ヘリウッド
| ヘリウッド | |
|---|---|
| 監督 | 長嶺高文 |
| 脚本 | 長嶺高文 |
| 製作 | 荒戸源次郎 |
| 出演者 | |
| 音楽 | 遠藤賢司[1] |
| 撮影 | 志賀葉一 |
| 編集 | 荒井真琴 |
| 製作会社 | シネマ・プラセット |
| 公開 |
|
| 上映時間 | 85分[注 1] |
| 製作国 |
|
| 言語 | 日本語 |
『ヘリウッド』は、1982年公開の日本映画[3][4][5]。主演・遠藤賢司[1][5][6]、監督・長嶺高文[3]。
宇宙暦2001年、地球人を植物化しようと企む悪漢ダンスの魔手から、それを阻止しようとする宇宙の使者・ビフノビッチに、地球の美少女探偵団3人組が加勢して繰り広げられる奇想天外SFミュージカル[3][4]、カルト映画[3][4][6][7]。
仮題では『ヘリウッド』だったが『東京フリークス』に一時タイトルの変更があり[5]、その後『ヘリウッド』に変更された[5]。
キャスト
[編集]- 姫花:斉藤とも子
- 白菊:青地公美
- 蘭子:羽仁未央
- ナべ島神父:佐藤B作
- 松玉斎ダンス:遠藤賢司
- ビワノビッチ:尼子狂児
- パンク博士:大鶴四郎
- ポンプ:石井愃一
- シンバル:坂本あきら
- おたべ教授:篠原勝之
- アップル君:小暮隆生
- 声の出演:井上真樹夫・奥野玲子
スタッフ
[編集]- 脚本・監督:長嶺高文
- 企画:花田良知
- 製作:荒戸源次郎
- プロデューサー:磯部治和
- 撮影:志賀葉一
- 美術:郡山陽子
- 装飾:堀内洋
- 音楽:遠藤賢司
- 録音:村田好次
- 照明:渡辺敬三
- 編集:荒井真琴
- メイク・アップ:イエス・ジョージ
- 製作主任:田中勉
- 助監督:大野義弘
製作
[編集]長嶺高文監督の前作『歌姫魔界をゆく』は女の子2人が魔界に行く話だったが[5]、本作では出演者全員が魔界に行く[5]。長嶺監督の劇場公開用の35ミリ初挑戦となる[5][8]。
撮影
[編集]1981年10月クランクイン[5]。主たる撮影は江戸川区小岩の中を改造した倉庫で行われた[5]。エンディングはセーラー服の女学生100人をエキストラで集めた[5]。出演者はみな「どんな映画か分からない」と話したため[5]、長嶺監督は「みな3日間は悩むけど、あとは諦めるみたい。監督の僕を信じてもらうしかない(笑)」と述べた[5]。
興行
[編集]1981年晩秋発売の『シティロード』には「東映セントラルフィルムの配給で、『バースト・シティ』(『爆裂都市 BURST CITY』)との二本立て。公開は1982年3月下旬」と書かれているが[5]、製作・配給ともシネマ・プラセットになったものと見られる。
作品の評価
[編集]山根貞男は「まさに異色の怪作というべきで、宇宙の悪漢が地球制服をもくろむというSF設定のもと、特撮や合成やアニメも混淆する画面に、奇怪な人物たちが狂騒をくりひろげる。だが、面白くない。これが映画解体の実態なのか」などと評した[8]。
ソフト状況
[編集]ビデオは発売されていたが、廃版となり[3]、2008年にNBCユニバーサル・エンターテイメントジャパンよりDVDが発売されている[2]。
劇場上映等
[編集]東京国立近代美術館フィルムセンターの「特集・逝ける映画人を偲んで 2013-2014」で、2015年7月25・9月1日に上映された[4]。また遠藤賢司が主演と音楽を担当している関係等で、時折劇場上映もある[1][9]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c 【2025年1月25日】「エンケン対日本武道館」「ヘリウッド」劇場上映 – 遠藤賢司秘宝館(公式HP)
- ^ a b ヘリウッド
- ^ a b c d e f 『ぴあシネマクラブ 邦画編 1998-1999』ぴあ、1998年、611頁。ISBN 4-89215-904-2。
- ^ a b c d e 特集 逝ける映画人を偲んで 2013-2014
- ^ a b c d e f g h i j k l m 「邦画ニュース 『若手二人の意欲作&『バースト・シティ』」『シティロード』1981年12月号、エコー企画、17頁。
- ^ a b エンケン主演のSFミュージカル『ヘリウッド』がDVD化!
- ^ ヘリウッド(Hellywood)
- ^ a b 山根貞男「シネマ【メッタ斬り!】 『ヘリウッド』」『噂の眞相』1982年7月号、噂の眞相、99頁。
- ^ 遠藤賢司追悼オールナイト・フィルム上映イベント<爆音対カレーライス>が新宿で開催決定