が描かれている[42]
  • ウルトラマンフェスティバル2003ライブステージ第2部「伝説の勇者達〜新たなる光〜」では、ゴドラ星人にチャンドラーと共に召喚されてウルトラマンコスモスを苦しめる。
  • 『大怪獣バトル』の第2弾には技カードとして登場。スキルは第5話と第14話のサブタイトルを合わせた「氷河期がきた!」で、効果は「ずっと、こうげきが『れいき』こうげきになる」。
  • ウルトラマンX』では、第1話冒頭に登場。シンガポールを冷気で氷漬けにした。身長・体重は初代と同じ[43][44]
  • ウルトラマンオーブ』のメイン監督田口清隆とメインライター中野貴雄による私案「エピソード10構想」では第6章(エピソード6-0)に登場[45]。流氷の中から出現し、北極海のルパシカ皇国領セーヴェル諸島でウルトラマンオーブに倒されるが、その怪獣カードはジャグラーによってマガバッサーの復活に利用された[45]
  • 漫画作品
  • 外部作品
    • チビラくん』第56話では、おばけ星の怪物として登場。
    • テレビドラマ『泣いてたまるか』の第16話「かわいい怪獣ナキラ」では、赤木と少年が見ていたテレビに写るシーンがある[46]。鳴き声やBGMは別のものに差し替えられている[46]

再登場が検討されていた作品[編集]

  • 検討中だった第3クールに登場が予定されていた。「ガラモンの逆襲」のセットで撮影された特写会では、パゴス、カネゴン、ゴーガと共に参加している。
  • ウルトラマン』企画段階のサンプルストーリー「凍る極光ライン」では科学特捜隊との空中戦の末、サコミズに粉砕されたカニ座M73星雲人の円盤の中から出現するシナリオが予定されていた[47]
  • ウルトラセブン』の企画段階では、レッドキングアントラー、パゴスとともにカプセル怪獣として登場する構想があり、企画書や準備稿で名前が挙がっている[48]。また、同作の未制作脚本「宇宙人15+怪獣35」では、宇宙人連合が蘇生させた怪獣軍団の一員として登場し、ネロンガ、レッドキング、ジェロニモン、エレキングと共に最後まで残りセブンを苦しめるも、黄金怪獣ゴードに倒されるというシナリオが予定されていた。
  • サークロラマの映画『ウルトラマン・ウルトラセブン モーレツ大怪獣戦』では、登場しないが台本に名前が記載されている[49]
  • 映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』以前に企画されていた『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』の続編作品では登場が予定されており、酉澤安施による検討用デザインも描かれていた[50]

大ガメ ガメロン[編集]

第6話「育てよ! カメ」に登場。『ウルトラマン ベストブック』では別名を大亀と表記している[8]。英字表記はGAMERON[3][8][10][51][6]

小学5年生の浦島太郎少年が育てたカメゼニガメ)が、彼が龍宮城に行く絵本風の夢から覚めたと同時に99センチメートルに成長した姿。甲羅に太郎を乗せ、空を飛んだり壁を通り抜けたりする超能力を発揮して竜宮城へ連れて行くが、怪竜の怪光線で撃墜される。

甲羅内には自動車のウィンカーやスピードメーターが存在する。飛行速度はマッハ3で[1][22][52][10][51][6][7]、水中も高速で泳げる。太郎の未知の力(妄想)が巨大化させたと言われている。

  • スーツアクターは福留幸夫[8][51]。飛行シーンの撮影時にはスーツアクターは入っていない[51]
  • 劇中では「ガメロン」との呼称はされていない。
  • 造形者は開米栄三[29]
  • 『総天然色ウルトラQ』では、普通のカメが巨大化したという設定から、クサガメイシガメの色が参考にされた[1][6]
  • 映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では、百体怪獣ベリュドラの胴体を構成する怪獣の1体となっている[24][6]
  • 甲羅部分は、2013年時点で現存している[53]

怪竜[編集]

第6話「育てよ! カメ」に登場。『円谷プロ全怪獣図鑑』では、別名を万蛇怪獣と記述している[7]。英字表記はDRAGON[3][10][6]

乙姫が乗っていたミサイルが変身した。太郎の乗ったガメロンを怪光線[1][3][22][4][8][52][10][7]で撃墜する。

  • この怪竜はシナリオ段階では存在せず、代わりに鳳凰が出現する予定だった[52]
  • 操演用ミニチュアは東宝特撮映画作品『海底軍艦』に登場した怪獣マンダの流用[22][8][51][13][6]。撮影後は東宝へ返却され、映画『怪獣総進撃』にて再びマンダとして用いられた[6]
  • 『総天然色ウルトラQ』では、現存するカラー写真と『怪獣総進撃』でのマンダの色が参考にされた[1][6]。造形物のもととなった『海底軍艦』のマンダは水中のシーンがほとんどであったため、配色の参考にはならなかったという[1][6]
  • ビデオ『ウルトラマンワールド ロボット怪獣大集合!!』では、『ウルトラセブン』に登場した怪獣ナースの造形が竜に似ていることを説明する際、怪竜の登場シーンが引用されている。

乙姫[編集]

第6話「育てよ! カメ」に登場。『円谷プロ全怪獣図鑑』では別名を竜宮人と表記している[7]

  • 身長・体重:不明
  • 出身地:竜宮城[7]

外見は普通の人間の女子小学生とまったく同じ。笑い声は甲高い。虚勢を張る太郎少年を翻弄し、嘘をつかないと約束した彼に玉手箱を手渡す。

岩石怪獣 ゴルゴス[編集]

第7話「SOS富士山」に登場。英字表記はGORGOS[3][33][10][54][6]

古代に宇宙から降ってきた巨大岩石が、いったん爆破粉砕された後に寄り集まって誕生した怪獣。ダイナマイトで破壊されても、中心核が生きていればその破片が再び集まって蘇生する。口から吐く高熱の蒸気[1][10][54][6][7]が武器。

富士山麓で成人した野生児タケルに背中の急所を突かれた後に中心核が取り出され、警官の拳銃によって破壊されたことで、岩石に戻る。

  • スーツアクター:中村晴吉[33][54]
  • 鳴き声はゴジラの流用[54][13]
  • 準備稿の段階で「ゴルゴス」と名づけられていたものの、決定稿「SOSフジ山」では「岩獣」、完成作品のタイトルバックでは「岩怪獣」と表記[55][9][54][16]
  • 造形は高山良策による[54]
  • デザイン画では細い鞭のような尾が描かれていた[36]。成田亨による「岩獣」名義のデザイン画も存在する[37]
  • 人間と対峙するシーンでは、オプチカルプリンターによる合成が随所で用いられている[54]。タケルが背に乗って戦うシーンは、こどもの国で荷台に造形物を乗せたトラックを走らせて撮影された[54]
  • 『総天然色ウルトラQ』では、カラー写真が確認されていたものの映像とは明度が異なることから参考にならず、自然石の色を参考にして着色された[1][6]。腹部については、ヒキガエルを参考にしている[1][6]

その他の作品におけるゴルゴス[編集]

  • 『ウルトラマン』第25話「怪彗星ツイフォン」では準備稿で再登場が予定されていたが、決定稿でレッドキングに変更された[56][6]
  • 『ウルトラセブン』の未発表作品「宇宙人15+怪獣35」では宇宙人連合によって蘇生され、富士山麗に集結して東京を目指す怪獣軍団の中に名前が確認されている。富士山麗は『ウルトラQ』本編でゴルゴスが出現した場所でもある。
  • 居村眞二の漫画『戦え!宇宙けいび隊』のエピソードの1つ「怪獣スターウォーズ」では、ババルウ星人がゴルゴスに変身して岩石に擬態し、ヒッポリト星人に不意打ちを仕掛けている。
  • 映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では、ベリュドラの首を構成する怪獣の1体となっている[24]

もぐら怪獣 モングラー[編集]

第8話「甘い蜜の恐怖」に登場。別名は資料によってもぐら怪獣と表記しているものと[1][8][57][58][6][7]モグラ怪獣と表記しているもの[3][4][10]がある[注釈 12]。英字表記はMONGULA[3][8][58][6][注釈 13]

普通のモグラが特殊肥料ハニーゼリオンの影響によって巨大化した怪獣。1日に36キロメートル掘り進む[3][7]。農業試験場周辺の村落を荒らし回った後、巣に侵入した生みの親といえる伊丹研究員の爆破に誘発されて地上へ出現したところ、自衛隊の砲撃を受けて地中へ逃走してマグマ層に激突し、焼死する[注釈 16]

  • スーツアクター:福留幸夫[8][58](クレジットは福留幸雄)
  • 劇中では「大モグラ」としか呼ばれておらず、自衛隊の立て看板にも「大モグラ対策司令本部」と書かれている[58]
  • ストーリーは怪獣ものよりも、当時のアメリカ映画に多かった巨大生物ものを意識している[58]
  • 造形担当者は不明[58]
  • 着ぐるみは1967年の福島県会津若松市の会津博覧会の怪獣館などで展示された後、二子玉川園にて1973年に行われた「怪獣供養」にて、ダダギラドラスなどと共に焼却処分された[6]。怪獣供養の写真に頭部が写っており、カラーライズ化の際には参考にされた[1][6]
  • 鳴き声はライオンの鳴き声をアレンジしたもの[58]
  • 脚本では巨大化の原因は「ラゼリー・B・ワン」という薬品であり、撮影もこの通り行われたが、第2話の「ヘリプロン結晶G」と同様の事情により「ハニーゼリオン」に変更された[17][58][14][16]。こちらは第2話と異なり、改訂前のフィルムは発見されていない[17]。資料によってはハニーゼリオンにラゼリー・B・ワンが含まれているものと記述している[8]

その他の作品に登場するモングラー[編集]

  • 映画『ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士VS大怪獣軍団』では、ピグモンの夢の中に登場(映像は『Q』8話の流用)。登場シーンが2回あったため、本作とは違い2個体が出現したという設定になっている。
  • 漫画『ウルトラマン超闘士激伝』では、ウルトラマンネオスウルトラセブン21が防衛を担当していたセントール星の村長として登場。それ以前にも、モブの観客として登場している。
  • 映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では、百体怪獣ベリュドラの胴体を構成する怪獣の1体となっている[24][6]
  • ウルトラゾーン』第9話の怪獣漫才では、ナメゴンとのコンビ「n&m's」で漫才を行う[19]。また、第15話の特撮ドラマ「東京ジュラ紀(後編)」では、「アカンバロの瞳」の力のよって東京に現れたことが語られているが、画面には登場していない。

大ぐも タランチュラ[編集]

第9話「クモ男爵」に登場。別名は資料によって大ぐもと表記しているものと[1][3][12][4][59][6][7]大グモと表記しているもの[8][60][10]がある。英字表記はTARANTULA[3][10][59][6][注釈 17]

