ベルトラン競争

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ベルトラン競争(ベルトランきょうそう、: Bertrand competition)とは経済学のモデルであり、特に産業組織論において、企業間の行動原理を表すために用いられる。 具体的には、同一の生産物を生産する複占または寡占の企業が利潤最大化を行う際に、「次の期間における価格を自社以外は変化させない」と仮定するモデルである。

ベルトラン競争のモデルを用いた場合、寡占市場における均衡では、価格は限界費用に一致する[1]

現実的には、ベルトラン競争は不況期の過剰生産能力がある場合に成立しやすいとされる[1]。生産能力の制約を加えたモデルで考えれば、クールノー競争の均衡が成り立つ。

参考文献[編集]

  1. ^ a b 小田切宏之 『企業経済学』 (2版) 東洋経済新報社、2010年、138-140頁。ISBN 978-4-492-81301-0 

関連項目[編集]