プロヴォカトゥール
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『プロヴォカトゥール (煽動)』 | ||||
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フォリナー の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1983年10月-1984年7月 | |||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | アトランティック・レコード | |||
プロデュース | ミック・ジョーンズ、アレックス・サドキン | |||
フォリナー アルバム 年表 | ||||
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『プロヴォカトゥール (煽動)』収録のシングル | ||||
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専門評論家によるレビュー | |
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レビュー・スコア | |
出典 | 評価 |
AllMusic | [5] |
The Rolling Stone Album Guide | [6] |
『プロヴォカトゥール (煽動)』 (Agent Provocateur) は、アメリカ人とイギリス人によるロック・バンド、フォリナーが、1984年12月14日にリリースした5枚目のスタジオ・アルバム。
内側と外側を通して人生を見るスパイの話を歌ったコンセプト・アルバムである。アルバムは、イギリスで最初にして唯一の1位を獲得し、アメリカでは4位に達した。アメリカでのアルバムの売り上げは、前作よりも少なかったが、バンドで最もヒットしたシングルで、アルバムの愛のテーマである「アイ・ウォナ・ノウ」を収録しており、この曲は、バンドで唯一、イギリスとアメリカで1位を獲得し、それぞれ3週間と2週間トップとなった。これに続くシングルの「イエスタデイ」は、アメリカで最高12位のヒット曲となった。このアルバムは、イギリスで、BRIによってプラチナに、アメリカで、RIAAによってトリプル・プラチナに認定された[7]。
収録曲
[編集]特に表記のない限り、全曲ミック・ジョーンズとルー・グラムによる作曲。
- トゥース・アンド・ネイル - "Tooth and Nail" – 3:54
- イエスタデイ - "That Was Yesterday" – 3:46
- アイ・ウォナ・ノウ - "I Want to Know What Love Is" (Jones) – 5:04
- グローイング・アップ - "Growing Up the Hard Way" – 4:18
- リアクション・トゥ・アクション - "Reaction to Action" – 3:57
- ストレンジャー・イン・ハウス - "Stranger in My Own House" (Jones) – 4:54
- ラヴ・イン・ヴェイン - "A Love in Vain" – 4:12
- ダウン・オン・ラヴ - "Down on Love" – 4:08
- トゥ・ディファレント・ワールズ - "Two Different Worlds" (Gramm) – 4:28
- シーズ・トゥ・タフ - "She's Too Tough" – 3:07
パーソネル
[編集]フォリナー
[編集]- ルー・グラム (Lou Gramm) – リード・ボーカル、パーカッション
- ミック・ジョーンズ (Mick Jones) – ギター、キーボード、シンセサイザー、ベース、バック・ボーカル
- リック・ウィルス (Rick Wills) – ベース、バック・ボーカル
- デニス・エリオット (Dennis Elliott) – ドラム
アディショナル・ミュージシャン
[編集]- ウォーリー・バドロウ (Wally Badarou) – シンセサイザー
- トム・ベイリー (Tom Bailey) – シンセサイザー ("I Want to Know What Love Is")
- ブライアン・イードルス (Brian Eddolls) – シンセサイザー
- ラリー・ファースト (Larry Fast) – シンセサイザー
- デイヴ・レボルト (Dave Lebolt) – シンセサイザー
- ボブ・メイヨ (Bob Mayo) – キーボード、ピアノ、バック・ボーカル
- ジャック・ウォルドマン (Jack Waldman) – シンセサイザー
- マーク・リヴェラ (Mark Rivera) – サクソフォーン、バック・ボーカル
- トンプソン・ツインズ (Thompson Twins) – バック・ボーカル
- イアン・ロイド (Ian Lloyd) – バック・ボーカル
- ドン・ハーパー (Don Harper) – バック・ボーカル ("I Want to Know What Love Is")
- ジェニファー・ホリデイ (Jennifer Holliday) – バック・ボーカル ("I Want to Know What Love Is")
- GMWA・ニュージャージー・ミサ聖歌隊 (New Jersey Mass Choir of the GMWA) – バック・ボーカル ("I Want to Know What Love Is")
プロダクション
[編集]- プロデューサー - ミック・ジョーンズ、アレックス・サドキン
- チーフ・エンジニア/ミキシング・エンジニア - フランク・フィリペッティ
- アディショナル・エンジニア - ジョシュ・アビー、ラリー・アレクサンダー、ジェイソン・コルサロ、ジョー・フェーラ、ハウイー・リンデマン
- アシスタント・エンジニア - ボビー・コーエン、ティム・クリッチ、スコット・マブチ
- デジタル・リマスター - テッド・ジェンセン
- アート・ディレクション - ボブ・デフリン
- デザイン - ボブ・デフリン
チャート
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アルバム[編集]
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シングル[編集]
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認定