廃屋と化した洋館に潜む2匹の巨大グモ。万城目の見解では、90年前にクモ愛好家の男爵と彼が欧州から持ち帰った毒蜘蛛タランテラに刺されて命を落とした愛娘が、それぞれタランテラに変貌したらしい。深夜、燈台と洋館に現れ、迷いこんだ万城目たちに襲いかかる。口から糸を吐いて獲物を捕らえる[1][3][12][8][60][10][59][6][7]。1匹は万城目にナイフで刺殺され、もう1匹は万城目たちの乗るスポーツカーに迫るも轢殺される。その直後、洋館は崩れ落ちる。

  • デザインは東宝特殊美術課の井上泰幸。造形は特美スタッフによる[59][61]。ピアノ線による操演で表現された[59]。当初、ウルトラQ着色委員会ではカツラを使用しているものと推測していたが[1][6]、桜井浩子の証言から棕櫚と断定された[6]
  • 猛毒を持つとも言われるが[7]、劇中で特にそういった描写はない[59]。準備稿では、万城目の友人・葉山が大蜘蛛に刺されて舞踊病の発作を起こすシーンが存在する[59]
  • 『総天然色ウルトラQ』では、放送当時に発売された『少年ブック・コミックス ウルトラQ』の表紙イラストを参考に着色している[1][6]。当初は画面の隅々まで見える明るさで仕上げられたが、演出意図を鑑み暗部を強調するかたちに改められた[6]
  • 映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では、百体怪獣ベリュドラの胴体を構成する怪獣の1体となっている[24][6]

人工生命 M1号[編集]

第10話「地底超特急西へ」に登場。英字表記はM1[3][10]M-1[62][6])。

人工的に創造された生命体の第1号。遺伝子工学の権威である阪大の相川教授と助手のチームによって創造された(教授自身は、M1号は仮の名としている)。ゴリラ[33][63][10]類人猿[1]のような容姿をしている。手足の指は各4本あり、それぞれ黒い爪を持つ。ブルドーザー20台分の怪力を誇るが[3][7]、性格は大人しくかつユーモラスで、知能は人間でいえば3歳の幼児程度[3][63][10][7]。好奇心も旺盛で、「いなづま号」の運転席のスイッチに興味を示したりする。また、手で頭を擦ったり手で目を覆い隠すなど、幼児のような仕草をする。「アブアブ」という音声を発するが、人間との会話はできない。

回転しながら発光を繰り返す大きな核を持つゼリー状の物体として生み出され、遺伝子活動を抑えるために約20センチメートルの特殊な高圧ボンベで封じ込められ、当初は改良を加えるために星川航空の飛行機で阪大に搬送される手筈になっていた。しかし、ボンベを入れたトランクが手違いで地底超特急いなづま号に持ち込まれ、新聞記者のカメラのフラッシュに反応した結果、遺伝子の活動が活発化して車内のロッカー内で閃光が激しくなると同時に細胞分裂を起こし、猿人のような姿に成長した。北九州駅に向けて疾走中のいなづま号の運転室を占領して人工頭脳と計器類を狂わせた後、怪力で破壊して操縦や制御を不能にする騒動を巻き起こした結果、先頭車両が北九州駅に衝突して駅周辺に大被害を及ぼす。

大爆発で少年のイタチ共々宇宙へ放り出された際、ソビエトの宇宙飛行士ワレンチナ・テレシコワの有名な言葉を発する[62]

  • 声:中曽根雅夫(ラストのセリフ[64]
  • スーツアクター:中村晴吉[33][62]
  • 造形者は高山良策[62]。目部はスーツアクターの目がそのまま現れるようになっている[62]
  • デザインは成田亨[62][37]。準備稿でのM1号のデザインは、エド・カーティアのベムに似た昆虫の身体に手足が付いた人型のデザインで[37]、決定稿(第2稿)のデザインもかなり野生のサルに近い姿をしていた。準備稿のデザインは、『ぼくら』昭和41年4月号の特集でM2号と紹介されており、後年の『ウルトラマン白書』でもその名で記載されている[65]。成田はただのサルと差別化するため耳をつけていたが[37]、造型では色が異なるのみにとどまった[1][6]
  • 造形物は着ぐるみのほかにマリオネットが造られ、宇宙のシーンなどで使われた[66]
  • シナリオの準備稿と決定稿の両方で、M1号は死亡する筋書きになっていた。前者では触手が「いなづま号」のエンジンに接触して感電死、後者では先頭車両が車止めに衝突した際の火災事故で焼死という死因になっている[67]。ラストシーンは目を回したイタチが宇宙にいると錯覚するというものであったが、撮影直前に変更された[62]
  • 怪獣図鑑に紹介されている足形は、化学の「化」の漢字(カタカナの「イロ」という文字にも見える)が刻まれている部分がある独特の形態をしている。
  • 竹書房の『ウルトラマンベストブック』60頁には、MはMan Made=マンメイド(人工的に創造された人類)の略として、「Man Made-01」あるいは「マンメイド1号」の名称が記述されている[33]
  • 藤原カムイによる漫画版『ウルトラQ』では、新東京駅を出発前から「いなづま号」の特殊ロッカーに成長前のM1号が入ったカプセルが保管されており、原作と同様にカメラのフラッシュに反応した後、肉体が次々と泡を立てながら形成されて実体化するという展開になっている。
  • 『総天然色ウルトラQ』では、放送当時の遊園地イベントで展示された際のカラー写真を参考に着色された[1][6]。カラーライズされた怪獣の中では唯一リテイクがなかった[1][6]

『ウルトラゾーン』に登場するM1号[編集]

ウルトラゾーン』「ウルトラゾーンチャンネル」にレギュラーとして登場。第9話アイキャッチでは桃太郎の猿役に扮する[25]

第5話「怪獣漫才」
怪獣消しゴムによる漫才コーナー[19]。ゴローと共にM1ゴローズというコンビを組んで、最後までゴローに「顔が近所のおばさんに似ている」と言われる。

ウルトラゾーンチャンネル[編集]

第7話、第10話、第13話、第15話、第16話、第17話、第19話、第20話、第21話、第22話、第23話に登場。

  • 身長:2メートル[68]
  • 体重:180キログラム[68]
  • 出身地:相川教授の実験室[68]
第7話「さすらいのM1号」
しばらく宇宙に漂っていたM1号は母親に呼ばれた気がして地球に帰ってくる。本当の母親はいないので母親を探す旅に出るため、寅さんの格好でバナナのたたき売りのアルバイトをする。しかし、バナナ自体を理解できないうえに長く宇宙にいた影響か、ハリセンで叩くだけでバナナが爆発してしまい、元締めに怒られて困った末に宇宙へ逃げる。会話はできないものの、「私はカモメ私はカモメ」と発言する。
第10話「続・さすらいのM1号」
再び旅を続けるM1号は元締めと共に、身体から出た汗を「Mの油薬」として売り出すもまったく売れず、その脇ではケムール人が大儲けをする。量を出そうと辛い物を大量に食べるが、あまりにも辛すぎてまた宇宙に飛び出す。
第13話「ケムール、ファッションモデルになる」
女性カメラマンがケムール人の代わりの怪獣っぽいフェロモンを出せる写真モデルの怪獣として登場するが、怒ったケムール人に消滅させられる。
第15話「お笑いに参加」
ケムール人と共にコントグループ「フラミンゴ」の新メンバーとしてお笑いに参加。ラゴンのみの観客にインチキ渥美清と呼ばれ、暴れている。
第16話「新・さすらいのM1号」
寝ている時に架空の母親の夢を見て、近くにいたOLを母親と思い込み追いかける。さらに元締めも母親に見え始めたので追いかけ、正気に戻ったM1号はまた宇宙に逃げる、と見せかけて一人旅を続ける。
第16話「ウルトラゾーンファイト」
リンゴを巡ってケムール人とラゴンと争い始める。
第17話「M1号はつらいよ」
ラゴンちゃんとケムール人との家族のような同居生活を始めるが、ラゴンちゃんが雄のラゴンと結婚して家族をつくると、自分の役目は終わったと再び別れる。
第17話「帰ってきたさすらいのM1号」
旅から帰り再び元締めの前に現れるが、すっかり昔のことは忘れており、催眠術で用心棒になっていた。元締めのハリセンで昔のことを思い出したM1号は、自分を使っていた男たちを握り潰して小さくし、射的の的にする。
第19話「さすらいのM1号 情熱編」
射的のアルバイトも上向きで元締めからも弟子扱いされるが、そこへ元締めの元弟子の隈太郎が帰ってくる。兄弟子を持ち上げる元締めにふて腐れるが、そこで出会った子供のラゴンくんを子分にしようと思い立つ。ラゴンくんは駄々を捏ねるが、以前にM1号を利用した男たちに拉致されそうになったところを助けられ、M1号は男たちを宇宙空間へ追放し、子分にする。
第20話「明日は、あっちだ!」
ケムール人がボクシングをしている傍のベンチでバナナを食べ、捨てたバナナの皮でケムール人を転ばせる。
第21話「さすらいのM1号 完結編」
母親と喧嘩した後に仲直りをするラゴンくんを見て母恋しさに落ち込むが、元締めに「俺も母ちゃんおらんねん。いつか宇宙飛行士になって、宇宙から母ちゃんを探すのが夢なんや。」と励まされる。聞いていた周囲の人々が感動し、みんなで踊りだすが、M1号はダンス中に今度は元締めごと宇宙へ飛び出す。宇宙から地球を見た元締めは喜び、M1号自身も「宇宙も2人なら寂しくない」と思う。
第22話・第23話「名探偵M1号」
その名の通り金田一耕助風の探偵として登場。
第22話「70年代ドラマが好き!」
ケムール人に続いて『傷だらけの天使』のドラマを再現しようとするものの、うまくいかずに終わる。
  • スーツは新規造形[68]

『ウルトラマンX』に登場するM1号[編集]

ウルトラマンX』第19話「共に生きる」に登場。

成層圏外の空間で漂流している人工生命体。かつて人間に創造されたが、事故で捨てられた旨を語る。人間は怪獣などの「他者」とは共存できず、破滅の道を進む存在であると考えている。一人称は「私」。

実験で実体化したもののダークサンダーエナジーでEXゴモラと化して暴れ回るゴモラを、強制的にスパークドールズへ戻すことで事態の収拾を図ったウルトラマンエックスもろとも大地を捕らえ、あらゆるカードの力を封じる三角フラスコに封じ込める。怪獣を凶暴化させる黒幕かと疑う大地に対してはそれを否定し、彼の信念に揺さぶりをかけるが、EXゴモラに何度吹き飛ばされても身を呈してゴモラとの絆を涙ながらに訴えるアスナの姿を目の当たりにして心が動き、エックスを解放する。最後は、これからも地球人の監視は続けていく旨を告げ、再び空間を漂流していった。

