ヘッキー・ブドラー

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ヘッキー・ブドラー
基本情報
本名 ヘクター・ブドラー
通称 The Hexecutioner(死刑執行人)
階級 ライトフライ級
身長 160cm
リーチ 165cm
国籍  南アフリカ共和国
誕生日 (1988-05-18) 1988年5月18日(29歳)
出身地 ヨハネスブルグ
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 34
勝ち 31
KO勝ち 10
敗け 3
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ヘッキー・ブドラーHekkie Budler1988年5月18日 - )は、南アフリカ共和国男子プロボクサーヨハネスブルグ出身。元WBA世界ミニマム級スーパー王者。日本語の記事では「ヘッキー・バドラー」や「エッキー・バドラー」と表記されることもある。

来歴[編集]

2007年1月5日、ケンプトンパークのエンペラーズ・パレスでデビュー戦を行い、初回TKO勝ちを収めデビュー戦を白星で飾った。

2009年4月2日、チャリティ・ムコンデレリとIBO全アフリカライトフライ級王座決定戦を行い、12回判定勝ちを収め王座獲得に成功した[1]

2009年9月29日、ドクター・ンツェレと対戦し、12回3-0(119-110、117-114、117-112)判定勝ちを収めIBO全アフリカ王座の初防衛に成功した[2]

2009年10月31日、モツワキ・モセレセレと対戦し、初回2分23秒KO勝ちを収めIBO全アフリカ王座の2度目の防衛に成功した[3]

2010年2月27日、フアニト・ルビアルとIBO世界ライトフライ級王座決定戦を行い、12回2-0(117-113、115-113、114-114)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した[4]

2010年6月19日、フアニト・ルビアルと対戦し、12回2-1(116-111、115-113、113-114)の判定勝ちを収めIBO世界ライトフライ級王座の初防衛に成功した[5]

2011年1月27日、IBO世界ミニマム級王者ギデオン・ブゼレジと対戦し、プロ初黒星となる12回1-2(117-113、113-115、114-118)の判定負けを喫しIBO世界ライトフライ級王座の2度目の防衛に失敗、王座から陥落した[6]

2011年9月24日、OPBF東洋太平洋ミニマム級王者マイケル・ランデロとIBO世界ミニマム級王座決定戦を行い、12回3-0(2者が119-109、118-110)の判定勝ちを収めIBO王座の2階級制覇を果たした[7]

2012年9月22日、元IBF世界ミニマム級王者フローレンテ・コンデス対戦し、12回3-0(116-112、118-110、115-113)の判定勝ちを収めIBO世界ミニマム級王座の初防衛に成功した[8]

2013年2月16日、レナン・トロンコと対戦し、12回3-0(118-110、2者が117-111)の判定勝ちを収めIBO世界ミニマム級王座の2度目の防衛に成功した[9]

2013年6月15日、元IBF世界ミニマム級王者でIBF世界ミニマム級8位ヌコシナチ・ジョイと対戦し、12回2-1(116-113、115-113、112-116)の判定勝ちを収めIBO世界ミニマム級王座の3度目の防衛に成功した[10]

2013年11月9日、自身の持つIBOミニマム級王座と同年9月11日に宮崎亮ヘスス・シルベストレに勝利し王座統一されたことにより空位となったWBA世界ミニマム級暫定王座を懸けWBA世界ミニマム級8位でIBF世界ミニマム級9位のウーゴ・エルナン・ベルチェリと対戦し、4回2分29秒TKO勝ちでWBA暫定王座の獲得に成功、IBO王座4度目の防衛に成功した[11]

2014年1月2日、宮崎亮が2013年12月に返上し空位となったWBA世界ミニマム級正規王座への昇格をWBAに要望した[12][13]

2014年1月8日、ブドラーのWBA世界ミニマム級正規王座への昇格を伝える報道が為され[14][15]、同年2月15日にヨハネスブルグカルルイス・ディアスと対戦するとの報道も為された[16]

2014年1月10日、WBAは最新ランキングを発表し、ブドラーは暫定王座に据え置かれ空位の正規王座に認定されなかった為、正規王者になれなかった[17][18]

2014年2月5日、WBAは最新ランキングを発表し、ブドラーは暫定王座に据え置かれ、正規王座は空位のままだった[19]

2014年3月1日、ケンプトンパークのエンペラーズ・パレスで自身の持つIBOミニマム級王座と空位のWBA世界ミニマム級正規王座を懸けWBA世界ミニマム級5位のカルルイス・ディアスと対戦し、初回2分59秒KO勝ちを収めWBAから正規王座に認定され(記録上はWBA王座の初防衛)、IBO王座の5度目の防衛に成功した[20][21]

2014年3月13日、WBAが最新ランキングを発表し、正規王者にブドラーの名前が初めてランクインし[22]、同月1日のカルルイス・ディアス戦が評価され月間MVPにも選ばれた[23][24]

