ブルガリア黒海沿岸













ブルガリア黒海沿岸 (ブルガリア語:Черноморие、ローマ字表記:Chernomorie、ブルガリアこっかいえんがん)またはブルガリア・リビエラ[1]、ブルガリアのリビエラ海岸は、北のルーマニア・リビエラから南のマルマラ地方までの、ブルガリア東部を含んだ黒海沿岸地域を指す。
概要・地理
[編集]全長は約378kmで、そのうち約130kmには白と黄金色の砂浜が広がっている。5月から10月にかけてはブルガリアにおける観光の中心地となり、国内外から毎年数百万人が訪れるなどブルガリアで最も人気の観光地のひとつとなっている。1989年以前、冷戦時代には「レッド・リビエラ」として知られたが、鉄のカーテンが崩壊して以降は、「ブルガリア・リビエラ」という愛称で呼ばれるようになった。
この地域は温暖湿潤気候 (ケッペン気候区分ではCfa)に属し、海洋性気候および亜寒帯湿潤気候の影響を受ける。夏季の平均気温は約28℃で、平均水温は約26℃である。日照時間については5月と9月が240時間以上、7月と8月は300時間以上ある。
バルカン山脈はブルガリア国土を横断し、エミーネ岬まで伸びており、海岸線も南北に分断されている。北部の海岸には最大で高さ70mにもなる崖があるなど岩場が多く、南部では広く砂浜が広がる。最南端地域はストランジャ自然公園に含まれている。
この地域における主要な都市としては、ブルガリア第3の都市ヴァルナ、第4の都市ブルガスがある。ヴァルナは北部、ブルガスは南部にあり、それぞれの都市にあるヴァルナ空港とブルガス空港が、やはりこの地域の主要な空港となっている。2013年にはトラキア高速道路が開通し、ブルガスと首都ソフィア、そして第2の都市プロヴディフとの間の迅速なアクセスが可能になった。また、現在建設中であるヘムス高速道路が完成すればソフィアとヴァルナの間のアクセスが良くなり、さらにチェルノ・モーレ高速道路が完成すればヴァルナとブルガス間の迅速なアクセスが可能になる。また、主要道路として国道I-9線がルーマニアとの国境近くのドゥランクラクとブルガスを結んでいる。
主要な都市
[編集]関連項目
[編集]脚注
[編集]- ↑ “Bulgarian Peninsula” (2012年1月10日). 2021年7月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月16日閲覧。