  • 声:飯塚昭三
  • 公式ブログでは『ウルトラQ』の登場個体と同一とされており[69]、本編内の画面にもいなづま号のシーンが登場している。また、去り行く際には『ウルトラQ』の登場個体と同様にテレシコワの言葉を呟いている。
  • 本作では宇宙空間に任意の画面を映し出したり実験室の設備を現出させる能力を持ち、流暢な日本語で話しているが、これは長い年月を得て知能と超能力がパワーアップしたためであることが、本編終了後の総集編で語られている。
  • 元のスーツは演者の眼が見える形になっていたが、本作では「究極の生物」となったことを表現するために黒いつぶらな瞳を入れ、眼に地球が写っているという演出を行っている[70]
  • M1号のいる場所は、企画段階ではいなづま号の残骸内や地上を映したモニターが多数置いてあるなどさまざまな案があったが、EXゴモラの特撮に注力するため、テーブルのみで表現する形となった[70]

その他の作品に登場するM1号[編集]

  • 1966年6月2日に放送されたドキュメンタリー番組『現代の主役 ウルトラQのおやじ』[71]では、インタビュアーとして登場。ラゴンと共に円谷英二へのインタビューを行った。
  • ウルトラマン前夜祭』では、怪獣たちの1体として登場。暴れてウルトラマンと戦う。
  • 映画『ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士VS大怪獣軍団』では、ピグモンの夢の中に登場。体型からピグモンにガッツ石松と見間違えられる。声は白川澄子が担当。
  • 漫画『大怪獣バトルウルトラアドベンチャー』ではM1号は登場しないが、『ウルトラQ』に登場した「いなずま号」の後継機が登場しており、その車掌がM1号に酷似した風貌をしている。
  • 『Peeping Life×怪獣酒場 かいじゅうたちがいるところ』第10話では、M1号お母さんとして登場する。薬売りのロボット長官を気に入っており、娘と結婚させたいと思っている。また、ロボット長官によると娘もM1号にそっくりな容姿をしているらしい。

M1号のパロディほか[編集]

風船怪獣 バルンガ[編集]

第11話「バルンガ」に登場。英字表記はBALLOONGA[3][33][10][73][6]

触手の生えた風船状の生命体。地球に帰還中の有人土星ロケット・サタン1号に付着して燃料を吸収し、燃料切れで墜落したサタン1号と共に地球に侵入した宇宙胞子から誕生した。大気圏内を浮遊し、ガソリンなどの燃料から台風まで、あらゆるエネルギーを吸収して無限に成長する。東京上空に居座って街を大混乱に陥れるが、最後は、本来の食物(エネルギー源)である太陽(国連がバルンガを誘き寄せるために打ち上げた人工太陽)を目指し、宇宙へ向けて旅立つ。

  • デザインは成田亨[37]。風船の束をモチーフとしている[75]
  • 造形者は佐々木明[76][73]。登場シーンの多くは実景との合成が用いられ、建物との対比で巨大化している様子が表現された[73]。色は造形に使用された生ゴムそのままの茶色であったとされるが、合成用の赤いミニチュアも存在していたとされる[73]小森陽一桜井浩子に尋ねたところ、「結構汚い感じの土色」と証言している[77]
  • 『総天然色ウルトラQ』では、積乱雲のイメージをベースに、デザイン意図を汲んで洗筆バケツの中身のような濁った色とされた[1][6]
  • ウルトラマンメビウス』に登場した肥大糧食シーピン929のデザインモチーフとなっている[78]

その他の作品に登場するバルンガ[編集]

  • PSPゲーム『ウルトラマン Fighting Evolution 0』では、ウルトラ大辞典60に登録されており、能力がスピリッツ(相手のゲージを吸収し続ける)として使われている。
  • DSゲーム『怪獣バスターズ』では、討伐対象となる怪獣として登場。配色は緑であり、攻撃を受けるたびに巨大化していく。惑星ワッカの水を吸収した青色の変異種も登場する。
  • 映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では、ベリュドラの首を構成する怪獣の1体となっている[24][6]
  • ウルトラ怪獣アンソロジー『多々良島ふたたび』(早川書房、2015年、ISBN 978-4-15-209555-8)に収録された北野勇作の小説『宇宙からの贈りものたち』では、メルトダウンした原子炉を覆って危機から救ったことで人気者となっており、共存方法が模索されている[要ページ番号]
    • ウルトラマンオーブ』のメイン監督田口清隆とメインライター中野貴雄による私案「エピソード10構想」では第3章に登場[45]。星間連盟の刑務所惑星である惑星484で幼体がカプセルに閉じ込められ、重力波を作り出す人工重力発生装置に利用されていた[45]。刑務所惑星を占拠したジャグラーは、バルンガの力を用いてブラックホールを作り出す大量破壊兵器バルンガボムを作り出し、星間連盟への脅迫に使用した[45]

古代怪鳥 ラルゲユウス[編集]

第12話「鳥を見た」に登場。『ウルトラマン ベストブック』では別名を古代巨鳥と記述している[8]。英字表記はLARUGEUS[3][10][79][注釈 21]

通常は文鳥の姿をしているが、夜を中心に巨大化して暴れまわる。一の谷博士によると第三氷期以前に生息した鳥の祖先の一種とのことだが、後述する無人船が存在した10世紀インドに大群が出現した記録が残っている。飛行速度はマッハ1.5[3]

物語序盤に深夜の動物園を襲い動物たちを捕食して、見回っていた従業員に瀕死の重傷を負わせた後、漁船に漂着した無人船の中から小鳥の姿で万城目達に発見されたが無人船はほどなく沈没し逃走。文鳥の姿のままで孤児の三郎少年に飼われて「クロオ」の名をつけられ三郎少年の孤独な心を和ませていた。しかし、三郎少年が寝ている夜に集落を襲って家畜を全滅させたことから存在が発覚、一の谷博士の提言をもとに危険視した警察によって少年から引き離され警察署に収容される。しかし収容されていた留置場内で巨大化、警察署を破壊して飛行しながら巨大な翼の羽ばたきによる暴風[1][80]で街を蹂躙したあと、三郎少年と万城目達がいる海岸上空に現れ、三郎少年に別れを告げるかのごとく飛び去る。

  • 名称はカモメラテン語名(Larus canus)に由来する[8]。放映当時の出版物では「ラルギュウス」または「ラルゲリュース」もしくは「ラルギュース」と呼ばれていた。
  • タイトルの「鳥を見た」は序盤に襲われた従業員が死に際に語ったセリフと無人船から万城目達が持ち帰った航海日誌に記載されている。
  • 撮影には複数のミニチュアが使用されており[79]、『三大怪獣 地球最大の決戦』のラドンの操演用モデルを改造したものも存在する[13]。また、この回の為に街のミニチュアセットもしっかりと組まれ撮影されていたのだが、監修の円谷英二はその出来に満足せず、実際に使用された突風による破壊シーンのフィルムはほとんどが東宝映画『空の大怪獣ラドン』からの流用となっている[22][79][13][6][14]
  • 脚本では、巨大化の原因は太陽活動による宇宙線の変化によるものと示唆されている[80]
  • 脚本を担当した山田正弘は本作品で「少年と大人」をテーマにしている[79]。本話ではラルゲユウスを「少年の夢の象徴」と位置づけ、街を襲うラルゲユウスは「少年の夢を理解しない大人への復讐」、三郎少年とラルゲユウスとの別れは「夢との別れ=大人になる哀しさ」を現している[79]
  • 『総天然色ウルトラQ』では、文鳥の色を参考に着色された[1][6]

隕石怪獣 ガラモン[編集]

第13話および第16話に登場。

コイン怪獣 カネゴン[編集]

第15話「カネゴンの繭」に登場。

宇宙怪人 セミ人間[編集]

第16話「ガラモンの逆襲」に登場。英字表記はCICADAMAN[3][10][81][6][注釈 24]

チルソニア遊星からやってきた地球侵略を目論む宇宙人(チルソニア遊星人)。変身能力に長けている宇宙人で、地球上ではスーツを着た中性的な容貌の男に化けて活動していた。背広の形に似た透明のブレザーを着ている。第13話に登場したロボット怪獣・ガラモンを送りこんだ黒幕であり、地球人に回収され天体物理学研究所に保管されていたガラモンの電子頭脳を自ら持ち込んだ小型の誘導装置エスパライザー[2][3][4][33][63][10][81][6][7]を使って盗み出す。その後、牛山という男性が運転するトラックに同乗するが、途中のドライブインに牛山を残したままトラックを発進させ、宇宙船の待つ榛名湖に向かう。電子頭脳から発信される電波を追ってきた万城目や警官たちにエスパライザーを用いてトラックを動かしたり、警官から銃を取り上げて発砲し殺害するなどの抵抗を試みるが、電子頭脳を万城目らに取り返され、任務は失敗する。ドライブインから万城目と行動をともにしていた牛山に自分が殺害した警官の銃で撃たれたことでその正体を現し、計画失敗の処罰として仲間の宇宙船の放った光線で炎に包まれ、処刑される。

  • 演(人間態):義那道夫
  • 劇中では「遊星人」もしくは「宇宙人」と呼称されており、シナリオでは「遊星人Q」と記述されている。『ウルトラマン ベストブック』ではこちらに準じてチルソニア遊星人Qと記述している[33]
  • 第13話「ガラダマ」では登場しなかったが、一ノ谷博士は「モンスター(ガラモン)は我々人類より遥かに進んだ頭脳と文明を持つ遊星人の産物だ」と既に予言していた。
  • 準備稿ではイメージキャストとして丸山明宏(現:美輪明宏)が挙げられている。
  • デザインは成田亨[37]。服の形状は「透明ビニールの背広」と称している[37]
  • 造形者は高山良策。透明な背広も高山の手による。炎上するシーンは人形である[81]
  • 頭部マスクはその後、バルタン星人へと改造された[83][36][6]。高山が頭部を造形した際、色彩はつや消しであり、眼は発光していない。その後、撮影前に造形物に光沢が入れられ、円谷特技プロの機電担当だった倉方茂雄の手により、眼には発光と回転ギミックが仕込まれた[84]
  • 宇宙船も『ウルトラマン』第2話「侵略者を撃て」でバルタン星人の物として、第33話「禁じられた言葉」でメフィラス星人の物として流用されている[1][36][81]
  • 『総天然色ウルトラQ』では、デザイン画をもとにアブラゼミのような茶色で着色された[2][6]

その他の作品に登場するセミ人間[編集]

マスクがバルタン星人に改造された経緯から、バルタン星人と何らかの関連性を持たされることが多い。

  • ウルトラゾーン』第23話のミニコーナー「怪獣漫才」では、ミイラ人間と「人間」というコンビを組んで登場[85]
  • 漫画『ウルトラマンSTORY 0』第1話に登場したバルタン星人の変異前の姿はセミ人間に酷似している。
  • 居村眞二の漫画『ウルトラマン80 宇宙大戦争』『ウルトラ超伝説』ではバルタン星人配下の機動兵士として複数登場している。
  • 『ウルトラマンライブステージ2 宇宙恐竜最強進化!』では事件の黒幕として登場。「セミのように寿命が短い」という設定。
  • ウルトラQ dark fantasy』ではリメイクキャラクターのセミ女が登場している。
  • SmaSTATION!!』2009年12月19日放送分で「ウルトラマン 9のヒミツ」と題した特集が組まれた際、セミ人間からバルタン星人に改造されたことが紹介された。
  • 山本弘の小説『多々良島ふたたび』では再び地球に侵入、多々良島に前線基地を建設していた。地球の原住怪獣を兵器利用するために呼び寄せたものの、制御に失敗し、基地を破壊されてしまう(この為、多々良島は『怪獣無法地帯』と化してしまった)。偵察のために東京へ潜入していた個体が「江戸川由利子」に変装して多々良島に戻り、既に完成していた怪獣兵器ザラガスを東京へと転送してウルトラマンを抹殺しようと試みるが、気象庁職員の松井にスフラン焼却用のナパーム弾を投げつけられて焼死した。