2014年6月21日、モナコモンテカルロモンテカルロ歌劇場でWBA世界ミニマム級8位のピグミー・ゴーキャットジムと対戦し、4回に右フックで7回には左ボディフックでダウンを奪い、8回には左ボディフックと右ボディアッパーでカウンテッドアウトでケリを付け、8回1分6秒KO勝ちを収めWBA王座の2度目、IBO王座の5度目の防衛に成功した[25]

2014年10月25日、モナコモンテカルロのサル・デゼトワールで元WBC世界ミニマム級王者でWBA世界ミニマム級11位の熊朝忠と対戦し、12回3-0(2者が114-112、118-108)の判定勝ちを収めWBAは3度目、IBOは6度目の防衛に成功した[26][27][28]

2014年11月19日、WBAは元WBA世界ミニマム級暫定王者でWBA世界ミニマム級2位のヘスス・シルベストレとの間で行われる指名試合の交渉を同日から同年12月19日までの間に行い、同年12月20日までの交渉は禁止の上で対戦交渉を行い、合意に至らない場合は入札になるとの指令を出した[29]

2015年2月21日、モナコモンテカルロのサル・デゼトワールでWBA世界ミニマム級2位のヘスス・シルベストレと対戦する予定だったが、シルベストレが前日計量で規定より18gの体重超過があり計量失格になった為[30]、ブドラーが勝てばWBA王座並びにIBO王座を防衛し、シルベストレが勝てばWBA王座もIBO王座も空位になるとの条件で通常に行われ、試合はブドラーが12回3-0(117-110、115-112、116-111)の判定勝ちを収めWBA王座は4度目、IBO王座7度目の防衛に成功した[31][32][33]

2015年9月19日、ケンプトンパークのエンペラーズ・パレスでWBA世界ミニマム級5位のシンピウェ・コンコと対戦し、12回3-0(117-111、116-112、115-113)の判定勝ちを収めWBA王座の5度目、IBO王座の8度目の防衛に成功した[34][35][36]

2016年1月20日、WBAはブドラーをスーパー王座に認定した。尚、ブドラーはミニマム級では初、南アフリカのボクサーとしてはシンピウィ・ベトイェカ以来2人目のスーパー王者となった[37][38][39]。認定後WBAは暫定王者でWBA世界ミニマム級1位のノックアウト・CPフレッシュマートNABA北米ミニマム級王者でWBA世界ミニマム級2位のカルロス・ブイトラゴの勝者との間で王座統一戦を行うよう指令を出した。

2016年2月15日、WBAは最新ランキングを発表し、ブドラーをWBA世界ミニマム級スーパー王者としてランクインした[40]

2016年3月19日、ケンプトンパークのエンペラーズ・パレスでWBA世界ミニマム級8位のバイロン・ロハスと対戦し、12回0-3(3者共113-115)の判定負けを喫しWBA王座の6度目、IBO王座の10度目の防衛に失敗、王座から陥落した[41][42][43][44]

2016年3月21日、WBAが最新ランキングを発表し、上述のロハス戦に敗れ王座から陥落したブドラーをWBA世界ミニマム級4位にランクインした[45][46][47]

2016年10月22日、ケンプトンパークのエンペラーズ・パレスでWBA世界ミニマム級10位のシヤボンガ・シヨとWBAパンアフリカンライトフライ級王座決定戦を行い、12回3-0(118-110、116-112が2者)の判定勝ちを収めWBAパンアフリカン王座の獲得に成功、再起を果たした[48][49]

2016年11月1日、WBAは最新ランキングを発表し、上述のシヨ戦に勝利し王座を獲得したブドラーをWBA世界ライトフライ級4位にランクインした[50]

2017年2月4日、ケンプトン・パークのエンペラーズ・パレスでジョーイ・キャノイとIBO世界ライトフライ級王座決定戦を行い、8回TKO勝ちを収めIBO世界ライトフライ級王座への返り咲きに成功した[51]

2017年7月3日、IBFは最新ランキングを発表し、ブドラーをIBF世界ライトフライ級6位にランクインした[52]

2017年9月16日、セブ市ウォーターフロント・セブシティ・ホテル&カジノでIBF世界ライトフライ級王者のミラン・メリンドと対戦し、12回1-2(115-113、110-117、112-115)の判定負けを喫し2階級制覇に失敗した[53][54]

戦績[編集]

