ベルナティオ

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株式会社 当間(あてま)高原リゾート
種類 株式会社
略称 BELNATIO
本社所在地 日本の旗 日本
949-8556
新潟県十日町市珠川
設立 1989年平成元年)2月
業種 サービス業
代表者 小泉裕(代表取締役社長)
資本金 1億円
売上高 2,679百万円(2009年実績)
従業員数 183人(2010年4月現在)
主要株主 東京電力鹿島建設新潟県十日町市
関係する人物

佐野智之(総支配人)

梅田健次郎(初代社長)
外部リンク http://www.belnatio.com/
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ベルナティオ(正式名称:当間(あてま)高原リゾート・ベルナティオ)は、新潟県十日町市当間高原地域にあるホテル及びゴルフ場などを含む総合リゾート施設。施設の名称は自然に恵まれた施設周辺をイメージしたイタリア語「Bel Paese Natio=美しきふるさと」を読みやすくした言葉。

概要[編集]

新潟県の「マイ・ライフリゾート新潟構想」(総合保養地域整備法に基づく基本構想及び特定地域に該当)に沿って、平成8年10月に開業。開業に至るまでに425億円が投資された。周辺地域の自然保護のためビオトープを始め、総計460haの敷地を有している。開発・所有は第三セクターで設立された株式会社当間高原リゾート(設立時:新潟県十日町市・中里村の3自治体と民間企業27社(団体)が出資)が行っている。[1]

当初は保養施設向けに法人会員制リゾートして開設されたが、バブル崩壊などでうまく機能せず、現在では一般客も受け入れるリゾートホテルとして運営されている。但し、出資企業を中心とした企業会員や一部地方自治体との法人(団体)契約保養施設として当初の目的通りに機能もしている。

施設の特徴としては、当初の法人会員制リゾートとして作られているため、広大な敷地を有効活用した施設配置をしている。また、FIFAワールドカップでは当地でクロアチアが合宿を行い、その際整備したサッカー場「クロアチア・ピッチ」がある。ここではアルビレックス新潟横浜F・マリノス、日本代表(U-19)が合宿を行っている。その他に温泉施設、自然を生かしたゴルフ場や花畑、自然教育施設(自然学校)などを有している。(スキー場はないが、近隣に上越国際スキー場:当間エリアがある)

利用率や利益率等は高く、2006年に年間9万6千人が宿泊。しかし、第三セクターゆえ、平成17年度からの「固定資産の減損会計に係る会計基準」が導入され、約300億の土地購入・施設設備等の投資のうち、土地等について資産計上時のままとなり、時価と簿価の含み損が拡大。約100億を越す損失処理を行い、財務状態の健全化、収益体制の強化を図る必要に迫られた。そのため、2008年平成20年)4月、「ホテルインターコンチネンタル東京ベイ」を運営する株式会社ホスピタリティ・ネットワークに運営を委託することになった。

ホテル開業14年目の2009年8月26日にホテル宿泊者100万人を達成。2009年利用実績では年間宿泊は 90,200人、ゴルフ場 21,100人、その他来場(宴会等) 118,300人、イベント来場 35,500人の合計 265,100人が来場するリゾート地に発展している。

2011年3月19日より、長野県北部地震東日本大震災福島第一原子力発電所事故により避難された被災者への温泉の無料開放、救援物資、ホテルでの宿泊受け入れなどの支援策を実施。

2014年4月1日より運営会社を株式会社ナクア ホテル&リゾーツ マネジメントに移換。2015年度には宿泊人数が10万人となった。

施設概要[編集]

  • ホテル
客室数:138室
収容人員:432人
12棟72人

沿革[編集]

  • 1989年平成元年)- 2月、株式会社当間高原リゾート設立。
  • 1991年平成3年)- 12月、土地売買契約開始。
  • 1993年平成5年)- 5月、建設工事着工。
  • 1996年平成8年)- 10月、ホテルベルナティオ開業(99室)。
  • 2000年平成12月)- 12月、体験交流施設(十日町市施設)4室開業。
  • 2002年平成14年)- 4月、ホテル別館(51室)増築、クロアチアピッチの整備と合宿が行われる。
  • 2004年平成16年)- 「水辺を主体とした環境の創出」を行ったとして、平成15年度土木学会賞環境賞を受賞。
  • 2008年平成20年)- 4月、株式会社ホスピタリティ・ネットワークに運営を委託。
  • 2009年平成21年)- 9月、館内のレストランで黄色ブドウ球菌による食中毒が発生。4日間営業自粛を行う。(うち2日間は営業停止処分)
  • 2010年平成22年)- 6月、「ラ・サーラ」・「フィオリア」ホールをオープン。
    • 9月18日、東京電力自然学校(当時の名称)“あてま森と水辺の教室ポポラ”のビジターセンター「森のホール」・「人と自然の共生」を体験する施設「水辺のホール」をオープン(設計・設計監理:安藤忠雄建築研究所)。
    • 12月7日、la Sala(ラ・サーラ)、FIORIA(フィオリア)が日本建築美術工芸協会(AACA)「第20回 AACA賞」を受賞。
  • 2014年平成26年)- 4月、株式会社ナクア ホテル&リゾーツ マネジメントに運営を委託。

アクセス[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 現在でも新潟県の県出資法人として情報公開されている(http://www.pref.niigata.lg.jp/kaikaku/1190152926908.html) また、出資した民間企業は、鹿島建設青木建設などの建設会社、東京電力東北電力及びそのグループ企業、第四銀行などの地元銀行など。但し、鹿島建設東京電力の出資割合は高くなっているので、両社の(ホテルレジャー分野における)グループ企業とされ、両社サイト内にて関連会社として紹介されている。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]