1/8人間[編集]

第17話「1/8計画」に登場。『総天然色ウルトラQ公式ガイドブック』では名称をS13地区住民と記述している[6]。英字表記はTHE ONE-EIGHTS SIZED HUMAN[10]

人口の増えすぎた人類延命策の一つとして、衣食住すべてが安く上がる8分の1サイズに縮小された人間。S13地区と呼ばれる1/8サイズで作られた街で管理される。S13地区の人間には仕事や税金が免除され、名前の代わりに市民番号(由利子曰く「まるで電話番号みたい」)が付けられ、厳重に普通の世界と隔離される。由利子は1/8計画の選抜者と間違われ、誤って1/8に縮小されて都会をさすらう。万城目と一平は由利子を探すうちに1/8人間用の小さな街に巨大なままで紛れこむ。

実は、全ては駅の人混みの中で階段から落ちて気を失った由利子が見た夢であった。

  • 第17話の監督を務めた円谷一によると、映画『三大怪獣 地球最大の決戦』の撮影時にミニチュアの陰で居眠りしていたスタッフが、本番中に立ち上がった出来事から発案された設定だと著書で紹介している[86][6][14][注釈 26]。またSF小説『縮みゆく人間』も発想元になったとされる[14]。怪獣路線への変更で見送られる可能性もあったが、TBSプロデューサーの拵井巍がS13地区に現れる万丈目と一平を怪獣に見立てることが出来るとの見解を示したため制作へとこぎつけられた[87][14]
  • 準備稿では、由利子ら3人が1/8計画が実行された3964年の世界に迷い込むという筋書きであった[14]
  • 1/8になった由利子は周囲のものを大きく作ることで表現された[87]。劇中で、1/8になった由利子が毎日新報へ電話をかけるシーンで、大きな電話のダイヤルを回すと戻るのだが、桜井浩子曰く「戻す時は裏にスタッフがいて、必死になって戻した」とのこと。また受話器を外すときに重くて下に落として壊してしまい、NGになったこともあったという。巨大なセットの中で別れの伝言を書くシーンに使用された大きな鉛筆は鉛筆の先にマジックインキのペン先を取り付けたものだった。桜井は今でもこの大きな鉛筆を記念に持っているという[88]

地底怪獣 パゴス[編集]

第18話「虹の卵」に登場。英字表記はPAGOS[3][10][89][6]

かつて北京郊外に出現した原始動物であり、ウランを常食にする。その為、北京郊外のウラン貯蔵庫を襲撃し、ついには日本の新産業都市の原子力発電所にも姿を現した。地底怪獣のため、高速で地中を掘り進む能力を持ち、口から吐き出す分子構造破壊光線[2][3][36][4][33][74][10][89][6][7]で、敵を倒す。また、この光線は人間の目には金色の虹に見えるという。輸送中に行方不明になったウランカプセルを何でも願いをかなえてくれる「虹の卵」と思い込んだ少女を襲おうとするも見失い、そのまま新産業都市を破壊し原子力発電所に迫るが、ネオニュートロンミサイルを撃ち込まれ、身体を風化させて砕け散る。

  • スーツアクター:中島春雄[33][89]
  • 本作は、「206便消滅す」と並んで『ウルトラQ』最多の4種類の台本が確認されており、第一稿と第二稿ではゴメスが登場している。一の谷博士の調査により、リトラとの戦いで死んだゴメスには分子構造破壊光線を吐く器官が備わっていたことが、万城目の口から語られている。なお怪獣がパゴスに変更されたのは、すでにゴメスのスーツが東宝に返却されゴジラに戻されていたためである[90][16]
  • デザインは成田亨[91][89][37]。着ぐるみは東宝映画『フランケンシュタイン対地底怪獣』のバラゴンの改造[13][89]。頭を切り離して円谷特技プロに貸し出され、高山良策によって胴体を布で覆って保護されたうえ化粧を直され、頭が新造形された[89]。『Q』以後は『ウルトラマン』にてネロンガ→マグラー→ガボラ→アトラクション用ネロンガへと改造され、『怪獣総進撃』用に再びバラゴンに戻された。『ウルトラマン』マスコミ向け撮影会時の茶色いネロンガは、背びれもなく黄色い虎縞もないパゴスの体色のままである。
  • 第三稿(決定稿)では、パゴスの正式名称をパゴタトータス(PAGODATORTOISE[33])としている[74]。ただし第四稿(決定稿2)において、その記述は削除されている。
  • 『総天然色ウルトラQ』では、放送当時の『週刊少年マガジン』で表紙に用いられたカラーグラビアを参考に着色された[2][6]。分子破壊光線の合成については、着色委員会の品田冬樹が監督の飯島敏宏へ直接電話取材を行って確認した[2][6]

その他の作品におけるパゴス[編集]

  • 市川利明の制作ノートによれば、第2クールの終盤で「パゴス対ギョオ(魚型怪獣、ピーターも候補)」、「東京大津波(パゴス対ケムール人対ガラモン」での再登場が予定されていた[92][6][16]。また「ガラモンの逆襲」のセットで撮影された特写会のスチール写真(東京タワーをはさみペギラ、パゴス、カネゴン、ゴーガが集合)が存在している。
  • 『ウルトラマン』第9話「電光石火作戦」は本来パゴスを再登場させる予定だったが(準備稿と決定稿のタイトルは「パゴス反撃指令」)、着ぐるみがすでにネロンガに改造されていたため、新怪獣ガボラ(ネロンガの改造であるマグラーをさらに改造)を出すことになった(改訂稿のタイトルは「ガボラ誘導せよ!」)。
  • 『ウルトラセブン』の企画段階では、レッドキング、アントラー、ペギラと共に、カプセル怪獣として登場する構想があり企画書に名前が挙がっている[6]。最初期に執筆された準備稿「漂流する惑星」は脚本家が同じ山田だったこともあり、変身できないモロボシ・ダンに変わりリッガーと戦う予定だったが、半年以上を経た決定稿「散歩する惑星」でカプセル怪獣はウィンダムに変更され、さらに撮影の段階で新怪獣のアギラに変更された[93]
  • 漫画『ウルトラマン超闘士激伝』ではザム星人が率いるエンペラ陸軍のメタルモンスの中にパゴスをモデルにしたものが存在する。
  • ウルトラマンマックス』第29話「怪獣は何故現れるのか」にも登場予定があったが、ネロンガに似た新怪獣ゲロンガへ変更された。
  • 映画『ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士VS大怪獣軍団』では、人類が怪獣と戦っていた頃の怪獣としてゾフィーに紹介されている。分子構造破壊光線の発射音が変更されている。
  • 映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』ではベリュドラの胴体を構成する怪獣の1体となっている[24]

誘拐怪人 ケムール人[編集]

第19話「2020年の挑戦」に登場。

海底原人 ラゴン[編集]

第20話「海底原人ラゴン」に登場。

宇宙エイ ボスタング[編集]

第21話「宇宙指令M774」に登場。英字表記はBOSTANG[3][33][10][94][6]

キール星人により破壊活動のために地球に送り込まれたエイのような姿の怪獣[2][4][33][10][94]。宇宙から三浦半島沖に落下着水した卵から誕生し、音を頼りに近くを航行する船を破壊する。マンタのようにジャンプする習性がある。海中を時速13000キロメートルで泳ぐ[4]。飛行速度はマッハ2[2][3][7]。ルパーツ星人ゼミにボスタングが地球に潜入していることが地球人側に告げられ、海上保安庁巡視船に誘き出された後、最後は航空自衛隊F-86戦闘機によるミサイル攻撃で木っ端微塵となる。

「ボスタング」とはキール星の言葉で「不滅の生命」を意味するとされている[1][95][10][6]

  • ボスタングは『ウルトラQ』の未使用シナリオ「Oil S・O・S」に登場する予定だった怪獣クラプトンの操演用ミニチュアを改造し、流用したもの[96][36][94]。造形は高山良策によるもので、高山は「Oil S・O・S」の制作中止を伝えられていたが既にミニチュアを完成させていた[94]。* 映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では、クラプトンがベリュドラの左腕を構成する怪獣の1体となっている[24]
  • 特撮シーンのほとんどは東宝の大プールで撮影された[94]
  • 『総天然色ウルトラQ』では、現存していたプロップを参考に着色された[2][6]。海中の孵化シーンは、そのまま着色したのでは光源が近く浅い場所に見えてしまうため、日本側で補正を行い深海を表現した[2][6]
  • 大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』及び『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』に直接は登場しないものの、キール星人が搭乗している宇宙船はボスタングを模した形状をしており、書籍では「ボスタング型宇宙船」とされている[97][6][98]

ルパーツ星人[編集]

第21話「宇宙指令M774」に登場。『総天然色ウルトラQ公式ガイドブック』では別名(種別)を宇宙人と記述している[6]。英字表記はALIEN RUPERTS[3][10][6]

容姿は地球人と同じで、本名はゼミ。ボスタングの脅威を地球人に教えるために地球を訪れており、人形を通して、あるいは万城目たちの搭乗した飛行機を誘導したうえでメッセージを伝えた後、図書館司書の一条貴世美の姿で万城目たちに接触する。好戦的なキール星人とは宿敵の関係にある。

貴世美(ゼミ)はボスタング撃滅後に地球に定住するが、彼女によれば他にも友好的な宇宙人が多数、地球に定住しているらしい。「あの人も」とゼミが視線を向ける先にいる宇宙人は、姿こそ人間と同じだが、皆同じデザインのサンダルを履いている。そして貴世美が「あなたの隣の方、その人も宇宙人かもしれませんよ」と視聴者に向かって呟き、物語は終わる。

  • 演:水木恵子
  • 演じる水木は、監督の満田かずほが過去に携わっていたTBSの番組に出演しており、満田は水木が結婚後に引退したものと思い込んでいたが現役であったことを知り、本作品に起用した[16]
  • ルパーツ星人のサンダルは地味なものが用いられていたが、『総天然色ウルトラQ』では印象的にするため金色に着色された[2]
  • 朱川湊人の小説『ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント』では直接登場はしないものの、「ガーベラ遭難事件」の情報提供者として名前が語られている。

キール星人[編集]

第21話「宇宙指令M774」に名前のみ登場。英字表記はALIEN KEEL[3]

