ヘンディ・クレート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヘンディ・クレート
Hendy Cleto
2017年11月7日、天福球場にて
基本情報
国籍 ドミニカ共和国の旗 ドミニカ共和国
出身地 サント・ドミンゴ
生年月日 (1984-01-30) 1984年1月30日(40歳)
選手情報
ポジション 捕手
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ヘンディ・クレートHendy Cleto1984年1月30日 - )は、ドミニカ共和国出身の元野球選手捕手)。広島東洋カープブルペン捕手兼通訳。

経歴[編集]

幼い頃からプロ野球選手を目指してプレー。本人曰くパワーとリードには自信があり[1]、16歳でコロラド・ロッキーズのアカデミーに入所する[2]が大成せず、2005年にカープアカデミーのブルペン捕手に採用される。

2007年、広島東洋カープブルペン捕手に転身。言語の障壁もあり選手として来日することは叶わなかったが、鈴木清明ら球団幹部がクレートの人柄を買ってカープ球団に招いた[3]。日本語は語学学校への通学や相澤寿聡山中達也両投手の指導で学んだ[1]

2016年に練習生として来日したカープアカデミー投手に技術指導を行っていると、自然にスペイン語圏選手の通訳を務めるようになる[1]。翌2017年はサビエル・バティスタが1軍で活躍し、同選手の通訳として1軍に帯同。初めてのヒーローインタビューでは緊張から日本語が片言になり、一躍人気を集めた[4]

2017年11月7日、天福球場にて

人物・エピソード[編集]

  • ブルペン捕手として前田健太齊藤悠葵の投球を受けており、ストレートが印象に残っているという[1]
  • 牛丼と焼肉が好き[1]
  • 家族は妻と2人の息子。ドミニカで暮らしており、オフシーズンは家族の元で過ごす[2]
  • 日本での経験を生かして、ドミニカで指導者になるのが目標[1]
  • 愛称はクーちゃん[3]

詳細情報[編集]

背番号[編集]

  • 115(2007年 - 2011年、2013年 - 2020年)

脚注[編集]

外部リンク[編集]