ベルン条約

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ベルン条約(ベルンじょうやく、英語: Treaty of Bern)、正式名称一般郵便連合の成立に関する条約(いっぱんゆうびんれんごうのせいりつにかんするじょうやく、英語: Treaty concerning the formation of a General Postal Union)は、1874年10月9日に締結された条約。条約により、現万国郵便連合の前身である一般郵便連合が設立された。

スイス連邦参事会の主催で1874年9月15日にベルンで行われた国際会議において22か国の代表が集まり、10月9日にベルン条約を締結した。会議の計画はドイツの郵便局長ハインリヒ・フォン・シュテファン英語版によって作成された。

条約の目的は郵便に関する各国のサービスと規制を統一して、国際郵便の自由通行を促進することだった。締結国はドイツ帝国オーストリア=ハンガリー帝国ベルギー王国デンマーク王国エジプト・スルターン国スペイン王国アメリカ合衆国フランス共和国グレートブリテン及びアイルランド連合王国ギリシャ王国イタリア王国ルクセンブルク大公国オランダ王国ポルトガル王国ルーマニア公国セルビア公国スウェーデン=ノルウェースイス連邦オスマン帝国

条約により設立された一般郵便連合は参加国の多さにより1878年に万国郵便連合に改称された。1964年7月10日、万国郵便連合はベルン条約を新しい万国郵便連合憲章に組み込み、連合に加盟したい国はこの憲章を批准する必要がある。

条約締結を記念して、締結日である10月9日は世界郵便の日に定められている。

参考文献[編集]

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