ブリギッテ・ビアライン

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ブリギッテ・ビアライン
Brigitte Bierlein
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2019年のビアライン
生年月日 (1949-06-25) 1949年6月25日(70歳)
出生地 ウィーン
出身校 ウィーン大学
所属政党 無所属
子女 なし

在任期間 2019年6月3日 - 2020年1月7日
連邦大統領 アレクサンダー・ファン・デア・ベレン

憲法裁判所長官
在任期間 2018年2月23日 - 2019年6月3日
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ブリギッテ・ビアラインドイツ語: Brigitte Bierlein)は、オーストリアの裁判官にして政治家。2019年6月3日から2020年1月7日までの約7カ月間、連邦首相を務めた。同国初の女性首相となる。姓はビーアラインとも表記される[1][2]。首相就任までは憲法裁判所 (VfGHの長官を務めていた。

1949年、ウィーン生まれ[3]。当初は芸術家になることを志望していたが、母親の助言により法曹の道へ進むことになった[3]ウィーン大学法学部を1971年に卒業し27歳で検察官となった後、法務省刑事課などを経て2003年から2018年までの15年間、憲法裁判所副長官を務めた[3][4]。2017年末に憲法裁判所長官のゲアハルト・ホルツィンガー英語版が70歳で定年退職すると2018年元日より暫定長官となり[5]、同年2月23日に正式に長官に任命された[6]

2019年5月、シュトラッヘ副首相のスキャンダル(いわゆる「イビサ島事件英語版」)を発端とした内閣不信任決議によりセバスティアン・クルツ首相が辞任し、憲法裁判所長官のビアラインがアレクサンダー・ファン・デア・ベレン大統領より新首相に指名された[4]。6月3日に男女6名ずつの閣僚からなるビアライン内閣ドイツ語版英語版が発足した[4]。2020年1月7日にクルツが2期目の政権を発足させ、ビアラインは首相を退任した[7]

ブリギッテ・ビアラインは結婚しておらず、子もいないが、同じく裁判官だったエルネスト・マウラーとパートナー関係にある[8]

脚注[編集]

  1. ^ オーストリア情勢月報(2019年5月)、在オーストリア日本国大使館
  2. ^ 極右党「自由党」は立ち上がれるか”. アゴラ (2019年6月15日). 2019年8月13日閲覧。
  3. ^ a b c Austria gets first woman chancellor after video scandal” (英語). BBC (2019年5月30日). 2019年8月13日閲覧。
  4. ^ a b c オーストリア初の女性首相の内閣が発足”. JETRO (2019年6月4日). 2019年8月13日閲覧。
  5. ^ Vizepräsidentin Brigitte Bierlein übernimmt interimistisch Leitung des Verfassungsgerichtshofes” (ドイツ語). オーストリア憲法裁判所 (2018年1月1日). 2019年8月22日閲覧。
  6. ^ Neues VfGH-Präsidium von Van der Bellen angelobt” (ドイツ語). DiePresse.com (2018年2月23日). 2019年8月22日閲覧。
  7. ^ “オーストリア首相にクルツ氏再任 世界最年少の指導者に”. AFPBB News. フランス通信社. (2020年1月8日). https://www.afpbb.com/articles/-/3262501 2020年1月10日閲覧。 
  8. ^ Brigitte Bierlein – Österreichs „erste Frau“” (ドイツ語). society.at (2019年6月24日). 2019年8月13日閲覧。

公職
先代:
ハルトヴィヒ・ロゲル英語版
オーストリアの旗 オーストリア連邦首相
2019年 - 2020年
次代:
セバスティアン・クルツ
先代:
ゲアハルト・ホルツィンガー
オーストリアの旗 憲法裁判所長官
2018年 - 2019年
次代:
(空席)
先代:
カール・コリネク
オーストリアの旗 憲法裁判所副長官
2003年 - 2018年
次代:
クリストフ・グラベンヴァルター