ブリハディーシュヴァラ寺院
表示
ブリハディーシュヴァラ寺院(ブリハディーシュヴァラじいん、英語:Brihadisvara Temple、タミル語:பெருவுடையார் கோயில்)は、インドのタミル・ナードゥ州、タンジャーヴール県の都市タンジャーヴールに存在するヒンドゥー教寺院。ブリハディーシュヴァラル寺院(Brihadeeshvarar Temple)、ラージャラージェーシュヴァラ寺院(Rajarajeshvara Temple)、ラージャラージェーシュヴァラム寺院(Rajarajeshvaram Temple)とも呼ばれる[1]。
全体が約75メートル×150メートルの回廊で囲まれ、60メートルを超えるヴィマーナをもつ[2]。東西の軸線上にゴープラ、ナンディ祠堂、2つのマンダパ(礼拝堂)、前室、聖所が並べられ、その規模や構成から南方型ヒンドゥー教寺院建築の頂点と評される[2]。
歴史
[編集]1002年、チョーラ朝の君主ラージャラージャ1世によって建設され[3]、1010年に完成した。なお、当時の名はラージャラージャ1世の名を冠した「ラージャラージェーシュヴァラ寺院」であった。
現在、大チョーラ朝寺院群の一部として世界遺産に登録されている。
出典・脚注
[編集]- ^ South Indian Inscriptions – Vol II, Part I & II
- ^ a b アジア都市建築研究会 布野修司(編)『アジア都市建築史』昭和堂 2003 ISBN 4812203163 pp.152-153,171-173.
- ^ “The Chola Dynasty 300 B.C. to 1250 A.D.”. kamat.com. 22 January 2008閲覧。
関連項目
[編集]- ラージャラージャ1世
- ウィキメディア・コモンズには、ブリハディーシュヴァラ寺院に関するカテゴリがあります。