ヘアー (映画)

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ヘアー
Hair
監督 ミロス・フォアマン
脚本 マイケル・ウェラー英語版
原作 ジェローム・ラグニ英語版
ジェームズ・ラドー英語版
製作 マイケル・バトラー英語版
レスター・パースキー英語版
出演者 ジョン・サヴェージ
トリート・ウィリアムズ
ビヴァリー・ダンジェロ
音楽 ガルト・マクダーモット英語版
撮影 ミロスラフ・オンドリチェク
編集 アラン・ハイム英語版
スタンリー・カーノウ
配給 ユナイテッド・アーティスツ
公開 アメリカ合衆国の旗 1979年3月14日
日本の旗 1980年4月26日
上映時間 121分[1]
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $11,000,000[2]
興行収入 $15,284,643[2]
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ヘアー』(Hair)は、ミロス・フォアマン監督による1979年のアメリカ合衆国のミュージカル戦争コメディ・ドラマ映画である。1968年のブロードウェイの同名ミュージカルを原作としており、ベトナム戦争徴兵された田舎の青年とニューヨークのヒッピーたちの交流が描かれる。

第32回カンヌ国際映画祭では非コンペティション作品として上映された[3]

物語[編集]

ベトナム戦争の最前線に向かうこととなったオクラホマの純朴な青年、クロードは、2日後の出征を前にニューヨーク見物をすることに決めた。ニューヨークに着いた彼は、そこでヒッピーたちの奔放なパフォーマンスを見せつけられ、圧倒される。そして召集令状を火にくべていたバーガーらの一団と出会い、フランクな彼らに迎えられて行動に加わった。そんなクロードは、公園で見かけた馬上の令嬢シーラに魂を奪われてしまう。何としても彼女に心を打ち明けたいクロードの気持ちを察したバーガーは、彼のためシーラの豪邸に出向いてパーティーに潜り込み、滅茶苦茶にしてしまう。その爽快感から豪邸を抜け出したシーラはクロードとすぐに心を打ち明け合い、LSDに酔いながらヒッピーたちの中で結ばれる。そしてクロードはネバダの軍キャンプに送られるが、彼とシーラはどうあっても再会したい思いをバーガーに訴えた。バーガーは一計を案じてクロードと入れ替わりキャンプに向かうが、運悪く出動命令が兵士たちに下った。再会を終えて戻ったクロードは、バーガーが前線に送られたことを知る。やがて平和を願ったバーガーの戦死報告が届き、ヒッピー仲間たちはホワイトハウスを取り囲んで怒りと悲しみを唄い、その輪を広げてゆくのだった。

キャスト[編集]

受賞とノミネート[編集]

部門 候補者 結果
セザール賞 外国映画賞 ミロス・フォアマン ノミネート
ゴールデングローブ賞[4] 作品賞 (ミュージカル・コメディ部門) 『ヘアー』 ノミネート
新人男優賞 トリート・ウィリアムズ ノミネート

サウンドトラック[編集]

ディスク1
全作詞: ジェローム・ラグニとジェームズ・ラドー、全作曲: ガルト・マクダーモット。
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.アクエリアス英語版(レン・ウッズ)ジェローム・ラグニとジェームズ・ラドーガルト・マクダーモット
2.「ソドミー」ジェローム・ラグニとジェームズ・ラドーガルト・マクダーモット
3.「ドンナ〜ハシシ」ジェローム・ラグニとジェームズ・ラドーガルト・マクダーモット
4.「黒のスペード」ジェローム・ラグニとジェームズ・ラドーガルト・マクダーモット
5.「マンチェスター」(ジョン・サヴェッジ)ジェローム・ラグニとジェームズ・ラドーガルト・マクダーモット
6.「アビー・ベイビー〜フォースコア」(ネル・カーター)ジェローム・ラグニとジェームズ・ラドーガルト・マクダーモット
7.「僕は黒い〜エイント・ガット・ノー」ジェローム・ラグニとジェームズ・ラドーガルト・マクダーモット
8.「空気」ジェローム・ラグニとジェームズ・ラドーガルト・マクダーモット
9.「パーティ・ミュージック」ジェローム・ラグニとジェームズ・ラドーガルト・マクダーモット
10.「マイ・コンヴィクション」ジェローム・ラグニとジェームズ・ラドーガルト・マクダーモット
11.「アイ・ガット・ライフ」(トリート・ウィリアムズ)ジェローム・ラグニとジェームズ・ラドーガルト・マクダーモット
12.「フランク・ミルズ」ジェローム・ラグニとジェームズ・ラドーガルト・マクダーモット
13.ヘアー英語版ジェローム・ラグニとジェームズ・ラドーガルト・マクダーモット
14.「L.B.J.」ジェローム・ラグニとジェームズ・ラドーガルト・マクダーモット
15.「エレクトリック・ブルース〜オールド・ファッションド・メロディ」ジェローム・ラグニとジェームズ・ラドーガルト・マクダーモット
16.「ハレ・クリシュナ」ジェローム・ラグニとジェームズ・ラドーガルト・マクダーモット
ディスク2
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「何処へいったら」  
2.「ブラック・ボーイズ」  
3.「ホワイト・ボーイズ」(ネル・カーター)  
4.「ウォーキング・イン・スペース」  
5.「イージー・トゥ・ビー・ハード」(シェリル・バーンズ)  
6.3-5-0-0英語版  
7.グッド・モーニング・スターシャイン英語版(ビヴァリー・ダンジェロ)  
8.「ホワット・ア・ピース・オブ・ワーク・イズ・マン」  
9.「サムバディ・トゥ・ラヴ」  
10.「ドント・プット・イット・ダウン」  
11.「フレッシュ・フェイリュア〜レット・ザ・サンシャイン・イン英語版  

参考文献[編集]

  1. ^ HAIR (AA)”. British Board of Film Classification (2012年3月20日). 2012年12月29日閲覧。
  2. ^ a b Hair” (英語). Box Office Mojo. Amazon.com. 2013年4月7日閲覧。
  3. ^ Festival de Cannes: Hair”. festival-cannes.com. 2009年5月25日閲覧。
  4. ^ The 37th Annual Golden Globe Awards (1980)”. ハリウッド外国人映画記者協会. 2010年11月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年4月7日閲覧。

外部リンク[編集]