  • プロボクシング:34戦 31勝 (10KO) 3敗

獲得タイトル[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Marali wins vacant IBO belt! Fightnews.com 2009年4月3日
  2. ^ Budler retains IBO Africa title Fightnews.com 2009年9月30日
  3. ^ Dlamini wins vacant IBO 135 belt Fightnews.com 2009年11月1日
  4. ^ Budler takes IBO belt Fightnews.com 2010年2月28日
  5. ^ Budler retains IBO belt Fightnews.com 2010年6月20日
  6. ^ Gideon Buthelezi Decisions Hekkie Budler, Wins IBF Crown Boxing Scene.com 2011年1月28日
  7. ^ Budler overpowers Landero Fightnews.com 2011年9月25日
  8. ^ Liebenberg wins in the ninth round Fightnews.com 2012年9月23日
  9. ^ Hekkie Budler retains IBO strawweight belt Fightnews.com 2013年2月17日
  10. ^ Brilliant Budler beats Joyi by split decision Fightnews.com 2013年6月15日
  11. ^ Budler wins on fourth round stoppage; Oosthuizen retains IBO super middleweight belt Fightnews.com 2013年11月10日
  12. ^ Budler Wants To Be Installed as Full WBA Champion Boxing Scene.com 2014年1月2日
  13. ^ 宮崎返上のWBAタイトル、バドラーが正規昇格を要望 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年1月3日
  14. ^ Hekkie Budler Upgraded To Full WBA Champion Status Boxing Scene.com 2014年1月8日
  15. ^ バドラーが正規王者昇格 ブイトラゴと防衛戦か Boxing News(ボクシングニュース) 2014年1月10日
  16. ^ Budler Defends WBA-IBO Belts on 2-15 Against Diaz Boxing Scene.com 2014年1月14日
  17. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2014年1月10日
  18. ^ 仲村がWBAランクイン、宮崎はL・フライ級へ Boxing News(ボクシングニュース) 2014年1月11日
  19. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2014年2月5日
  20. ^ Budler wins in first round Fightnews.com 2014年3月2日
  21. ^ Budler wins in first round WBA公式サイト 2014年3月2日
  22. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2014年3月13日
  23. ^ Hekkie Budler the best WBA公式サイト 2014年3月13日
  24. ^ WBAランキング発表、井岡はフライ級3位 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年3月14日
  25. ^ バドラー、KOでWBAミニマム級2度目の防衛 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年6月22日
  26. ^ Murray beats Spada to set up Golovkin showdown Fightnews.com 2014年10月25日
  27. ^ カバジェロIBFバンタム級戴冠、バドラー防衛 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年10月26日
  28. ^ Budler still WBA Mini Flyweight champion WBA公式サイト 2014年10月27日
  29. ^ WBA orders Budler vs. Silvestre to negotiate WBA公式サイト 2014年11月21日
  30. ^ ゴロフキンvsマーレイ、モナコ決戦あすゴング Boxing News(ボクシングニュース) 2015年2月21日
  31. ^ Budler still WBA 105b champ; outpoints Silvestre Fightnews.com 2015年2月21日
  32. ^ Photos: Hekkie Budler retained his 105 lbs title with a great demonstration WBA公式サイト 2015年2月22日
  33. ^ バドラー3-0判定勝利、WBAミニマム級防衛 Boxing News(ボクシングニュース) 2015年2月22日
  34. ^ Hekkie Budler Hangs Tough to Retain Title WBA公式サイト 2015年9月19日
  35. ^ Budler still WBA 105b champ; outpoints Silvestre Fightnews.com 2015年9月21日
  36. ^ ブラッドリーに新トレーナー、岳たかはし連勝止まる Boxing News(ボクシングニュース) 2015年9月22日
  37. ^ Hekkie Budler now a super champion Fightnews.com 2016年1月23日
  38. ^ Hekkie Budler Named WBA Super Champion WBA公式サイト 2016年1月26日
  39. ^ WBAミニマム級王者バドラーがスーパー王者昇格 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年1月27日
  40. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2016年2月15日
  41. ^ Shocker: Rojas upsets Budler to win WBA and IBO belts Fightnews.com 2016年3月19日
  42. ^ Shocker! Rojas Defeats Budler WBA公式サイト 2016年3月19日
  43. ^ Hekkie Budler: No Excuses WBA公式サイト 2016年3月28日
  44. ^ ロハスが賭け率36-1覆す、WBAミニマム級新王者に Boxing News(ボクシングニュース) 2016年3月20日
  45. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2016年3月21日
  46. ^ レミューがカネロ前座に参戦、WBAランキング発表 Boxing News(ボクシングニュース)2016年3月22日
  47. ^ WBA Ratings movements as of February 2016 WBA公式サイト 2016年4月5日
  48. ^ Lerena beats Nielsen in poor fight Fightnews.com 2016年10月23日
  49. ^ 11.5復帰戦のパッキャオLA入り、レミュー判定勝ち Boxing News(ボクシングニュース)2016年10月23日
  50. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2016年11月1日
  51. ^ Hekkie Budler Captures IBO Crown With Stoppage of Joey Canoy Boxing Scene.com 2017年2月4日
  52. ^ IBF Ratings IBF公式サイト 2017年7月3日
  53. ^ Melindo edges Budler to retain IBF jr fly title Fightnews.com 2017年9月16日
  54. ^ メリンド流血初防衛、マグダレノが11.11防衛戦 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年9月17日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

暫定王座決定戦 対戦者
ウーゴ・エルナン・ベルチェリ
WBA世界ミニマム級暫定王者
2013年11月9日 - 2014年3月1日
次暫定王者
正規王座決定戦により消滅
空位
前タイトル保持者
宮崎亮
WBA世界ミニマム級王者

2014年3月1日 - 2016年1月22日

空位
次タイトル獲得者
バイロン・ロハス
前スーパー王者
N/A
WBA世界ミニマム級スーパー王者
2016年1月22日 - 2016年3月19日
次スーパー王者
バイロン・ロハス戦での敗戦により消滅