[編集]国/地域 | 認定 | 認定/売上数 |
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フランス (SNEP)[19] | Gold | 100,000* |
ドイツ (BVMI)[20] | Platinum | 500,000^ |
ニュージーランド (RMNZ)[21] | Gold | 7,500^ |
スイス (IFPI Switzerland)[22] | Platinum | 50,000^ |
イギリス (BPI)[23] | Platinum | 300,000^ |
アメリカ合衆国 (RIAA)[24] | 3× Platinum | 3,000,000^ |
* 認定のみに基づく売上数 |
脚注・出典
[編集]- ^ Strong, Martin Charles (1995). The Great Rock Discography. p. 302. ISBN 9780862415419
- ^ “Foreigner singles”. 2024年10月11日閲覧。
- ^ “Foreigner singles”. 2024年10月11日閲覧。
- ^ “Foreigner singles”. 2024年10月11日閲覧。
- ^ Adams, Bret. Foreigner: Agent Provocateur - オールミュージック. April 29, 2020閲覧。
- ^ The Rolling Stone Album Guide. Random House. (1992). p. 258
- ^ RIAA database
- ^ “Foreigner – Agent Provocateur (Album)” (ASP) (German). Austrian Charts. Hung Medien. July 26, 2011閲覧。
- ^ “100 Albums” (PHP/PDF). RPM 42 (3): p. 5. (March 30, 1985). ISSN 0315-5994 July 26, 2011閲覧。.
- ^ “Les "Charts Runs" de chaque Album Classé” (PHP) (French). InfoDisc. 2014年1月24日閲覧。 Find "FOREIGNER" under the drop-down menu to see statistics.
- ^ “Album – Foreigner, Agent Provocateur” (ASP) (German). Media Control Charts. 2012年6月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年7月26日閲覧。
- ^ “Foreigner – Agent Provocateur (Album)” (ASP) (Dutch). Dutch Charts. Hung Medien. July 26, 2011閲覧。
- ^ “Foreigner – Agent Provocateur (Album)” (ASP). New Zealand Charts. Hung Medien. July 26, 2011閲覧。
- ^ “Foreigner – Agent Provocateur (Album)” (ASP). Norwegian Charts. Hung Medien. July 26, 2011閲覧。
- ^ “Foreigner – Agent Provocateur (Album)” (ASP). Swedish Charts. Hung Medien. July 26, 2011閲覧。
- ^ “Foreigner – Agent Provocateur (Album)” (ASP). Swiss Charts. Hung Medien. July 26, 2011閲覧。
- ^ “All the Number One Albums: 1985”. The Official Charts Company. 2012年6月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年7月26日閲覧。
- ^ a b “Agent Provocateur – Foreigner”. Billboard. Prometheus Global Media. 26 July 2011時点のオリジナルよりアーカイブ。July 26, 2011閲覧。
- ^ "French album certifications – Foreigner – Agent Provocateur" (French). Syndicat National de l'Édition Phonographique. 2024年10月11日閲覧。
- ^ "Gold-/Platin-Datenbank (Foreigner; 'Agent Provocateur')" (German). Bundesverband Musikindustrie. 2024年10月11日閲覧。
- ^ "New Zealand album certifications – Foreigner – Agent Provocateur". Recorded Music NZ. 2024年10月11日閲覧。
- ^ "The Official Swiss Charts and Music Community: Awards (Foreigner; 'Agent Provocateur')". IFPI Switzerland. Hung Medien. 2024年10月11日閲覧。
- ^ "British album certifications – Foreigner – Agent Provocateur". British Phonographic Industry. 2024年10月11日閲覧。
- ^ "American album certifications – Foreigner – Agent Provocateur". Recording Industry Association of America. 2024年10月11日閲覧。
先代 アルフ by アリソン・モイエ |
イギリス1位アルバム 1985年1月26日 – 1985年2月15日 |
次代 ボーン・イン・ザ・U.S.A. by ブルース・スプリングスティーン |