ベンガル飢饉 (1943年)
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1943年のベンガル飢饉(英: Bengal famine)は、第二次世界大戦中の1943年から1944年にかけて、イギリス領インド帝国のベンガル地方において発生した大飢饉である。
概要[編集]
この大飢饉により、およそ300万人が死亡した。この飢饉は、インドにおける暗黒の歴史となった[1]。なおこの飢饉の原因は、干ばつや猛暑などではなく、ウィンストン・チャーチル元英首相の政策による影響が大きかったためとされている[2]。チャーチルが、インド人に対し人種的嫌悪感を抱いていたため、飢饉にあえぐインドに援助をせず、多数の人々が餓死したとされている。いわば、人為的に発生した飢饉といえる[3]。