あらゆる情報が一切不明な謎の宇宙人。好戦的な宇宙人で、地球に宇宙エイボスタングを送り込んで攻撃させる。平和を愛するルパーツ星人と対立しており、それゆえ常に自分の邪魔ばかりしてきたルパーツ星人を激しく憎んでいる。

  • ウルトラQ』では姿を見せていないが、下記の『大怪獣バトル』シリーズに登場した際に詳細な姿が設定され、ルパーツ星人同様の人間と同じ顔をしたヒューマノイドタイプの宇宙人であるとされた。

キール星人ヴィットリオ[編集]

データカードダス『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』のストーリーモードに登場。

レイオニクス(怪獣使い)の一人であるキール星人の少年で、ボスタング型の宇宙船に搭乗している。EXゴモラでレイオニクスバトルに参加する。地球人に対して敵対的な態度をとっており、主人公とピグモンに対しても挑発的。だが、何度か主人公達と出会って行くうちにその実力を認めていき、レイオニクスについて教えたり、過去のボリスに飛んだババルウ星人を追うのを手伝ったりと少し協力的になった。そして、第16話で主人公の怪獣と自分のEXゴモラを戦わせる。だが、戦いの最中にレイブラッド星人の操るシルバーブルーメに捕らわれ、レイオニクスパワーを吸い取られてしまう。そして第18話でレイブラッドが憑依したデスフェイサーのネオマキシマ砲から主人公達を庇ったために、戦えなくなるほどの大ダメージを負うも、自分のバトルナイザーを主人公に託して主人公を勝利へ導く。

その後、レイブラッド亡き後の『NEO』にも登場。レイオニクスバトル目当てではなく、レイブラッドに似た邪気を感じて並行世界にやって来て、そこで主人公とカネゴンと出会い、以後共に行動するようになる。どう言うわけか覚醒しており、以前持っていたバトルナイザーはネオバトルナイザーに変化している。また、『EX』での一件があってかどうかは定かではないが、『EX』登場時と比べると性格がやや丸くなっており、挑発的な態度は全く見せていない。それどころか、カネゴンノーバによって狂わされた際に慌てたり、EX第18話での出来事を自分が解決したように自慢げに話したり、宇宙船がワームホールを抜けた際の衝撃でひっくり返ったり、グランデに「チビ」と馬鹿にされてショックを受けてむきになったりと、やや子供のような一面とコミカルな部分が目立つ。

グランデ同様マスクを着けており、その下がどのような顔になっているのかはゲーム本編では明かされないが、漫画『大怪獣バトル ウルトラアドベンチャー』のレイブラッド編最終話にて明らかとなる。

また、本編以外でも『NEO』のバトルモードのEXラウンドにも登場。こちらではベロクロンを使役している。

  • 声優:日比愛子
  • 『Q』では画面に登場しなかった外見が、このゲーム登場に際して初めて設定された。

キール星人グランデ[編集]

ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』第6話「史上最強のレイオニクス」、第7話「第二覚醒」、第10話「新たな戦いの地平で」、第12話「グランデの挑戦」、第13話「惑星崩壊」に登場。

  • 身長:2メートル[98]
  • 体重:84キログラム[98]
  • 出身地:キール星[98]

過去にボスタングを送り込んだキール星人の同族のレイオニクスで、本作におけるレイのライバル的存在。タイラントレッドキングを操る。また同族が過去に地球を襲撃したこともあり、地球のことを知っていた。ヴィットリオ同様ボスタング型の宇宙船に登場している。

飄々とした掴めない性格であり、常に相手を煙に巻くようなふざけた言動をとるが、その本性は極めて好戦的で残虐。レイオニクスの中でも最強クラスの実力を持っており、その証であるネオバトルナイザーを所持している。しかし、レイブラッドの後継者争いには興味が無い。よく耳のピアスを鳴らす癖がある。

第6話にてヴィットリオと同じボスタング型の宇宙船で惑星ハマーに現れ、「弱い相手ばかりで飽き飽きしていた」という理由でレイにレイオニクスバトルを挑む。今まで数々の経験を積みレイオニクスとしてかなり高い実力を持つレイすらも全く相手にせず、タイラント1体でゴモラを完膚なきまでに叩きのめし、エレキングを消滅させる。

第7話ではレイの復活を感じ取りペダン星人の船団を殲滅し、パワーアップしネオバトルナイザーを持ったレイに狂喜して再びレイオニクスバトルを挑む。前回とは逆にタイラントが手も足も出ず叩きのめされ倒されるが、レイとは逆に自らタイラントとのリンクを切り、生存。「あの怪獣にもそろそろ飽きていた」と吐き捨て、レイに挑発とも再度の挑戦とも取れる言葉を投げかけて宇宙船で去る。レイとの再戦に向かう前に忠告に現れたケイトに惚れたらしく、再戦後に去る前にはレイに彼女を紹介するよう頼む。

第10話ではペダン星人のレイオニクスハンター部隊に襲撃されるが、本来は敵わないはずのレッドキングでキングジョーブラックを圧倒。レイオニクスハンターを驚愕させた。

第12話ではレイブラッド星人の後継者争い抜きの真のレイオニクスバトルを仕掛ける形で、レッドキングでレイのゴモラと再戦。始めはレッドキングをブレイブバーストさせることで戦いを優位に進めるも、レイがレイモンとなったことでブレイブバーストを起こしたゴモラに逆に追い詰められ、止めを刺されそうになる。だが、レイモンがレッドキングに止めを刺そうとするゴモラを止めたため、レッドキング共々一命を取り留める。なお、この時にレイ同様教育係の姉がおり、その姉を殺したことでレイオニクスに覚醒したことが明らかになっており、最強のレイオニクスになろうとしているのはその犠牲に報いるためだと語る。

そして第13話においてバトルを楽しむことと、ケイトをまだ紹介してもらっていないことを大義名分にレイの救援に駆け付け、レイブラッド星人が憑依したアーマードダークネスに挑む。苦戦を強いられるが、レイと共にレイブラッドの力を覚醒させてレッドキングをEXレッドキングに進化させてアーマードダークネスを倒した後、再度の挑戦をレイに告げて惑星ハマーを去る。去り際にも自分達の戦いが何だったのかと呟いた直後におちゃらけてみせるなど、最後まで彼らしい一面を見せる。

ゲーム版『NEO』のストーリーモードにも登場。同じキール星のレイオニクスであるヴィットリオを「チビ」と呼んで馬鹿にする。また、本編以外でもバトルモードのEXラウンドに登場。こちらでもタイラントを使役する。

  • 演:唐橋充(ゲーム版『NEO』のグランデの声優も同様に担当)
  • ヴィットリオと同様に『Q』では不明だった外見が、本作にて新たに設定された。また、映像作品でキール星人が姿を見せるのは本作が初である[101]
  • デザインは後藤正行が担当した[102]

巨人[編集]

第22話「変身」に登場。『円谷プロ全怪獣図鑑』では別名を変身人間と表記している[7]。英字表記はTHE GIANT[8][10][6][注釈 29]

由利子の友人あや子の婚約者である昆虫学者の浩二が、本来日本にいないはずのモルフォ蝶の毒を浴び、喉に猛烈な渇きを覚えて近くにあった沼の水を飲むことによって変身した姿[1][8][9][103][6]。野生化の影響で人間の時よりも凶暴化しており、人語はしゃべらず唸り声のみあげる。最終的にはあや子の心の叫びにより理性を取り戻し、一ノ谷博士によって開発された熱原子X線によって人間に戻る。

  • 演:野村浩三
  • 『ウルトラQ』の前身である『UNBALANCE』で原案を手がけた金城哲夫は、当時制作進行であった熊谷健から聞いた辰子姫伝説をもとに発想した[14]
  • 浩二の名はナレーションを担当した石坂浩二に由来する[14]。脚本を担当した北沢杏子は、執筆当時に放送作家による研究会で学生時代の石坂と知り合っていた[14]
  • 書籍によっては、モルフォ蝶の鱗粉が巨大化した原因としている[3][22][4][104][7]
  • 『UNBALANCE』としての最初の台本(第1稿)では、骨子は完成作品とほぼ同一だが、クライマックスで巨人となった浩二があや子と会話を交わすシーンの存在、浩二が熱原子X線によって元の姿に戻った直後に絶命するという点が異なる[14]
  • 『総天然色ウルトラQ』では、日焼けをしているという想定で肌を浅黒く着色された[2][6]。腰巻きは、放送当時の雑誌で「赤い」と記述されていたが、これはモノクロ撮影での発色を考慮したものと判断され、自衛隊のテントを用いたという想定でサンドカーキとなった[2][6]
  • 映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では、ベリュドラの胴体を構成する怪獣の1体となっている[24][6][注釈 31]

巨蝶 モルフォ蝶[編集]

第22話「変身」に登場。英字表記はMORPHO[3][10][103]

実在のモルフォチョウをベースとしており、異界への入り口を示すシンボルとして表現されている。アマゾンにしか生息せず、劇中では長野県蓼科高原に生息しており、大小数匹登場し、浩二が巨大化したシーンでも2匹が飛んでいる。

  • 脚本ではキプリスモルフォとなっている[57][103]
  • 『ウルトラマン画報 上巻』では、浩二と同様に沼の水を飲んだため巨大化したものと推測している[10]
  • 『総天然色ウルトラQ』では、青系のモルフォチョウではなく、紫系のオオムラサキムラサキシジミなどが参考にされた[6]

大ダコ スダール[編集]

第23話「南海の怒り」に登場。別名は資料によって大ダコと表記しているものと[2][36][33][106][10][7]大だこと表記しているもの[3][4][107][6]がある。英字表記はSUDAR[3][33][10][107][6]

ミクロネシアの南海の孤島・コンパス島の付近に位置する「死の海」に棲息している、巨大なタコ。武器は巨体と足による怪力で、上陸後も巨体を難無く移動できるほか、人間を絞め殺すことができる。

コンパス島の原住民に守り神として崇拝される一方、祟り神として畏怖されていたが、島の近海を航行していた漁船・第五太平丸を襲って沈める「漁船遭難事件」を起こす。その後、「死の海」を取材に来た万城目たちの通報を受けた国連飛行隊の爆雷攻撃で手負いとなって上陸したところ、父を殺害された第五太平丸の若い漁師・雄三や、家族を殺害された島の娘・アニタに率いられて決起した原住民たちや万城目たちと対決し、皆の投げた無数の槍やアニタのライフルの連射を受けたうえで眉間に雄三の投げた槍が突き刺さり、絶命する。

  • 巨大なタコの登場は、『UNBALANCE』のサンプルストーリー「大蛸の逆襲」「老婆と美女」などでも検討されていた[16]
  • 造形物は東宝映画『フランケンシュタイン対地底怪獣』で制作された大ダコの流用で、足1本のみ新規に高山良策により造型されている[40][36][107][6]
  • 原島民たちや万城目たちがスダールと戦うシーンは『キングコング対ゴジラ』の映像を一部(モノクロ)流用しており[36][13][107][6]、脚本自体がこの流用を前提に書かれている。
  • 成田亨により巨大魚としてのデザインが描かれているが、脚本が大ダコの流用を前提としていたため未使用に終わった[65][37]
  • 裏設定としては放射能の影響で巨大化したと言われている[要出典]
  • 名称の由来は酢蛸[107]
  • 『総天然色ウルトラQ』では、実際のタコの色をもとに着色された[2][6]。『キングコング対ゴジラ』からの流用部分は二重の複製となったため補正された[2][6]

