ヘルタ・テッパー

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ヘルタ・テッパー(Hertha Töpper, 1924年4月19日 - 2020年3月28日)は、オーストリアアルト歌手[1][2]

人物[編集]

グラーツの生まれ。地元の音楽院でヴァイオリンと声楽を学び、1945年にグラーツ歌劇場でジュゼッペ・ヴェルディの《仮面舞踏会》のウルリカ役でデビューを飾った。1951年にはバイロイト音楽祭に出演し、1952年からはバイエルン国立歌劇場の歌手となった。1953年にはコヴェントガーデン王立歌劇場に客演を果たし、1955年にはバイエルン州からKammersänger(カマーゼンガー)の称号を贈られた。1957年にはパウル・ヒンデミットの《世界の調和》の初演でカタリナ役を務めた。1960年にはサンフランシスコ歌劇場に客演し、1963年にはメトロポリタン歌劇場に出演して声望を集めた。

1971年から1981年までミュンヘン音楽院で後進の指導に当たり、1980年に歌手活動を引退した。

2020年3月28日にミュンヘンにて死去。95歳没[3]

[編集]

  1. ^ Hertha Töpper (Contralto, Mezzo-soprano)
  2. ^ imdb.com
  3. ^ “Death notice” (ドイツ語). Süddeutsche Zeitung. (2020年4月1日). https://trauer.sueddeutsche.de/todesanzeige/hertha-mixa-toepper 2020年4月6日閲覧。