ブランドン・ムロズ

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Pix.gif ブランドン・ムロズ
Brandon MROZ
Figure skating pictogram.svg
Brandon Mroz at the 2009 Skate America.jpg
2009年スケートアメリカにて
photo by David W. Carmichael
基本情報
代表国: アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日: (1990-12-22) 1990年12月22日(26歳)
出生地: ミズーリ州セントルイス
身長: 178 cm
コーチ: トム・ザカライセック
元コーチ: デビー・ドージェ・ハウ
ダグラス・リー
振付師: サンドラ・ベジック
トム・ディクソン
ジェフリー・バトル
ローリー・ニコル
元振付師: カタリナ・リンデン
カート・ブラウニング
所属クラブ: ブロードムーアSC
ISU パーソナルベストスコア
トータルスコア: 216.80 2010 GP中国杯
ショートプログラム: 76.10 2009 世界選手権
フリースケーティング: 146.96 2010 GP中国杯
 
獲得メダル
フィギュアスケート
ジュニアグランプリファイナル
2006 ソフィア 男子シングル
2007 グダニスク 男子シングル

ブランドン・ムロズ英語: Brandon Mroz, 1990年12月22日 - )は、アメリカ合衆国ミズーリ州セントルイス出身の男性フィギュアスケート選手(男子シングル)。2009年全米選手権2位。

2011年ISUグランプリシリーズNHK杯において、ISU公式戦で初めて4回転ルッツを成功させた選手である[1][2]

経歴[編集]

2005年からコロラドスプリングスを拠点とし、同地のシャイアンマウンテン高校に在籍している。母親はシンクロナイズドスケーティングの元選手。

ミズーリ州セントルイスに生まれ、3歳のころにスケートを始めた。2003-2004シーズンに全米選手権ノービスクラス初出場を果たすが、翌2004-2005年シーズンは地区予選を勝ち上がることができなかった。

2005-2006年シーズン、全米選手権ノービスクラスに2度目の出場を果たし2位となる。フリースケーティングでは3回転アクセルを除く5種類全ての3回転ジャンプに成功、3回転ルッツ-3回転トウループのコンビネーションジャンプも決めた。トリグラフトロフィーではジュニアクラスでの国際大会初優勝を果たす。

2006-2007年シーズンよりジュニアグランプリに参戦し、JGP台湾杯で初優勝。JGPファイナルでは2位となった。全米選手権ではジュニアクラスに昇級して2位となり、初出場の世界ジュニア選手権では4位。

2007-2008年シーズンのジュニアグランプリは1戦目のJGPウィーン杯、2戦目のJGPブラオエン・シュベルター杯ともに優勝。JGPファイナルでは再び2位となった。全米選手権ジュニアクラスでも2年連続の2位。

2008-2009年シーズンは全米選手権、国際大会ともにシニアクラスに移行。全米選手権では初出場で2位となり、四大陸選手権及び世界選手権の代表に選出され、世界選手権では9位となった。

2011-2012年シーズンは9月のコロラドスプリングス競技会で4回転ルッツを成功させ、ISUに史上初の4回転ルッツ成功者と認定された[2][3]。続くNHK杯でもISU公式戦として初めて4回転ルッツに成功したものの[2]、総合順位は9位と振るわなかった。

主な戦績[編集]

大会/年 2003-04 2005-06 2006-07 2007-08 2008-09 2009-10 2010-11 2011-12 2012-13 2013-14
世界選手権 9
四大陸選手権 8 4
全米選手権 7 N 2 N 2 J 2 J 2 6 7 14 9 9
GPNHK杯 9
GPロステレコム杯 7 9
GP中国杯 2
GPエリック杯 5 3
GPスケートアメリカ 8
GPスケートカナダ 7
ガルデナスプリング杯 4
世界Jr.選手権 4 4
JGPファイナル 2 2
JGP B.シュベルター杯 1
JGPウィーン杯 1
JGP台湾杯 1
JGPメキシコ杯 2
トリグラフ杯 1 J
  • N = ノービスクラス、J = ジュニアクラス

詳細[編集]

2013-2014 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2014年1月5日-12日 全米フィギュアスケート選手権ボストン 9
70.57
10
138.12
9
208.69


2012-2013 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2013年4月1日-3日 2013年ガルデナスプリング杯ガルデナ 2
68.84
5
121.42
4
190.26
2013年1月20日-27日 全米フィギュアスケート選手権オマハ 10
66.06
10
136.36
9
202.42


2011-2012 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2011年1月22日-29日 全米フィギュアスケート選手権サンノゼ 12
67.47
15
132.67
14
200.14
2011年11月25日-27日 ISUグランプリシリーズ ロステレコム杯モスクワ 6
69.35
9
116.14
9
185.49
2011年11月11日-13日 ISUグランプリシリーズ NHK杯札幌 3
74.83
9
110.00
9
184.83


2010-2011 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2011年1月23日-30日 全米フィギュアスケート選手権グリーンズボロ 3
71.61
9
141.88
7
213.49
2010年11月26日-28日 ISUグランプリシリーズ エリック・ボンパール杯パリ 3
72.46
3
141.85
3
214.31
2010年11月5日-7日 ISUグランプリシリーズ 中国杯北京 4
69.84
2
146.96
2
216.80