貝獣 ゴーガ[編集]

第24話「ゴーガの像」に登場。英字表記はGOGA[3][33][10][108][6]

サザエの殻のような貝殻[2][108]カタツムリのような体[108]を持つ怪獣。眼から溶解液[2][3][36][4][33][9][10][6]を発して人間を溶かす。貝殻の後尾をドリルのように高速回転させ、地中を移動することもできる[2][36][33][9][10][108][6]

凶悪な美術品密輸団によって東京に持ち込まれたゴーガの像に封印されていたが、像をレントゲン撮影する際に照射された放射線の影響で目覚め、巨大化して密輸団員たちを殺害し、東京の町を破壊する。6000年前にアランカ帝国に悪徳が栄えたためにゴーガが甦って一夜で滅ぼしたという伝説のうち、「ゴーガは火の海と共に没す」という部分に倣って苛性カリ入りの火薬で両目を潰されたのち、神田に集結した自衛隊火器部隊の一斉攻撃で倒される。

  • 「太古から甦った貝の怪獣」というコンセプトは、NG脚本の「化石の城」のアーム貝を継承している[16]。「化石の城」の原型となったサンプルストーリー「生きている化石」では怪獣の名前はカイゲルであった[16]
  • デザインは成田亨[37]。モチーフは貝殻とナメクジ[37]
  • ゴーガは大(1メートル)・中(30センチメートル)・小(8センチメートル)の計3体が造型されたが[108]、一番大きいものは撮影時に作中描写のまま、実際に焼却された。ドリルのギミックは『ウルトラマン白書』では倉方茂雄によるものと記述しているが[66]、『キャラクター大全 総天然色ウルトラQ下巻』では佐々木明と記述している[108]
  • 脚本では目から溶解液を放つとされていたが、映像では光線として表現されている[108]。『円谷プロ全怪獣図鑑』では「怪光線」と記述している[7]
  • 「ガラモンの逆襲」のセットで撮影された特写会のスチール写真(東京タワーを挟み、ペギラ、パゴス、カネゴン、ゴーガが集合)が存在している。
  • 『総天然色ウルトラQ』では、現存していたカラー写真を参考に着色された[2][6]。特撮シーンで映り込んでいた操演スタッフの手は修正されている[2]
  • ウルトラマン』のオープニングのシルエットには、ゴーガのものが使用されている。
  • 映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では、ベリュドラの左腕を構成する怪獣の1体となっている[24][6]

悪魔ッ子 リリー[編集]

第25話「悪魔ッ子」に登場。英字表記はLILY[8][10]またはRIRI[109][6]

催眠術で毎夜眠らされ、幽体離脱の芸を披露していた魔術団の少女リリーの身に、催眠術をかけ過ぎた影響によりシナプス(神経細胞間や多種細胞間の信号を伝達する部位)の破壊現象が起こり、毎晩、その精神のみが迷い出て、数々の災厄を引き起こす。精神が白くぼやけて見えるのは、一種の電気信号であるシナプスがプラズマ現象に似た作用で実体化した影響と見られる。精神はリリー本人の意思とは関係なく深夜にさまようようになり、災厄はエスカレートし、殺人をも犯すようになる。最後には自らの肉体をも抹殺しようとするが、肉体が轢かれる直前に一ノ谷博士の人体電気操作機である超短波ジアテルミーの作用によりシナプスの破壊現象は収まる。以後は催眠術ではなく、普通の奇術に出演している。

  • 演:坂部紀子
  • 『ウルトラQ』の前身である『UNBALANCE』時代に原案を手がけた熊谷健は、座敷童子から発想したと述べている[14]
  • 精神体のリリーは黒バックで撮影した姿をフィルムに光学合成で焼きこむ表現が用いられた[109]。作画合成による表現が1カットのみ存在している[109]
  • 終盤の舞台は、当時SLが走っていた八高線[109][14]。クライマックスで万丈目が線路からリリーを助けるシーンは、円谷プロの依頼で列車を走らせ、合成ではなく一発撮りで行われた[109][14]
  • 笑い声は、東宝映画『マタンゴ』に登場するマタンゴの声を流用している[110]
  • シナリオでは、赤沼は赤ん坊の時分にリリーを拾い、我が子のように育ててきたことが語られている[6]
  • 『総天然色ウルトラQ』では、肌の色が濃いことからそのまま着色したのでは幽体の方が血色良く見えてしまうため、青白く光るように着色された[2][6]
  • 『ウルトラQ dark fantasy』ではリメイクキャラクターのリリーが登場している[6]

深海怪獣 ピーター[編集]

第26話「燃えろ栄光」に登場。英字表記はPETER[3][10][111][6]

ボクサーのダイナマイトジョーが海で釣り上げ、飼育していた超深海生物。ジョーは試合の結果を予言する能力があると思っているが、万城目は単なる自己暗示ではないかと解釈している。

学名はアリゲトータス(ALLIGATORTOISE[33])。体内の特殊なリンパ腺により気圧水圧の変化で体の大きさが変わる特徴があり、水中では小さいが、上陸すると人間ほどの大きさになる。「次はお前が負ける」と予言されたジョーと共に姿をくらました後、ピエロとして働いていた彼と共に万城目たちに発見され、落雷で発生した山火事により数十メートルまで巨大化する。万城目は海に入れば元に戻ると考え、ジョーが誘導を試みるが、海への途中にあったドラム缶を蹴飛ばし、中の可燃物が引火したために炎に包まれ、死亡する。

  • スーツアクター:中村晴吉[33][111]
  • ダイナマイトジョーが水槽で飼育しているシーンの小さなピーターは、メガネカイマンなどのワニの子供を撮影に使用している[2][6][注釈 38]
  • デザインは成田亨[111][37]。成田は既存の生物の巨大化はデザインしないという方針であったが、カメレオンそのままの姿となっている[37]
  • ぬいぐるみ制作者はエキスプロダクション[111]。等身大時は四足歩行、巨大化時は二足歩行と、細部のデコレートが違う(本編撮影の後に改修された)。鱗に小さな鏡を貼り付けて炎の照り返しを受けるようになっているほか、口元に髭が生え、口には巻き舌のギミックが付いている。人間大時のアップシーンにも改修後の着ぐるみを使用している[111]。巨大化するシーンのピーターは、小型モデルを光学合成して使用している[111]。1966年4月に多摩テックで開催された「ウルトラQ大会」で展示されたのちに[111]高山良策によって、『ウルトラマン』のゲスラに改造された。
  • 火事のシーンは、東京美術センターがある丘のふもとにて消防車を待機させた状態で撮影された[111]
  • 『総天然色ウルトラQ』では、放送当時のイベントで展示されていた際のカラー写真を参考に着色された[2][6]。幼体の色はメガネカイマンが参考にされた[6]。顔のアップではセット裏のベニヤの梁が映っていたが、修正されている[2][6]
  • その他の作品に登場するピーター
    • 中城健の漫画版『ウルトラQ』では物語の流れはほとんど同じだが、ラストはピーターと共にジョーも炎の中に姿を消している。
    • 漫画『ウルトラマン超闘士激伝』では、バルキー星人が率いるエンペラ海軍のメタルモンスの中にピーターをモデルにしたものが存在する。
    • 映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では、百体怪獣ベリュドラの胴体を構成する怪獣の1体として姿が確認できる[6]
    • 大怪獣バトルの第1弾に技カードとして登場。能力は本作の展開を元にした「必勝の予言」。

四次元怪獣 トドラ[編集]

第27話「206便消滅す」に登場。英字表記はTODOLA[3][8][10][113][6]

アザラシに似た姿の怪獣[2][12][4][8][114][10][113][6][7]零戦の残骸などさまざまなものが散乱する、霧で覆われた四次元空間に住み、そこへ迷い込んだものを2本の巨大なキバで襲う。超音速旅客機206便とその乗客に襲いかかった際には、万城目の操縦で離陸を始めた同便の噴射圧により吹き飛ばされる。その後の生死は不明。

  • スーツアクター:福留幸夫[8][113]
  • 「虹の卵」と並び、『ウルトラQ』最多の4種類の台本が確認されている。このうち第1稿(『UNBALANCE』名義の準備稿)と第2稿(『ウルトラQ』名義の準備稿)は、山浦弘靖の単独執筆。異次元空間の謎を解明することに徹した展開となっており、怪物は登場しない。第3稿(『ウルトラQ』名義の決定稿)から金城哲夫が加わり、TBSの意向を汲んで怪獣を登場させた[115][113]
  • 劇中では「トドラ」の名称は使われず、「巨大なアザラシ」と呼ばれている。脚本の表記は「大アザラシ」[14]
  • 着ぐるみは、東宝映画『妖星ゴラス』に登場した南極怪獣マグマにヒゲを追加して改造したもの[2][12][13][113][6]。急遽怪獣を登場させることとなったため、着ぐるみの新造や大幅な改造をする時間はなかったとされる[113]。胴体は白く塗り直され、覗き穴が目立ってしまっている[14]
  • 『週刊ウルトラマンオフィシャルデータファイル』(デアゴスティーニ・ジャパン刊)によれば、四次元空間に零戦の残骸が散乱しているシーンは監督の梶田興治のお遊びだという[要ページ番号]。また、同書籍によれば、検討された第3クールに登場が予定されており、名前が確認されている[要ページ番号]
  • 『総天然色ウルトラQ』では、現存していたカラー写真や人工着色のブロマイドなどが参考にされた[2][6]
  • その他の作品に登場するトドラ
    • 中城健の漫画版では、206便の噴射圧を受けたトドラの明確な絶命を示唆する描写が存在する。
    • ウルトラセブン』の未発表作品「宇宙人15+怪獣35」では、宇宙人連合により蘇生されて富士山麗から東京へ向かい、ピグモンの提案した怪獣ファイトでスカイドンと戦うシナリオが予定されていた。
    • 映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では、ベリュドラの首を構成する怪獣の1体となっている[24]

異次元列車[編集]

第28話「あけてくれ!」に登場。英字表記はTHE TRAIN IN THE VARY DIMENSION[10]またはDIFFERENT DIMENSION TRAIN[6]

時間と空間を超越した理想の世界へのジャンプ台の役割を果たす、謎の列車。理想の世界へ入る時に乗客たちの過去を突き抜けていくが、ここで過去の日常を振り切れず、「あけて」や「あけてくれー!」などと叫び続けると途中で降ろされてしまう。この理想の世界へ続くジャンプ台は他にもあるようで、浮世に嫌気が差したSF作家の友野健二は、どこまでも下っていくエレベーターで理想の世界へ入っている。

