プトレマイオス13世
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プトレマイオス13世 | |
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Πτολεμαίος ΙΓ | |
古代エジプト ファラオ | |
統治期間 | 紀元前51年 - 紀元前47年,プトレマイオス朝 |
前王 | プトレマイオス11世 |
次王 | プトレマイオス14世 |
ファラオ名 (五重称号)
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配偶者 | クレオパトラ7世 |
父 | プトレマイオス12世 |
出生 | 紀元前63年 |
死去 | 紀元前47年 |

プトレマイオス13世(Πτολεμαίος ΙΓ', 紀元前63年 - 紀元前47年)は、エジプトのヘレニズム国家プトレマイオス朝のファラオ(在位:紀元前51年 - 紀元前47年)。プトレマイオス12世の子で姉にベレニケ4世、クレオパトラ7世、アルシノエ4世、弟にプトレマイオス14世。
父の遺言により姉クレオパトラ7世と7歳でエジプトを共同統治であったが、実質クレオパトラの単独統治であった[1]。そのことを不満に覚えた幼いプトレマイオス13世はポティノスら宮廷官人に奉られ、姉を追放しエジプトを統治しようと内戦を起こす。一時は首都アレクサンドリアを掌握し姉を追放した。 その頃ローマ内戦でカエサルに敗北したローマの将軍グナエウス・ポンペイウスがエジプトに逃亡してきた。当初は歓迎したが、カエサルを恐れてを殺害した。だが、カエサルは逆にエジプトとプトレマイオス13世に不評を買う。 その後、ローマの介入を招き、姉を支持したガイウス・ユリウス・カエサルによって殺害される(ナイルの戦い)。
異説に「戦争によって追い詰められ、船から転落して鎧の重さで浮き上がれず溺死」というものがある。
関連項目
[編集]- ポティノス - 宦官