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プジョー・304

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
プジョー・304
ベルリーヌ
カブリオレ
クーペ
概要
販売期間 1969年 - 1980年
ボディ
乗車定員 5人(クーペ4人・カブリオレ2人)
ボディタイプ 4ドア セダン
5ドア ワゴン
3ドア クーペ
2ドア カブリオレ
駆動方式 FF
パワートレイン
エンジン 水冷 直列4気筒 SOHC 1,288cc
変速機 4速MT
前輪:独立マクファーソンストラット コイル
後輪:独立 トレーリングアーム ストラット コイル
前輪:独立マクファーソンストラット コイル
後輪:独立 トレーリングアーム ストラット コイル
車両寸法
ホイールベース 2,590mm
全長 4,140mm
全幅 1,570mm
全高 1,410mm
車両重量 850kg
その他
兄弟車 プジョー・204
系譜
後継 プジョー・305
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プジョー・304Peugeot 304 )は、フランスの自動車会社であるプジョー1969年から1980年まで生産した小型乗用車である。

概要

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1969年発表のルノー・12の登場により活況を呈し始めた1,300ccクラスの乗用車市場に向けて、プジョーが同年秋のパリ・サロンに登場させた上級大衆車。

一言で言えば1965年発表の204の上級版で、フロントを上級車の504風に化粧直しし、エンジンを1.3Lに拡大、全長を10cm延長してトランクスペースを拡大させている。ホイールベース、トレッドも204と共通。ボディデザインは204同様、ピニンファリーナの作である。1972年にはボディ後半は204のままの5ドアワゴン・ブレークも追加された。

1973年にはマイナーチェンジを受けリアコンビランプが大型化され、ツインキャブレター74.5PS/6,000rpmエンジンとフロアシフトを持つ「304S」が追加された。204が生産中止となった1977年には、その市場を受け継ぐべく204と同じ1,100cc/1,400ccディーゼルエンジン搭載車が追加された。後継車305が登場した後の1979年にセダンが、1980年にブレークの生産が終了した。

クーペ・カブリオレ

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304にはセダン(ベルリーヌ)・ワゴン(ブレーク)の他に、同じくピニンファーリーナ・デザインの2+2ハッチバッククーペと2座カブリオレがあった。といってもやはり204をベースとしたもので、1970年に204クーペ・カブリオレのフロントデザインを変更し、エンジンを1,300ccに拡大して登場した。204クーペ・カブリオレはこの際消滅した。車体後部は204のままで、ベルリーヌよりホイールベースが短縮されて全長は20cm短い。(全長3,760mm×全幅1,570mm×全高1,430mm)

1973年にはベルリーヌ同様「304S」が追加され、カブリオレはSのみとなり、その後1974年にクーペも同じくS仕様に統一された。セダン・ワゴンより早く1975年に生産中止となった。

日本での販売

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当時の日本はプジョーの輸入がほとんど途絶えていた時期であったので、正式輸入されなかった。

参考文献

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脚注

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注釈

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出典

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関連項目

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外部リンク

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