劇中にはこれとは別にもう1両、異次元へのジャンプ台代わりに使われたと見られる列車(こちらは路面電車)が描かれている。現実世界から客観的に見ると列車が空を疾走しているように見えるもう1台の列車も、操車場から空へ消える。そして一度降りると、いかに現実に幻滅しても、「連れて行ってくれ」と叫んでも、二度と乗せてはもらえない。

  • 元になった列車は小田急3100形電車 (NSE)[6]。車輌の数が異次元では4両編成、現実世界では8両編成になっている。
  • 列車のミニチュアは第10話「地底超特急西へ」でも普通の電車として使用されており、新東京駅を通過している場面が見られる[6]
  • 「異次元列車の車掌」(演:堤康久)は、ケイブンシャの『全怪獣怪人大百科』に掲載されたことがある[104]。また、『円谷プロ全怪獣図鑑』では、怪獣として「異次元に住む人」、その補足情報として異次元列車が掲載されている[7]
  • 『総天然色ウルトラQ』では、当時の小田急ロマンスカーの色が忠実に再現された[2][6]。夜空を飛行するシーンでは、特撮の照明が明るいため、暗く補正された[2][6]

スタッフ[編集]

脚注[編集]

[ヘルプ]

注釈[編集]

  1. ^ 資料によっては「伊豆淡島」と記述している[9][10]
  2. ^ 『「ウルトラQ」の誕生』では、『ウルトラQ』用に用意されたものではなく、円谷一が監督を務めたテレビドラマ『いまに見ておれ』で使用した着ぐるみを流用したものとしている[14]
  3. ^ 『ウルトラマン白書』では「火星→大島」と記述している[3]
  4. ^ 『ウルトラマン ベストブック』では「ナメクジとアザラシの合性」と表現している[8]
  5. ^ 『ウルトラマン ベストブック』では「太古のアジア圏」と記述している[8]
  6. ^ 『キャラクター大全 ウルトラQ』では「火炎放射器のみ」と記述しているが、誤りである。
  7. ^ 『ウルトラマン白書』では「南極→東京」と記述している[3]
  8. ^ 劇中ではペギラが誕生した経緯は語られていない。『キャラクター大全 総天然色ウルトラQ上巻』や『ウルトラ怪獣DVDコレクション9 ペギラ』(講談社2011年)ではアザラシの嫌うペギミンHを弱点とするため、海棲哺乳類の変異体ではないかと推測されると記述されている[34]ほか、後年の『ウルトラ怪獣擬人化計画』での紹介ページでも「南極のペンギンが、放射能の影響で突然変異を遂げたといわれる」と記述されている[35]
  9. ^ 当初のシナリオでは、氷漬けになるのは同じ冷凍怪獣のマーゴドンの予定だったが、着ぐるみが残っていなかったので変更された。
  10. ^ 『キャラクター大全 総天然色ウルトラQ 上巻』では最終的に「1.6メートル」になったものと記述している[51]
  11. ^ 『ウルトラマン ベストブック』では「青木ヶ原の池」と記述している[33]
  12. ^ 『ウルトラQグラフィティ』では別名を地底怪獣としている[12]
  13. ^ 『ウルトラマン画報 上巻』ではMONGULARと記述している[10]
  14. ^ 『ウルトラマン白書』では2トンと記載している[3]
  15. ^ 資料によっては「伊佐山」と記述している[8][10]
  16. ^ 直接焼け死ぬ描写はなく、地割れや火山噴火で表現されている。
  17. ^ 『ウルトラマン ベストブック』ではTARANTELLAと記述している[8]
  18. ^ 資料によっては「いなずま号内」[33][10]、「相川教授の実験室」[6][7]と記述している。
  19. ^ 『ウルトラマン白書』や『円谷プロ全怪獣図鑑』では「50 - 10万メートル」[3][7]、『ウルトラ怪獣大全集』では「風船大 - 無限大」[4]、『ウルトラマン ベストブック』では「30センチメートル - 50メートル - 無限大」[33]、『ウルトラマン大辞典』『ウルトラマン画報 上巻』では「50センチメートル - 無限大」[74][10]、『キャラクター大全 総天然色ウルトラQ 上巻』『総天然色ウルトラQ公式ガイドブック』では「細胞大 - 無限」[73][6]と記述している。
  20. ^ 資料によっては「不詳」[33][10]、「不明」[7]と記述している。
  21. ^ 『ウルトラマン ベストブック』ではLARUGUERSと記述している[8]
  22. ^ a b 『ウルトラマン ベストブック』では小型時の数値を「身長:文鳥大、体重:50グラム」と記述している[8]
  23. ^ 『ウルトラマン ベストブック』では「アジア圏」[8]、『ウルトラマン大辞典』では「港市」[80]、『ウルトラマン画報 上巻』では「第3氷期以前の地球→10世紀のインド西部→港市」[10]と記述している。
  24. ^ 『ウルトラマン ベストブック』ではZEMILAと記述している[33]
  25. ^ 『総天然色ウルトラQ公式ガイドブック』では「東京」と記述している[6]
  26. ^ 『「ウルトラQ」の誕生』では、『8ミリカメラ 特撮のタネ本』について資料的な信憑性は低いと指摘している[14]
  27. ^ 資料によっては「茨城」[3][74]、「茨城県の地底」[4]、「アジア圏(北京)」[33]、「北京郊外→茨城県の原子力発電所付近」[10]と記述している。
  28. ^ a b 資料によっては、身長・体重は「人間と同じ」と記載している[3][99][7]
  29. ^ 『キャラクター大全 総天然色ウルトラQ 下巻』ではGIANTMANと記述している[103]
  30. ^ 『ウルトラ怪獣大全集』では「東北の山奥」[4]、『円谷プロ全怪獣図鑑』では「八ヶ岳付近」[7]と記述している。
  31. ^ 当初は悪魔ッ子リリーの予定だったが、最終的には巨人に変更された[105]
  32. ^ 『ウルトラ怪獣大全集』では「不明」と記述している[4]
  33. ^ 『ウルトラ怪獣大全集』では「東北の山奥」[4]、『総天然色ウルトラQ公式ガイドブック』では「不明」[6]、『円谷プロ全怪獣図鑑』では「蓼科高原」[7]と記述している。
  34. ^ 『ウルトラマン ベストブック』では「アランカ帝国」と記述している[33]
  35. ^ 『ウルトラ怪獣大全集』では「不明」と記述している[4]
  36. ^ 『ウルトラマン白書』では、身長を「2 - 30メートル」と記載している[3]
  37. ^ 資料によっては「数百メートル深海」[3]、「太平洋の海底」[4]、「フィリピン沖」[33]、「深海」[112][10]と記述している。
  38. ^ 『キャラクター大全 総天然色ウルトラQ下巻』(講談社)では「イモリヤモリを使用」と記述している[111]
  39. ^ 書籍によっては、「8メートル」と記載している[3][104][113][7]
  40. ^ 資料によっては「四次元の空」[3][114][7]、「東京上空・四次元空間」[4]、「四次元世界」[8][10]と記述している。
  41. ^ 『ウルトラマン画報 上巻』では「東京上空」と記述している[10]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba bb bc bd be bf bg bh bi bj bk bl bm bn bo bp bq br bs bt bu bv bw bx BDBOX I 2011, pp. 4-16, 「怪獣図鑑」
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba bb bc bd be bf bg BDBOX II 2012, pp. 2-15, 「怪獣図鑑」
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba bb bc bd be bf bg bh bi bj bk bl bm bn bo bp bq br bs bt bu bv bw bx by bz ca cb cc cd ce cf cg ch ci cj ck cl cm cn co cp cq cr cs ct cu 白書 1982, p. 21, 「ウルトラQ怪獣リスト」
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba bb bc bd be bf bg bh bi bj bk bl bm bn bo bp bq br bs bt bu bv bw bx by bz ca cb cc cd ce cf cg ch ci cj ck cl cm cn ウルトラ怪獣大全集 1984, pp. 115-119, 「ウルトラQ 全怪獣」
  5. ^ a b c d e f g h i j キャラクター大全 上巻 2011, pp. 20-25, 「第2話 五郎とゴロー」
  6. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba bb bc bd be bf bg bh bi bj bk bl bm bn bo bp bq br bs bt bu bv bw bx by bz ca cb cc cd ce cf cg ch ci cj ck cl cm cn co cp cq cr cs ct cu cv cw cx cy cz da db dc dd de df dg dh di dj dk dl dm dn do dp dq dr ds dt du dv dw dx dy dz ea eb ec ed ee ef eg eh ei ej ek el em en eo ep eq er es et eu ev ew ex ey ez fa fb fc fd fe ff fg fh fi fj fk fl fm fn fo fp fq fr fs ft fu fv fw fx fy fz ga gb 総天然色ウルトラQ公式ガイドブック 2012, pp. 1-59, 「総天然色ウルトラQ怪獣図鑑」
  7. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba bb bc bd be bf bg bh bi bj bk bl bm bn bo bp bq br bs bt bu bv bw bx by bz ca cb cc cd ce cf cg ch ci cj ck cl cm cn co cp cq cr cs 円谷プロ全怪獣図鑑 2013, pp. 6-11, 「ウルトラQ」
  8. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba bb ベストブック 1993, pp. 29-46, 「CHAPTER 1 アンバランス・ゾーンの人々」
  9. ^ a b c d e f g h i j k l m n 大辞典 2001, pp. 127-140, 「こ」
  10. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba bb bc bd be bf bg bh bi bj bk bl bm bn bo bp bq br bs bt bu bv bw bx by bz ca cb cc cd ce cf cg ch ci cj ck cl cm cn co cp cq cr cs ct cu cv cw cx cy cz da db dc dd de df dg dh di dj dk dl dm dn do dp dq dr 画報 上巻 2002, pp. 17-26
  11. ^ a b 『DVD ウルトラQ vol.1』解説書より。
  12. ^ a b c d e f g h グラフィティ 1983, 「Part.2 S39・12月 - S40・3月作品」
  13. ^ a b c d e f g h 『ゴジラ大辞典』 笠倉出版社2004年、200頁。ISBN 4773002921 
  14. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u 白石雅彦 2016, pp. 81-176, 「第二部『UNBALANCE』と『ウルトラQ』の間に」
  15. ^ a b c d e 大辞典 2001, pp. 287-292, 「へ」
  16. ^ a b c d e f g h i j k 白石雅彦 2016, pp. 177-285, 「第三部 大怪獣日本を蹂躙す」
  17. ^ a b c BDBOX II 2012, pp. 28-29, 「一部映像特典についての解説」