2009-2010 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2010年1月25日-31日 2010年四大陸フィギュアスケート選手権全州 3
70.88
5
141.80
4
212.68
2010年1月14日-24日 全米フィギュアスケート選手権スポケーン 10
64.45
6
136.82
6
201.27
2009年11月12日-15日 ISUグランプリシリーズ スケートアメリカレークプラシッド 3
71.40
11
102.60
8
174.00
2009年10月30日-11月2日 ISUグランプリシリーズ ロステレコム杯モスクワ 11
54.50
4
127.30
7
181.80


2008-2009 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2009年3月23日-29日 2009年世界フィギュアスケート選手権ロサンゼルス 8
76.10
13
131.09
9
207.19
2009年2月2日-8日 2009年四大陸フィギュアスケート選手権バンクーバー 5
75.05
9
121.73
8
196.78
2009年1月18日-25日 全米フィギュアスケート選手権クリーブランド 4
74.88
2
154.82
2
229.70
2008年11月13日-16日 ISUグランプリシリーズ エリック・ボンパール杯パリ 6
65.44
5
124.02
5
189.46
2008年10月31日-11月2日 ISUグランプリシリーズ スケートカナダオタワ 6
67.03
7
125.20
7
192.23


2007-2008 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2008年2月25日-3月2日 2008年世界ジュニアフィギュアスケート選手権ソフィア 3
63.36
5
122.84
4
186.20
2008年1月20日-27日 全米フィギュアスケート選手権 ジュニアクラス(セントポール 3
65.89
2
137.74
2
203.63
2007年12月6日-9日 2007/2008 ISUジュニアグランプリファイナルグダニスク 2
63.13
2
124.21
2
187.34
2007年10月310日-13日 ISUジュニアグランプリ ブラオエン・シュベルター杯ケムニッツ 4
56.89
1
122.84
1
179.73
2007年9月12日-15日 ISUジュニアグランプリ ウィーン杯ウィーン 4
54.69
1
130.64
1
185.33


2006-2007 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2007年2月26日-3月4日 2007年世界ジュニアフィギュアスケート選手権オーベルストドルフ 7
57.21
2
121.19
4
178.40
2007年1月21日-28日 全米フィギュアスケート選手権 ジュニアクラス(スポケーン 2
61.76
3
116.80
2
178.56
2006年12月7日-10日 2006/3007 ISUジュニアグランプリファイナルソフィア 5
55.62
2
112.44
2
168.06
2006年10月10日-14日 ISUジュニアグランプリ 台湾杯台北 1
60.77
2
116.39
1
177.16
2006年9月12日-17日 ISUジュニアグランプリ メキシコ杯メキシコシティ 11
38.29
1
110.37
2
148.66


2005-2006 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2005年4月12日-16日 2006年トリグラフトロフィー ジュニアクラス(イェセニツェ 1
52.48
1
111.54
1
164.02
2006年1月7日-15日 全米フィギュアスケート選手権 ノービスクラス(セントルイス 1
49.68
3
99.05
2
148.73


2003-2004 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2004年1月3日-11日 全米フィギュアスケート選手権 ノービスクラス(アトランタ 7 7 7


プログラム使用曲[編集]

シーズン SP FS EX
2013-2014 哀愁のヨーロッパ
ソウル・サクリファイス
曲:サンタナ
10番街の殺人
作曲:リチャード・ロジャースアール・ワイルド
2012-2013[4] マック・ザ・ナイフ
三文オペラより
作曲:クルト・ヴァイル
振付:ジェフリー・バトル
トッカータとフーガニ短調
作曲:ヨハン・ゼバスティアン・バッハ
振付:ローリー・ニコル
2011-2012 カルメン
作曲:ジョルジュ・ビゼー
編曲:レナード・バーンスタイン
振付:ジェフリー・バトル
2010-2011 セビリアの理髪師
作曲:ジョアキーノ・ロッシーニ
交響組曲『波止場
作曲:レナード・バーンスタイン
Greased Lightnin'
ボーカル:ジェフ・コナウェイ、ジョン・トラボルタ
2009-2010 Temptation
作曲:ティト・プエンテ
Cherry Pink and Apple Blossom White
作曲:ティト・プエンテ
Mambo Jambo
作曲:テリー・シュナイダー
交響曲第5番
作曲:ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
2008-2009[5] ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら
作曲:リヒャルト・シュトラウス
トッカータとフーガニ短調
作曲:ヨハン・ゼバスティアン・バッハ
振付:ローリー・ニコル
監獄ロック
作曲:エルヴィス・プレスリー
2007-2008 禿山の一夜
作曲:モデスト・ムソルグスキー
King of the Forest
作曲:エドウィン・マートン
2006-2007 即興詩 ニ短調
映画『愛のない愛人たち』より
作曲:ニーノ・ロータ
マラゲーニャ
演奏:エルネスト・レクオーナスタン・ケントン
監獄ロック
作曲:エルヴィス・プレスリー
2005-2006 Montoona Clipper
作曲:レス・ブラウン
映画『Mr.インクレディブル』より
作曲:マイケル・ジアッチーノ、ティム・シモネック

脚注[編集]

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  1. ^ 国際大会で初成功 ムロズが4回転ルッツ跳ぶ
  2. ^ a b c 国際スケート連盟によるブランドン・ムロズのバイオグラフィー (英語)
  3. ^ ISU homologates the first quadruple Lutz jump
  4. ^ Men rev up quads at Liberty Summer Competition
  5. ^ 「男子シングル」『フィギュアスケートDays vol.9』ダイエックス出版、2009年4月、pp.15-18[巻頭特集 2009世界選手権レポート]

参考文献[編集]