  18. ^ a b 総天然色ウルトラQ公式ガイドブック 2012, pp. 62-66, 「着色資料集」
  19. ^ a b c d ウルトラゾーン完全ガイド 2012, p. 76, 「怪獣漫才(ダイジェスト)UNIT 4-6」
  20. ^ a b c d e f g キャラクター大全 上巻 2011, pp. 26-31, 「第3話 宇宙からの贈りもの」
  21. ^ a b c d e 大辞典 2001, pp. 235-239, 「な」
  22. ^ a b c d e f g h i j k グラフィティ 1983, 「Part.1 S39・9月 - S40・2月作品」
  23. ^ a b 総天然色ウルトラQ公式ガイドブック 2012, p. 87.
  24. ^ a b c d e f g h i j k l ウルトラ銀河伝説超全集 2009, pp. 78-81, 「百体怪獣ベリュドラ完全攻略」
  25. ^ a b ウルトラゾーン完全ガイド 2012, p. 59, 「ウルトラゾーンアイキャッチコレクション4」.
  26. ^ a b c d e f g h i j k キャラクター大全 上巻 2011, pp. 32-37, 「第4話 マンモスフラワー」
  27. ^ a b c d e f 大辞典 2001, pp. 156-175, 「し」
  28. ^ てれびくん2005年1月号増刊 円谷プロオフィシャルマガジン『ウルトラマンDNA Vol.2』(小学館)「モノクロームの彼方に 〜ウルトラQの色を求めて」より[要ページ番号]
  29. ^ a b マグマ大使パーフェクトブック』(白夜書房) 開米へのインタビューより。P162。
  30. ^ ヤマダマサミ著「ウルトラQ伝説」P221、P224、P225
  31. ^ ヤマダマサミ著「ウルトラQ伝説」P224、P225。「講談社のテレビ絵本 ウルトラQ完全復刻」
  32. ^ a b ウルトラギャラクシー公式サイト, 登場怪獣 巨大植物ジュラン
  33. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba ベストブック 1993, pp. 47-65, 「CHAPTER 2 続々出現、怪獣の群れ!」
  34. ^ a b c d e f g h i j k キャラクター大全 上巻 2011, pp. 38-43, 「第5話 ペギラが来た!」
  35. ^ ペギラ - ウルトラ怪獣擬人化計画
  36. ^ a b c d e f g h i j k l m n グラフィティ 1983, 「Part.3 S40・3月 - S40・12月作品」
  37. ^ a b c d e f g h i j k l m n 成田亨 2014, pp. 36-49, 「2-1 ウルトラQ」
  38. ^ 『成田亨画集・ウルトラ怪獣デザイン編』(朝日ソノラマ・1983年) p.18、99
  39. ^ 『円谷ヒーロー ウルトラ怪獣全史』(講談社・2014年) p.8
  40. ^ a b 白書 1982, p. 105, 「高山良策 怪獣造型写真集」
  41. ^ 『学年別学習雑誌で見る昭和子どもクロニクル1 ウルトラ博物館』(小学館、2003年)の紹介記事より。[要ページ番号]
  42. ^ ウルトラゾーン完全ガイド 2012, p. 84, 「ウルトラゾーンアイキャッチコレクション6」.
  43. ^ a b c ヒーロー&怪獣 ウルトラマンX(エックス)公式サイト”. 2017年3月9日閲覧。
  44. ^ a b c X超全集 2016, pp. 38-45, 「ウルトラマンX怪獣大図鑑」
  45. ^ a b c d e オーブ完全超全集 2017, pp. 103-110, 「スペシャル企画 ウルトラマンオーブクロニクル<年代記>」
  46. ^ a b 円谷プロ画報 2013, p. 173.
  47. ^ キャラクター大全 ウルトラマン 全調査報告.未発表脚本紹介より。[要ページ番号]
  48. ^ 円谷ヒーローウルトラ怪獣全史(講談社 mook)2014[要ページ番号]
  49. ^ 円谷プロ画報 2013.
  50. ^ 『大決戦!超ウルトラ8兄弟超全集』 小学館〈てれびくんデラックス愛蔵版〉、2008年、86頁。ISBN 978-4091051202
  51. ^ a b c d e f g h i キャラクター大全 上巻 2011, pp. 44-51, 「第6話 育てよ!カメ」
  52. ^ a b c d e f g h 大辞典 2001, pp. 78-97, 「か」
  53. ^ KKベストセラーズ発行『語れ!ウルトラマン 兄弟激闘編』105頁
  54. ^ a b c d e f g h i j キャラクター大全 上巻 2011, pp. 52-57, 「第7話 SOS富士山」
  55. ^ ウルトラQ伝説 1998, pp. 262 - 264.
  56. ^ 「エピソードガイド第25話」『別冊映画秘宝 ウルトラマン研究読本』 洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2013年、175頁。ISBN 978-4-8003-0262-5
  57. ^ a b c d e f g 大辞典 2001, pp. 327-330, 「も」
  58. ^ a b c d e f g h i j キャラクター大全 上巻 2011, pp. 58-63, 「第8話 甘い蜜の恐怖」
  59. ^ a b c d e f g h i キャラクター大全 上巻 2011, pp. 64-69, 「第9話 クモ男爵」
  60. ^ a b c d e 大辞典 2001, pp. 194-209, 「た」
  61. ^ 総天然色ウルトラQ公式ガイドブック 2012, pp. 68 - 69.
  62. ^ a b c d e f g h i キャラクター大全 上巻 2011, pp. 70-77, 「第10話 地底超特急西へ」
  63. ^ a b c d e f 大辞典 2001, pp. 61-68, 「え」
  64. ^ 円谷プロ画報 2013, p. 194.
  65. ^ a b 白書 1982, p. 24, 「ウルトラQ未発表デザイン集」
  66. ^ a b 白書 1982, p. 104, 高山良策 怪獣造型写真集
  67. ^ ウルトラQ伝説 1998, pp. 261 - 262.
  68. ^ a b c d ウルトラゾーン完全ガイド 2012, p. 22, 「ウルトラゾーンチャンネル」
  69. ^ 次回の「ウルトラマンX」はアベユーイチ監督演出。ついにゴモラが実体化!そして人工生命M1号の登場。 | 新ウルトラマン列伝オフィシャルブログ『ウルトラマン“ブログ”列伝』
  70. ^ a b ウルトラマンX BDBOX II 2016, 「EPISODE GUIDE 第19話」
  71. ^ 現代の主役 ウルトラQのおやじ - allcinema
  72. ^ AMU&EST ULTRA HATSUURI|JR博多シティ アミュプラザ博多
  73. ^ a b c d e f キャラクター大全 上巻 2011, pp. 78-83, 「第11話 バルンガ」
  74. ^ a b c d e f g h 大辞典 2001, pp. 249-265, 「は」
  75. ^ 成田亨 2014, pp. 18-24, 工藤健志「成田亨が残したもの」.
  76. ^ 大ウルトラマン図鑑 1996.
  77. ^ バルンガ - 小森陽一プロダクト
  78. ^ 『ファンタスティックコレクション ウルトラマンメビウス アーカイブ・ドキュメント』(朝日ソノラマ)P. 60。
  79. ^ a b c d e f g キャラクター大全 上巻 2011, pp. 84-89, 「第12話 鳥を見た」
  80. ^ a b c d e 大辞典 2001, pp. 342-344, 「ら」
  81. ^ a b c d e f キャラクター大全 下巻 2011, pp. 16-23, 「第16話 ガラモンの逆襲」
  82. ^ a b c 大辞典 2001, pp. 186-190, 「せ」
  83. ^ 白書 1982, p. 107, 「高山良策 怪獣造型写真集」.
  84. ^ 大ウルトラマン図鑑 1996, p. 73.
  85. ^ ウルトラゾーン完全ガイド 2012, p. 79, 「怪獣漫才(ダイジェスト)UNIT 10」.
  86. ^ 円谷一『8ミリカメラ 特撮のタネ本』1970年、芸術生活社、192-194頁。
  87. ^ a b キャラクター大全 下巻 2012, pp. 24-29\loc=「第17話 1/8計画」
  88. ^ 1984年12月10日初版発行『フィルム・ブックス ウルトラQ-① 円谷一監督作品(上)』(小学館文庫)「円谷一監督へのラブコール」より[要ページ番号]
  89. ^ a b c d e f g h キャラクター大全 下巻 2011, pp. 30-35, 「第18話 虹の卵」
  90. ^ ウルトラQ伝説 1998, p. 76.
  91. ^ 『成田亨画集 ウルトラ怪獣デザイン編』(朝日ソノラマ・1983年) p.17、26
  92. ^ キャラクター大全 下巻 2011, pp. 105-107, 「ウルトラQ未発表エピソード&ストーリーの変遷」
  93. ^ ウルトラセブン研究読本 2012, p. 173
  94. ^ a b c d e f g キャラクター大全 下巻 2011, pp. 48-53, 「第21話 宇宙指令M774」
  95. ^ a b c d 大辞典 2001, pp. 293-298, 「ほ」
  96. ^ 白書 1982, pp. 24、104.
  97. ^ 「宇宙船vol.124特別付録 宇宙船 YEARBOOK 2009」、『宇宙船』vol.124(2009.春号)、ホビージャパン2009年4月1日、 別冊p.24、 ISBN 978-4894258549
  98. ^ a b c d 円谷プロ全怪獣図鑑 2013, p. 362
  99. ^ a b 大辞典 2001, p. 349, 「る」
  100. ^ a b 大辞典 2001, pp. 98-111, 「き」
  101. ^ ウルトラギャラクシーNEO公式サイト, ストーリー #6「史上最強のレイオニクス」.
  102. ^ ウルトラギャラクシー超全集 2009, pp. 43-44, 「THE ART OF ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY」
  103. ^ a b c d e f g h キャラクター大全 下巻 2011, pp. 54-59, 「第22話 変身」
  104. ^ a b c 全怪獣怪人』上巻、勁文社1990年3月24日、81頁。C0676。ISBN 4-7669-0962-3
  105. ^ ウルトラ銀河伝説超全集 2009, p. 75, 「造型チーム座談会」.
  106. ^ a b c d 大辞典 2001, pp. 176-185, 「す」
  107. ^ a b c d e f g h キャラクター大全 下巻 2011, pp. 60-65, 「第23話 南海の怒り」
  108. ^ a b c d e f g h i キャラクター大全 下巻 2011, pp. 66-71, 「第24話 ゴーガの像」
  109. ^ a b c d e f g キャラクター大全 下巻 2011, pp. 72-77, 「第25話 悪魔ッ子」
  110. ^ 『オール東宝怪獣大図鑑』 洋泉社〈洋泉社MOOK 別冊映画秘宝〉、2014年4月27日、79 - 80頁。ISBN 978-4-8003-0362-2
  111. ^ a b c d e f g h i j k キャラクター大全 下巻 2011, pp. 78-83, 「第26話 燃えろ栄光」
  112. ^ a b c 大辞典 2001, pp. 266-273, 「ひ」
  113. ^ a b c d e f g h i キャラクター大全 下巻 2011, pp. 84-91, 「第27話 206便消滅す」
  114. ^ a b c d 大辞典 2001, pp. 227-234, 「と」
  115. ^ ウルトラQ伝説 1998, pp. 236 - 237.

参考文献[編集]

関連項目[編集]